ロシア難民受入移送居住センター:18日に難民114人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は7,661人に(2018年8月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月19日付)を公開し、18日に難民114人がシリアに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は7,661人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者7,343人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万2,302人(うち女性209万4,691人、子供356万974人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 19, 2018をもとに作成。

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アラビー21:シリア軍は和解に応じた地域の若者5万人を入隊させ、組織を立て直し(2018年8月19日)

アラビー21(8月19日付)は、シリア軍が、この半年で和解に応じた地域の若者5万人あまりを入隊させ、組織の立て直しを行っていると伝えた。

同サイトが複数の地元筋の話として伝えたところによると、新たに徴兵された50万人は、和解プロセスを通じて免罪となった兵役忌避者らで、3万人がダルアー県、クナイトラ県出身者だという。

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、Arabi 21, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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トルコのアカル国防大臣はマンビジュ市(アレッポ県)の治安と安定の強化を目的とした米国との合同教練を近く開始すると発表(2018年8月19日)

トルコのフルシ・アカル国防大臣は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の実効支配下にあり、米軍が駐留するアレッポ県マンビジュ市一帯地域で、同地の処遇にかかる行程表に従い、トルコ米両軍が、治安と安定の強化を目的とした合同教練を近く開始すると発表した。

アナトリア通信(8月19日付)が伝えた。

AFP, August 19, 2018、Anadolu Ajansı, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県北部で政府との和解を主唱する住民か活動家多数を摘発(2018年8月19日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月19日付)によると、シャーム解放機構が県北部のマアッラトミスリーン市、アズマリーン村、サルキーン市で大規模な強制捜査を行い、シリア政府との和解を主唱する住民か活動家多数を摘発した。

一方、国民解放戦線は声明を出し、イドリブ県南部で拘置していた囚人に対する恩赦を実施すると発表した。

恩赦には、「革命の安全」に抵触する罪を犯した者は含まれないという。

このほか、シリア人権監視団によると、シリア軍がタマーニア町を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がムーリク市、ラターミナ町、サフル丘一帯を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコマン山一帯、ヤムディーヤ村一帯を砲撃した。

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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アフリーン郡(アレッポ県)に退去した東グータ地方出身の避難民がシリア政府支配地域への帰還を求めて、トルコの支援を受ける武装集団と衝突(2018年8月19日)

アレッポ県では、ANHA(8月19日付)によると、トルコの実質占領下にあるアフリーン市および同市一帯に退去してきたダマスカス郊外県東グータ地方の避難民が、シリア政府支配地域への帰還を求めて、反体制武装集団と衝突した。

この衝突により、双方に死傷者が出たという。

複数の地元筋によると、避難民2世帯が帰国を求めて反体制武装集団に反抗、アフリーン市を去ろうとしていたところを反体制武装集団によって攻撃されたという。

避難民を攻撃したのはハムザ師団で、アフリーン市一帯からの避難民の退去を阻止している。

ANHA, August 19, 2018

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡(アレッポ県)で住民・民兵多数を拘束(2018年8月19日)

アレッポ県では、ANHA(8月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡ジンディールス町近郊のカフルサフラ村の住民ら多数を拘束、連行した。

拘束された者のなかには、トルコの支援を受けてきたクルド人民兵組織のミシュアル・タンムー大隊の戦闘員多数も含まれているという。

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はスワイダー県に隣接するサファー丘でダーイシュ掃討を続ける(2018年8月19日)

ダマスカス郊外県では、SANA(8月19日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにスワイダー県東部の砂漠地帯に隣接するサファー丘でダーイシュ(イスラーム国)の残党の追撃を続けた。

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スワイダー県では、スワイダー24(8月19日付)によると、トゥルバー村東部のフスン地区近くで、ダーイシュ(イスラーム国)が敷設した地雷が爆発し、地元の武装勢力(親政権民兵)のメンバー5人が死亡した。

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、Suwayda 24, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは25件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年8月19日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月19日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を25件(ハマー県1件、ラタキア県14件、アレッポ県10件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件(ラタキア県1件、イドリブ県1件、ハマー県1件)の停戦違反を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 19, 2018をもとに作成。

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