YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年12月4日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月4日付)によると、県南部のハジーン市一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が激しく交戦した。

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ハサカ県では、ANHA(12月4日付)によると、カーミシュリー市コルニーシュ地区で爆弾が爆発し、市民防衛隊(HPC、Hêzên Parastina Cewherî)の隊員2人が負傷した。

AFP, December 4, 2018、ANHA, December 4, 2018、AP, December 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2018、al-Hayat, December 5, 2018、Reuters, December 4, 2018、SANA, December 4, 2018、UPI, December 4, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はイドリブ県南部、ハマー県北部の反体制派支配地域を砲撃(2018年12月4日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月4日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市一帯、タマーニア町、ジャルジャナーズ町、ヒーシュ村一帯の反体制派支配地域を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(12月4日付)によると、イドリブ県南部から県北部のジャイサート村方面に潜入しようとした反体制武装集団の四輪駆動車をシリア軍が迎撃した。

AFP, December 4, 2018、ANHA, December 4, 2018、AP, December 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2018、al-Hayat, December 5, 2018、Reuters, December 4, 2018、SANA, December 4, 2018、UPI, December 4, 2018などをもとに作成。

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北朝鮮の李容浩外務大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談「北朝鮮とシリアが直面する的はただ一つ」(2018年12月4日)

アサド大統領は、シリアを訪問中の北朝鮮李容浩(リヨンホ)外務大臣と首都ダマスカスで会談した。

SANA(12月4日付)によると、会談では、二国間関係の強化のありようなどについて意見が交わされた。

李外務大臣は、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長のメッセージをアサド大統領に口頭で伝え、シリアへの支持の姿勢と「テロとの戦い」に対するシリア国民の勝利への祝意を示すとともに、復興への期待を寄せた。

李外務大臣はまた、北朝鮮、シリア、そして覇権主義的政策や内政干渉を拒否するすべての国が直面する敵は一つだと述べ、さらなる強調を呼びかけた。

これに対して、アサド大統領は、シリアと北朝鮮が経験している戦争や圧力はかたちこそ異なれ、本質と目的は一つで、自決権を有する国の弱体化させ、西側の計略に対峙できなくするおとになると指摘、現下の戦争が、シリアや北朝鮮だけに対するものではなく、世界の地図を塗り替えようとするものだと述べた。

そのうえで、米国の攻撃にとって地理的国境は存在しないと非難、西側の計略が被っている敗北、そしてシリアや北朝鮮のような独立諸国の抵抗が、国際社会のバランスを回復させると強調した。

SANA, December 4, 2018

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣兼副首相、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣らが同席した。

李外務大臣はまた、イマード・ハミース首相、ムアッリム外務在外居住者大臣とも個別に会談した。

SANA, December 4, 2018
SANA, December 4, 2018

AFP, December 4, 2018、ANHA, December 4, 2018、AP, December 4, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 4, 2018、al-Hayat, December 5, 2018、Reuters, December 4, 2018、SANA, December 4, 2018、UPI, December 4, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは0件の停戦違反を、トルコ側は8件の違反を確認(2018年12月4日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

一方、トルコ側の監視チームは8件の停戦違反(イドリブ県1件、アレッポ県7件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 4, 2018をもとに作成。

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シリア軍は兵役忌避者リストをヒムス県北部のタッルドゥー市に送付(2018年12月3日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)によると、シリア軍が兵役忌避者リストを県北部のタッルドゥー市に送付された。

リストには同地出身者、(レバノンなどでの)在外居住者、避難民ら120人以上の氏名が記載されている。

タッルドゥー市は、ロシアの仲介により、5月にシリア政府と和解した反体制武装集団の支配地域で、和解合意では、反体制武装集団戦闘員に対して、同地への残留かイドリブ県への退去かを選ぶため6ヶ月間の猶予期間が設けられていた。

al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018
al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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レバノン東部のシリア難民キャンプで火災、2人が死亡(2018年12月3日)

レバノンのベカーア県バアルベック郡のヤムーナ村にあるシリア難民キャンプで火災が発生し、テント約50張るが全焼、2人が死亡した。

NNA(12月3日付)が伝えた。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、NNA, December 3, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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ヒズブッラーの幹部:11月29日のイスラエルによるシリアへの越境攻撃でイラン、ヒズブッラーの拠点に被害はなかった(2018年12月3日)

ロイター通信(12月3日付)は、レバノンのヒズブッラーの幹部が、11月29日のイスラエル軍によるダマスカス郊外県キスワ市一帯などへの空爆(ないしはミサイル攻撃)に関して、「シリア南部のキスワ市一帯のイランとヒズブッラーの拠点は何らの攻撃にも曝されなかった」と述べたと伝えた。

ロイター通信はまた、同地の諜報機関の2人の高官の話として、イスラエル軍が攻撃した国境地帯には、ヒズブッラーの通信・兵站支援拠点があったと伝えた。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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有志連合報道官:2日のヒムス県に対する攻撃はシリア軍ではなく、ダーイシュの幹部を狙っていた(2018年12月3日)

有志連合の報道官を務める米軍のショーン・ライアン大佐は、12日にヒムス県東部で有志連合がシリア軍部隊をミサイル攻撃したことに関して、AFP(12月3日付)に対し、「有志連合は、ピーター・カシグ氏の殺害に関与したダーイシュ(イスラーム国)の有力メンバーを正確に攻撃した」と述べ、ユーフラテス川以西地域での攻撃を認めつつも、シリア軍への攻撃を否定した。

ライアン大佐によると、攻撃の標的となったのは、アブー・アムラインを名のる幹部を含む複数のダーイシュ・メンバーで、「(ダーイシュが管理していた)拘置所で多数の処刑に直接関与していた」という。

カシグ氏は2013年にシリア国内で拉致され、2014年にダーイシュのメンバーによって殺害される映像が公開された米国人援助活動家。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコ占領下のアレッポ県北西部でイスラーム軍とシャーム自由人イスラーム運動を攻撃(2018年12月3日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGがトルコ占領下のジンディールス町と同村近郊のダイル・ミシュミシュ村で2日、イスラーム軍のパトロール部隊とシャーム自由人イスラーム運動の拠点を攻撃し、11人を殺害した。

ANHA(12月3日付)が伝えた。

ANHA, December 3, 2018

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部で市民数百人を新たに解放(2018年12月3日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月3日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、ダーイシュに捕らえられていた市民数百人を解放することに成功した。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県の反体制派支配地域への砲撃を続ける(2018年12月3日)

ハマー県では、SANA(12月3日付)によると、スーラーン町一帯に潜入しようとしたシャーム解放機構をシリア軍が撃退した。

シリア軍はまた、ムーリク市一帯を移動中のシャーム解放機構を捕捉、これに攻撃を加えた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)によると、シリア軍は県北部のザリーン村の第一防衛線上に展開していた友軍を砲撃し、複数の死傷者が出た。

なお、ドゥラル・シャーミーヤによると、シリア軍は県北部と西部の農場地帯への砲撃を続けることで、住民の耕作活動を阻止しているという。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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シリアのアル=カーイダはトルコの業者から化学兵器を装填した小型爆弾を搭載可能なドローン100機を入手(2018年12月3日)

スプートニク・ニュース(12月3日付)は、イドリブ県の複数の消息筋の話として、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構がトルコの業者から無人航空機(ドローン)100機を入手したと伝えた。

同消息筋によると、シャーム解放機構は、トルコ国境に近いハーリム市からドローンを輸入、マアッラトミスリーン市の拠点に移送し、そこでモロッコ人戦闘員とリビア人戦闘員に配給したという。

彼らは、英国人専門家の監督のもと、ドローンを軽量化し、化学兵器を装填した小型の爆弾を搭載できるように改造したという。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、Sputnik News, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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アスマー大統領夫人がシリア障害者機構アーマールの式典に出席(2018年12月3日)

シリア障害者機構アーマール(Aamal)が、国際障害者デー(12月3日)に合わせて、聴覚障害の早期発見や家族によるケアを啓発するための式典を開催し、アスマー・アフラス大統領夫人が出席した。

SANA(12月3日付)が伝えた。

アーマールは、2002年8月21日に協会民間団体法に基づき申請し発足したNGO。

発足当初はシリア身体障害者協会だったが、2006年にアスマー女史のもとで現在の名称(機構)に改称した。

7人の理事会が事業を統括し、議長はアスマー・アフラス大統領夫人が務める。

身体障害者の治療、リハビリテーション、自立支援、身体障害者のケアに関する訓練・教育などを支援する。

SANA, December 3, 2018
SANA, December 3, 2018

 

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから172人、ヨルダンから546人の難民が帰国、避難民958人が帰宅(2018年12月3日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(12月3日付)を公開し、12月2日に難民718人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは172人(うち女性52人、子供88人)、ヨルダンから帰国したのは546人(うち女性164人、子供279人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は54,310人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者27,545人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者26,765人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 283,590人(うち女性85,098人、子供144,530人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民958人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは29人(うち女性11人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは215人(うち女性67人、子供92人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは714人(うち女性302人、子供158人)だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は175,779人(うち女性53,985人、子供87,332人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,258,141人(うち女性378,983人、子供639,715人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を1件(ハマー県)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも9件の停戦違反(ハマー県2件、イドリブ県1件、アレッポ県5件、ラタキア県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 3, 2018をもとに作成。

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シリア・ムスリム同胞団のワリード最高監督者は国際社会がシリア政府のもとでの復興を支援しようとしていると批判(2018年12月2日)

シリア・ムスリム同胞団のムハンマド・ヒクマト・ワリード最高監督者は、トルコのイスタンブールでトルコ経済社会研究センターが開催したイスラーム協会連合第27回国際大会

al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018

に出席し、国際社会がシリア政府のもとで復興支援しようとしていると批判した。

ワリード最高監督者は「革命はアサド政権の不正に対して立ち上がったのであって、それ以外には何ら考慮していない…。イランこそアサドの専制を支えるために民兵を送り込み、「フサインのために復讐を」などといったスローガンを掲げて、シリア国民を虐殺してきた…。(イランが行っている)戦いは場所、時期ともに誤ったもので、シリア国民に対するロシアの攻撃と同じ文脈のなかで行われている…。国際社会はアサド政権が行った犯罪に寛容で、シリア統治を続けられるよう復興支援しようとしている」などと述べた。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月3日付)が伝えた。

AFP, December 3, 2018、ANHA, December 3, 2018、AP, December 3, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 3, 2018、al-Hayat, December 4, 2018、Reuters, December 3, 2018、SANA, December 3, 2018、UPI, December 3, 2018などをもとに作成。

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タンフ国境通行所を違法に占領する米軍はヒムス県南東部のシリア軍拠点をミサイル攻撃(2018年12月2日)

SANA(12月2日付)は、速報で、米主導の有志連合軍が午後8時頃、ヒムス県のスフナ市南部のグラーブ山にあるシリア軍の拠点複数カ所をミサイル攻撃した、と伝えた。

攻撃による被害は限定的だったという。

ドゥラル・シャーミーヤ(12月2日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、ミサイル攻撃は、ヒムス県南東部タンフ国境通行所一帯の55キロ地帯に進駐する米軍部隊が実施、高機動ロケット砲システム(HIMARS)14発が発射され、シリア軍第3師団の拠点が標的となったという。

なお、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、11月30日にスフナ市からダイル・ザウル県方面の砂漠地帯に向かったシリア軍の車列が消息を絶った。

消息を絶った車列はダーイシュ(イスラーム国)に襲撃された可能性があるという。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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ダルアー県でシリアの治安機関が政府と和解した部隊とともに反体制派元戦闘員72人を拘束(2018年12月2日)

ダルアー県では、ダルアー殉教者記録局(12月2日付)によると、シリアの四つの治安機関が、シリア政府と和解した部隊(詳細は不明)と、反体制武装集団(自由シリア軍)の元戦闘員72人を拘束するための合同作戦を実施した。

このうち7人は家族が保釈金を支払い釈放されたが、65人は依然として拘束されているという。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Maktab Tawthiq al-Shuhada’ fi Dar’a, December 2, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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「信者を煽れ」作戦司令室に所属するアンサール・ディーン戦線司令官は非武装地帯設置合意を批判(2018年12月2日)

「信者を煽れ」作戦司令室に所属するアンサール・ディーン戦線のアブー・アブドゥッラー・シャーミー司令官は、テレグラムのアカウントを通じて、イドリブ県での非武装地帯設置合意に関して「シャームの民と彼らの革命に降伏を強いるだけでなく、ロシアの占領、我らが民に対するロシアの手先である犯罪者の虐殺、ムジャーヒディーンへの攻撃継続を正当化するもの」と批判した。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「プーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は非武装地帯維持のため新たの措置を講じることで合意」(2018年12月2日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はロシアのチャンネル1(12月2日付)に対して、ヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が11月30日から12月1日にG20が開催されたアルゼンチンのブレノスアイレスで会談し、イドリブ県の非武装地帯設置を遵守するための新たな措置を講じることで合意した、と述べた。

ラブロフ外務大臣は「我々は、トルコの活発で一貫した行動にもかかわらず、過激派が幅20キロに及ぶ非武装地帯を設置するとの要請に応じていないこと」を踏まえて、両首脳が「皆が歓迎していたこの重要な合意に違反しようとしないような措置を講じる」ことを明らかにした。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、Channel One (Russia), December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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イドリブ県北部の支配地域の処遇をめぐりシリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と、トルコの庇護を受ける国民解放戦線が緊張状態を緩和することで合意(2018年12月2日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)によると、県北部のアレッポ市とラタキア市を結ぶ鉄道線路沿いの反体制派支配地域の処遇をめぐって、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構と、トルコの庇護を受ける国民解放戦線が緊張状態を緩和することで合意した。

合意は、双方が拘束中の逮捕者の釈放などを骨子としているという。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2018年12月2日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月2日付)によると、「テロ駆逐の戦い」を続行する西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を続け、ダーイシュの車輌5輌(ハンヴィー(HMMWV)など)を破壊した。

ANHA, December 2, 2018

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコ占領下のブルブル町近郊でマジド軍団を攻撃し、3人を殺害(2018年12月2日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)の広報センターによると、YPGがブルブル町近郊のハヤーマー村でマジド軍団を攻撃、戦闘員3人を殺害した。

一方、ANHA(12月2日付)によると、ジンディールス町のシャルキー・モスク近くで爆発が起こり、シャーム自由人イスラーム運動の戦闘員6人が死亡した。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

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シリア軍と反体制武装集団がハマー県、イドリブ県、ラタキア県、アレッポ県で交戦(2018年12月2日)

ハマー県では、SANA(12月2日付)によると、シリア軍が、県北部のザカート村南部、ラターミナ町南部のオリーブ農園を移動する反体制武装集団を捕捉、これに攻撃を加えた。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(12月2日付)によると、シリア軍がヒルバト・ナークース村一帯、サルマーニーヤ村一帯、ラターミナ町およびその一帯、カフルズィーター市およびその一帯、サフル村各所を砲撃した。

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イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月2日付)によると、シリア軍がフワイン村、ファルジャ村、スカイク村を砲撃した。

また、複数の地元筋の話として伝えたところによると、将兵100人、車輌数十輌からなるシリア軍の増援部隊が非武装地帯一帯に増派された。

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ラタキア県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月2日付)によると、シリア軍がカッバーナ村一帯、クルド山一帯を砲撃した。

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月2日付)によると、シャーム解放機構がハーン・トゥーマーン村でシリア軍と交戦、兵士3人を殺害した。

AFP, December 2, 2018、ANHA, December 2, 2018、AP, December 2, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 2, 2018、al-Hayat, December 3, 2018、Reuters, December 2, 2018、SANA, December 2, 2018、UPI, December 2, 2018などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは2件の停戦違反を、トルコ側は6件の違反を確認(2018年12月2日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームも3件の停戦違反(ハマー県1件、イドリブ県1件、ラタキア県1件)を確認した。

Ministry of Defence of the Russian Federation, December 2, 2018をもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県住民に非武装地帯設置合意を遵守するよう呼びかける(2018年12月1日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)によると、トルコ軍が住民に向けて非武装地帯設置への理解を求める告知を発表した。

この告知において、トルコ軍は「この合意(非武装地帯設置合意)は、あなた方の声明を保障し…、イドリブ県への攻撃、軍事作戦を回避し、交戦の危険を回避する…。これに反する言い分は、分裂、内乱、汚職をもたらす以外の何ものでもない…。あなた方を欺き、兄弟の間に楔を打ち込もうとする者もいるだろう。だが、ウソを拡散し、締結済の合意を貶めようとする者たちを信じるな」と呼びかけている。

al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018

AFP, December 1, 2018、ANHA, December 1, 2018、AP, December 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、al-Hayat, December 1, 2018、Reuters, December 1, 2018、SANA, December 1, 2018、UPI, December 1, 2018などをもとに作成。

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イスラエルのデブカ・ファイルは11月29日のシリア領内への越境攻撃がミサイル攻撃だったとして、その詳細を伝える(2018年12月1日)

イスラエルの情報サイト、デブカ・ファイル(12月1日付)は、11月29日のイスラエル軍によるとされるシリア領内への攻撃に関して、75分間に及び、15の拠点を破壊、そのほとんどがイラン・イスラーム革命防衛隊とヒズブッラーの施設だったと伝えた。

同サイトによると、攻撃は過去最大級で、射程距離400キロのLORA戦術弾道地対地ミサイル、Tamuz短距離地対地ミサイルなどが使用され、ダマスカス郊外県のキスワ市、ザバダーニー市、ヘルモン山(シャイフ山)、クナイトラ県クナイトラ市南東部、ダルアー県イズラア市一帯の司令拠点、教練キャンプなどが標的となったという。

DEBKA File, December 1, 2018

AFP, December 1, 2018、ANHA, December 1, 2018、AP, December 1, 2018、DEBKA File, December 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、al-Hayat, December 1, 2018、Reuters, December 1, 2018、SANA, December 1, 2018、UPI, December 1, 2018などをもとに作成。

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シリア軍の車列がヒムス県南東部で失踪、ダーイシュが襲撃か?(2018年12月1日)

ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月1日付)が複数の地元筋の話として伝えたところによると、11月30日にスフナ市からダイル・ザウル県方面の砂漠地帯に向かったシリア軍の車列が消息を絶った。

消息を絶った車列はダーイシュ(イスラーム国)に襲撃された可能性があるという。

AFP, December 1, 2018、ANHA, December 1, 2018、AP, December 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、al-Hayat, December 1, 2018、Reuters, December 1, 2018、SANA, December 1, 2018、UPI, December 1, 2018などをもとに作成。

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マンビジュ市北(アレッポ県)でトルコの支援を受ける反体制武装集団がシリア民主軍傘下のマンビジュ軍事評議会に発砲(2018年12月1日)

アレッポ県では、ANHA(12月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に参加しているマンビジュ軍事評議会の広報センターによると、トルコの支援を受ける反体制武装集団が、マンビジュ市北の大トゥーハール村、ムフスィンリー村にあるマンビジュ軍事評議会の拠点に発砲した。

AFP, December 1, 2018、ANHA, December 1, 2018、AP, December 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、al-Hayat, December 1, 2018、Reuters, December 1, 2018、SANA, December 1, 2018、UPI, December 1, 2018などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はダイル・ザウル県南東部でダーイシュとの戦闘の末、市民500人を解放(2018年12月1日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(12月1日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハジーン市一帯に侵攻したダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員23人を殲滅した。

シリア民主軍はまた、ダーイシュによって避難を禁じられていた市民約500人を解放することに成功した。

解放されたのはスーサ町、上バーグーズ村の住民で、ダーイシュ支配地域から避難することを阻止されていたという。

ANHA(12月1日付)が伝えた。

AFP, December 1, 2018、ANHA, December 1, 2018、AP, December 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、al-Hayat, December 1, 2018、Reuters, December 1, 2018、SANA, December 1, 2018、UPI, December 1, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県北部で反体制武装集団と交戦(2018年12月1日)

ハマー県では、SANA(12月1日付)によると、反体制武装集団が県北部のズラーキーヤート村一帯、ハマーミーヤート村一帯、スーラーン町一帯のシリア軍拠点を攻撃、シリア軍が反撃した。

AFP, December 1, 2018、ANHA, December 1, 2018、AP, December 1, 2018、al-Durar al-Shamiya, December 1, 2018、al-Hayat, December 1, 2018、Reuters, December 1, 2018、SANA, December 1, 2018、UPI, December 1, 2018などをもとに作成。

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