ロシア難民受入移送居住センター:17日に難民136人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は7,547人に(2018年8月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月18日付)を公開し、17日に難民136人がシリアに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は7,547人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者7,229人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は698万2,302人(うち女性209万4,691人、子供356万974人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 17, 2018をもとに作成。

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イドリブ県とハマー県の地元評議会が会合を開き、トルコによる介入と福祉機関支援を求める(2018年8月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(8月19日付)によると、イドリブ県南部とハマー県北部および東部の自治を担う地元評議会が会合を開き、シリア軍の進攻への対応について協議し、5項目からなる方針に合意した。

合意された5項目とは以下の通り:

1. シリア革命の諸原則の誇示。
2. 我らが殉教者が死をもって獲得した成果の維持
3. アサドの悪党、占領者ロシアが我々の地域に介入することへの断固拒否。
4. アサドの悪党に属し、解放区の村や町を代表すると主張する者は自分自身しか代表していない。
5. トルコ政府に対して、トルコの提言を実施するための即時介入を求める。トルコ同胞が自治を行うのを支援すると誓約する。また、解放区における教育、福祉、保健といった各機関の活性化をトルコに求める。

al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018
al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018
al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018
al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018
al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018

なお、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構は17日にメンバー向け声明を出し、シリア軍の砲撃が激化している同県各所に設置されている同組織の意思決定機関であるシューラー評議会を解体し、同地の活動家による地元評議会を住民の唯一の正当な代表をみなすことを決定した旨、通知した。

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県で「イランの民兵」と親政権民兵が交戦し、双方に死傷者(2018年8月18日)

ダイル・ザウル県では、シャルキーヤ24(8月19日付)によると、ブーカマール市一帯で、「イランの民兵」とイラク人民動員隊が、国防隊と交戦し、双方に死傷者が出た。

AFP, August 19, 2018、ANHA, August 19, 2018、AP, August 19, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 19, 2018、al-Hayat, August 20, 2018、Reuters, August 19, 2018、SANA, August 19, 2018、al-Sharqiya 24, August 19, 2018、UPI, August 19, 2018などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「国境の安全保障を拡充するために開始した作戦を拡大し、シリアからの脅威を根絶する」(2018年8月18日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は首都アンカラでの与党公正発展党(AKP)での大会で「国境の安全保障を拡充するために開始した作戦を拡大し、シリアから我々に向けられている脅威を根絶する」と述べた。

エルドアン大統領はまた「(アレッポ県の)ジャラーブルス市、バーブ市、アフリーン市で行ったことを、(シャンウルファ県の)シュリュジュから(シュルナク県の)ジズレに至る国境全域で実施する…。イラク北部のキンディール山、スィンジャール地方、マフムール郡にも我が国の脅威の源は残らないだろう」と強調した。

『ハヤート』(8月19日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018

AFP, August 18, 2018、ANHA, August 18, 2018、AP, August 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018、al-Hayat, August 19, 2018、Reuters, August 18, 2018、SANA, August 18, 2018、UPI, August 18, 2018などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領がドイツのメルケル首相と会談し、シリア情勢への対応などについて協議(2018年8月18日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はドイツを訪問し、ベルリンでアンゲラ・メルケル首相と会談、シリア情勢への対応などについて協議した。

プーチン大統領は会談前、シリアでの復興を支援し、難民の帰還を保証するため、すべてのことを行う必要があると述べた。

一方、メルケル首相は、会談に関して「ドイツは、憲法改正や選挙の実施などを骨子とする国連主導の政治プロセスを通じてシリアの問題解決を検討することに参与する」と発表した。

『ハヤート』(8月19日付)などが伝えた。

al-Hayat, August 19, 2018

AFP, August 18, 2018、ANHA, August 18, 2018、AP, August 18, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018、al-Hayat, August 19, 2018、Reuters, August 18, 2018、SANA, August 18, 2018、UPI, August 18, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会幹部「シリア民主軍はシリア軍の一部になってもよい」(2018年8月18日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体であるシリア民主評議会のイルハーム・アフマド執行委員会共同議長はBBC(8月18日付)のインタビューに応じ、そのなかで「シリアの将来、そしてシリアでの分権制をめぐるシリア政府との交渉で合意に達すれば、シリア民主軍はシリア軍の一部になってもよい」と述べた。

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サウジアラビアに続いてUAEがロジャヴァ支配地域復興に向けて5,000億ドルの拠出を約束(2018年8月18日)

ブレット・マクガーク米大統領特使(対ダーイシュ(イスラーム国)有志連合担当)は、サウジアラビアに続いて、アラブ首長国連邦(UAE)も、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)支配下のシリア北東部の復興に向けて5,000億ドルの拠出を約束したことを明らかにした。

マクガーク米大統領特使は「我々はまだカリフ制(ダーイシュ)を物理的に打ち負かす(作戦の)最終段階を開始していない。それは今準備されており、我々が時を選んで行われるだろう。だが、それは実施される」としたうえで、UAEが資金拠出を誓約したことを明らかにし、「我々はシリアに留まる。ダーイシュと永続的に戦うことに焦点を当てる」と強調した。

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ホワイト・ヘルメットのサーリフ代表「シリア難民に帰国を求めるロシアの呼びかけはプロパガンダ、プーチン大統領はウソをつくのを止めて欲しい」(2018年8月18日)

ホワイト・ヘルメットのラーイド・サーリフ代表はDWチャンネル(8月18日付)の取材に応じ、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領に「ウソをつくのを止めて欲しい」と訴えた。

サーリフ氏は、「ロシア大統領がシリアでの政治的解決を推し進めたい、あるいはそう主張するのなら、病院や学校、そして民間人を爆撃するのをまず止めねばならない…。爆撃が止んだら、犯罪者、とりわけ化学兵器を使用した者たちの処罰などを含む政治移行について話すことができるようになる」と述べた。

サーリフ氏はまた、シリア国内で安全な地域が増えたとして、シリア難民に帰国を求めるロシアの呼びかけを「プロパガンダ」だと一蹴、シリア政府の支配下に復帰した「ダーライヤー市(ダマスカス郊外県)、アレッポ市、ヒムス市、東グータ地方(ダマスカス郊外県)から移住させられた民間人は誰一人戻っていない」と主張した。

al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018

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シリア政府と和解した反体制武装集団のタウヒード軍が、離反兵23人をシリア政府当局に引き渡す(2018年8月18日)

ドゥラル・シャーミーヤ(8月18日付)は、シリア政府と和解した反体制武装集団のタウヒード軍が、離反兵23人をシリア政府当局に引き渡したと伝えた。

離反兵23人は、そのほとんどがヒムス県タルビーサ市出身者で、タウヒード軍は彼らを空軍情報部ヒムス支部に引き渡したという。

23人はその後、ダマスカス県にある軍事情報局第293課に移送されたという。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月18日付)によると、空軍情報部がマハッジャ町で強制捜査を行い、シリア政府との和解に応じ、ヤルムーク川河畔地域でのダーイシュ(イスラーム国)掃討戦に参加していた元反体制武装集団メンバー4人を拘束した。

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ロジャヴァ支配下のラッカ市で米国高官からなる使節団を狙った爆発が発生する一方、ダーイシュはダイル・ザウル県の有志連合基地一帯を攻撃(2018年8月18日)

ラッカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月18日付)が複数の地元筋の話として伝えたによると、ラッカ市を訪問中の米国高官からなる使節団を狙った爆発が発生したと伝えた。

爆発は、ラッカ市のヌール・モスク近くのバースィル・アサド通りをこの高官が乗った車が通過しようとした際に発生し、護衛をしていた西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車が被害を受けたが、死傷者はなかったという。

ラッカ市には、最近になってウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使と有志連合を主導する米軍士官が訪問していたが、狙われた使節団が、この使節団だったかどうかは不明。

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ダイル・ザウル県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県東部のウマル油田にある有志連合の基地および西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所に対して大規模な攻撃を行った。

al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018

 

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トルコの支援を受ける反体制武装集団はサウジアラビアがロジャヴァ支配地域の安定回復のために1億米ドルを供与したことに遺憾の意を示す(2018年8月18日)

トルコの支援を受けるムウタスィム旅団のムスタファー・スィージャリー政治局長はツイッターのアカウント(https://twitter.com/MustafaSejari/)を通じて、サウジアラビアが西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の実効支配地域の安定回復のために1億米ドルを供与したことに関して遺憾の意を示した。

スィージャリー政治局長は「サウジアラビアの兄弟たちも知り得ない理由で、自由シリア軍への支援が完全に停止したことは遺憾だ」と綴った。

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イドリブ県にある国民解放戦線の拠点前で爆弾が仕掛けられた車1台が爆発(2018年8月18日)

イドリブ県では、ANHA(8月18日付)によると、カフルラーター村近郊にある国民解放戦線の拠点の前で爆弾が仕掛けられた車1台が爆発し、近くにいた複数人が負傷した。

ANHA, August 18, 2018

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シリア軍はハマー県でシャーム解放機構やイッザ軍の拠点を砲撃(2018年8月18日)

ハマー県では、SANA(8月18日付)によると、シリア軍がムーリク市、アブー・ウバイダ村、マアルカバ村にあるシャーム解放機構と共闘するイッザ軍の拠点を砲撃した。

シリア軍はまた、サフル丘一帯、カフルズィーター市にあるシャーム解放機構の拠点を砲撃した。

al-Durar al-Shamiya, August 18, 2018

一方、アブー・アマーラ特殊任務中隊は声明を出し、ハマー県ミスヤーフ市近郊で、軍事情報局のアフマド・アイス・ハビーブ氏を暗殺したと発表した。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは25件の停戦違反を、トルコ側は3件の違反を確認(2018年8月18日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月18日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(ハマー県1件、ラタキア県13件、アレッポ県13件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件(アレッポ県1件、イドリブ県1件、ハマー県1件)の停戦違反を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 18, 2018をもとに作成。

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