安倍晋三内閣総理大臣は29日、国連総会で一般討論演説を行った。
シリア情勢に関して、安部総理は「日本は、シリア・イラクの難民・国内避難民に向けた支援を一層厚くします。金額に換算すると、今年は約8.1億ドル。昨年実績の3倍となるでしょう」と述べ、緊急支援を約束した。
外務省ホームページ(2015年9月30日)をもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
タウヒード・ワ・ジハード大隊は声明を出し、「シャームの地におけるアル=カーイダの支部であるシャームの民のヌスラ戦線に対する我々の忠誠を宣言する」と発表するとともに、シリア国内でかつどうするすべてのジハード主義武装集団に対して、一致団結を呼びかけた。
AFP, September 30, 2015、AP, September 30, 2015、ARA News, September 30, 2015、Champress, September 30, 2015、al-Hayat, October 1, 2015、Iraqi News, September 30, 2015、Kull-na Shuraka’, September 30, 2015、al-Mada Press, September 30, 2015、Naharnet, September 30, 2015、NNA, September 30, 2015、Reuters, September 30, 2015、SANA, September 30, 2015、UPI, September 30, 2015などをもとに作成。
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米国防総省のピーター・クック報道官は、シリアの「穏健な反体制派」に対する軍事教練を「一時中止」すると発表した。
クック報道官は「(教練)プログラムを再検討するため、我々はシリアの新規志願者による活動を中止した…。我々は現地に展開する部隊への支援と、現在教練を受けている者への訓練は継続する」と述べた。
AFP(9月30日付)などが伝えた。
AFP, September 30, 2015、AP, September 30, 2015、ARA News, September 30, 2015、Champress, September 30, 2015、al-Hayat, October 1, 2015、Iraqi News, September 30, 2015、Kull-na Shuraka’, September 30, 2015、al-Mada Press, September 30, 2015、Naharnet, September 30, 2015、NNA, September 30, 2015、Reuters, September 30, 2015、SANA, September 30, 2015、UPI, September 30, 2015などをもとに作成。
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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、県北部でシリア軍と反体制武装集団の戦闘が続き、シリア軍が、反体制武装集団に制圧されたタルジャナ連隊展開地域一帯、そしてナブア・サフル村一帯を「樽爆弾」で空爆した。
フルカーン旅団が「一時の忍耐なくして勝利なし」と題した声明を出し、そのなかで、「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室がアマル農場、タルジャナ中隊展開地域を制圧、またハミーディーヤ村に進撃しようとしたシリア軍部隊を撃退したと発表した。
『ハヤート』(9月30日付)は、「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室に関して、複数の情報を総合し、以下の武装集団が参加していると伝えた。
シャーム征服(ファトフ)作戦司令室
イスラーム軍
シリア革命家戦線
アンサール・ディーン戦線
カシオン旅団
フルカーン旅団
またこれらの武装集団に加えて、シャームの剣大隊も参加していると見られる。
一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、アマル農場、タルジャナ村、ハミーディーヤ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアルマー町を砲撃した。
一方、SANA(9月28日付)によると、タファス市、ダルアー市アブー・バクル・モスク一帯、アトマーン村で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダマスカス郊外県では、シリア軍がダーライヤー市に「樽爆弾」8発を投下、また地対地ミサイルと思われる兵器で攻撃を加えた。
シリア軍はまた、ドゥーマー市に対しても空爆を行ったほか、ダーヒヤト・アサド町一帯で、イスラーム軍などのジハード主義武装集団と交戦した。
これに対して、ジハード主義武装集団は、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに展開するシリア軍戦車2輌を攻撃、破壊した。
このほか、ダマスカス県西部でジハード主義武装集団に逮捕されたハーン・シャイフ・キャンプ出身の男性が、拷問を受け死亡した。
この男性は、シリア政府に内通しているとの嫌疑で逮捕されていた。
これに対して、男性の遺族は、反体制武装集団の「シャリーア法廷」に訴えを起こし、この武装集団に補償金を支払うよう命じたという。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の支配下にあるジャウバル区を砲撃した。
また、ARA News(9月30日付)によると、ムハージリーン区、マッザ86地区、アブー・ルンマーナ地区、バーブ・トゥーマ区、旧市街、マーリキー地区などに反体制武装集団が撃ったと思われる迫撃砲弾複数発が着弾し、住民2人が死亡、5人が負傷した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がズィヤーラ町、マンスーラ村、カーヒラ村一帯を空爆した(死傷者はなかった)。
一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍がラターミナ町、ムーリク市東部でファトフ軍に対して特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
シリア軍はまたマンスーラ村のファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハーリディーヤ地区のシリア軍拠点を反体制武装集団が砲撃した。
一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、バニー・ザイド地区、カルム・マイサル地区、ジュダイダ地区、シャッアール地区、ブスターン・カスル地区、カーディー・アスカル地区などで反体制武装集団に対して正確に攻撃を行い、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム自由人イスラーム運動の仲介により、スィンジャール町郊外のヒヤーラ村の住民とシャームの民のヌスラ戦線が調停のための会合を開いた。
会合は、数日前にヌスラ戦線がヒヤーラ村を襲撃し、女児を殺害したことを受けたものだという。
一方、SANA(9月28日付)によると、タマーニア町、ジスル・シュグール市・フライカ村街道、アブー・ズフール町でシリア軍がファトフ軍の拠点、車列を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラタキア県では、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともに、マリージュ村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ヒムス県では、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が、ダイル・フール村、タルビーサ市で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、September 30, 2015、Champress, September 29, 2015、al-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、マクサル・ヒサーン村一帯で、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、シリア軍がタドムル市・スフナ市街道一帯を空爆した。
一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍がシャーイル・ガス採掘所一帯、タフハ村、タドムル市北西部採石場一帯でダーイシュ(イスラーム国)を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けるクワイリス航空基地一帯をシリア軍が空爆した。
このほか、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、マンビジュ市郊外の村で男性(老人)3人を「アッラーの支配、イスラーム国家、アッラーの裁定の実行に対する戦争に参加」したとの罪で銃殺刑に処した。
一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍がシャイフ・ルトフィー村、クワイリス航空基地一帯、アルバイド村、ラスム・アブド村、ナイラブ航空基地一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラッカ県では、SANA(9月28日付)によると、シリア軍がラッカ市内のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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スワイダー県では、SANA(9月28日付)によると、ヒルバ村、アシュハイブ丘で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。
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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯および隣接するカダム区一帯で、ダーイシュとジハード主義武装集団どうしが交戦した。
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ハサカ県では、ARA News(9月30日付)によると、有志連合がハッダーディー市のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して空爆を行った。
AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、September 30, 2015、Champress, September 29, 2015、al-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(9月30日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と、シャーム戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線との間で続いていた戦闘に関して、アレッポ・ファトフ作戦司令室と人民防衛隊が停戦に合意した。
この停戦合意は、シャーム戦線(およびシャーム自由人イスラーム運動、ヌスラ戦線)がシャイフ・マクスード地区から撤退したことを受けて交わされたもので、緊張状態の解消や交戦の停止などを骨子としているという。
AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、September 30, 2015、Champress, September 29, 2015、al-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。
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英国のデヴィッド・キャメロン首相はCBS(9月29日付)のインタビュー番組(http://www.cbsnews.com/videos/british-pm-cameron-teaming-up-with-assad-to-defeat-isis-is-phony-solution/)に出演した。
シリア情勢に関して、キャメロン首相は「もっとも難解な問題」だとしたうえで、以下のように述べた。
「現下の問題は、ロシアとイランが、アサドのいないシリアの国家の最終的なありようについて熟慮していないことだ…。IS(ダーイシュ(イスラーム国)がアサドより悪いと考えている人がいることを知っている。だからといって、我々はアサドと何らかのかたちで交渉して、共にISに対抗すべきではないのか。それは魅力的な話だが、もしたとえそれが、行うべき正しいことでありにもかかわらず行われていないとしても、うまくは行かないだろう。我々は、ISとアサドから解放されたシリアを必要としている」。
「米国の主張に私は同意しているが、それは移行する必要があるというものだ。しかし、明白なのは、移行期の最後には、アサドはシリアの元首ではあり得ないということことだ。そのようなことがあったら、ことはうまく進まないだろう」。
「我々がロシアやイランとどれほどの隔たりがあろうと、この2カ国はシリアで起きていることに影響を及ぼすことができ、我々は、異なった指導者が指導する新たなシリアが必ずしもこれらの国の国益に反しないと確信している。いや、それは、ISの排除の助けになるだろう」。
「我々は「穏健な反体制派」を教練してきた。しかし、我々の教練は十分ではなく、彼らも成功を収めていないし、そのプレゼンスも十分ではない」。
「彼(アサド大統領)は、驚愕すべきこと、数十万という自国民の虐殺をしたし、数百万が避難している。私見では、彼は国際法に違反しており、去らねばならない」。
AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、CBS, Septmeber 29, 2015、Champress, September 29, 2015、al-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。
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