新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で63人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で14人(2020年9月5日)

保健省は政府支配地域で新たに63人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者17人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、9月5日現在の同地での感染者数は計3,104人、うち死亡したのは130人、回復したのは715人となった。

SANA(9月5日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で9月5日に新たに14人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、4人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計112人、うち回復したのは70人となった。

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一方、シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新型コロナウイルス感染者14人が確認されたと発表した。

新規感染者が確認されたのは、アレッポ県バーブ市8人、イドリブ県6人(イドリブ市4人、サルマダー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ1人、バービーン村1人)。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計112人(うち48人は「解放区」、57人はトルコ占領地)、うち死亡したのは1人、回復したのは70人となった。

AFP, September 5, 2020、ACU, September 5, 2020、ANHA, September 5, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 5, 2020、Reuters, September 5, 2020、SANA, September 5, 2020、SOHR, September 5, 2020などをもとに作成。

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