ダマスカス郊外県東部で米国の支援を受ける反体制派とシリア軍・親政権民兵の戦闘続く(2017年7月20日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、米国の支援を受ける殉教者アフマド・アブドゥー軍団、東部獅子軍(いずれも「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室参加組織)が、県東部のマフルーサ地区一帯でシリア軍、親政権武装勢力と交戦した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア外務省はトランプ米大統領によるCIAの教練プログラムの取りやめ決定を歓迎(2017年7月20日)

ロシア外務省は声明を出し、ドナルド・トランプ米大統領がCIAによる「穏健な反体制派」への教練プログラム廃止を決定したとの情報に関して、「我々は緊張緩和に向けたあらゆる措置を歓迎する」と表明した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県北部で活動を続ける「穏健な反体制派」はトランプ米大統領によるCIAの教練プログラムの取りやめ決定は自分たちには適用されないと主張(2017年7月20日)

アレッポ県北部で活動を続けるムウタスィム・ビッラー旅団の副司令官を務めるアブー・ジャアファルを名乗る人物は、ドナルド・トランプ米大統領がCIAによる「穏健な反体制派」への教練プログラム廃止を決定したとの情報に関して、『ハヤート』(7月21日付)に対し、「我々には適用されない。なぜなら、我々はインジルリク基地での教練プログラムの枠組みのなかで支援を受けているからだ」と述べた。

アブー・ジャアファリー氏はまた「この手の決定についての情報が流れているが、現場の我々は何らの変化も感じていない」と付言した。

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第51旅団の副司令官を務めるアブー・ハムザを名乗る活動家も、この決定は自分たちに適用されないと述べた。

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一方、スルターン・ムラード師団のアフマド・ウスマーン司令官は「いまだに正式な決定を受けていない」としつつ、米国から武器弾薬の直接支援は受けておらず、兵站支援を受けているだけだと強調した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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米国防総省はシリア領内の米軍基地に関するトルコ国営通信の記事に関して「有志連合を不必要な脅威に曝す」と非難、トルコ政府に懸念を伝える(2017年7月20日)

米国防総省のエイドリアン・ランキン=ギャロウェイ報道官(少佐)は、トルコ国営のアナトリア通信が7月19日にシリア領内の米軍基地についての詳細な記事を配信したことに関して、「機密情報の暴露により、有志連合は不要な脅威に曝されることになる」と懸念を表明した。

ランキン=ギャロウェイ報道官は「NATO加盟国の複数の高官が意図的に機密情報を流し、我が軍の兵士を危険に曝したのであれば、強い懸念を感じる…。我々はトルコ政府に懸念を伝えた」と述べ、トルコ政府が基地に関する情報を漏洩したことを暗に非難した。

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これに対し、トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官はトルコ政府がアナトリア通信の記事配信に関与しているとの見方を否定した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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ラッカ市内でYPG主導のシリア民主軍とダーイシュの戦闘続く(2017年7月20日)

ラッカ県では、ARA News(7月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市のバリード地区、ヒシャーム・ブン・アブドゥルマリク地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ダーイシュの司令官(アミール)1人を含む18人を殺害した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県東グータ地方でシリア軍とイスラーム軍が交戦(2017年7月20日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がリーハーン農場一帯、アルバイン市一帯を砲撃し、反体制武装集団と交戦した。

一方、イスラーム軍はリーハーン農場一帯でのシリア軍との戦闘で兵士30人以上を殺害したと発表した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月20日付)によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区で、アル=カーイダ系組織のシャーム解放機構が主導する「堅固な建造物」作戦司令室の武器庫が爆発した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県のシャーイル油田が石油生産を再開(2017年7月20日)

『ワタン』(7月20日付)は、石油鉱物資源省高官の話として、ヒムス県東部のシャーイル油田内の石油採掘所1カ所の復旧工事が完了し、1日900バレルの生産を再開したと伝えた。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017、al-Watan, July 20, 2017などをもとに作成。

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アレッポ市制圧治安当局はサイフ・ダウラ地区の住居数十棟を占拠するクドス旅団、バーキル旅団に72時間以内の退去を要請(2017年7月20日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(7月20日付)によると、アレッポ市サイフ・ダウラ地区の警察治安当局が、昨年末の同地解放後も地区内の住居を占拠し続けている「シャッビーハ」(親政権武装勢力)に対して、72時間以内に退去するよう要請、この要請の違反者を逮捕・処罰すると発表した。

同地には、クドス旅団(パレスチナ人)、バーキル旅団(シリア人)が住居数十棟を占拠しているという。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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オバマ前政権の支援を受けていたヌールッディーン・ザンキー運動がアル=カーイダ系のシャーム解放機構から離反(2017年7月20日)

バラク・オバマ前政権下の米国から支援を受け、その後アル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線と合併し、シャーム解放機構に発展解消していたヌールッディーン・ザンキー運動が声明を出し、シャーム解放機構から離反すると発表した。

声明は、シャーム解放機構に発展解消するまで同組織を指導してきたタウフィーク・シハーブッディーン氏が署名しており、シャーム解放機構が「シャリーアの裁定」に従っていないことが離反の理由だという。

al-Durar al-Shamiya, July 20, 2017

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動との停戦をめぐりシャーム解放機構は事実上拒否するなか、ヌールッディーン・ザンキー運動の元司令官は停戦イニシアチブを歓迎(2017年7月20日)

シャーム解放機構の幹部の一人のタウフィーク・シハーブッディーン氏(ヌールッディーン・ザンキー運動の元幹部)は声明を出し、19日にイドリブ県のシャイフ3人が発表した停戦イニシアチブを歓迎し、受け入れる意思を示した。

Kull-na Shuraka’, July 20, 2017

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しかし、シャーム解放機構は声明を出し、シャイフ3人による停戦イニシアチブに関して、「分断と分裂に直面する…現状を前に持ち堪えることはできない」と主張、「分断と分裂状況を終わらせ、解放区の自治について現実的な案を提示することが真のイニシアチブである」と主張、反体制派の糾合を呼びかけた。

Kull-na Shuraka’, July 20, 2017

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県のトルコ国境地帯でシャーム解放機構がシャーム自由人イスラーム運動が交戦し、アクラバート村、バービスカー山を制圧(2017年7月20日)

イドリブ県では、シャーム自由人イスラーム運動のムハンマド・アブー・ザイド報道官によると、シャーム解放機構がトルコ国境に位置するバーブ・ハワー国境通行所を砲撃、シャーム自由人イスラーム運動と交戦した。

また、クッルナー・シュラカー(7月20日付)によると、バービスカー村、アクラバート村、カフル・ルーサイン村一帯でシャーム解放機構とシャーム自由人イスラーム運動が交戦、同地にある避難民キャンプが重火器による砲撃を受け、多数の避難民が負傷した。

シャーム解放機構に近いイバー通信(7月19日付)によると、砲撃を行ったのはシャーム自由人イスラーム運動で、ナワーイール避難民キャンプとアースィー避難民キャンプに身を寄せる避難民13人が負傷したという。

なお、この戦闘でシャーム解放機構は、トルコ国境に面するアティマ村近郊のアクラバート村、バービスカー山を制圧した。

これに対して、シャーム自由人イスラーム運動は、ユーチューブで砲撃の映像を公開し、シャーム解放機構によるものだと主張した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017、Wikalat al-Iba’ al-Ikhbariya, July 16, 2017、などをもとに作成。

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ロシア軍はハマー県東部のダーイシュ拠点を激しく爆撃(2017年7月20日)

ハマー県では、SANA(7月20日付)によると、ロシア軍戦闘機が県東部のジュッブ・アブヤド地区一帯にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点複数カ所に対して空爆を実施した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はラッカ県南部の石油採掘所多数をダーイシュから奪還(2017年7月20日)

ラッカ県では、SANA(7月20日付)によると、シリア軍が県南部でダーイシュ(イスラーム国)に対する掃討作戦を継続し、マアダーン町、ラービヤ村、ラスム・ガーニム村、ジャブラ村にある石油採掘所多数を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(7月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、工業地区、ハミーディーヤ地区、ウルフィー地区、アルディー地区、ダイル・ザウル航空基地一帯、ザルダ山一帯、ジャフラ村、ジュナイナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

シリア軍はまたダイル・ザウル市南部一帯でダーイシュと交戦した。

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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シリア人民議会は、本会議の審議を打ち切ったアッバース議長を賛成多数で解任(2017年7月20日)

シリアの人民議会(国会)は、ハディーヤ・アッバース議長の解任動議を賛成多数で解任した。

人民議会のフェイスブック・アカウント(https://www.facebook.com/Syr.parliament/)によると、人民議会は20日、議会内規の修正に関する本会議で、アッバース議長は、一部議員の答弁を禁じ、審議を終了し、採決を行うと宣言、この「非民主的な振る舞い」により議会が麻痺した。

これに対して、一部議員はアッバース議長の決定を「無責任で違法」と批判、採決実施に反対し、審議継続を要求したが、アッバース議長はこれを拒否した。

アッバース議長は本会議を休止しようとしたが、議員らは議事堂内に留まり、164人(定数250人)が「民主主義の基礎を無視し、法律に違反した」議長の決定を拒否するとして、解任動議を出した。

これを受け、ナジュダ・イスマーイール・アンズール副議長の議事のもと採決が行われ、賛成164でアッバース議長の解任が可決され、議会内規に基づきアンズール副議長が議会内での議長選挙が実施されるまで議長代行を務めることが決定された。

SANA, July 20, 2017
al-Ahram, July 20, 2017
Sawt al-Imarat, July 20, 2017

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

 

 

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アレッポ県ダイル・ハーフィル市一帯に住民数百人が帰還(2017年7月20日)

アレッポ県では、SANA(7月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配から今年3月に解放されていたダイル・ハーフィル市およびダイル・ハーフィル郡の村々に、避難生活を送っていた住民数百人が帰還した。

住民の帰還は、7月16日に軍武装部隊総司令部がマスカナ市およびダイル・ハーフィル市一帯地域の住民に対して帰宅を呼びかけたことを受けたもの。

SANA, July 20, 2017
SANA, July 20, 2017
SANA, July 20, 2017

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

 

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アサド大統領はイランのアンサーリー外務副大臣と会談(2017年7月20日)

アサド大統領はシリアを訪問中のイランのホセイン・ジャーベリー・アンサーリー外務副大臣と会談した。

SANA(7月20日付)によると、会談では、中東地域および国際情勢の動静などについて意見が交わされ、アサド大統領は、一部諸外国が狭量な政治目的を実現するためにテロを利用しているという状況は続いているが、シリア国内での「テロとの戦い」におけるシリア軍およびその同盟者の勝利が、地域の安定化に良い影響を与えることになるだろうとの見方を示した。

SANA, July 20, 2017

AFP, July 20, 2017、AP, July 20, 2017、ARA News, July 20, 2017、Champress, July 20, 2017、al-Hayat, July 21, 2017、Kull-na Shuraka’, July 20, 2017、al-Mada Press, July 20, 2017、Naharnet, July 20, 2017、NNA, July 20, 2017、Reuters, July 20, 2017、SANA, July 20, 2017、UPI, July 20, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2017年7月20日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(7月19日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ラタキア県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県5件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

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一方、過去24時間にイドリブ県の5カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,037市町村、武装組織の数は228組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, July 20, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は7月19日、ダイル・ザウル市近郊、ラッカ市近郊などで20回の爆撃を実施(2017年7月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、7月19日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は20回で、ブーカマール市近郊(4回)、シャッダーディー市近郊(3回)、ダイル・ザウル市近郊(5回)、ラッカ市近郊(8回)で実施された。

CENTCOM, July 20, 2017をもとに作成。

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