トルコ軍部隊が非武装地帯での監視のためにシリア領内に入るなか、シリア軍はハマー県北部のシャーム解放機構拠点を砲撃(2019年3月17日)

ハマー県では、SANA(3月17日付)によるとシリア軍がカルアト・マディーク町一帯でシャーム解放機構などの反体制武装集団の拠点を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はムーリク市を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)によると、トルコ軍部隊がヒルバト・ジャウズ村に設置された通行所を通じて、シリア領内に入り、イシュタブリク村を経由してハマー県ガーブ平原方面に向かった。

同部隊は、非武装地帯でのパトロールを行うために派遣されたものと思われる。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を12件(アレッポ県3件、イドリブ県4件、ラタキア県2件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を18件(アレッポ県3件、イドリブ県4件、ラタキア県1件、ハマー県10件)確認した。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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