ヒムス県では、SANA(5月16日付)によると、県北部およびハマー県南部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が15日に完了したことを受け、反体制派の主要拠点だったガントゥー市、ダール・カビーラ村、ティールマアッラ村にシリア軍部隊が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚し、住民の歓迎を受けた。
一方、シリア人権監視団は、サムアリール村の通行所に、イドリブ県への退去を望む障害者数百人が取り残されていると発表した。
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ハマー県では、SANA(5月17日付)によると、県南部およびヒムス県北部で活動を続けていた反体制武装集団戦闘員とその家族の退去が15日に完了したことを受け、ヒルブナフサ村にシリア軍部隊が展開し、政府関連施設にシリア国旗を掲揚し、住民の歓迎を受けた。
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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのユリ・エフトシェンコ代表は声明を出し、ロシア仲介によるシリア政府と、ヒムス県北部・ハマー県南部の反体制武装集団の停戦合意(1日)に従い続けられていた武装集団による重火器、中火器の引き渡しと、戦闘員とその家族のアレッポ県、イドリブ県への退去が完了したとしたうえで、退去した反体制武装集団戦闘員とその家族の数が3万5,270人に達したと発表した。
また、各地での戦闘終息を受けて、避難民791人が帰宅したと発表した。
うち202人はヒムス県、131人はダマスカス郊外県東グータ地方、458人はマンビジュ市一帯の住民だという。
AFP, May 17, 2018、ANHA, May 17, 2018、AP, May 17, 2018、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2018、al-Hayat, May 18, 2018、Reuters, May 17, 2018、SANA, May 17, 2018、UPI, May 17, 2018などをもとに作成。
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