ロシア当事者和解調整センター:米国が占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)地帯でテロリストが活動を活発化(2022年10月5日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、米国と連携するシリアの反体制武装集団が活動を活発化させている、と発表した。

エゴロフ副センター長によると、反体制武装集団は8月1日以降、シリア軍の拠点に対して8回の攻撃を行っているとしたうえで、米軍が違法に占領を続けるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)において、彼らの動きを制御できていないとの見方を示した。

また、10月4日のモスクワ時間(シリア時間)の6時30分、ピックアップ・トラックに乗ったテロリストのグループが55キロ地帯からシリア政府の支配地域に侵入を試み、シリア軍拠点に対して重機関銃で攻撃を行い、シリア軍兵士1人を負傷させたが、シリア軍の反撃によりテロリストのグループを撃退したと明らかにした。

RIAノーヴォスチ通信(10月5日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 5, 2022をもとに作成。

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