フーア市でシャーム自由人イスラーム運動によるIDPs強制退去に抗議するデモ(2020年5月12日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(5月12日付)やシリア人権監視団によると、フーア市で前日に、トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)に所属するシャーム自由人イスラーム運動が市内の住居を拠点化するため、ヒムス県から避難し、同市の民家に居を構えていた国内避難民(IDPs)の一家を強制退去させたことに抗議するデモが発生した。

退去を強いられたのは、未亡人と孤児4人からなるヒムス市出身の一家。

これに対して、シャーム自由人イスラーム運動は空に向けて実弾を発射し、デモ参加者を強制排除した。

一方、シャーム解放機構は、トルコ国境に近いサルマダー市西にあるマラーム・キャンプで避難生活を送るハマー県出身の住民3人を逮捕、携帯電話や通信機器を押収し、連行した。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のジャラーブルス市(アレッポ県)で、国民軍北部旅団の戦闘員が撃たれて死亡(2020年5月12日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のジャラーブルス市で、国民軍に所属する北部旅団の戦闘員が自宅前で何者かに撃たれて死亡した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、5日から11日にかけて、トルコ占領下のアレッポ県ジンディールス町近郊、シーラーワー町近郊、マーリア市近郊、アフリーン市で、トルコの支援を受ける国民軍の拠点やパトロール部隊を攻撃し、6人を殺害、3人を負傷させたと発表した。

ANHA(5月12日付)が伝えた。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ一帯の農村地帯を砲撃、農地で火災が発生した。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県住民が米軍パトロール部隊の前に立ちはだかり、進行を阻止(2020年5月12日)

ハサカ県では、SANA(5月12日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・タムル町近郊のダシーシャ村とカーヒラ村の住民が、農具を片手に街道に立ちふさがり、米軍装甲車からなるパトロール部隊の進行を阻止し、これを退却させた。

シリア人権監視団によると、米軍のパトロール部隊に対峙したのは、親政権の農夫と国防隊隊員。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はハマー県、イドリブ県などを砲撃(2020年5月12日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから68日目となる5月12日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を1件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーウィヤ山地方のハルーバ村、カフル・ウワイド村、スフーフン村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌35輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

AFP, May 12, 2020、ANHA, May 12, 2020、AP, May 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2020、Reuters, May 12, 2020、SANA, May 12, 2020、SOHR, May 12, 2020、UPI, May 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月12日付)を公開し、5月11日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,770,561人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 12, 2020をもとに作成。

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アサド大統領のいとこリーバール・アサド氏は大統領とマフルーフ氏の対立解消のため、父であるリフアト・アサド元副大統領の帰国を求める(2020年5月11日)

アサド大統領のおじのリフアト・アサド元副大統領の子息の一人で反体制活動家のリーバール・アサド氏はフェイスブック(5月11日付)のアカウントで、アサド大統領に向けてラーミー・マフルーフ氏との不仲に代表される政権内部の危機を回避するための策を提言した。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1615404181950112&set=a.510205305803344&type=3&theater

リーバール氏は「あらゆるレベルでこの惨憺たる危機から脱却するための策は、リフアトが提起した和平イニシアチブを政権指導者が受け入れる以外にない…。手遅れになる前にリフアト・アサドがフランスからシリアに帰国することで、この泥沼からの脱出は保障され、平和と安全に満ちた明るい未来を創ることができる」と述べた。

リフアト・アサド元副大統領のイニシアチブとは、2018年に国連、米国、ロシア、中国、サウジアラビアの監督の下にシリア危機を解決するための国際会議を呼びかけたことを指している。

AFP, May 14, 2020、ANHA, May 14, 2020、AP, May 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2020、Reuters, May 14, 2020、SANA, May 14, 2020、SOHR, May 14, 2020、UPI, May 14, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構がイドリブ県で「勧善懲悪委員会」の活動を再開(2020年5月11日)

シャーム・ネット(5月11日付)は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構に所属する宗教警察の「サワーイド・ハイル」(善なる腕)のメンバーが、イドリブ市内で活動を本格的に再開したと伝えた。

活動を再開したメンバーは「ファラーフ(繁栄)・センター」を名乗り、シャーム解放機構の治安部隊の全面支援を受けて、市場、市街地、理髪店、水タバコ屋、婦人服店などで監視・取り締まり活動を行っているという。

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シリア人権監視団が入手した活動項目にかかる文書のコピーには、ファッラーフ・センターが以下のような行為の監視にあたることが列記されているという。

1. レストラン、オフィスなどでの男女の同席を阻止する。
2. 不浄な女性が店舗内で店主との一緒にいることを阻止する。
3. 男性による婦人服の販売を阻止する。
4. 式場や遊技場を監視し、禁止行為を阻止する。
5. 街、店舗、レストラン内で水タバコを吸い歓談するこを阻止する。
6. 猥褻な刈り上げの禁止と理髪師への厳罰。
7. ハラスメント、軽率な嫌がらせ、学校やオフィス前での待ち伏せを禁止する。
8. 店舗などでの禁止行為や写真・絵を禁止する。
9. 教育機関での男女生徒の同席を禁止する。

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なお、「勧善懲悪委員会」とも称されたサワーイド・ハイルは、サウジアラビア人やシリア人の男女から構成され、2017年半ば頃から活動を開始した。

だが、たびたび住民の反発に遭っていた。

2017年6月には、イドリブ市内の市場でサワーイド・ハイルの女性説教師が行っていた「説教」を少女たちが拒むと、シャーム解放機構が少女たちを戦闘員として徴用するとしたうえで、彼女らを侮辱、逮捕、また説教師らを救済すると銘打って、彼女らにシャリーア法廷で処罰を与えることを求めるデモを組織した。

2018年2月には、サワーイド・ハイルのメンバーがイドリブ市内にあるピタゴラス専門学校に、男女が同席していたとして強制的に立ち入り、教員の1人に暴行を加え、経営者にシャリーアへの違反があったことを認める文書に署名を強要した。

サワーイド・ハイルはまた、市内のウルーバ女子学校にも同様の理由で強制的に立ち入り、学校を封鎖した。

これに対して、閉鎖を不服とする教員や女子生徒が、学校前で拒否する抗議デモを行ったが、シャーム解放機構が実弾を使用してこれを強制排除、その際に住民1人が負傷した。

また、病院や医療機関への行き過ぎた介入に対しても反発が高まり、医師、薬剤師、医療機関従事者が、イドリブ市以内の医療機関へのサワーイド・ハイルの立ち入りを拒否する声明を出していた。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SNN, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領のおじでビジネスマンのムハンマド・マフルーフ氏が息子と大統領を仲裁するためにモスクワから帰国(2020年5月11日)

サウジアラビア日刊紙『ウカーズ』(5月11日付)は、アサド大統領のおじでビジネスマンのムハンマド・マフルーフ氏が滞在先のモスクワから特別機でシリアに帰国したと伝えた。

息子のラーミー・マフルーフ氏とアサド大統領の対立を仲裁し、不仲を解消するのが目的だという。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、‘Ukaz, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)11人が戦闘で新たに死亡(2020年5月11日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)11人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との戦闘で新たに死亡したと発表した。

これにより、リビアでの戦闘で死亡したシリア人傭兵(ムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザート師団、スライマーン・シャー師団)の数は279人となった。

なお、リビアに派遣されたシリア人傭兵の数は約8,510人、トルコがシリア領内に設置しているキャンプで、派遣に向けて教練を受けている傭兵は約3,450人に達しているという。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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ダーイシュがダイル・ザウル県にあるシリア軍の拠点複数カ所を攻撃(2020年5月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシューラー村、カバージブ村にあるシリア軍の拠点複数カ所を攻撃した。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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シャーム自由人イスラーム運動はフーア市の民家を拠点化するためIDPsを強制退去させる(2020年5月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコの支援を受ける国民解放軍(国民軍)に所属するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動が、フーア市内の民家を軍事拠点化するため、ヒムス県から避難し、同市の民家に居を構えていた国内避難民(IDPs)の一家を強制退去させた。

フーア市は、隣接するカファルヤー町とともに、政府を支持する12イマーム派信徒が多く暮らしていたが、長年にわたり反体制派の包囲を受け、2018年までに全住民が政府支配地域に避難していた。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアアザーズ市でIDPsがシリア軍撤退と帰還を求めてデモ(2020年5月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のアアザーズ市で、イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市および同市周辺地域からの国内避難民(IDPs)数十人が、シリア軍の同市一帯地域からの撤退と帰還を訴えるデモを行った。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は外出禁止措置をイード・アル=フィトルの祝日が終了するまで延長(2020年5月11日)

北・東シリア自治局(ビーリーファーン・ハーリド、アブドゥルハーミド・マフバーシュ執行評議会共同議長)は決定第42号を発出し、新型コロナウイルス感染症対策として継続している部分的な外出禁止措置を5月12日からイード・アル=フィトルの祝日が終了するまで延長することを決定した。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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アサド大統領はタラール・バラーズィー・ヒムス県知事を国内通商消費者保護大臣に任命(2020年5月11日)

アサド大統領は2020年政令第122号を施行し、アーティフ・ナッダーフ国内通商消費者保護大臣(人民議会議員)を解任し、政令第123号を施行し、タラール・バラーズィー氏を国内通商消費者保護大臣に任命、同氏ヒムス県知事職を解いた。

SANA(5月11日付)が伝えた。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア軍とトルコ軍がハカサ県北東部国境地帯で合同パトロール(2020年5月11日)

ハサカ県では、ANHA(5月11日付)によると、ロシア軍とトルコ軍がダルバースィーヤ市、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町西方の国境地帯で合同パトロールを実施した。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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シリア軍は前日に奪われたハマー県北部のタンジャラ村、マナーラ村を奪還(2020年5月11日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから67日目となる5月11日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を3件(イドリブ県1件、ラタキア県1件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を10件(場所は明示せず)確認した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室との激しい戦闘の末、10日に奪われていたガーブ平原のタンジャラ村、マナーラ村を奪還した。

2日におよぶ戦闘では、シリア軍兵士36人、「信者を煽れ」作戦司令室戦闘員19人が死亡した。

これに関して、シリア軍筋は、SANA(5月11日付)に対して、シリア軍部隊がタンジャラ村にある「テロ・グループ」の拠点を攻撃し、大打撃を与えたことを明らかにした。

同筋によると、10日午前、フッラース・ディーン機構とトルキスタン・イスラーム党からなる「テロ・グループ」がタンジャラ村のシリア軍拠点を襲撃、これを制圧したが、シリア軍が直ちに応戦し、拠点を奪還したという。

一方、シリア軍は、ザーウィヤ山地方のフライフィル村一帯で塹壕を掘削していたシャーム解放機構の重機を攻撃した。

これにより、シャーム解放機構のメンバー2人が負傷したという。

また、ジスル・シュグール市近郊にあるシャーム解放機構の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘となった。

このほか、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌約55輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に二度に分けて新たに進入させた。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月11日付)を公開し、5月10日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 11, 2020をもとに作成。

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アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏は「アッラーの美名」(アスマー・フスナー)に救いを求めるメッセージを発表(2020年5月10日)

アサド大統領のいとこでビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏はフェイスブックの公式アカウントを通じてメッセージを発表した。

メッセージは宗教色を帯びたもので、そのなかでマフルーフ氏は「アッラーの美名」(アスマー・フスナー)に救いを求めているなどと述べている。

https://www.facebook.com/rami.makhlouf.officiall/posts/118761449824198?__xts__%5B0%5D=68.ARDi5xq7l-vzgNHS2KYtDgfiPf52-WuvkV7cOGfw9AE4ZkEfGdp_yZb6S2BIEVlim7qjqasruUC0F2_S3178uSZWUr3JqvD-BzCKVqRzjm0FZ4ugD3pT7ySHkhh9DpXM_L4VYAKUXYuRrBQC8IssT19Y0zEHzn1ZlveJvYkoa1t1CIDcmGqOPO17rTmBpr78kyeuVd4CPWl1r8OgKa9pdITrZdK-t9Np88-Urn26aCpaCyk-h_EqsjhRsLT5b_EptztF9vquMDp47A0hiBozeW-WriRCjJaOhjKIpY15kMi1bGiXWZZiLgKpNRl0k6lasNfVGQZFsbk3XmJDwag&__tn__=-R

メッセージの全訳は以下の通り:

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「私はあなたの僕たちのもとへ行き、あなたの子らから不正を取り除けというあなたの意志を告げた。だが、その後も、誰も不正に甘んじないという私の言葉を、誰も支持してはくれなかった。私は改めて、誰でもない唯一の誰か、誰も知らない唯一の誰か、誰からも隠れたりしない唯一の誰か、我々に「彼こそ唯一のアッラー」と言うよう命じた唯一の誰か、「負けてはならない」と言ってくれた唯一の誰かに救いを求めた。

ただ、この唯一の誰かに助けを求めた。美名(アスマー)であなたを呼び、この美名でそれ以外の誰も呼ばないよう命じた美名の力に救いを求めた。聖なる章の最初の言葉の力に救いを求めた。その力とは、他の誰にも備わっていない力である。我々が教わった知識、唯一なるものの真実をもって、一を一となした者以外の誰かに与えられる知識にそれは備わっていない。唯一のアッラーに助けを求め、アッラーを永遠なる者と評し、生みもせず、生まれもせず、比べ得る何ものもないということを認めた者の力に助けを求めた。我が主よ、あなたが与えた苦しみを取り除いてください。あなたへの信仰の最初に位置づけた書物の冒頭の句の初めの文字に秘められた力によって。

そして、あなたの僕たちの不正は、あなたの子らの勢力を上回ってしまった。

私はあなたの美名(アスマー)をもって、あなたに呼びかけけたい。あなたはこの美名を理想的な柱となして、この美名において創られた者は、その名のもとに勝利した。活力に満ちたアッラーよ、それこそがあなたの兵なのだ。

あなたの聖句、厳然たるアッラーよ、純然たるアッラーの美名(アスマー)よ。

益をなすあなたの美名(アスマー)において創られた者は、自ら益をなし、人に益を与える。

害をなすあなたの美名(アスマー)において創られた者は、自ら害をなし、人に害を与える。

あなたの美名(アスマー)において、僕たちは力を与えられ、あなたの名において、戒められる。

それによって、空は高らかとなり、それによって、沈み荒れる。

それによって、僕たちは糧を与えられ、それによって貧困に喘ぎ、迷う。

主よ、それによって我々を支えたまえ、我々に対するものを支えることなかれ。

アッラーよ、偉大なる者よ、慈悲深い者よ、寛大なる者よ、我々は、あなたなくしては、何らの力もない。

偉大なる主であるアッラーに美名(アスマー)を与えた者よ」。

AFP, May 11, 2020、ANHA, May 11, 2020、AP, May 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 11, 2020、Reuters, May 11, 2020、SANA, May 11, 2020、SOHR, May 11, 2020、UPI, May 11, 2020などをもとに作成。

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イドリブ市でタラーウィーフの礼拝後にデモが行われ、体制打倒などが訴えられる(2020年5月10日)

イドリブ県では、シャーム解放機構の拠点都市であるイドリブ市でタラーウィーフの礼拝後にデモが行われ、参加者は国内避難民(IDPs)の帰還、2~3月の戦闘での制圧地からのシリア軍撤退、アサド政権打倒、ロシアとイランの占領者の排斥、逮捕者の釈放などを訴えた。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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米軍部隊がハサカ県タッル・タムル町一帯でパトロール活動を敢行(2020年5月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍部隊がタッル・タムル町一帯でパトロール活動を敢行した。

パトロール部隊には米軍ヘリコプター1機が随行し、警戒活動にあたった。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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トルコはシリア人傭兵(国民軍戦闘員)の新規部隊をリビアに派遣(2020年5月10日)

シリア人権監視団は、トルコがシリア人傭兵(国民軍戦闘員)の新規部隊をリビアに派遣したと発表した。

新たに派遣されたのは、アレッポ県アターリブ市などの出身者で、スルターン・ムラード師団、スルターン・ムハンマド・ファーティフ旅団などのメンバーだという。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のバーブ市中心街で爆弾が爆発し、住民1人死亡(2020年5月10日)

アレッポ県では、ANHA(5月10日付)やSANA(5月10日付)によると、トルコ占領下のバーブ市中心街のセンター交差点に近い市場で爆弾が爆発し、住民1人が死亡、複数が負傷した。

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ラッカ県では、ANHA(5月10日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー国内避難民(IDPs)キャンプ一帯、カズアリー村、シュールバ・ナイサク村などM4高速道路沿線を砲撃し、農地で火災が発生した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のタッル・ハラフ村で車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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外出を希望するサイイダ・ザイナブ町の住民や患者の手に当局がスタンプを押印(2020年5月10日)

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)は、新型コロナウイルス感染症対策として封鎖されているダマスカス郊外県サイイダ・ザイナブ町の住民や患者の手の甲に、同地の自治体や保健センターがスタンプを押したうえで、同町外への移動を認めていることがSNS上で怒りを買っていると伝え、その写真を転載した。


AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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ハミース内閣は新型コロナウイルス感染症対策にかかる経済福祉実施対策、生活・経済状況改善策、市場統制策、基本食糧品確保策を承認(2020年5月10日)

イマード・ハミース内閣は定例閣議を開き、新型コロナウイルス感染症対策にかかる経済福祉実施対策、生活・経済状況改善策、市場統制策、基本食糧品確保策を承認した。

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内務省は、各県の出入国管理局の業務を再開した。

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キリスト教各派は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を徹底したうえで、5月10日から礼拝のために教会を開放すると発表し、信者たちが約1ヶ月半ぶりに日曜礼拝を行った。

協会内での礼拝は10分以外に制限され、また礼拝者はマスクの着用を求められるなど、対策が講じられている。

SANA(5月10日付)が伝えた。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団は、シリア民主軍に従軍していたトルコ国籍の士官や戦闘員が離反し、トルコへの逃亡を続けていると発表(2020年5月10日)

シリア人権監視団は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に従軍していたトルコ国籍の士官や戦闘員が、離反し、トルコへの逃亡を続けており、その一部が逃亡中に殺害されていると発表した。

同監視団によると、「B」と呼ばれるトルコ国籍の財務担当者が、在任中に横領した経費を仲間の男性1人と持ち出そうとしたが、トルコ国境に近いハサカ県のカルマーニーヤ村でトルコ側からの道先案内人を待っていたところ、シリア民主軍の諜報部隊に撃たれて、即死したという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シュハイル村の絨毯工場近くで人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、オートバイに乗ったダーイシュ(イスラーム国)メンバーと思われる2人組の発砲を受け、戦闘員2人が死亡した。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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ハマー県でアル=カーイダ系の「信者を煽れ」作戦司令室がシリア軍を急襲し、2カ村を制圧(2020年5月10日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから66日目となる5月10日、ハマー県でシリア軍と新興のアル=カーイダ系組織からなる「信者を煽れ」作戦司令室が交戦、無人航空機(ドローン)がイドリブ県を攻撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、フッラース・ディーン機構と「信者を煽れ」作戦司令室に所属する武装集団が9日深夜から10日未明にかけて、ガーブ平原のマナーラ村、タンジャラ村一帯のシリア軍拠点を急襲し、タンジャラ村を制圧した。

ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、「信者を煽れ」作戦司令室はタンジャラ村に加えて、マナーラ村も制圧したという。

ドゥラル・シャーミーヤによると、「信者を煽れ」作戦司令室は、親政権民兵隊がマナーラ村周辺地域に進軍を試みたことを受けて反撃したという。

これに対して、シリア軍はただちに応戦し、フッラース・ディーン機構などと交戦するとともに、両村一帯、アンカーウィー村、クライディーン村、カーヒラ村を砲撃した。


この戦闘で、シリア軍兵士や親政権民兵の戦闘員32人(ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)によると、中尉1人、少尉1人を含む26人死亡)、フッラース・ディーン機構側の戦闘員13人が死亡、またアンカーウィー村に対する砲撃で女性1人が死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ハマー県ガーブ平原での戦闘激化を受けて、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

また、無人航空機(ドローン)がハルーバ村を爆撃した。

爆撃を行ったドローンの所属は不明だが、ドゥラル・シャーミーヤ(5月10日付)は、ロシア軍の無人航空機(ドローン)がイドリブ市やイドリブ県南部上空に飛来したと伝えた。

シリア人権監視団によると、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌55輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

ビンニシュ市東で、トルコの後援を受けるシャーム軍団の拠点複数カ所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、戦闘となった。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ラサーファ市近くでシリア軍の車輌が爆弾の爆発に巻き込まれ、兵士多数が死傷した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県1件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(場所は明示せず)確認した。

AFP, May 10, 2020、ANHA, May 10, 2020、AP, May 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2020、Reuters, May 10, 2020、SANA, May 10, 2020、SOHR, May 10, 2020、UPI, May 10, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年5月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月10日付)を公開し、5月9日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は579,123人。

内訳は、レバノンからの帰還者183,875人(うち女性55,298人、子ども93,497人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,711,790人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は808,053人(うち女性242,474人、子供411,938人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 10, 2020をもとに作成。

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トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人が新たに死亡(2020年5月9日)

シリア人権監視団は、トルコがリビアに派遣したシリア人傭兵(国民軍戦闘員)7人が、ハリーファ・ハフタル将軍率いるリビア国民軍との戦闘で死亡し、その遺体がトルコ占領下のアレッポ県北部に搬送されたと発表した。

これにより、リビアでの戦闘で死亡したシリア人傭兵(ムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北の鷹旅団、ハムザート師団、スライマーン・シャー師団)の数は268人となった。

なお、リビアに派遣されたシリア人傭兵の数は約8,000人、トルコがシリア領内に設置しているキャンプで、派遣に向けて教練を受けている傭兵は約3,100人に達しているという。

AFP, May 9, 2020、ANHA, May 9, 2020、AP, May 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2020、Reuters, May 9, 2020、SANA, May 9, 2020、SOHR, May 9, 2020、UPI, May 9, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のハサカ県北部で国民軍に所属する武装集団どうしが交戦(2020年5月9日)

ハサカ県では、ANHA(5月9日付)によると、トルコの支援を受ける国民軍の戦闘員どうしが、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のダーウーディーヤ村・アリーシャ村間の地域で交戦した。

シリア人権監視団によると、交戦したのは、ハムザ師団とスルターン・ムラード師団の戦闘員。

AFP, May 9, 2020、ANHA, May 9, 2020、AP, May 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 9, 2020、Reuters, May 9, 2020、SANA, May 9, 2020、SOHR, May 9, 2020、UPI, May 9, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県・イドリブ県境で住民を狙撃し殺害(2020年5月9日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、ロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(3月5日深夜)してから65日目となる5月9日、シリア・ロシア軍、トルコ軍の爆撃は確認されなかった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を確認しなかったと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ県との県境に位置するミーズナーズ村一帯に展開するシリア軍部隊が、同村の住民1人を狙撃し、射殺した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるファッティーラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、マアーッラト・ウルヤー村に潜入しようとしたシリア軍部隊を撃退した。

一方、トルコ軍は、兵站物資などを積んだ車輌20輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が県北部のシリア政府支配地域を砲撃した。

これに対して、シリア軍も反体制武装集団の支配下にあるイドリブ県のキンダ村一帯を砲撃した。

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