フランスのオランド大統領「シリア人難民をシリア北部に押し戻すため、トルコおよび反体制派と「飛行禁止空域」設定を検討」(2015年9月28日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は、国連総会出席のために訪問中の米ニューヨークで、記者団に対して、トルコ政府およびシリアの反体制武装組織と強調して、シリア北部に飛行禁止空域を設置する案を検討する予定だと述べた。

オランド大統領は「ローラン・ファビウス外務大臣が近く、この地域(飛行禁止空域)の範囲、そして同地域の安全をどのように確保できるか、そして我々のパートナー(同盟諸国)がどのような考えを持つかについて検討する予定だ」と述べた。

また「この提案は、(飛行禁止空域に設定される)地域で暮らす人々を保護するだけでなく、この地域に避難民を帰還させることを可能にする。これが、提案の背後にあるアイデアだ」と述べ、トルコ領内のシリア人避難民を、シリア北部に押し返すことが真の目的であることを明らかにした。

ARA News(9月30日付)が伝えた。

 

AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、Champress, September 29, 2015、al-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領のいとこ故ヒラール・アサド氏の妻が義姉妹と甥に撃たれ重傷(2015年9月28日)

クッルナー・シュラカー(9月29日付)は、2014年3月にラタキア県カサブ市での戦闘で戦死した国防隊指導者の一人ヒラール・アサド氏の妻のファーティマ・マスウード氏が28日、ラタキア市内の自宅で義理の姉妹であるハーラ・アサド氏とその息子のカッラーム・アサド氏に撃たれ、重傷を負ったと伝えた。

ファーティマ氏は、8月にラタキア市内でハッサーン・シャイフ空軍大佐を殺害し、逮捕(その後釈放)されたスライマーン・アサド氏の母。

夫のヒラール・アサド氏は、アサド大統領のいとこ。

Kull-na Shuraka', September 29, 2015
Kull-na Shuraka’, September 29, 2015

AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、Champress, September 29, 2015、al-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とオバマ米大統領がシリア情勢をめぐって直接会談:シリア領内での偶発的な衝突を回避するため、両国軍による協議開催を支持することで合意(2015年9月28日)

国連総会出席のため米国を訪問中のロシアのヴラジミール・プーチン大統領がニューヨークでバラク・オバマ米大統領と会談し、シリア情勢、ウクライナ情勢などについて意見を交わした。

米政府関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、90分におよぶ会談で、両首脳は、シリア領内での偶発的な衝突を回避するため、両国軍による協議開催を支持することで合意した。

プーチン大統領は会談後、記者団に対し「戦場におり、ダーイシュを筆頭とするテロリストに抵抗し、戦っている者たちを支援するために、さらに何をすべきかを思案している」と述べ、ダーイシュ(イスラーム国)と戦うシリア政府とクルド人部隊(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊)への支援強化について検討していることを明らかにした。

しかし、アサド大統領の進退については意見が一致せず、オバマ大統領は、アサド政権の退陣がシリアの安定には必要だとする従来の主張を繰り返したという。

ロイター通信(9月28日付)が伝えた。

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ジョン・ケリー米国務長官は、プーチン・オバマ会談後、NBC News(9月29日付)のインタビューで、「シリアが統一国家、世俗国家なければならないこと、ダーイシュ(イスラーム国)に対抗する必要があること、そして政治移行プロセスを進める必要があること」でロシア側と合意が成立していると述べた。

一方、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、RT(9月29日付)に対して、プーチン・オバマ会談を「非常に建設的だった」と評したうえで、「ダーイシュを敗北させることが共通の目標であることで合意した」と述べた。

またシリアの紛争に関しては、「具体的なプロセスは決まっていない」としながらも、協力を継続することで合意した」と述べた。

AFP, September 29, 2015、AP, September 29, 2015、ARA News, September 29, 2015、Champress, September 29, 2015、NBC Newsal-Hayat, September 30, 2015、Iraqi News, September 29, 2015、Kull-na Shuraka’, September 29, 2015、al-Mada Press, September 29, 2015、Naharnet, September 29, 2015、NNA, September 29, 2015、Reuters, September 29, 2015、RT, September 29, 2015、SANA, September 29, 2015、UPI, September 29, 2015などをもとに作成。

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ムジャーヒディーン軍の作戦司令官「エジプトのシーア派民兵が最近になってシリア軍を支援するために派遣された」(2015年9月28日)

ムジャーヒディーン軍のアレッポ市ラーシディーン地区作戦司令室司令官の「アミーン大佐」を名乗る活動家は、クッルナー・シュラカー(9月28日付)に対して、「エジプトのシーア派」民兵が最近になってシリア軍を支援するために派遣されていることが確認されている、と述べた。

「アミーン大佐」によると、アレッポ市一帯では、レバノン人、イラン人、アフガン人、北朝鮮人、ロシア人などがシリア軍を支援するために戦闘に参加しているというが、これに加えて、エジプト人シーア派もアレッポ市西部一帯での戦闘に加わり始めたのだという。

なお、イブン・ハルドゥーン・センターによると、エジプトにおけるシーア派人口は2005年1月時点の推計で約65万7,000人(エジプト総人口の1%以下)という。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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クナイトラ県、ダマスカス郊外県、アレッポ市郊外で、シリア軍とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年9月28日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、前日のイスラエル軍によるシリア領内(シリア軍拠点)への攻撃にもかかわらず、シリア軍は国防隊とともに、アフマル丘、ハドル村一帯で反体制武装集団と交戦、同地一帯を「樽爆弾」で空爆した。

クッルナー・シュラカー(9月28日付)によると、「堪え忍ぶ者たちに吉報をもたらせ」合同作戦司令室は県北部に展開していたシリア軍第90師団所属第4中隊(タルジャナ中隊)を制圧したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市、マダーヤー町一帯、ナシャービーヤ町およびその一帯を「樽爆弾」などで空爆し、少なくとも3人が死亡した。

ARA News(9月28日付)によると、ザバダーニー市一帯およびフーア市・カファルヤー町一帯の一時停戦対象地域内に位置するマダーヤー町への空爆では、女性1人が死亡した。

シリア軍と国防隊はまた、ダーヒヤト・アサド町郊外のダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)一帯で、イスラーム軍などジハード主義武装集団と交戦し、シリア軍が重火器で攻撃を行った。

一方、SANA(9月28日付)によると、ドゥーマー市西方、サマーディー村、アーリヤ農場、ハラスター市北部農場地帯、ダイル・アサーフィール市農場地帯、ダイル・サルマーン街農場地帯で、シリア軍がイスラーム軍と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(9月29日付)によると、西カラムーン地方(レバノン国境地帯)で活動する反体制武装集団は、「シャームの民中隊」の名で統合すると発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルズィーター市、ザカート村をシリア軍が「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が、ウカイリバート町、ジャニー・アルバーウィー村、ラフジャーン村、ウンム・マイヤール村で、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、クッルナー・シュラカー(9月28日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線は、カフルナブル市で住民多数を逮捕した。

逮捕された住民は、シリア軍士官の家族だという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の支配下にあるタルビーサ市のウラマー委員会の委員長を務めるアクラム・ハーッジ・イーサー氏が、市内のアビー・バクル・モスクでの早朝の礼拝を終え、モスクを出た直後に何者かに殺害された。

同監視団によると、タルビーサ市はまた、シリア軍が西部各所を砲撃し、ジハード主義武装集団司令官1人が死亡したという。

また、同じく反体制武装集団の支配下にあるヒムス市ワアル地区では、シリア軍が深夜に重火器による攻撃を再び激化させ、子供、武装集団戦闘員ら合わせて24人が死亡した。

ワアル地区へのシリア軍による砲撃は27日から激しさを増している。

シリア軍はこのほかにも、サアン・アスワド村、ガントゥー市、ハルムーズ村を砲撃し、少なくとも3人が死亡した。

一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が、ラスタン市、ガントゥー市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アイン・タッル地区、旧市街、ザフラー協会地区、バーシュカウィー村一帯、ハンダラート・キャンプ一帯、ブライジュ村などで、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員、アジア系・アラブ系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線、ムハーリジーン・ワ・アンサール軍(チェチェン人など)などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

ARA News(9月28日付)によると、シリア軍はまた、アレッポ市カーティルジー地区、マイサル地区、旧市街、シャッアール地区、カッラーサ地区に対しても空爆を行い、少なくとも3人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(9月28日付)によると、アレッポ市南部のダマスカス・アレッポ街道(国際幹線道路)沿いのICARDA郊外の農場地帯にあるアジュナード・シャーム・イスラーム連合の拠点に対して、何者かが爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行い、戦闘員3人が死亡、2人が負傷した。

他方、SANA(9月28日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、ライラムーン地区、ラーシディーン地区、ザフラー境界一帯、カースティールー地区、ラームーサ地区、ハラク地区、シャイフ・サイード地区、ブスターン・カスル地区、カルム・タッラーブ地区、マアスラーニーヤ地区、シュカイイフ地区、製材所、サミーリーヤ村、ワディーヒー村、ナイラブ航空基地一帯でシリア軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

さらに、ARA News(9月28日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区での西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊での戦闘に敗れて撤退したシャーム戦線(ないしはシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線)が、シリア政府支配下にとどまるヌッブル市、ザフラー町に対して砲撃を激化させた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒーシュ村を空爆し、6人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(9月28日付)によると、シリア軍がヌアイマ村、アトマーン村・タファス市街道でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、ARA News(9月28日付)によると、ロシア大使館などがあるアダウィー地区の乗り合いタクシー停留所に迫撃砲弾1発が着弾し、住民2人が死亡、5人が負傷した。

ダマスカス警察筋によると、この迫撃砲は、ジャウバル区に潜伏を続ける反体制武装集団が撃ったものだという。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、September 29, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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シリア軍戦闘機がダイル・ザウル県で、有志連合がアレッポ県北部でダーイシュ(イスラーム国)を爆撃(2015年9月28日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明、ただしクッルナー・シュラカー(9月28日付)によるとシリア軍戦闘機)がスブハ村とブーライル村を結ぶ水路一帯、ブーライル村内、マヤーディーン市内の市場を複数回にわたり空爆し、子供3人、女性1人を含む13人が死亡、50人以上が負傷した(シリア人権監視団は29日、死者が31人にのぼったと発表した。また、クッルナー・シュラカー(9月29日付)も死者は40人以上にのぼっていると伝えた)。

一方、SANA(9月28日付)によると、シリア軍が、ハトラ村、サアワ村でダーイシュ(イスラーム国)に対して集中的に攻撃を加え、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、ARA News(9月28日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)支配下のサフィール市東部クワイリス航空基地一帯への「樽爆弾」などによる空爆を再び激化させた。

また、SANA(9月28日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、ARA News(9月28日付)によると、有志連合が未明に、マーリア市郊外のタラーリーン村、ダフラ村、ハルジャラ村にあるダーイシュ(イスラーム国)の武器庫を空爆、破壊した。

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スワイダー県では、SANA(9月28日付)によると、県東部の砂漠地帯で、人民防衛諸集団がダーイシュ(イスラーム国)の侵入を阻止した。

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ヒムス県では、SANA(9月28日付)によると、シリア軍がタドムル市・スフナ市街道、ジャズル・ガス採掘所一帯、シャーイル・ガス採掘所一帯、タイフール村南部、タドムル市、ドゥワイズィーン村、アルサーン丘でダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、September 30, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、September 30, 3015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)で西クルディスタン移行期民政局がクルド語のみによる初等教育課程を開始(2015年9月28日)

ARA News(9月28日付)は、ハサカ県カーミシュリー市で、西クルディスタン移行期民政局による決定に従い、クルド語による初等教育課程が開始された、と伝えた。

ARA News, September 28, 2015
ARA News, September 28, 2015

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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カタールのタミーム首長が国連総会で演説「独裁の時代を終わらせ、ダマスカスから過激派とテロを遠ざけるような政治的解決が必要」(2015年9月28日)

カタールのタミーム・ビン・ハマド・サーニー首長は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

シリア情勢に関して、タミーム首長は以下のように述べた。

「シリア政府が行う卑劣な犯罪と蛮行が…この地域を脅かす過激主義の温床を創り出した」。

「シリア政府は、テロリズムという概念を利用し、平和的なデモをテロリズムと評す一方で、シリア政府は実質的なテロ行為を行ってきた」。

「独裁の時代を終わら、ダマスカスから過激派とテロを遠ざけるような政治的解決が必要だ」。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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米国のオバマ大統領が国連総会で演説「ロシア、イランを含むあらゆる国と紛争を解決するために協力する用意があるが、戦争前の現状に立ち返ることはできないということを理解しなければならない」(2015年9月28日)

米国のバラク・オバマ大統領は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

シリア情勢に関して、オバマ大統領は以下のように述べた。

「独裁者が、数十万という自国民を殺害するとき、それはもはや一国の内政問題ではない…。またテロ組織が人質の首をはね、無実の人々や奴隷扱いされた女性を殺害するときも、一国の安全保障問題ではない。それは全人類に対する攻撃だ」。

「ISILのような破壊的なカルトとの妥協の余地はない。我々の軍…を駆使して、彼らを追い詰めることに米国は何の釈明もしない」。

「しかし軍事力が必要とは言え、シリアの状況を解決するにはそれだけでは不十分だ。持続的な安定は、シリア国民が平和に共存することを合意したときにのみ実現する。米国は、ロシア、イランを含むあらゆる国と紛争を解決するために協力する用意がある。しかし、我々は、これほどの流血と虐殺があったなかで、戦争前の現状に立ち返ることはできないということを理解しなければならない」。

「この紛争がどのように始まったか思い出してみよう。アサドが平和的デモに過剰な抑圧を加え、殺害したことが、現下の対立の環境を創り出した。だから、アサドとその同盟者は、化学兵器や無差別爆撃の被害を受けてきた大多数の国民をなだめることはできない。リアリズムは、戦いを終わらせ、ISILを撲滅するために妥協が求められていると言っている。しかし、リアリズムはまた、アサドを遠ざけ、新たな指導者、そして新たな包括的な政府に移行することも求めている」。


AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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イランのロウハーニー大統領が国連総会で演説「違法な武力行使への脅迫や、実際の武力行使は暴力と危機をさらに悪化させるだけ」(2015年9月28日)

イランのハサン・ロウハーニー大統領は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

シリア情勢に関して、ロウハーニー大統領は以下のように述べた。

「シリアにおける人道危機は、我々の地域における暴力と過激主義の拡散を示す痛ましい一例だ。危機の当初から、そして一部の地域および国際社会のアクターが、シリアに武器や諜報を注ぎ込み、過激派を積極的に支援することで、事態の軍事化に寄与している間、我々は、シリア危機には軍事的解決策はないと強調してきた。拡張主義的な戦略や目的の追求や、地域のバランスを代理人を通じて変化させようとする試みは、人道的なレトリックではカムフラージュできない。無実の人々の殺戮を早急に終わらせることを国際社会の共通の目標とすべきだ。あらゆる化学兵器の使用を非難するとともに、我々は、シリアが化学兵器禁止条約を受諾したことを歓迎している。また過激派がこうした武器を入手することが、地域をさらなる危険へと陥れることは、あらゆる武器不拡散にかかる計画において考慮されるべきだと考えている。同時に、違法で効果のない武力行使への脅迫や、実際に武力行使を行うことが、地域における暴力と危機をさらに悪化させるだけだと点を強調したい」。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領が国連総会で演説「テロに真正面から果敢に戦いを挑んでいるシリア政府やその軍との協力を拒否することは大きな間違い…アサド大統領の軍、そしてクルド人の部隊以外にシリアでダーイシュなどのテロ組織と真に戦っている者はいないということを認めるべき」(2015年9月28日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

シリア情勢に関して、プーチン大統領は以下のように述べた。

「いわゆるイスラーム国の旗のもとで、数十万の民兵が戦っている。そのなかには、2003年のイラク侵攻で路頭に放り出された元イラク兵も含まれている。多くの兵士がリビアからやって来ているが、この国は国連安保理決議第1973号への深刻な違反によって破壊されたと理解し得る国だ。そして今度は、過激派集団に、西側諸国の支援を受けているシリアのいわゆる「穏健な反体制派」のメンバーが加わっている」。

「彼らはまず武装し、教練を受け、そしていわゆるイスラーム国に鞍替えしている。さらにイスラーム国そのものが、どこからともなく表れたのではない。彼らはそもそもは、望ましくない世俗的体制を倒すための道具として登場したのだ」。

「ロシアは常に一貫して、あらゆるテロと戦ってきた。今日、我々は、テロ組織と戦っているイラク、シリアといった地域諸国に軍事・技術支援を行っている」。

「我々は、テロに真正面から果敢に戦いを挑んでいるシリア政府やその軍との協力を拒否することは大きな間違いだと考えている。我々は、アサド大統領の軍、そしてクルド人の部隊以外にシリアでイスラーム国などのテロ組織と真に戦っている者はいないということを認めるべきだ」。

「ロシアは近く…、中東における脅威を包括的に分析するための閣僚会合を(国連で)招集するつもりだ。我々は何よりもまず、イスラーム国をはじめとするテロ組織と対決するすべての勢力の活動を調整するための決議に合意できるかを議論することを提案する…。この調整は、国連憲章の原則に基づくべきだ」。

「そのうえで、新たな難民キャンプを設置する必要がある…。しかし、この問題(難民・移民問題)を根本的に解決する方法とは、破壊されたかれらの彼らの国を建て直し、政府機関を強化し…、包括的な軍事、経済、物的支援を行うことにある…。主権国家に対するいかなる支援も、国連憲章に沿ってのみ行われ得るし、そうでなければならない」。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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潘事務総長が国連総会演説で、ロシア外務副外相の提唱した「連絡グループ会合」に同調(2015年9月28日)

国連の潘基文事務総長は、各国首脳らによる一般教書演説に先立って国連総会で演説した。

シリア情勢に関して、潘事務総長は以下のように述べ、ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣が提唱した米、ロシア、サウジアラビア、トルコ、エジプトの5カ国による連絡グループ設置への支持を表明した。

「シリア人は、抑圧、過激主義、破壊、恐怖ゆえに、自分たちの国、そして家を離れようとしている。安保理などでの4年にわたる外交麻痺は、シリアの危機を制御不能にすることを許してしまった」。

「紛争を終わらせる責任は何よりもまず、戦いを行っているシリアの当事者にある。彼らこそが、自分たちの国を廃墟にしようとしている者たちだ」。

「しかし、シリア国内だけで解決策を求めるだけでは不十分だ。戦いはまた、地域諸国やそこでの対立関係によって突き動かされている。武器と資金がこの国に流入していることで、火に油が注がれてしまっている」。

「私が任命した共同特別代表(スタファン・デミストゥラ氏)は、平和的解決の基礎を確立すべく可能なすべてのことを行っている。今こそ、彼以外、とりわけ安保理と重要な地域のアクターたちが踏み出す時だ。とくに5カ国がカギを握っている。ロシア、米国、サウジアラビア、イラン、トルコだ。お互いに妥協しない限りにおいて、現場での変化を期待しても無駄だ」。

「無実のシリア人がさらなる「樽爆弾」とテロの代償を払うことになる。残虐な犯罪を免れることはできない。我々は国際刑事裁判所に問題を付託すべきだ」。


AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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ロシアのボグダノフ外務副大臣「シリアでの紛争解決に向け、米露、サウジ、トルコ、エジプトなどからなる連絡グループが会合を開くべき」(2015年9月28日)

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣はスプートニク通信(9月27日付)に対し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が設置に向け準備を続けている四つの作業グループと合わせて、「国連総会終了後、10月までにもっとも強い影響力を持つ諸外国からなる連絡グループが会合を開くべきだと考えている」と述べた。

この連絡グループに関して、ボグダノフ外務副大臣は「我々は、ロシア、米国、サウジアラビア、トルコ、エジプトの名を参加国として挙げてきた」と付言した。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、Sputonik, September 28, 2017、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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ドイツのフォン・デア・ライエン国防大臣「アサド大統領が永遠にシリアの指導者ではない」(2015年9月28日)

ドイツのウルズラ・フォン・デア・ライエン国防大臣は、シリア情勢に関して、「アサド大統領が永遠にシリアの指導者ではない。彼は長期的に紛争解決策の一部とはなり得ない」と述べた。

ARA News(9月28日付)などが伝えた。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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フランス議員・記者使節団がオランド大統領の強硬姿勢維持を尻目にダマスカスを訪問(2015年9月28日)

ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は、シリアを訪問中のフランス議員・記者使節団と会談した。

SANA(9月28日付)によると、ラッハーム人民議会議長は会談で、中東地域諸国のタクフィール主義テロへの対応に失敗したことを西側諸国が認める時が来た、としたうえで、シリアに対する西側諸国のこうした政策、路線を正す役割を国会議員が担っていると強調した。

これに対して、フランス議員・記者使節団団長でフランス・シリア友好協会代表のジャラルド・バプト議員は、使節団の訪問が政治的・外交的な性格を持つものではなく、人道状況の視察、食糧人道支援や遺跡保護のニーズの確認することが目的だとしつつ、テロによって破壊されたインフラなどの復旧をめざすシリア国民の粘り強い努力を賞賛した。

SANA, September 28, 2015
SANA, September 28, 2015

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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フランスのオランド大統領「フランスはアサドを解決策の一部として受け入れないとの姿勢において孤立していない」(2015年9月28日)

『ハヤート』(9月29日付)は、フランス消息筋の話として、国連総会出席のためにニューヨークを訪問中のフランソワ・オランド大統領が、トルコのアフメト・ダウトオール首相と会談し、シリア情勢、なかでもシリア北部における「安全地帯」設置について意見を交わしたと伝えた。

同消息筋のよると、オランド大統領は会談で、「フランスはアサドを解決策の一部として受け入れないとの姿勢において孤立していない」と述べ、この点においてトルコと違わないことを確認したという。

そのうえで、トルコ領内の避難民の状況を改善し、欧州へのさらなる移民の流入を阻止するために、トルコ政府と協力、その負担軽減をめざす意思を示したという。

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フランスのフランソワ大統領は28日、国連総会で一般討論演説を行った。

シリア情勢に関して、オランド大統領は、アサド大統領を「独裁者」と評し、国民に対して部差別空爆を行うことで、多くの難民を生み出したと指摘、難民・移民問題の原因が、テロリストによる暴力だけでなく、アサド政権による弾圧にあると非難した。

そのうえで、ジュネーブ合意(2012年)やジュネーブ2会議(2014年)に基づき、すべての反体制勢力を包摂するかたちで移行期政府を樹立することで、紛争を政治的(外交的)に解決へと導くべきだと主張し、紛争の原因であるバッシャール・アサドを移行プロセスに含めるべきではないと改めて強調した。

AFP, September 28, 2015、AP, September 28, 2015、ARA News, September 28, 2015、Champress, September 28, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 28, 2015、Kull-na Shuraka’, September 28, 2015、al-Mada Press, September 28, 2015、Naharnet, September 28, 2015、NNA, September 28, 2015、Reuters, September 28, 2015、SANA, September 28, 2015、UPI, September 28, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビア、カタールは依然としてアサド政権の退陣に固執(2015年9月28日)

『ハヤート』(9月28日付)は、欧米諸国、トルコがアサド政権の進退に関して態度を軟化させるなか、サウジアラビア、カタールは依然として、「シリア政府が正統性を失っており、紛争の政治的解決におけるパートナーとして受け入れることはできない」との姿勢を崩そうとしていないと伝えた。

AFP, September 27, 2015、AP, September 27, 2015、ARA News, September 27, 2015、Champress, September 27, 2015、al-Hayat, September 28, 2015、Iraqi News, September 27, 2015、Kull-na Shuraka’, September 27, 2015、al-Mada Press, September 27, 2015、Naharnet, September 27, 2015、NNA, September 27, 2015、Reuters, September 27, 2015、SANA, September 27, 2015、UPI, September 27, 2015などをもとに作成。

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