ロシア国防省は声明を出し、米国が違法に占領するヒムス県南東のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプ一帯の衛星画像を公開し、キャンプで死亡した難民が埋葬されていると思われる墓地の存在を確認したと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2019をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ロシア国防省は声明を出し、米国が違法に占領するヒムス県南東のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプ一帯の衛星画像を公開し、キャンプで死亡した難民が埋葬されていると思われる墓地の存在を確認したと発表した。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2019をもとに作成。
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アレッポ県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月5日付)によると、シャーム解放機構が県南部のフワイズ丘、ジャムイーヤート丘にあるシリア軍の拠点を砲撃した。
一方、SANA(3月5日付)によると、ハナースィル市南のマラーガ村でダーイシュ(イスラーム国)が残していった地雷が爆発し、住民12人が死亡、15人が負傷した。
このほか、アレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所管理局のカースィム・カースィム所長(准将)は、ドゥラル・シャーミーヤ(3月5日付)に対して、同通行所に面するオンジュプナル国境通行所(キリス県)をトルコ当局が開放し、トルコ側からの貨物車輌の通過が近く許可されると述べた。
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イドリブ県では、SANA(3月5日付)によると、シリア軍が、タッフ村、ハーン・シャイフーン市でシャーム解放機構をはじめとする反体制武装集団の拠点を砲撃した。
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ハマー県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月5日付)によると、シャーム解放機構が県北部のジューリーン村にあるシリア軍基地を砲撃した。

一方、SANA(3月5日付)によると、シリア軍がムーリク市一帯からシリア政府支配地域に潜入しようとした反体制武装集団を撃退した。
シリア軍はまた、クルカート村、カルアト・マディーク町の反体制武装集団の拠点を砲撃した。
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ラタキア県では、シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月5日付)によると、シャーム解放機構がクルド山にあるブルカーン丘のシリア軍拠点を砲撃した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(ハマー県11件、ラタキア県3件、アレッポ県6件、イドリブ県9件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を29件(ハマー県11件、ラタキア県3件、アレッポ県6件、イドリブ県9件)を確認した。
AFP, March 5, 2019、ANHA, March 5, 2019、AP, March 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 5, 2019、al-Hayat, March 6, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2019、Reuters, March 5, 2019、SANA, March 5, 2019、Shabaka Iba’ al-Ikhbariya, March 5, 2019、UPI, March 5, 2019などをもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月5日付)を公開し、3月4日に難民625人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは153人(うち女性46人、子供78人)、ヨルダンから帰国したのは472人(うち女性142人、子供241人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は150,465人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者58,272人(うち女性17,614人、子ども29,638人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者92,193人(うち女性27,684人、子ども46,003人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 379,745人(うち女性113,956人、子供193,563人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民182人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは39人(うち女性13人、子供18人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは26人(うち女性8人、子ども11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは117人(うち女性34人、子ども40人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は11,564人(うち女性4,013人、子供5,015人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,280,342人(うち女性386,608人、子供648,818人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 5, 2019をもとに作成。
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ドゥラル・シャーミーヤ(3月4日付)は、複数の情報筋の話として、3月3~4日にヨルダンの首都アンマンで開催されたアラブ連盟のアラブ議会連盟大会の分科会(金融委員会)で、サウジアラビアの代表が、シリアの代表に対して「ようこそ、アラブ議会連盟大会への復帰を歓迎する。シリアが平和でありますように」と発言したと伝えた。
この発言は、分科会で、シリアがアラブ連盟への加盟資格を停止されていた期間のアラブ議会連盟への分担金の免除が提案された際に行われたという。
AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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欧州理事会は、2018年11月26日に入閣した閣僚ら7人を制裁(EU内での資産凍結や渡航禁止)対象リストに追加したと発表した。
スプートニク・ニュース(3月4日付)によると、制裁対象リストに追加されたのは、ムハンマド・ハーリド・ラフムーン内務大臣、ムハンマド・ラーミー・ラドワーン・マルティーニー観光大臣、イマード・ムワッファク・アザブ教育大臣、スハイル・ムハンマド・アブドゥッラティーフ公共事業住宅大臣、イヤード・ムハンマド・ハティーブ通信技術大臣、ムハンマド・マアン・ザイン・アービディーン・ジャズバ工業大臣。
これにより制裁対象は277人、72機関となった。
AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、European Council, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、Sputnik News, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣は、モスクワでのロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣との会談後の共同記者会見で、「シリアでの政治解決がシリア政府のアラブ連盟への復帰の唯一の条件だ」と述べた。
ムハンマド外務大臣はまた「シリアが加盟資格を停止された理由が幾つもある。これらの理由は今も続いている。この決定を変更する新たな変化は生じていない。まず政治的解決がなければならない」と述べた。
スプートニク・ニュース(3月4日付)が伝えた。
AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、Sputnik News, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務担当国務大臣は、モスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣との会談後の共同記者会見で、シリアのアラブ連盟の復帰について「時期尚早だ」と述べた。
シリア情勢やイエメン情勢などについてラブロフ外務大臣と意見を交わしたジュバイル外務担当国務大臣は「サウジアラビアは常にシリアの領土統一と政治的解決を強調してきた」としたうえで、「サウジアラビア大使館の(シリアでの)再開は政治プロセスの進展次第だ…。シリアのアラブ連盟への復帰は時期尚早だ」などと述べた。
アラビーヤ・チャンネル(3月4日付)が伝えた。
AFP, March 4, 2019、Alarabia, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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アレッポ県では、ANHA(3月4日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団がアフリーン郡シーラーワー町近郊のブルジュ・カース村、アーキーブ村、スーガーニカ村を砲撃した。
AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、ANHA(3月4日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の総攻撃を受けるダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地バーグーズ村で、ダーイシュ戦闘員約200人がシリア民主軍に投降した。
投降した戦闘員はトルコ人を含むアジア人。
シリア民主軍はまた、バーグーズ村への総攻撃を続け、村の丘を制圧、YPGとシリア民主軍の掲げた。
なお、シリア民主軍広報センターは、バーグーズ村に対する総攻撃が続いているとしたうえで、これまでに戦闘員164人を殺害したと発表した。
AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月4日付)によると、アレッポ市シャイフ・ナッジャール地区に展開しているロシア軍憲兵隊とシリア諜報機関の合同パトロール部隊が、武装集団の襲撃を受け、シリア諜報機関のメンバー4人が死亡、ロシア軍憲兵隊員2人が負傷した。
ロシア軍憲兵隊がアレッポ市内で襲撃されたのは、2016年12月に同市がシリア軍によって解放されて以降初めて。
AFP, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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ハマー県では、アラビーヤ・チャンネル(3月4日付)などによると、県内に設置されているトルコ軍の監視所1カ所がシリア軍の砲撃を受けた。
ドゥラル・シャーミーヤ(3月4日付)によると、砲撃を受けたのはムーリク市にあるトルコ軍の監視所。
複数の消息筋によると、バッザーム丘に展開するシリア軍部隊が迫撃砲複数発を発射、トルコ国旗が掲げられていた監視所の200~500メートルの地点に砲弾は着弾、直撃はしなかったという。
砲撃を受けた監視所に駐留するトルコ軍部隊は、トルコ南部のインジルリク航空基地に航空支援を要請、同基地の航空部隊が警戒レベルを上げた。
一方、SANA(3月4日付)によると、シリア軍はラターミナ町で反体制武装集団の車輌を攻撃、これを破壊した。
シリア軍はまた、ムーリク市の反体制武装集団拠点、サキーク村(イドリブ県)方面からシリア政府支配地域に潜入しようとした武装集団を砲撃した。
さらに、ラトミーン村にあるイッザ大隊(イッザ軍)の攻撃に対し、応戦した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(ラタキア県)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を35件(ハマー県8件、イドリブ県12件、ラタキア県7件、アレッポ県8件)を確認した。
AFP, March 4, 2019、Alarabia, March 4, 2019、ANHA, March 4, 2019、AP, March 4, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 4, 2019、al-Hayat, March 5, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 4, 2019、Reuters, March 4, 2019、SANA, March 4, 2019、UPI, March 4, 2019などをもとに作成。
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ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月4日付)を公開し、3月3日に難民874人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは267人(うち女性80人、子供137人)、ヨルダンから帰国したのは607人(うち女性182人、子供310人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は149,840人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者58,119人(うち女性17,568人、子ども29,560人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者91,721人(うち女性27,542人、子ども46,762人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 379,120人(うち女性113,768人、子供193,244人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民214人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは37人(うち女性14人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは23人(うち女性12人、子ども6人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは154人(うち女性42人、子ども87人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は11,564人(うち女性4,013人、子供5,015人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,280,160人(うち女性386,572人、子供648,781人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, March 4, 2019をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月3日付)を公開し、3月2日に難民580人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは96人(うち女性28人、子供49人)、ヨルダンから帰国したのは484人(うち女性145人、子供247人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は148,966人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者57,852人(うち女性17,488人、子ども29,423人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者91,114人(うち女性27,360人、子ども46,452人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 378,246人(うち女性113,506人、子供192,797人)となった。
なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。
一方、国内避難民281人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは34人(うち女性16人、子供11人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは29人(うち女性13人、子ども9人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは218人(うち女性52人、子ども124人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は11,350人(うち女性3,945人、子供4,911人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,279,946人(うち女性386,504人、子供648,677人)となった。
CENTCOM, March 3, 2019をもとに作成。
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『クドス・アラビー』(3月3日付)は、サウジアラビアがシリアの首都ダマスカスにある大使館に領事と職員2人を派遣したと伝えた。
サウジアラビアは、ヨルダン、UAE、バーレーンがシリア政府との関係を修復するなか、カタールとともにこの動きにもっとも強く抗ってきた国。
同紙によると、大使館は再開していないが、派遣された領事らは、メッカやメディアへのシリア人の巡礼にかかる査証の発給などにあたると思われるという。
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、al-Quds al-‘Arabi, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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サウジアラビアの衛星テレビ局アラビーヤ・チャンネルは、ハマー県マサースィナ村近郊のシリア軍拠点に対するアンサール・タウヒードの特攻自爆(インギマースィー)攻撃に関する報道で、反体制派を「テロリスト」(إرهابيون)、「イランの民兵」を「武装勢力」(المسلحين)と評した。
アラビーヤ・チャンネルはインターネットを通じて配信した記事のなかで、シリア人権監視団の発表を引用するかたちで、「シリア政権軍と親政権武装勢力21人が、日曜未明のテロリストによる攻撃で死亡した」と伝えた。
المرصد السوري لحقوق الإنسان: مقتل 21 عنصراً من قوات النظام والمسلحين الموالين له بهجوم إرهابي على نقطتين بريف حماة الشمالي، في أكبر الخسائر البشرية في صفوف قوات الأسد منذ اتفاق الهدنة https://t.co/52sUj7CKtT #العربية
— العربية (@AlArabiya) March 3, 2019
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はKUNA(3月3日付)のインタビューに応じ、そのなかで、トルコに対して、2018年9月にソチでの首脳会談で交わされたイドリブ県を中心とする緊張緩和地帯第1ゾーンでの非武装地帯設置にかかる合意を遵守するよう求めるとともに、「停戦を口実にテロ組織の存在」を強化しないよう警告した。
ラブロフ外務大臣は「我々ははトルコに2018年9月17日に調印されたイドリブ県の緊張緩和地帯事態収拾にかかる覚書を遵守するよう求める…。この合意はイドリブ県を非武装地帯に宣言し、すべての急進派を排除し、重火器を撤去すると定めているが、まだ完全に履行されていない…。トルコと合意した停戦を口実にして、テロの存在が強化されないことが重要だ」と述べた。
一方、ダーイシュ(イスラーム国)については、シリア国内で安定が実現し、ダーイシュが根絶されたとはいえ、テロが最終的に消滅したと言うのは時期尚早だと述べ、「急進派のスリーパー・セルを無力化するために大いなる努力を行う必要がある」と強調した。

KUNA(3月2日付)が伝えた。
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、KUNA, March 3, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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ウィリアム・ロバック(William Roebuck)元駐バーレーン米国大使が、ラッカ県タッル・アブヤド市近郊のアイン・イーサー市にあるシリア民主評議会(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体)の本部を訪問、イルハーム・アフマド執行委員会共同議長、ジハード・ウマル渉外局共同議長、ファルハード・ハンムー渉外局局員と会談した。
シリア民主評議会の広報局の発表によると、会談では、シリア北部および東部での情勢、とりわけシリア民主軍と有志連合によるダイル・ザウル県南東部バーグーズ村でのダーイシュ(イスラーム国)との戦いについて意見を交わした。
会談ではまた、バーグーズ村でのダーイシュ壊滅後についても協議され、シリア民主軍がロバック氏に対して、シリア北部および東部に対するトルコの侵攻の脅威が続くなか、同地域がダーイシュのスリーパー・セルの反撃の脅威にも直面していると強調したという。
会談出席者は、ダーイシュを完全に根絶するまでシリア民主軍と有志連合が連携・協力する必要があることを確認した。
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、ANHA(3月3日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村への総攻撃を続行、ダーイシュと激しく交戦した。
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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ハムーダ・サッバーグ人民議会議長はヨルダンの首都アンマンで開催されたアラブ連盟傘下のアラブ議会連盟の第29回大会に出席した。
シリア政府の高官がアラブ連盟関連の会議に参加するのは、連盟加盟資格を停止された2011年以降初めて。
大会に出席したサッバーグ議長は、「私は鼓動するアラブの心臓からあなた方のところにやって来た」としたうえで、「シリアがテロに対して勝利を収めつつある…。アラブ、中東のために勝利し、全世界から強大な敵対勢力が作り出した悪を根絶するために貢献する」、「この勝利はよりバランスのとれた新たな世界秩序がきっかけとなり、この秩序はアラブ民族に悲惨な影響を与えてきた一局集中体制の残骸からその姿を現し始めた」と述べた。
サッバーグ議長はまた「エルサレムはパレスチナの永遠の首都」、「エルサレムはアラブ性(ウルーバ)の本質」だと強調した。
SANA(3月3日付)が伝えた。
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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ハマー県では、SANA(3月3日付)によると、反体制武装集団が3日未明、マサースィナ村にいたるシリア軍の拠点を攻撃し、爆発が発生した。
これに対してシリア軍は畜産農場地区、(東)ズール・ヒーサ村、マアリーン村にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。
シリア軍はまた、ハムラー村、バーブ・ターカ村、ムーリク市の反体制武装集団に対しても砲撃を加えた。
マサースィナ村近郊のシリア軍拠点に対する攻撃に関して、爆発は、フッラース・ディーン機構とともに「信者を煽れ」作戦司令室を主導する新興のアル=カーイダ系組織アンサール・タウヒードは声明を出し、特攻(インギマースィー)攻撃を敢行し、兵士40人を殺害、数十人を負傷させたと発表し、犯行を認めた。
なお、シリア人権監視団によると、この攻撃での死者数は21人。
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ラタキア県では、SANA(3月3日付)によると、シリア軍がカルア山にある反体制武装集団の拠点を砲撃した。
これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(3月3日付)は、シャーム解放機構に所属するアサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)がカルア山のシリア軍拠点に対して特攻自爆(インギマースィー)攻撃を行い、シリア軍兵士複数が死傷したと伝えた。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県3件、ラタキア県4件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を14件(イドリブ県5件、ラタキア県3件、アレッポ県1件、ハマー県5件)を確認した。
AFP, March 3, 2019、ANHA, March 3, 2019、AP, March 3, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 3, 2019、al-Hayat, March 4, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 3, 2019、Reuters, March 3, 2019、SANA, March 3, 2019、UPI, March 3, 2019などをもとに作成。
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イドリブ県を中心とする反体制派支配地域の軍事・治安権限を掌握しているシャーム解放機構は、1日にイドリブ市で発生した自爆事件への報復として、拘束中のダーイシュ(イスラーム国)のメンバー10人を処刑した。
シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月2日付)が伝えた。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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ヨルダンのアイマン・サファディー外務大臣は、米国が違法に占領するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプの処遇について、米国およびロシアと協議していることを明らかにした。
サファディー外務大臣はスカイ・ニュース・アラビック(3月2日付)のインタビューに応じ、そのなかで「ヨルダンは、ルクバーン・キャンプで暮らす人々を、ダーイシュ(イスラーム国)の支配から解放された彼らの都市や村に帰還させる仕組みを作りだすため、ロシアおよび米国と対話を行っている」と述べた。
また「ルクバーン・キャンプはシリア領内にあるシリア人の避難民キャンプだ(ただし、実際にはヨルダン領に存在)。シリア、そして国際社会の問題であって、ヨルダンの問題ではない…。シリア領内からキャンプに人道支援を搬入するのは現地情勢うえにかつては困難だった。それゆえ、ヨルダンが人道的な役割を果たし、国境経由でキャンプに支援物資が通れるよう許してきた…。しかし、状況は変わった、シリアからルクバーンに支援物資が可能性が与えられた…。ルクバーンの住民がいたダーイシュから解放された都市や地域は解放され、彼らが自分たちが住んでいた地域に戻ることができるようになった」と付言した。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、Sky News Arabic, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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ハムーダ・サッバーグ人民議会議長、3日にヨルダンの首都アンマンで開催されるアラブ議会連盟第29回定例会合に参加するため、同国を訪問、アーティフ・タラーウィナ国会議長の出迎えを受けた。
シリア政府首脳がアラブ連盟の会議に出席するのは2011年に加盟資格停止処分を受けて以降ではこれが初めて。
スプートニク・ニュース(3月2日付)が伝えた。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、Sputnik News, March 2, 2019UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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米国務省のロバート・パラディーノ副報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/statedeputyspox)で、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプで暮らすシリア難民を帰国させるためにシリア政府がロシアとともに派遣を決定した「人道移送団」を拒否する意思を示した。
パラディーノ副報道官のツイートは以下の通り:
「米国は、防護基準に沿い、すべての当事者と連携して、ルクバーンの問題を恒久的に解決するとした国連の呼びかけを支持している。ロシアの一方的なイニシアチブは、国連や域内当事者と連携しておらず、こうした基準をみたさない」。
「米国と国連は、退去を希望する人々の安全で、自発的で、通告された退去に向けた連携努力を行う用意がある」。
https://twitter.com/StateDeputySPOX/status/1101587668956340224
https://twitter.com/StateDeputySPOX/status/1101587673775521792
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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ハサカ県では、ANHA(3月2日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配地域の自治を担う北・東シリア自治局(ジャズィーラ地方)が「傭兵」に協力したとして逮捕していた132人を釈放した。
「傭兵」とは、トルコの支援を受ける反体制武装集団、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバーのこと。
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ユーフラテス・ポスト(3月2日付)によると、釈放されたのはダーイシュのメンバーだという。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、Euphrates Post, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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アレッポ県では、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のアアザーズ市近郊のカルジャブリーン村近くでムウタスィム旅団と交戦し、戦闘員8人を殺害した。
ANHA(3月2日付)が伝えた。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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ハマー県では、SANA(3月2日付)によると、シリア軍が、フワイズ村にあるシャーム解放機構の拠点複数カ所を砲撃した。
砲撃は、シャーム解放機構が県北部のシリア軍拠点を砲撃したことを受けた対抗措置だという。
シリア軍はまたラトミーン村でイッザ大隊(イッザ軍団)の拠点を砲撃、これを破壊した。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、SANA(3月2日付)が複数の地元情報筋の話として伝えたところによると、米主導の有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)の残党を掃討するとして、バーグーズ村近郊の農場地帯を白リン弾で爆撃した。
一方、ANHA(3月2日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバーグーズ村でダーイシュ(イスラーム国)の武器庫を爆破、これを破壊した。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのセルゲイ・ソロマティン(Sergei Solomatin)センター長(大将)は、ヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)を違法に占領する米軍が、同地に隣接するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプで暮らすシリア難民の帰国を阻止し続けていると批判した。
ソロマティン・センター長は、ロシアの合同連携センター(国外難民と国内避難民の帰還を支援するためのロシア国防省と外務省の合同調整センター)とシリアの国外難民帰還調整委員会の合同委員会本部が難民の帰還に向けた「人道移送団」の通過を要請したにもかかわらず、これを拒否したと述べた。
AFP, March 2, 2019、ANHA, March 2, 2019、AP, March 2, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 2, 2019、al-Hayat, March 2, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 2, 2019、Reuters, March 2, 2019、SANA, March 2, 2019、UPI, March 2, 2019などをもとに作成。
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