UNESCO世界文化遺産パルミラ(ヒムス県)でロシアのマリインスキー劇場交響楽団参加による「太陽の門」楽団の公演続く(2016年5月6日)

ヒムス県では、SANA(5月6日付)によると、タドムル市のUNECSO世界文化遺産タドムル遺跡にあるローマ劇場での前日のマリインスキー劇場(サンクトペテルブルグ)の交響楽団による追悼コンサートに引き続き、同劇場で同楽団も参加した楽団「太陽の門」が公演を行った。

5月5、6日のパルミラでの戦没者記念日の追悼公演はアサド大統領主催によるもの。

SANA, May 6, 2016
SANA, May 6, 2016


AFP, May 6, 2016、AP, May 6, 2016、ARA News, May 6, 2016、Champress, May 6, 2016、al-Hayat, May 7, 2016、Iraqi News, May 6, 2016、Kull-na Shuraka’, May 6, 2016、al-Mada Press, May 6, 2016、Naharnet, May 6, 2016、NNA, May 6, 2016、Reuters, May 6, 2016、SANA, May 6, 2016、UPI, May 6, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県油田地帯でシリア軍とダーイシュが交戦(2016年5月6日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シャーイル石油ガス採掘所一帯で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

一方、SANA(5月6日付)によると、シリア軍がジャズル油田およびその南部一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃、戦闘員多数を殲滅した。

AFP, May 6, 2016、AP, May 6, 2016、ARA News, May 6, 2016、Champress, May 6, 2016、al-Hayat, May 7, 2016、Iraqi News, May 6, 2016、Kull-na Shuraka’, May 6, 2016、al-Mada Press, May 6, 2016、Naharnet, May 6, 2016、NNA, May 6, 2016、Reuters, May 6, 2016、SANA, May 6, 2016、UPI, May 6, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動が主導する「新生」ファトフ軍がアレッポ市での「講和規定」をよそに、アレッポ市南部郊外の要衝ハーン・トゥーマーン市をシリア軍から奪取(2016年5月6日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(5月6日付)によると、アレッポ市南部郊外の要衝の一つハーン・トゥーマーン村に対して、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、トルキスターン・イスラーム党、シャーム軍団、アジュナード・シャーム、スンナ軍などからなるファトフ軍が主導する反体制派が攻撃を加え、シリア軍、シリア人・外国人民兵(アフガン人シーア派など)を放逐、同地一帯を奪還した。

ARA News(5月6日付)によると、ファトフ軍はまた、ハーン・トゥーマーン市南西部のハミーラ村、マアッラータ村も制圧した。

シリア人権監視団によると、この戦闘で、ファトフ軍側の戦闘員43人、シリア軍側の兵士30人が死亡したという。

ファトフ軍は最近になって「再生」を果たしたばかり(https://syriaarabspring.info/?p=28441)。

なお、『ハヤート』(5月7日付)は、「自由シリア軍」として活動する武装集団の某戦闘員が「自由シリア軍」の傘下で戦う組織はこの攻撃には参加せず、シリア国内で外交的努力を支援している」と述べて、ヌスラ戦線らとの共闘を否定していると伝えた。

Kull-na Shuraka', May 6, 2016
Kull-na Shuraka’, May 6, 2016
Kull-na Shuraka', May 6, 2016
Kull-na Shuraka’, May 6, 2016

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配下にあるマアッラト・ヌウマーン市で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市内を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(5月6日付)によると、ラフマーン軍団が声明を出し、東グータ地方でのイスラーム軍との対立に関して、「イスラーム軍のイニシアチブであれ、それ以外の組織の(停戦)案も我々には届いていない」と述べ、停戦に応じていないことを明らかにした。

AFP, May 6, 2016、AP, May 6, 2016、ARA News, May 6, 2016、Champress, May 6, 2016、al-Durar al-Shamiya, May 6, 2016、al-Hayat, May 7, 2016、Iraqi News, May 6, 2016、Kull-na Shuraka’, May 6, 2016、al-Mada Press, May 6, 2016、Naharnet, May 6, 2016、NNA, May 6, 2016、Reuters, May 6, 2016、SANA, May 6, 2016、UPI, May 6, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ系組織がダルアー県でヌスラ戦線と自由シリア軍の連合部隊と交戦(2016年5月6日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アイン・ズィクル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団、イスラーム・ムサンナー運動が、シャームの民のヌスラ戦線、自由シリア軍南部戦線と交戦した。


AFP, May 6, 2016、AP, May 6, 2016、ARA News, May 6, 2016、Champress, May 6, 2016、al-Hayat, May 7, 2016、Iraqi News, May 6, 2016、Kull-na Shuraka’, May 6, 2016、al-Mada Press, May 6, 2016、Naharnet, May 6, 2016、NNA, May 6, 2016、Reuters, May 6, 2016、SANA, May 6, 2016、UPI, May 6, 2016などをもとに作成。

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イドリブ県サルマダー市郊外の避難民キャンプへの攻撃に関して、シリア軍は関与を否定、ロシア国防省はヌスラ戦線の「自作自演」と指摘(2016年5月6日)

シリア軍総司令部は声明を出し、5日のイドリブ県サルマダー市郊外の避難民キャンプに対する攻撃(『ハヤート』(5月7日付)によると28人が死亡)に関して、シリア空軍による空爆だとする一部報道を「根拠がない」と否定した。

また「一部のテロ集団が最近になって、周知の外国諸勢力の指示を受け、民間の標的を意図的に攻撃し、民間人に多くの犠牲を出し、シリア・アラブ軍に嫌疑をかけようとしている」と付言した。

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ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、5日のイドリブ県サルマダー市郊外の避難民キャンプに対する攻撃に関して、同地一帯を支配下に置くシャームの民のヌスラ戦線が地上から攻撃を加えたものだと述べ、シリア空軍による空爆だとする一部報道を否定した。

スプートニク・ニュース(5月6日付)が伝えた。

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また、ザイド・ビン・ラアド・フサイン国連人権高等弁務官は、この攻撃に関して「意図的なものである可能性が高く、戦争犯罪に値する」と非難したうえで、「一時情報はシリア政府による攻撃だとされているが…これらの情報については現在も確認中である」と述べた。

『ハヤート』(5月7日付)などが伝えた。

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