ロシア難民受入移送居住センター:1日に難民348人が新たに帰国、7月18日以降に帰国したシリア難民は4,492人に(2018年8月2日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月2日付)を公開し、1日に難民348人がシリアに帰国したと発表した。

これにより、7月18日以降に帰国したシリア難民の数は4,492人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者4,174人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者318人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は715万6,987人(うち女性214万7,096人、子供365万0,063人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2018をもとに作成。

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シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が管理するイドリブ中央刑務所からダーイシュのメンバー100人を含む受刑者180人が脱走(2018年8月2日)

イドリブ県では、ANHA(8月5日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が管理するイドリブ中央刑務所から受刑者180人が脱獄した。

イドリブ中央刑務所には約700人が週間されており、脱獄した受刑者のうち約100人はダーイシュ(イスラーム国)のメンバーだったという。

AFP, August 4, 2018、ANHA, August 4, 2018、AP, August 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 4, 2018、al-Hayat, August 5, 2018、Reuters, August 4, 2018、SANA, August 4, 2018、UPI, August 4, 2018などをもとに作成。

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イスラエルのリーベルマン国防大臣はシリア政府による内戦での勝利を好ましいものと受け止める(2018年8月2日)

アヴィグドール・リーベルマン国防大臣は、シリア政府による南西部の支配回復に関して、報道声明で、シリア政府の内戦での勝利がイスラエルにとって好ましいとの見方を示した。

リーベルマン国防大臣は「我々の見立てでは、シリアの状況は内戦前に戻りつつある。そのことは、明確な発言が行われ、責任、そして中央政府が存在するというものだ」と述べた。

また「我々はシリアの国内情勢には介入も干渉もしない…。だが、我々にとって重要な三つの点が満たされればの話だ…。それは1974年の停戦協定の厳格な遵守、イランがシリアをイスラエルに対する前線として利用しないこと、シリアがヒズブッラーへの高度な兵器を供与する中継地点として利用されないこと、だ」と付言した。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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イスラエル軍も兵力引き離し地域に進入したダーイシュの戦闘員を殺害したと発表(2018年8月2日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/IDFarabicAvichayAdraee/)を通じて、「国防軍は昨晩(8月1日)、ゴラン高原の停戦ラインと有刺鉄線間(兵力引き離し地域)で、監視下にあった破壊分子7人を狙った。本日(2日)早朝、カラシニコフ銃、爆弾、手榴弾で武装した破壊分子の遺体を発見した。我々は、シリア軍部隊の再進駐後のゴラン高原のシリア領側で起きることの責任は、シリア政府にあるとみなす」と発表した。

破壊分子とは、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍のこと。

https://www.facebook.com/IDFarabicAvichayAdraee/posts/2054422397941675

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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ヨルダン軍は国境に接近したダーイシュの戦闘員を撃破したと発表(2018年8月2日)

ヨルダン軍武装部隊総司令部の高官筋は、「(ダルアー県)ヤルムーク川河畔と我が国北部国境に隣接する村々での…シリア軍によるダーイシュ(イスラーム国、ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍のこと)掃討戦を受けて、一部メンバーが火曜日(7月31日)の正午12時頃、我が国国境に接近を試みた」としたうえで、「ただちに交戦規定を適用、第10国境警備大隊がすべての兵器を使用、水曜日(8月1日)正午までに同地まで砲撃作戦を継続、同地域を完全浄化した」ことを明らかにした。

同高官はまた「ヨルダン国境をいかなる者も越えることは許されず、彼らはシリア領内に追い戻されるか、一部は殺害された」と付言した。

『ガド』(8月2日付)が伝えた。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Ghad, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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シリア政府は「テロ支援・資金援助」の疑いのあるビジネスマン15万人を含む300万人の指名手配者リストを作成(2018年8月2日)

反体制派系サイトのドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)は、シリアの複数のメディアの情報として、シリア政府が国内外で居住者約300万人からなる指名手配者リストを作成しており、そのなかには15万人のビジネスマンが含まれていると伝えた。

指名手配者リストの存在は、ジャミール・ハサン空軍情報部長(少将)が7月27日に同部の士官33人を招集して、開催した会合で明らかにされた。

ハサン空軍情報部長は会合で、「テロ支援と資金援助」の疑いのあるビジネスマン15万人を含む300万人からなるリストがあると指摘、「シリアは国内に「ガン細胞」が存在すること許さない。3000万の破壊分子よりも1000万の従順な人の方がましだ…。政府は言葉、ないしは行動で関与した者、さらには沈黙をもって関与した者を処罰するだろう」と述べた。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県の国境地帯で発砲(2018年8月2日)

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)アサーイシュの広報センターによると、トルコ軍国境警備隊がラアス・アイン市西部郊外のアズィーズィーヤ村に発砲し、住民1人が負傷した。

ANHA(8月2日付)が伝えた。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍は塩素ガスの入った容器をシリア国内に持ち込み、トルキスタン・イスラーム党に供与か?(2018年8月2日)

スプートニク・ニュース(8月2日付)は、複数の消息筋の話として、約80台の車輌からなるトルコ軍の車列が、イドリブ県カフル・ルーサイン村に設置された通行所を通じてシリア領内に進入し、イドリブ県とハマー県の各所に設置されているトルコ軍の監視所に向かった、と伝えた。

この車列には、塩素が入った小型のプラスチック容器を積んだトルコ軍の装甲車8台も随行、車列がイドリブ県ジスル・シュグール市西のハッルーズ村にあるトルキスタン・イスラーム党の基地で、これらの容器、暗視カメラ、通信機器などを積み荷を降ろしたという。

al-Durar al-Shamiya, August 1, 2018

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、Sputnik News, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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イドリブ市がミサイル攻撃を受け、女性1人が死亡、20人以上が負傷(2018年8月2日)

イドリブ県では、ANHA(8月2日付)によると、イドリブ市のワーディー・ナスィーム地区で爆発が発生、女性1人が死亡、住民20人以上が負傷した。

爆発は、ミサイル攻撃によると思われる。

https://youtu.be/8gxd24MIOAM

https://youtu.be/iaEVCUcF7LA

ANHA, August 1, 2018

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アレッポ県では、SANA(8月2日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市のハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、住民3人が死亡、6人が負傷した。

シリア人権監視団によると、シリア軍と反体制武装集団がアレッポ市南部のハルサ村、ズィーターン村一帯で交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町を砲撃した。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス県の西方で「敵の標的」を撃破したと発表(2018年8月2日)

SANA(8月2日付)は、シリア軍消息筋の情報として、シリア軍防空部隊が2日晩、ダマスカス県の西方(ダマスカス郊外県)で「敵の標的」を撃破した、と伝えた。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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統一地方選挙の立候補申請件数は4万9,096件(2018年8月2日)

高等司法選挙委員会(選挙管理委員会)は、統一地方選挙の立候補申請の総件数が4万9,096件だったと発表した。

立候補申請は7月26日から8月1日にかけて受け付けられていた。

各県の申請件数は以下の通り:

ダマスカス県 4,000件
ダマスカス郊外県 4,630件
ハサカ県 3,100件
ダイル・ザウル件 1,500件
スワイダー県 1,616件
ダルアー県 1,100件
ラッカ県 1,500件
イドリブ県 1,500件
クナイトラ県 2,050件
ヒムス県 5,000件
アレッポ県 4,200件
タルトゥース県 4,500件
ラタキア県 9,400件

統一地方選挙の投票は9月16日に予定されている。

SANA, August 1, 2018

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍参謀本部機動総局長「米国占領下のタンフ国境通行所一帯でダーイシュ戦闘員が増加し、シリア各地を攻撃している」(2018年8月2日)

ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は声明を出し、米国が違法に占領するヒムス県のタンフ国境通行所一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員が増加しており、彼らがスワイダー県、ダマスカス郊外県、ヒムス県タドムル市一帯、ダイル・ザウル県への攻撃を強めていると発表した。

AFP, August 2, 2018、ANHA, August 2, 2018、AP, August 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2018、al-Hayat, August 3, 2018、Reuters, August 2, 2018、SANA, August 2, 2018、UPI, August 2, 2018などをもとに作成。

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ロシア軍憲兵隊の護衛を受け、UNDOFがイスラエルとの境界に位置する兵力引き離し地域でパトロール任務を再開(2018年8月2日)

ロシア国防省のイゴール・コナシェンコフ報道官は、モスクワで記者会見を開き、シリア南西部(スワイダー県、ダルアー県、クナイトラ県)情勢およびロシア軍のシリア国内での任務の進捗状況に関する報告を行った。

記者会見の主な内容は以下の通り:

AP, August 2, 2018

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「穏健な反体制派」を装っていたヌスラ戦線(現シャーム解放機構)とダーイシュ(イスラーム国)のテロリストが南部の緊張緩和地帯の55%を支配していた。

そのため、(停戦の当事者となるはずの)「穏健な反体制派」の伸長が阻まれ、住民が食糧、医薬品、飲料水の不足に見舞われた。

ロシアは南部の緊張緩和地帯の保証国である米国とヨルダンにこの状況を伝えたが、両国は事態改善の試みを行わなかった。

住民が、ロシア軍当事者和解調整センターに対して、ヌスラ戦線やダーイシュの暴力行為から守って欲しいと要請、一部の「穏健な反体制派」はロシア仲介によるシリア政府との和解に応じ、自発的に武器を棄て、投降した。

過激な戦闘員とその家族はこれに乗じて、イドリブ県に退去した。

その数は9,652人、うち戦闘員は4,297人に及んだ。

ヌスラ戦線はこうした停戦プロセスを反故にしようと試み、これに対してシリア軍は「穏健な反体制派」とともに、掃討戦を実施した。

ロシアの支援を受けるシリア軍は、スワイダー県、ダルアー県、クナイトラ県でダーイシュとヌスラ戦線を殲滅し、同地を奪還した。

解放された地域の総面積は3,332平方キロメートル、146市町村に及び、シリア軍はまたヨルダン国境を完全に掌握した。

ダルアー県クサイル村で包囲されていたダーイシュ戦闘員160人以上がその際に投降した。

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クナイトラ県の停戦監視地域には、ロシア軍憲兵隊に護衛されたUNDOF(国際連合兵力引き離し監視軍)が6年ぶりにパトロール任務を再開した。

ロシア軍憲兵隊は、ラインB(兵力引き離しライン)に監視所8カ所を設置する予定。

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UNDOFの再展開に関して、駐ロシア・イスラエル大使館の報道局は「イスラエルとの合意を受けてロシア軍憲兵隊が展開したことを確認した」と発表した。

スプートニク・ニュース(8月2日付)が伝えた。

SANA, August 1, 2018

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2018、Sputnik News, August 2, 2018をもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は0件の違反を確認(2018年8月2日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(8月2日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県2件、ハマー県1件、ラタキア県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, August 2, 2018をもとに作成。

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