トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、ユーフラテス川以東地域でのPKK(クルディスタン労働者党)/YPG(人民防衛隊)に対する我々の軍事作戦は米軍撤退とは関係ない」と述べた。
また「米国の治安当局は、シリアからの撤退を阻止しようとして口実を作り出そうとしている…。ドナルド・トランプ大統領に撤退決定を撤回させようとしている」と批判した。
チャヴシュオール外務大臣は一方、イドリブ県および同県一帯の反体制派支配地域(緊張緩和地帯第1ゾーン)で、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がトルコの庇護を受ける国民解放戦線との戦闘の末、同地での支配を拡大していることに関して、「過激派集団がシリアの反体制派を攻撃している。我々はこの攻撃を止めるため適切な措置を講じる」と述べた。
TRT(1月10日付)が伝えた。
AFP, January 10, 2019、ANHA, January 10, 2019、AP, January 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2019、al-Hayat, January 11, 2019、Reuters, January 10, 2019、SANA, January 10, 2019、TRT, January 10, 2019、UPI, January 10, 2019などをもとに作成。
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