UAEはシリア政府支配地域に、WHOはアル=カーイダ支配地に新型コロナウイルス感染症ワクチンを輸送(2021年4月21日)

エミレーツ通信社(WAM、4月21日付)は、新型コロナウイルス感染症ワクチンを積んだUAE赤新月社のチャーター機が4月20日夜にダマスカス国際空港に到着したと伝えた。

シリアへのワクチンの輸送は、4月8日に続いて今回が2回目で、シリア赤新月社との連携のもとに行われているという。

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世界保健機関(WHO)のトルコ・ガジアンテップ事務所のマフムード・ダーヒル氏はAFP(4月21日付)の取材に対して、アストラゼネカ社の新型コロナウイルス感染症ワクチン約53,800回分を、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県に輸送したことを明らかにした。

AFP, April 21, 2021、ANHA, April 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2021、Reuters, April 21, 2021、SANA, April 21, 2021、SOHR, April 21, 2021、WAM, April 21, 2021などをもとに作成。

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