ヌスラ戦線はイドリブ市でキリスト教徒を「兄弟」と呼んだ幹部2人をシャリーア法廷に起訴(2015年4月5日)

シャームの民のヌスラ戦線は、ファトフ軍によって制圧されたイドリブ市内のキリスト教地区を視察した幹部2人が、キリスト教徒を「兄弟」と呼び、一部のメンバーの行き過ぎた行動を謝罪したことに関して、組織の規則に反するとしてシャリーア法廷に起訴した。

クッルナー・シュラカー(4月5日付)が伝えた。

起訴されたのは、イドリブ地区司令官(アミール)のアブー・サアド・スーリー氏(アブー・カッドゥール)と幹部のアブー・ワヒード・シャイフ氏の2人。

2人の視察の様子は、ヌスラ戦線が運営するアルワーン・ラジオを通じてサラーキブ市内で放送されたが、ヌスラ戦線メンバーらがラジオ局を訪れ抗議し、放送中止を迫った。

これを受け、アルワーン・ラジオは、この「不祥事」への責任をとるかたちでサラーキブ市内での放送を中止すると発表した。

サラーキブ市以外の地域での放送およびインターネット放送は継続するという。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ県でキリスト教会を破壊(2015年4月5日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がナスリー村(タッル・タムル町郊外)にある聖マリア教会を破壊した。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

 

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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(4月5日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市のハミーディーヤ地区などで、軍事キャンプでの教練を拒否した児童20人を逮捕した。

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ヒムス県では、SANA(4月5日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線がナスィーブ国境通行所を「ハウラーン法務局」に移管し、撤退(2015年4月5日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線が他のジハード主義武装集団とともにナスィーブ国境通行所から撤退、また「ハウラーン法務局」が声明を出し、ヤルムーク軍前線司令官のイマード・アブー・ズライク氏が同国境通行所の管理の任にあたると発表した。

またハウラーン法務局は、国境通行所で略奪を行った者たちに対して、48時間以内に盗品を返還するよう呼びかけた。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

これに対して、シリア軍はカフル・ナースィジュ村などを砲撃する一方、インヒル市などで、国防隊、ヒズブッラー戦闘員などとともにヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦したという。

一方、SANA(4月5日付)によると、スマード村、バアヤート村、アトマーン村一帯、ダルアー市内各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が、ティシュリーン発電所、ナースィリーヤ発電所へのガス供給パイプラインを破壊し、ダマスカス県などへの送電が中断した。

また、ARA News(4月5日付)などによると、シリア軍がキスワ市を戦車で砲撃し、住民数十人が死傷した。

一方、SANA(4月5日付)によると、ダイルハビーヤ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月5日付)によると、マスハラ村、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月5日付)によると、ウンク・ハワー村、ラジャム・カスル村、サーリヒーヤ村、ヒブラ村、ウンム・サフリージュ村、アブー・ハワーディート村、アルシューナ村、マスアダ村、西サラーム村、ムシャイリファ村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月5日付)によると、アイドゥーン村、ラターミナ町、スカイク村、カフルズィーター市、ハマーミーヤート村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線は、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでの中立を宣言する一方、ダーイシュ(イスラーム国)を支援したのは、反体制武装集団とシリア政府が和解したためと自己弁護(2015年4月5日)

シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)およびヌスラ戦線によるダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)への侵入、占拠に関して、「中立」の立場をとっていると主張した。

ヌスラ戦線は声明で、「我々はみなに明らかにしたい。ダマスカス南部の我々ヌスラ戦線は、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでのアクナーフ・バイト・マクディス大隊とダーイシュの戦闘において中立の立場にある。我々だけでなく、シャーム自由人イスラーム運動などの組織も同じ立場である。中立の立場をとることは、自らの責任を回避することではない。我々を追究しようとする者たちは、我々はこの地域で新たな負担に耐えていることを忘れている。この負担は、ヌサイリー体制軍(シリア政府)、アフマド・ジブリールのシャッビーハ(PLFL-GC)、ファタハ・インティファーダに…加えて、ヤルダー、バッビーラー、バイト・サフムといった地域で(シリア政府と)和解したグループと対決しなければならないという負担だ」と主張した。

そのうえで、ザフラーン・アッルーシュ司令官率いるイスラーム軍がダーイシュと戦うためにヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに突入する意思を示していることに関して、ヌスラ戦線制圧地域の通過を許可するとしつつも、「イスラーム軍は誰と突入しようとしているのか? 犯罪者政権との和解に関与した使徒シャーム旅団とか? この旅団はバイト・サフムで我々を裏切った…。我々ヌスラ戦線は要請を拒否せざるを得なかった。どうして我々が、バイト・サフムで戦った者たちのために、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに突入しようか?」と述べ、シリア政府と反体制勢力の和解ゆえにダーイシュ寄りの姿勢をとったことを認めた。

Kull-na Shuraka', April 5, 2015
Kull-na Shuraka’, April 5, 2015

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イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官はダマスカス郊外県東グータ地方で記者会見を行い、「もし彼ら(有志連合)が我々に1,000億ドルをくれたら、ダーイシュ(イスラーム国)、シリア政府、シーア派のヒズブッラー民兵を殲滅し、イランや中国にまで到達していたことだろう」と豪語、ダーイシュ掃討の意思を明らかにした。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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シリア政府、支援機関の協力により、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ住民約2,000人が避難に成功(2015年4月5日)

PLO(パレスチナ解放機構)のアンワル・アブドゥルハーディー政治局長は、シリア政府の支援を受けて、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)から住民の避難を行ったことを明らかにした。

アブドゥルハーディー政治局長は「我々は(ダマスカス郊外県)バイト・サフム市(南東部)など…の安全な通行所を経由して、金曜日と土曜日(3、4日)にシリア政府や支援組織の支援のもと、400世帯、約2,000人をザフラー地区に避難させた」と述べた。

なおアブドゥルハーディー政治局長によると、ダーイシュ、ヌスラ戦線はキャンプ中心部および南西部一帯を占拠しているのに対して、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側がキャンプ北東部を維持しているという。

『ハヤート』(4月6日付)が伝えた。

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シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠するダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)に対して、シリア軍が「樽爆弾」13発を投下、また同地ではハマースに近いパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」などジハード主義武装集団がダーイシュ、ヌスラ戦線と交戦した。

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PLO(パレスチナ解放機構)執行委員会メンバーでダマスカス在住のアフマド・マジュダラーニー氏は、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の侵攻・占拠に関して、「キャンプ住民はきわめて複雑で困難な状況下で暮らしており、ダーイシュがキャンプの広範囲を制圧したことを受け、深刻な人道的悲劇を…もたらしかねない状況に彼らは置かれている」と警鐘を鳴らした。

そのうえで「シリア政府や一部の当事者と集中的に連絡をとり、ヤルムーク・キャンプの住民に悪影響が及ばないようにしている」と強調した。

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ハマースは、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の侵攻・占拠に関して声明を出し、「パレスチナ人の流血をもたらし、彼らをさらなる人道的悲劇に追いやるような…戦闘の即時停止」を呼びかけた。

ハマースによると、ハーリド・ミシュアル政治局長も事態の推移を注視し、「さまざまな連絡を介して、キャンプ内での流血停止のために何が必要かを追求」するとともに、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを含むすべてのパレスチナ難民キャンプの「中立化」、シリア危機からの拝披が必要だと確認したという。

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PFLPは、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線の侵攻・占拠に関して声明を出し、「国際社会、アラブ世界でキャンプ救済と同地からの武装集団退去のための政治的行動計画を準備」するよう呼びかけた。

AFP, April 5, 2015、AP, April 5, 2015、ARA News, April 5, 2015、Champress, April 5, 2015、al-Hayat, April 6, 2015、Iraqi News, April 5, 2015、Kull-na Shuraka’, April 5, 2015、al-Mada Press, April 5, 2015、Naharnet, April 5, 2015、NNA, April 5, 2015、Reuters, April 5, 2015、SANA, April 5, 2015、UPI, April 5, 2015などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ハマー県などでシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘続く:ヒムス県ではラフマーン軍団がダーイシュを襲撃(2015年4月4日)

ダイル・ザウル県では、SANA(4月4日付)によると、ダイル・ザウル市サーリヒーヤ地区で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、ラフマーン軍団など反体制武装集団が県東部アルヤーニーヤ村、ハブラ村一帯(およびダマスカス郊外県カラムーン地方)のダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所を攻撃し、ダーイシュ・メンバー24人を殺害した。

一方、SANA(4月4日付)によると、ラッフーム村一帯、グナイマート村、ジュッブ・ヒブル村、シャーイル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月4日付)によると、ジャニー・アルバーウィー村、ウカイリバート町、ラハーヤー村、カフルズィーター市、北カスタル村、サルハト・カバリーヤ村、ラスム・アドゥール村、ティバーラト・ディーバ村、ハマーディー・ウマル村、ラスム・カトシーヤ村、ラスム・ファーヤー村などで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(4月6日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マンビジュ市のすべての商店、野菜・果物行商人に対して1,000シリア・ポンドの税を課すことを決定した。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、April 5, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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「自由シリア軍」を名乗る2つの武装集団がアイン・アラブ市からトルコ領内に撤退(2015年4月4日)

ARA News(4月4日付)は、アレッポ県アイン・アラブ市の住民の話として、アブドゥルジャッバール・アカイディー大佐率いる武装集団と「自由シリア軍」を名乗る別の武装集団の車輌からなる車列が、ミュルシトプナル国境通行所を経由してトルコ領内に移動した、と伝えた。

これに関して、ユーフラテスの火山合同作戦司令室の匿名筋は、アカイディー大佐はすでにアイン・アラブ市にはいない、ことを明らかにした。

アカイディー大佐が率いる武装集団は、トルコからアイン・アラブ市に入り、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とともにダーイシュ(イスラーム国)と戦い、勝利していた。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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ヨルダン内相「事態が収拾するまでジャービル国境通行所閉鎖を続ける」:レバノンの貨物トラック30台以上がナスィーブ国境通行所で反体制武装集団に拘束(2015年4月4日)

ヨルダンのフサイン・マジャーリー内務大臣は、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団によるシリアのダルアー県ナスィーブ国境通行所制圧を受けて、一時閉鎖していたヨルダン側のジャービル国境通行所に関して「事態が収束するまで閉鎖を続ける」と発表した。

また、同地に取り残されていた貨物車輌の運転手らの安否に関して、シリア人運転手1人が負傷し、ヨルダン側の病院に搬送された以外、全員無事だと付言した。

一方、ディーナー・カアワール国連ヨルダン代表大使は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、ヨルダンとトルコが教練を受けたテロリスト数千人をシリア領に潜入させているとするシリア政府の書簡を「事実無根」と否定するつとともに、「シリア政府による人権、国際人権法…といった諸原則の体系的違反によって…民間人が被害を受けていることの責任はシリア政府にある」と批判した。

ペトラ通信(4月4日付)、『ハヤート』(4月5日付)が伝えた。

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レバノン冷凍車輌組合は、ナスィーブ国境通行所一帯での戦闘を受け、レバノンの冷凍貨物車30台以上とその運転手がシリア側で足止めを食っていると発表した。

ナハールネット(4月4日付)などが伝えた。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Petra, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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シリア国家建設潮流のフサイン代表が「モスクワ2」への参加を断念(2015年4月4日)

シリア国家建設潮流のルワイフ・フサイン代表はAFP(4月4日付)に、6日から開催予定のシリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ2」への参加を見合わせると発表した。

フサイン代表は、シリア当局が自身(起訴中)の国外への渡航を許可しなかったことが、不参加の理由だと述べる一方、シリア政府が「第1回会合ほどに第2回会合(モスクワ2)に関心を持っていない」と非難した。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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イドリブ市一帯でシリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年4月4日)

イドリブ県では、『ハヤート』(4月5日付)などによると、ファトフ軍を構成するジハード主義武装集団がマストゥーマ村一帯でシリア軍との交戦を続けた。

一方、SANA(4月4日付)によると、イドリブ市内のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運度、ジュンド・アクサー機構などの拠点をシリア軍が「正確且つ集中的」に空爆した。

またサルミーン市、ジュダール・ブカフルーン村、マクバラ村、ナリラヤー村、クマイナース村、アブー・ズフール町一帯、タッル・サラムー村、ハミーディーヤ村、バーラ村、カフルラーター村、アービディーン村、マアッラトミスリーン市、トゥータ村、アイン・バーリダ村、タフタナーズ市、フワイズ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯、アイン・タルマー村、ザバダーニー市一帯を空爆・砲撃、フライタ村郊外無人地帯でシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月4日付)によると、シリア軍がタファス市、ジャースィム市、シャイフ・マスキーン町西方、東ガーリヤ村など各所を「樽爆弾」など空爆した。

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ヒムス県では、SANA(4月4日付)によると、ラスタン市、ワアラ村、ウンム・シャルシューフ村、ラジャム・カスル村、ラジャム・アーリー村、アブー・ハワーディート村、ムシャイリファ村、ウンム・サフリージュ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール大隊、ハマー・アキーダ旅団、イスラームの獅子旅団、イーマーン・ビッラー旅団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(4月4日付)によると、ワディーヒー村、アルド・マッラーフ地区、ナイラブ村、ハンダラート・キャンプ一帯、アブティーン村、アターリブ市、アレッポ市ライラムーン地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月4日付)によると、ラターミナ町、サラミーヤ市東部郊外の砂漠地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(4月4日付)によると、ヌアイマ村、フラーク市・ムライハ村街道、ナスィーブ村近郊免税市場一帯、アクラバー村、ハーッラ市、ダルアー市各所などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月4日付)によると、ハミーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)とヌスラ戦線がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの90%を制圧、シリア軍が同地を激しく爆撃(2015年4月4日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯)に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)とハマース寄りのパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」をはじめとするジハード主義武装集団が交戦するなか、シリア軍が同地一帯に空爆を行った。

シリア軍、国防隊はまた、ヤルムーク区に隣接するタダームン区でもジハード主義武装集団と交戦した。

『ハヤート』(4月5日付)によると、ダーイシュのキャンプ侵攻を支援したシャームの民のヌスラ戦線も、ダーイシュとともにキャンプ内での戦闘に参加し、「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」らと交戦したという。

シリア人権監視団によると、ダーイシュとシャームの民のヌスラ戦線の戦闘員の攻勢を受け、アクナーフ・バイト・マクディス大隊はヤルムーク・パレスチナ難民キャンプの北東部へと追いやられ、ダーイシュらはキャンプの約90%を掌握しているという。

これに対し、アクナーフ・バイト・マクディス大隊は早朝、サラーフッディーン・モスクのミナレットの拡声器などを通じて、「ヤルムーク奪還作戦」の開始を発表し、キャンプ内の武装集団・戦闘員に対して、ダーイシュへの徹底抗戦を呼びかけているという。

ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015
ARA News, April 4, 2015

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シリア人権監視団によると、ダーイシュ侵入から4日目となる4日も、キャンプ一帯では砲撃、銃撃戦が行われ、民間人6人、アクナーフ・バイト・マクディス大隊側の戦闘員12人、ダーイシュ側戦闘員複数、シリア軍・国防隊兵士5人が死亡したという。

死亡したアクナーフ・バイト・マクディス大隊戦闘員のうちの2人はダーイシュによって斬首されたという。

また「シリアのパレスチナ人のための行動グループ」によると、ダーイシュとの戦闘で、ファタハ・インティファーダのアブドゥッラー・ハサン・アブドゥッラー氏や住民(難民)1人が死亡する一方、シリア軍の空爆でも住民(難民)1人が死亡した。

一方、パレスチナ解放戦線のタイスィール・アブー・バクル氏(ダマスカス在住)によると、ダーイシュは3日以降、キャンプ内で、民間人を含む21人を殺害、74人を拘束しているという。

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なお『ハヤート』(4月5日付)によると、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプには、2011年の紛争前には16万人のパレスチナ人が暮らしていたが、現在の人口は推計で約1万8,000人にまで落ち込んでいる。

一方、シリアのパレスチナ人のための行動グループによると、シリア政府に敵対的な勢力が支配するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプに対するシリア軍の包囲は636日に及び、電気は716日、水道は206日にわたって不通、包囲による犠牲者数は173人に達しているという。

またシリア軍によるパレスチナ難民キャンプ包囲は、ダマスカス郊外県の、フサイニーヤ・キャンプ、スバイナ・キャンプに対しても500日以上(フサイニーヤは537日、スバイナは507日)続けられ、ハーン・シャイフ・キャンプに至る幹線道路も閉鎖されている一方、ダルアー県のキャンプは3分の2が破壊され、353日にわたって電気が復旧していないという。

さらにアレッポ県のハンダラート・キャンプのパレスチナ人は、同地がヌスラ戦線などによって制圧された709日前に、全員が避難した。

これに対して、ダマスカス郊外県のジャルマーナー市、サイイダ・ザイナブ町、ラタキア県ラタキア市ラムル・キャンプ、ヒムス県アーイディーン・キャンプは比較的平穏だという。

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パレスチナのハマース指導部のイスマーイール・ラドワーン氏はクドス・プレス(4月4日付)に「シリアのヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを救済するための緊急介入の必要がある」と述べた。

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シリア革命反体制勢力国民連立のハーリド・ハウジャ代表は声明を出し、「バッシャール・アサドの「樽爆弾」とダーイシュ(イスラーム国)のナイフからヤルムーク・パレスチナ難民キャンプを救出するための緊急行動」を国連および有志連合に対して呼びかけた。

AFP, April 4, 2015、AP, April 4, 2015、ARA News, April 4, 2015、Champress, April 4, 2015、al-Hayat, April 5, 2015、Iraqi News, April 4, 2015、Kull-na Shuraka’, April 4, 2015、al-Mada Press, April 4, 2015、Naharnet, April 4, 2015、NNA, April 4, 2015、Quds Press, April 4, 2015、Reuters, April 4, 2015、SANA, April 4, 2015、UPI, April 4, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省高官はイランの核開発に関する枠組み合意に歓迎の意を表明(2015年4月3日)

SANA(4月3日付)は、シリア外務在外居住者省高官筋の話として、イランが国連安保理常任理事国およびドイツと結んだ核開発に関する枠組み合意に関して、シリア政府が歓迎の意を表明するとともに、「欧米諸国がイラン国民に対して課している不正な経済制裁を解除するという約束を履行する」ことが重要だとの見解を示した、と伝えた。


AFP, April 3, 2015、AP, April 3, 2015、ARA News, April 3, 2015、Champress, April 3, 2015、al-Hayat, April 4, 2015、Iraqi News, April 3, 2015、Kull-na Shuraka’, April 3, 2015、al-Mada Press, April 3, 2015、Naharnet, April 3, 2015、NNA, April 3, 2015、Reuters, April 3, 2015、SANA, April 3, 2015、UPI, April 3, 2015などをもとに作成。

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ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプでダーイシュ(イスラーム国)とハマース系武装組織の戦闘続く:ダマスカス郊外県でダーイシュのキャンプ侵入を批判するデモ発生(2015年4月3日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)一帯で、ハマースに近いパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」などからなる武装集団とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続いた。

『ハヤート』(4月4日付)によると、ダーイシュによるヤルムーク区のバースィル病院、ハイファー通り、ルービーヤ通り一帯の占拠に伴う戦闘激化を受け、同地区の住民数十世帯が、ダマスカス郊外県のヤルダー市、バービッラー市への避難を余儀なくされているという。

またシリア現地消息筋は、AFP(4月3日付)に対して、シリア軍がヤルムーク区周辺での厳戒態勢を強化している…。こうした措置はダーイシュ戦闘員がキャンプの外へと拡大し、シリア軍の保護下にある安全な地域に向かうことを阻止することが目的だ」と述べた。

同消息筋によると、ダーイシュが首都ダマスカスにこれほどまでに接近したのはこれが初めてだが、「首都ダマスカスに至るキャンプのメイン・ゲートは安全だ」と述べ、シリア軍とPFLP-GCなどシリア政府寄りのパレスチナ人民兵が防衛にあたっていることを強調した。

ダマスカス郊外県で活動するイスラーム軍は声明を出し、ダマスカス県ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュの潜入を支援しているシャームの民のヌスラ戦線に対して、「革命家部隊の側につき、ダーイシュと戦い、彼らとダーイシュの(戦闘の)妨げになるべきでない」と批判した。

また「我々の原則に反するかたちで戦闘を行うヌスラ戦線に対して、ダーイシュとの戦いにおいて周知の権利に従うよう呼びかける。ヌスラ戦線の司令官(アミール)たちはダーイシュと戦うよう命じている」と警鐘を鳴らした。

一方、ARA News(4月3日付)は、ジャーナリストのワリード・アーガー氏の話として、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦するハマース寄りのパレスチナ人武装集団「アクナーフ・バイト・マクディス」に対して、関係当局に投降するよう求めている、と伝えた。

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SANA(4月3日付)は、ダマスカス郊外県のバイト・サフム市、バービッラー市の住民数百人が、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプへのダーイシュ(イスラーム国)の侵入・占拠と、シャームの民のヌスラ戦線によるダーイシュ侵入の支援を非難したと報じ、その写真を公開した。

SANA, April 3, 2015
SANA, April 3, 2015

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ヒムス県では、SANA(4月3日付)によると、ラッフーム村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(4月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州がビデオ声明を出し、シリア軍検問所で逮捕後に殺害されたヒムス市出身のサーミル・ムハンマド・アフマド氏の妻が、復讐としてシリア軍兵士1人を銃殺した、と発表した。

また、ARA News(4月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシャッダーディー市で、「シリア政府に内通している」と自供した男性複数を処刑、その映像を公開した。

一方、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・タムル町への突入を試み、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

AFP, April 3, 2015、AP, April 3, 2015、ARA News, April 3, 2015、April 4, 2015、Champress, April 3, 2015、al-Hayat, April 4, 2015、Iraqi News, April 3, 2015、Kull-na Shuraka’, April 3, 2015、April 4, 2015、al-Mada Press, April 3, 2015、Naharnet, April 3, 2015、NNA, April 3, 2015、Reuters, April 3, 2015、SANA, April 3, 2015、UPI, April 3, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系武装集団がイドリブ市郊外のシリア軍基地一帯でシリア軍と交戦、ハマー県北部での攻勢に向け準備(2015年4月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マストゥーマ軍事基地一帯で深夜から未明にかけて、シリア軍、国防隊がシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団と激しく交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、シリア軍戦闘機がイドリブ市中心部の時計広場、シャイフ・ブルグル・モスク一帯を空爆し、住民数十人が死亡した。

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ハマー県では、『ハヤート』(4月4日付)によると、同県北部で活動するシャームの自由人イスラーム運動、シャーム軍団、ガーブの鷹、イッザ連合、第13師団、シャーム・ムジャーヒディーン旅団などのジハード主義武装集団が2日、「復位」の名で合同作戦司令室を設置したと報じた。

シャーム軍団広報局によると、「復位」合同作戦司令部は、カフルズィーター市西方のタッル・ハマーミーヤート検問所などを迫撃砲などで攻撃、これに対してシリア軍はラターミナ町、カフルズィータ市一帯を空爆・砲撃したという。

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ダルアー県では、SANA(4月3日付)によると、ウンム・マヤーズィン・サイダー街道、クーム・ワーワーヤート、シャイフ・マスキーン、アトマーン村、インヒルで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(4月3日付)によると、ザバダーニー市一帯をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、反体制武装集団と交戦する一方、フライタ村郊外無人地帯のシリア軍拠点を反体制武装集団が砲撃、交戦した。

一方、SANA(4月3日付)によると、ザバダーニー市西部、ハッザ、アルバイン市、ドゥーマー市郊外で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(4月3日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(4月3日付)によると、ラジャム・カスル村、ラジャム・アーリー村、ムシャイリファ村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ヒムス軍団、ハーリド・ブン・ワリード旅団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 3, 2015、AP, April 3, 2015、ARA News, April 3, 2015、Champress, April 3, 2015、al-Durar al-Shamiya, April 3, 2015、al-Hayat, April 4, 2015、Iraqi News, April 3, 2015、Kull-na Shuraka’, April 3, 2015、April 4, 2015、al-Mada Press, April 3, 2015、Naharnet, April 3, 2015、NNA, April 3, 2015、Reuters, April 3, 2015、SANA, April 3, 2015、UPI, April 3, 2015などをもとに作成。

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ナスィーブ国境通行所喪失後のシリアの国境通行所の管理・支配状況:シリア政府はスワイダー県のヨルダン国境に新たな通行所設置を検討(2015年4月3日)

AKI(4月3日付)は、シリア政府筋の話として、シャームの民のヌスラ戦線と「自由シリア軍」(南部戦線)がヨルダンとを結ぶダルアー県のナスィーブ国境通行所を制圧したことを受け、スワイダー県に新たな国境通行所を設置する可能性を検討していると報じた。

同消息筋によると、シリア政府は2014年に、ナスィーブ国境通行所の税関局の施設をスワイダー県ルワイシダ村に移転していたという。

この移転作業は、ナスィーブ国境通行所の喪失を想定し、国境通行所の施設を、シリア政府の支配が強固なスワイダー県に移転したいとしていた軍事情報局をはじめとする治安機関のもとで進められていたという。

しかし、同消息筋は、スワイダー県の国境通行所が、ナスィーブ国境通行所にとって代わることはなく、またその規模や設備もそれには及ばず、ヨルダン側も新たな国境通行所の設置には同意していないと付言している。

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シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線や自由シリア軍南部戦線などによって制圧されたダルアー県のナスィーブ国境通行所のメイン・ゲード一帯をヌスラ戦線が掌握、また税関関連施設一帯にヌスラ戦線、ヤルムーク旅団、スンナの獅子旅団、タウヒード旅団、ファッルージャト・ハウラーン旅団の戦闘員が展開した。

同監視団によると、ナスィーブ国境通行所の往来、物資の搬出・搬入を希望する者は、メイン・ゲートを掌握したヌスラ戦線の軍事司令官(アミール)の許可が求められているという。

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なお、アナトリア通信(4月3日付)など、シリアと周辺諸国を結ぶ国境通行所の管理・支配状況は以下の通り:

Anadolu Ajansı, April 3, 2015
Anadolu Ajansı, April 3, 2015

1. 対ヨルダン国境

ナスィーブ・ジャービル国境通行所(ダルアー県):ヌスラ戦線、「自由シリア軍」南部戦線などが2015年4月に制圧。

ダルアー(旧税関局)・ラムサー国境通行所(ダルアー県):ジハード主義武装集団が2013年11月に制圧。

2. 対イラク国境

ヤアルビーヤ・ラビーア国境通行所(ハサカ県):2012年7月に「自由シリア軍」が制圧、その後シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が争奪戦を繰り広げ、2014年10月以降は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガが管理。

ブーカマール・カーイム国境通行所(ハサカ県):2012年11月に「自由シリア軍」が制圧、その後2014年7月にダーイシュ(イスラーム国)が掌握。

タンフ・ワリード国境通行所(ヒムス県):シリア側のタンフ国境通行所はシリア政府が掌握しているが、イラク側のワリード国境通行所はダーイシュ(イスラーム国)の攻撃を受け閉鎖。

3. 対トルコ国境

カサブ・ヤイラダーウ国境通行所(ラタキア県):シリア側のカサブ国境通行所はシリア政府が掌握しているが、トルコ側のヤイラダーウ国境通行所は閉鎖。

バーブ・ハワー・ジルヴェギョズ国境通行所(イドリブ県):シリア側のバーブ・ハワー国境通行所はアナトリア通信が言うところの「反体制勢力」が管理。

バーブ・サラーマ・オンジュプナル(アレッポ県):シリア側のバーブ・サラーマ国境通行所はアナトリア通信が言うところの「反体制勢力」が管理。

ジャラーブルス・カルカムシュ国境通行所(アレッポ県):シリア側のジャラーブルス国境通行所はダーイシュ(イスラーム国)が管理。

アイン・アラブ・ミュルシトプナル国境通行所(アレッポ県):シリア側のアイン・アラブ国境通行所は西クルディスタン移行期民政局が管理。

タッル・アブヤド・アクチャカレ国境通行所(ラッカ県):シリア側のタッル・アブヤド国境通行所はダーイシュ(イスラーム国)が管理。

ラアス・アイン・ジェイランプナル国境通行所(ハサカ県):シリア側のラアス・アイン国境通行所は西クルディスタン移行期民政局が管理。

カーミシュリー・ヌサイビン国境通行所(ハサカ県):シリア側のカーミシュリー国境通行所はシリア政府が管理し、国連の人道支援物資を搬入するために使用。

アイン・ディーワール・ジズレ国境通行所(ハサカ県):シリア側のアイン・ディーワール国境通行所は西クルディスタン移行期民政局が管理。

4. イスラエル占領下のゴラン高原

クナイトラ通行所:2014年8月にシャームの民のヌスラ戦線が制圧。

5. 対レバノン国境

ジュダイダト・ヤーブース・マスナア国境通行所(ダマスカス郊外県):シリア政府が管理。

ジュースィーヤ・カーラ国境通行所(ヒムス県):シリア政府が管理。

タッルカラフ国境通行所(ヒムス県):反体制武装集団がタッルカラフ市一帯を制圧。

ジスル・カマール・ワーディー・ハーリド国境通行所(ヒムス県):シリア政府が管理。

ダブースィーヤ・ウブーディヤ国境通行所(タルトゥース県):シリア政府が管理。

タルトゥース・アリーダ国境通行所(タルトゥース県):シリア政府が管理。

AFP, April 3, 2015、Anadolu Ajansı, April 3, 2015、AP, April 3, 2015、ARA News, April 3, 2015、Champress, April 3, 2015、al-Hayat, April 4, 2015、Iraqi News, April 3, 2015、Kull-na Shuraka’, April 3, 2015、al-Mada Press, April 3, 2015、Naharnet, April 3, 2015、NNA, April 3, 2015、Reuters, April 3, 2015、SANA, April 3, 2015、UPI, April 3, 2015などをもとに作成。

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エジプト治安当局はシリア国民連合の記者会見を中止(2015年4月2日)

シリア革命反体制勢力国民連立法務委員会のハイサム・マーリフ委員長(在カイロ)は、3月28~29日にエジプトのシャルム・シャイフで開催されたアラブ連盟首脳会議の成果に関する自身の記者会見がエジプトの治安当局によって中止させられたと発表した。

マーリフ委員長によると、2日に予定されていた記者会見では、首脳会議にシリア革命反体制勢力国民連立が招待されなかったことに対する抗議の意思が示される予定だった。

記者会見の中止を受け、マーリフ委員長は、アラブ連盟のナビール・アラビー事務総長と会談し、シリア革命反体制勢力国民連立の参加が見送られたこと、さらにはシリア情勢の進捗について意見を交わしたという。

マーリフ委員長はまた、エジプト外務省に、連立の使節団を首脳会議に招聘するよう求める書簡を送ったが、何の返答もなかったと暴露した。

そのうえで「こうした状況はアサド体制に利するだけだ」と苦境を訴えた。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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チュニジアがシリア領事館を再開すると発表(2015年4月2日)

チュニジアのタイイブ・バクーシュ外務大臣は、シリア領事館を再開し、同国常駐代表のチュニジアでの着任を歓迎すると述べた。

チュニジアは、2012年2月に、シリア政府による反体制抗議運動弾圧に抗議するかたちで駐チュニス・シリア大使を追放処分にしていた。

ロイター通信(4月2日付)が伝えた。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュ(イスラーム国)が「髭狩り」(2015年4月2日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、下サフィール村で、武装集団がダーイシュ(イスラーム国)メンバーを襲撃し、モロッコ人メンバー1人が死亡、少なくとも4人が負傷した。

またマヤーディーン市でも武装集団がダーイシュを襲撃し、メンバー数十人が死傷したという。

一方、複数の活動家は、ダーイシュの宗教警察(ヒスバ)がマヤーディーン市内で長い髭を蓄えた男性の髭をバリカンで短く刈っていることを明らかにした。

活動家らによると、ヒスバは、公衆の面前で髭を刈るか、ヒスバ本部に連行されるかの二者選択を強要し、髭を刈っているのだという。

他方、シリア人権監視団によると、シリア軍がジュナイナ村、ジーア村のダーイシュ拠点をシリア軍が空爆した。

またダーイシュは、ブーカマール市でイラク人男性2人(ラマーディー市出身)、シリア人男性4人(ブーカマール市出身)を処刑した。

このうちブーカマール市出身のシリア人男性4人のうち2人は反体制武装集団の元メンバーで、オレンジ色の囚人服を着せられ、斬首された。

なおシリア人権監視団によると、これ以外にも、ハリータ村、シュハイル村、アシャーラ市でも男性3人が「反体制派に協力した」との罪で処刑されたという。

このほか、SANA(4月2日付)によると、ダイル・ザウル市・マヤーディーン市街道からサルダ山に至る山岳地帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、複数の活動家によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバーブ市で、「礼拝に遅れた」として幼児を棒で殴った。

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ヒムス県では、SANA(4月2日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ラッフーム村南方で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(4月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が県内各所でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員35人を殺害した。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、April 3, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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レバノン大統領選挙20回目の延期(2015年4月2日)

ナビーフ・ビッリー国民議会議長は、大統領選挙(第2回投票)のための臨時会(20回目、4月2日予定)が定足数に達しなかったことを受け、会合を4月22日に再び延期すると決定した。

ナハールネット(4月2日付)などが伝えた。

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NNA(4月2日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、レバノン当局がジハード主義者らの妻子を逮捕した報復として2014年末に処刑した警察官アリー・バッザール氏の遺体をウラマー委員会に引き渡した。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人がダマスカス県内の孤児院2カ所を慰問(2015年4月2日)

SANA(4月2日付)は、アサド大統領の夫人アスマー・アフラス氏が、ダマスカス県内のダール・アマーン孤児院と聖グレゴリウス正教孤児養育老齢者擁護協会を慰問し、孤児たちと面談したと報じ、その写真を掲載した。

SANA, April 2, 2015
SANA, April 2, 2015

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県などでシリア軍とヌスラ戦線らが交戦(2015年4月2日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マガッル・ミール村、ザバダーニー市各所、ダーライヤー市などをシリア軍が「樽爆弾」で空爆し、12人が死亡した。

またフライタ村郊外無人地帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦し、ヒズブッラー戦闘員1人を含む複数名が死亡した。

一方、SANA(4月2日付)によると、ザブディーン村、ナシャービーヤ町、ハラスター・カンタラ村、ハッザ町、アイン・タルマー村、リーハーン農場、タッル・クルディー町、ハラスター市郊外、ザバダーニー市一帯、マシュラファ村無人地帯、フライタ村無人地帯、ラアス・マアッラ町無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム旅団、イスラーム軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ガントゥー市、タルビーサ市をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、子供2人、女性2人を含む5人が死亡した。

またクッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、シリア軍がタルビーサ市の防空大隊基地奪還をめざして攻撃を行ったが、イーマーン・ビッラー旅団がこれを撃退、シリア軍兵士7人を殺害した。

一方、SANA(4月2日付)によると、マスアダ村、西サラーム村、東サラーム村、ハブラ村、アブー・ハワーディート村、ムシャイリファ村、ラジャム・アーリー村、ラジャム・カスル村、キースィーン村、ラスタン市郊外、ガントゥー市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ヒムス軍団、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市各所、アブー・ズフール航空基地一帯、クマイナース村一帯をシリア軍が空爆し、複数の死傷者が出る一方、ジハード主義武装集団もマストゥーマ村一帯を砲撃した。

一方、SANA(4月2日付)によると、イドリブ市およびその周辺、ビンニシュ市、マアッラトミスリーン市、ルージュ平原、ジューズィフ村、カフルラーター村、クマイナース村、ファイルーン村、タフタナーズ市、アブー・ズフール町一帯、ナリラヤー村、ヒルバト・マルティーン市、アラブ・サイード村、カフルルーヒーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ラームーサ地区をジハード主義武装集団が手製の迫撃砲で攻撃する一方、シリア軍もファルドゥース地区を「樽爆弾」で空爆した。

また、クッルナー・シュラカー(4月4日付)によると、アレッポ市サラーフッディーン地をシリア軍が「フィール・ロケット弾」で砲撃し、住民6人が死亡した。<br>

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クナイトラ県では、SANA(4月2日付)によると、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(4月2日付)によると、ジャニー・アルバーウィー村、ウカイリバート町、カフルズィーター市、中カスタル村、南カスタル村、クライブ・サウル村、ハマーディー・ウマル村、ジュルーフ村、ザカート村、アトシャーン村、ハマーミーヤート村、ラサーファ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、April 3, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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ハマース系民兵組織がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプからダーイシュ(イスラーム国)を放逐(2015年4月2日)

ダマスカス県のヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯)では、ハマースに近いパレスチナ人武装組織「アクナーフ・バイト・マクディス大隊」が、シリアの反体制武装集団とともに、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、同地南部および南西部(ダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市方面)に放逐、1日にダーイシュが占拠していた街区を奪還した。

PLOのアンワル・アブドゥルハーディー在ダマスカス政治局長は「ダーイシュはキャンプ周辺に放逐された…アクナーフ・バイト・マクディス大隊がダーイシュと交戦した」と述べるとともに、2日間の戦闘で少なくとも6人が死亡、17人が負傷したことを明らかにした。

なおシリア人権監視団によると、シリアの反体制武装集団がヤルムーク区に入り、パレスチナ人民兵を支援したという。

ダーイシュは1日、シャームの民のヌスラ戦線などの後援を受け、ヤルムーク区に侵入、キャンプの大部分を占拠していた。

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外務在外居住者省は、国連事務総長と安保理議長に宛てて書簡を送り、ダマスカス県ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプにダーイシュ(イスラーム国)がシャームの民のヌスラ戦線の支援を受けて侵入、住民に対して犯罪行為を行ったと報告する一方、トルコ、サウジアラビア両政府がこれらのアル=カイーダ系武装集団への支援を続けることで、パレスチナ人を危機に巻き込み、彼らのパレスチナへの帰還に向けた試みを無に帰し、イスラエルの占領に資そうとしていると非難の意を伝えた。

そのうえで、国連に対して、イスラエルの占領によって苦しめられているパレスチナ人に人道的に対処し、人道支援を行うとともに、サウジアラビア、カタール、イスラエル、ヨルダンによるテロ支援を停止させるよう要請した。

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一方、同じくダマスカス県カーブーン区では、シリア人権監視団によると、迫撃砲弾1発が着弾、またジャウバル区ではシリア軍の空爆が行われた。

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ダマスカス県南部シャリーア委員会は声明を出し、ヤルムーク区(ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ)へのダーイシュ(イスラーム国)侵入に対抗するため、県南部のすべての反体制武装集団が調整し、ダーイシュに対峙するよう呼びかけた。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、April 3, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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シリア政府はダルアー県ナスィーブ国境通行所を全面封鎖、シリア国民連合はヌスラ戦線らによる検問所制圧を「革命家たちによる英雄的役割」と賞賛(2015年4月2日)

SANA(4月2日付)は、外務在外居住者省高官の話として、ヨルダン政府によるジャービル国境通行所一時閉鎖への対抗措置として、シリア政府はナスィーブ国境通行所を4月2日付で完全閉鎖すると発表した。

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シリア革命反体制勢力国民連立のサーリム・ムスラト報道官は、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団によるナスィーブ国境通行所(ダルアー県)制圧に関して「革命家たちが…英雄的役割」を果たしていると賞賛し、歓迎の意を示した。

Kull-na Shuraka', April 2, 2015
Kull-na Shuraka’, April 2, 2015
Kull-na Shuraka', April 2, 2015
Kull-na Shuraka’, April 2, 2015

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クッルナー・シュラカー(4月3日付)によると、国境通行所の施設で反体制武装集団による商品、設備などの略奪が行われた。

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シリア人権監視団によると、シリア軍が、1日にシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団らによって占拠されたナスィーブ国境通行所一帯を「樽爆弾」などで空爆し、戦闘員3人が死亡した。

シリア軍はまたアクラバー村、フラーク市、カフルシャムス町、ダーイル町、インヒル市、カフル・ナースィジュ村、東カラク村などに対して「樽爆弾」などを使用して空爆を行い、女性、子供複数を含む約20人が死亡した。

一方、SANA(4月2日付)によると、タイバ村、ウンム・マヤーズィン町、マターイヤ村、ブスラー・シャーム市一帯、アンタル丘、タファス市、サムリーン村、ズィムリーン村、ウンム・アウサジュ村、ティーハ村、マール村、アクラバー村、アシュアリー農場、イブタア町、アトマーン村、シャイフ・マスキーン市、東ガーリヤ村、スーラ村、西ガーリヤ村一帯、ダルアー市旧税関地区、ダム街道地区、ヤルムーク学校一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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自由シリア軍南部戦線第1軍のアブー・ハムザ・ヌアイミー大尉は、クッルナー・シュラカー(4月2日付)に対して、ヌスラ戦線らによって制圧されたナスィーブ国境通行所が民政委員会によって管理されることになるとの意向を示した。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、April 3, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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ハサカ県のシャンマル部族の民兵「サナーディード軍」が分裂(2015年4月2日)

ARA News(4月2日付)は、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区に参加しているシャンマル部族の民兵組織「サナーディード軍」(ダッハーム・ハーディー氏が指揮)の司令官の一人ラーフィア・スライマーン・ハッラーン氏の部隊が離反し、シャンマル部族内に新たな民兵組織を結成したと報じた。

シャンマル部族のフワイド・サアディー氏によると、サナーディード軍が課している税金や忠誠に対して、シャンマル部族の子息や商人が不満を抱いていたことが離反の主因だという。

ハッラーン氏は、離反と新民兵組織の結成に際して、支援を受けたが、誰が支援を行っているのかについて、サアディー氏は詳細を語らなかった。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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トルコ治安当局がシリアに不法入国しようとしたロシア人4人、英国人9人を拘束(2015年4月2日)

トルコのガズィアンテップ県広報局によると、トルコ警察がシリアに不法入国しようとしていたロシア人4人を拘束した。

なおこれに先立ち、トルコ治安当局は1日に、トルコからシリアに潜入しようとした英国人9人を拘束していた。
拘束されたのは男性3人、女性2人、子供4人。

潜入目的は明らかではないが、シリアやイラクで活動しているダーイシュ(イスラーム国)などのジハード主義武装集団に参加しようとしていたと見られる。

ARA News(4月2日付)などが伝えた。

AFP, April 2, 2015、AP, April 2, 2015、ARA News, April 2, 2015、Champress, April 2, 2015、al-Hayat, April 3, 2015、Iraqi News, April 2, 2015、Kull-na Shuraka’, April 2, 2015、al-Mada Press, April 2, 2015、Naharnet, April 2, 2015、NNA, April 2, 2015、Reuters, April 2, 2015、SANA, April 2, 2015、UPI, April 2, 2015などをもとに作成。

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シリア・クルド国民評議会がアル=カーイダ系武装集団によるイドリブ市制圧をめぐって内部対立(2015年4月2日)

シリア・クルド国民評議会の駐トルコ代表部は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線などアル=カーイダ系武装集団からなるファトフ軍によるイドリブ市制圧を「専制犯罪集団への勝利」と評して支持を表明した1日の声明に関して、「声明には署名がなされていない」と述べ、評議会の総意ではないと主張した。

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国連制裁委員会「22,000人の外国人戦闘員が約100カ国からシリア、イラクに潜入し、ダーイシュ(イスラーム国)やアル=カーイダ系武装集団に参加」(2015年4月1日)

アル=カーイダおよび関連組織に対する国連安保理の制裁委員会の専門家は、3月末に安保理に提出した報告書のなかで、2万2,000人の外国人戦闘員が約100カ国からシリア、イラクに潜入し、ダーイシュ(イスラーム国)やアル=カーイダ系武装集団に参加していることを明らかにした。

報告書によると、シリア、イラク以外でもアフガニスタンで6,500人、イエメン、リビア、パキスタン、ソマリアで数百人の外国人ジハード主義者が戦闘員として活動しているという。

また報告書では、「シリア、イラクに入った外国人戦闘員数千人は…、1990年代のアフガニスタンがそうだったように、過激派にとっての「国際的なフィニッシング・スクール」のようになっている」と指摘しているという。

ロイター通信(4月1日付)が伝えた。

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ダーイシュ(イスラーム国)指導者のバグダーディー氏がドイツ人女性と密かに結婚か(2015年4月1日)

Iraqi News(4月1日付)は、地元の匿名消息筋の話として、ニナワ県内のダーイシュ(イスラーム国)法務局(ディーワーン)で、ダーイシュの指導者アブー・バクル・バグダーディー氏がドイツ人女性を結婚したと伝えた。

同消息筋によると、このドイツ人女性は、シリア経由でイラクのニナワ県に入り、ダーイシュ内の女性メンバーの監視などを行う任務に就いており、バグダーディー氏は結婚を伏せたままにしようとしているという。

また、バグダーディー氏とドイツ人の妻が結婚後にニナワ県にとどまっているか、シリアに移動したかは定かでないという。

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シリア・クルド国民評議会がアル=カーイダ系武装集団によるイドリブ市制圧を歓迎(2015年4月1日)

シリア・クルド国民評議会(シリア革命反体制勢力国民連立所属)は声明を出し、シャームの民のヌスラ戦線などアル=カーイダ系武装集団からなるファトフ軍によるイドリブ市制圧を「専制犯罪集団への勝利」と評し、支持を表明する一方、同市での「民政局、自由で独立した司法の設置、革命旗(委任統治領シリアの旗)の掲揚…、市外へのすべての武装集団の退去」を求めた。

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ダーイシュ(イスラーム国)が31日にハマー県サラミーヤ市郊外(マブウージャ村)を襲撃し、住民約40人を殺害した事件に関して「アサド政権が行うような殺戮、人間の尊厳の侵害、国際法違反」だと厳しく非難、「アサド政権が崩壊するまでテロの危険はなくならない」と主張し、国際社会に対して「唯一の選択肢」として「テロとの戦い」を行うよう呼びかけた。

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西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが徴兵忌避者100人を一斉摘発(2015年4月1日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(4月1日付)などによると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが3月31日と4月1日、カーミシュリー市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、アームーダー市、ダルバースィーヤ市で18~30歳の男性100人あまりを一斉摘発した。

ARA News(4月1日付)によると、摘発されたのは徴兵忌避者。

AFP, April 1, 2015、AP, April 1, 2015、ARA News, April 1, 2015、Champress, April 1, 2015、al-Hayat, April 2, 2015、Iraqi News, April 1, 2015、Kull-na Shuraka’, April 1, 2015、al-Mada Press, April 1, 2015、Naharnet, April 1, 2015、NNA, April 1, 2015、Reuters, April 1, 2015、SANA, April 1, 2015、UPI, April 1, 2015などをもとに作成。

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