ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(4月6日付)を公開し、4月5日に難民1,604人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは342人(うち女性103人、子供175人)、ヨルダンから帰国したのは1,262人(うち女性379人、子供644人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は179,459人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者64,072人(うち女性19,365人、子ども32,597人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者115,387人(うち女性34,643人、子ども58,835人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 408,739人(うち女性122,666人、子供208,354人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,696,131人(うち女性2,000,839人、子供3,415,027人)。
一方、国内避難民60人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは26人(うち女性11人、子供7人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは21人(うち女性10人、子供6人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは13人(うち女性2人、子供5人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は16,440人(うち女性5,498人、子供7,027人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,285,036人(うち女性388,057人、子供650,793人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, April 6, 2019をもとに作成。
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