シャーム解放機構はイドリブ中央刑務所脱獄犯に「出頭すれば減刑する」と呼びかける(2019年3月16日)

シャーム解放機構は声明を出し、13日のイドリブ中央刑務所に対するロシア軍の爆撃に乗じて脱獄した服役者らに対して、出頭すれば減刑すると呼びかけた。

AFP, March 17, 2019、ANHA, March 17, 2019、AP, March 17, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2019、al-Hayat, March 18, 2019、Reuters, March 17, 2019、SANA, March 17, 2019、UPI, March 17, 2019などをもとに作成。

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米主導の有志連合がダイル・ザウル県南東部のダーイシュ支配地を爆撃し、住民が死傷(2019年3月16日)

ダイル・ザウル県では、SANA(3月16日付)が複数の住民の情報として伝えたところによると、米主導の有志連合がダーイシュ(イスラーム国)最後の支配地であるバーグーズ村一帯を爆撃し、住民複数が死傷した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターによると、バーグーズ村で活動を続けていたダーイシュ(イスラーム国)の外国人およびシリア人戦闘員数十人が、シリア民主軍に投降した。

さらに、ANHA(3月16日付)によると、ダーイシュが悪天候に乗じて、バーグーズ村一帯のシリア民主軍の拠点を襲撃した。

このほか、SANA(3月16日付)によると、シューラー村でダーイシュ(イスラーム国)が残した地雷に住民が触れて爆発、4人が死亡、36人が負傷した。

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ヒムス県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月16日付)が複数の親政権系サイトの情報として伝えたところによると、県東部のサワーナ町にダーイシュ(イスラーム国)の細胞が潜入し、内で発砲、5人が死亡した。

AFP, March 16, 2019、ANHA, March 16, 2019、AP, March 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2019、al-Hayat, March 17, 2019、Reuters, March 16, 2019、SANA, March 16, 2019、UPI, March 16, 2019などをもとに作成。

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シリアの伝統芸能の影絵芝居がUNESCO「緊急に保護する必要がある無形文化遺産」に登録されたことを記念し、ダマスカスで記念式典が行われ、アスマー大統領夫人が出席(2019年3月16日)

シリアの伝統芸能の影絵芝居がUNESCO(国連教育科学文化機関)の「緊急に保護する必要がある無形文化遺産」に登録されたことを記念して、首都ダマスカスのタキーヤ・スライマーニーヤで記念式典が行われた。

「緊急に保護する必要がある無形文化遺産」に登録されたのは、影絵芝居がシリアで初めて。

記念式典は、UNESCOシリア国民委員会とシリア国民信託が、文化省が協力を得て共同開催し、アスマー・アフラス大統領夫人も出席した。

SANA(3月16日付)が伝えた。

AFP, March 16, 2019、ANHA, March 16, 2019、AP, March 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2019、al-Hayat, March 17, 2019、Reuters, March 16, 2019、SANA, March 16, 2019、UPI, March 16, 2019などをもとに作成。

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ハマー県でシリア軍は反体制武装集団と交戦(2019年3月16日)

ハマー県では、SANA(3月16日付)によると、シリア軍がシャリーア村、トゥワイナ村一帯からカリーム村方面に潜入しようとした反体制武装集団を迎撃した。

シリア軍はまた、ジャマーサ村、一帯、カフルヌブーダ町西一帯を砲撃した。

これに対し、反体制武装集団は、スカイラビーヤ市、ジューリーン村を砲撃し、女性1人が死亡、4人が負傷した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍はトゥワイナ村、シャリーア村のほか、サフル丘、ラターミナ町、カフルズィーター市、ウスマーン丘、ジャナービラ村、ムーリク市、カルアト・マディーク町を砲撃した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(アレッポ県4件、イドリブ県1件、ラタキア県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を19件(アレッポ県3件、イドリブ県2件、ラタキア県6件、ハマー県8件)確認した。

AFP, March 16, 2019、ANHA, March 16, 2019、AP, March 16, 2019、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2019、al-Hayat, March 17, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 16, 2019、Reuters, March 16, 2019、SANA, March 16, 2019、UPI, March 16, 2019などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから406人、ヨルダンから971人の難民が帰国、避難民108人が帰宅(2019年3月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月16日付)を公開し、3月15日に難民1,160人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは406人(うち女性122人、子供207人)、ヨルダンから帰国したのは971人(うち女性289人、子供496人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は160,455人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者59,497人(うち女性17,881人、子ども30,087人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者100,958人(うち女性30,311人、子ども51,475人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 389,735人(うち女性100,823人、子供171,252人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,673,308人(うち女性2,002,592人、子供3,404,407人)。

一方、国内避難民108人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは33人(うち女性11人、子供14人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは34人(うち女性14人、子ども11人)、ヒムス県南東グラーブ山の通行所を経由して帰還したのは41人(うち女性12人、子ども17人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は12,882人(うち女性3,820人、子供4,724人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,281,478人(うち女性386,379人、子供648,490人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 16, 2019をもとに作成。

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