シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県などを砲撃し、女性1人を含む住民多数が負傷(2022年9月6日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ地方のシャンナーン村、バーラ村、カンスフラ村、スフーフン村、ファッティーラ村、マアーッラト・ウルヤー村一帯を砲撃し、シャンナーン村で女性1人を含む住民多数が負傷した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフル・アンマ村などを砲撃した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町とアシュアリー丘を結ぶ街道沿線で、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだとの容疑をかけられていたタッル・シハーブ町出身の若い男性が遺体で発見された。

AFP, September 6, 2022、ANHA, September 6, 2022、al-Durar al-Shamiya, September 6, 2022、Reuters, September 6, 2022、SANA, September 6, 2022、SOHR, September 6, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.