パレスチナのガザ地区のジャバーリヤーとラファフに対して8月5日に開始したイスラエル軍の爆撃は8月7日も続き、3日間で子供6人を含む31人が死亡、260人以上が負傷した。
これに対して、イスラーム聖戦機構の軍事部門であるクドス連隊やパレスチナ人民解放戦線(PFLP)の軍事部門であるアブー・アリー・ムスタファー大隊がガザ地区に隣接する入植地、アシュケロ、占領下のエルサレム、スデロット、テルアビブ、ベエルシェバなどに対してロケット弾で報復攻撃を行った。
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こうした事態を受けて、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と電話会談を行い、ガザ地区に対するイスラエル軍の侵略を阻止し、シリアに対して繰り返されるイスラエルの攻撃を非難し、占領下のゴラン高原の状況に必要な関心を払うことで、国連の諸決議に沿った対応をとるよう強調した。
ミクダード外務在外居住者大臣はまた、シリア北東部に対する米軍の占領、ヒムス県タンフ国境地帯一帯地域(55キロ地帯)でのテロ組織の支援にも言及するとともに、電力部門などでの早期復旧プロジェクトの完全実施の重要性を力説、国連が欧米諸国によるシリア国民への違法な一方的制裁の解除に向けて声をあげるべきだと述べた。
これに対して、グテーレス事務総長は、シリアの主権、独立、領土の一体性を尊重し、国連憲章の諸目的を遵守する必要を確認、ガザ地区での自体悪化を回避するため関係当事者とともに取り組むとともに、シリアをめぐっては早期復旧プロジェクト実施に向けた努力を惜しまないとの意思を示した。
SANA(8月7日付)が伝えた。
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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、シオニズムの侵略に対するパレスチナ人民の不屈の精神を支持し、パレスチナ人が正当な権利を回復することを支えることを確認、国際社会に対してパレスチナ人民に対する抑圧を解消し、シオニストによる破壊から彼らを保護するために真の役割を果たすよう求めた。
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ミクダード外務在外居住者大臣はさらに、パレスチナのイスラーム・ジハード運動のズィヤード・ナッハーラ、書記長と電話会談を行い、イスラエル占領軍の犯罪に対して英雄的な抵抗と報復を行うパレスチナ人民およびパレスチナ諸派への全面支援を表明した。
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SANA(8月7日付)が伝えた。
AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。
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