レバノン軍団のジャアジャア代表はシリア大統領選挙に参加するシリア人を国外退去に処するよう大統領と内閣に要求(2021年5月19日)

レバノン軍団のサミール・ジャアジャア代表はフェイスブック(https://www.facebook.com/samirgeagea/)のアカウントを通じて声明を出し、レバノン政府にシリア大統領選挙の実施を支持するシリア難民を追放するよう求めた。

ジャアジャア代表は書き込みのなかで、「数万のシリア難民が明日(5月20日)、シリア大使館でのシリア大統領選挙という茶番に参加するためにいる」としたうえで、「大統領、暫定内閣に、アサドに投票する者の名前が記載されたリストを入手することを内務、国防省、および関係機関に指示し、彼らのレバノンから即時に退去させるよう求める」と主張した。

https://www.facebook.com/samirgeagea/posts/316090586753391?__cft__%5B0%5D=AZUbPqI8N46tmaN1NlMqiEYIaCxDL5rQNqShNchc9I9MWJV-LOntBBIaRXnAwJ4zgt9LhnUxasiu2cl98vr61o_d9SgYgZ0MP-EhVNsXWXut5vlL23MWXQ8wsaBKFfVzezCaj6qwFGSZL20HnbBQJzhTwKIMShTFEgA98hd56K1Lgg&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, May 20, 2021、ANHA, May 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2021、Reuters, May 20, 2021、SANA, May 20, 2021、SOHR, May 20, 2021などをもとに作成。

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トルコの公正発展党のシェン副党首「シリア・トルコの関係を修復すべきだ」(2021年5月19日)

トルコの与党公正発展党(AKP)のムスタファ・シェン副党首はウルサル・チャンネルの番組のなかで、シリア政府との関係改善したいという意向を明らかにした。

シェン副党首は、以下のように述べた。

トルコは、エジプトとの関係を修復するためのラインを開いている。シリアとの関係も改善する。

シリア・トルコ両国民を結びつけているのは同胞愛だ。トルコにシリア人がいるのも、この同胞愛の一部だ。兄弟のあいだで幾つかの問題が起きるのは当然だ。

だが、最後には、両国の関係を修復すべきだ。そうすることで、隣国シリアと青き祖国が実現することになる。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021、Ulusal Kanal, May 19, 2021などをもとに作成。

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駐ドイツ・シリア大使館はドイツ当局の同意を得られなかったとして大統領選挙在外投票を実施できないと発表(2021年5月19日)

駐ドイツ・シリア大使館は公式ホームページ(http://mofaex.gov.sy/berlin-embassy/)を通じて声明を出し、5月20日に予定されている在外投票を実施できないと発表、在留シリア人に謝意を示した。

同大使館によると、ドイツの当局が在外投票の実施に同意しなかったことが、投票中止の理由だという。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局の執行評議会は燃料価格を引き上げるために5月17日に発出した決定第119号を廃止(2021年5月19日)

北・東シリア自治局の執行評議会は、緊急会合を開催し、燃料価格を引き上げるために5月17日に発出した決定第119号の廃止を定めた決定第123号を発出した。

ANHA(5月19日付)が伝えた。

しかし、シリア人権監視団によると、ハサカ県のハサカ市とダイル・ザウル県のダイル・ザウル市を結ぶいわゆるハラーフィー街道では、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市近郊のガルブ村、ライリー村、サブア・ワ・アルバイーン町の住民が、前日の内務治安部隊(アサーイシュ)によるデモ参加者2人の殺害に抗議するデモを行った。

現場には、米主導の有志連合部隊が事態収拾のために向かったが、デモ参加者は有志連合部隊との面会を拒否したという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジャズラート村で、民政評議会傘下の立法評議会メンバーがダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団の発砲を受けて死亡した。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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フール・キャンプでイラク人難民女性2人の遺体が発見される(2021年5月19日)

ハサカ県では、ANHA(5月19日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、何者かによって銃で撃たれ、死亡したと見られるイラク人難民の女性2人(姉妹)の遺体が発見された。

シリア人権監視団によると、2人の遺体が発見されたのは第1区。

トルコで活動する独立系シンクタンクのジュスール研究所が2020年9月1日に発表したレポートによると、フール・キャンプは6つの区画、8つのブロックから構成されている。

6つの区画のうち、第1区には、ダーイシュ(イスラーム国)とつながりがない国内避難民(IDPs)、第2区と第3区にはイラク難民、第4区にはダーイシュとつながりがあるとされるIDPs、第5区には欧州出身のダーイシュ戦闘員の家族、そして第6区にはそれ以外の外国人戦闘員の家族が収容されている。

一方、8つのブロックのうち、第1、2、3、7ブロックにはイラク人難民が、第5、6、8ブロックにはシリア人IDPsが、第4ブロックにはイラク人難民とシリア人IDPsの両方が収容されている。

また、この8ブロックとは別に、シリア、イラク以外の国の出身者が収容されている。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部を砲撃しシリア軍兵士4人が負傷(2021年5月19日)

アレッポ県では、ANHA(5月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のマーリキーヤ村、マルアナーズ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、スーガーニカ村、バイナ村、クーリート村、マイヤーサ村を砲撃した。

この砲撃により、マルアナーズ村では、シリア軍兵士4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、砲撃は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がバースーファーン村一帯に潜入し、シリア国民軍所属のシャーム軍団の拠点を襲撃、戦闘員5人を殺害したことへの報復で、マルアマーズ村にあるシリア軍の拠点も狙われた。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は投資促進を目的とする2021年法律第18号(新投資法)を施行(2021年5月19日)

アサド大統領は2021年法律第18号(新投資法)を施行した。

新投資法は第2条で、資本を引きつけるための競争的な投資環境を作り出し、様々な経験や専門知識を活かすことで、雇用拡大、経済成長率向上、歳入増大、包括的持続的成長のための生産基盤を拡大することを目的とすると定めている。

SANA(5月19日付)が伝えた。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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ロシアなどの在外公館が大統領選挙の投票に向けた準備を完了、各地で選挙を支持するデモ続く(2021年5月19日)

SANA(5月19日付)は、ロシア、エジプト、UAE、フランス、アルメニア、ブラジル、パキスタン、インド、ヨルダン、オマーン、レバノン、中国、キューバ、アルジェリア、クウェート、ベラルーシ、オーストリア、スウェーデン、アルゼンチンの在外公館が大統領選挙の投票に向けた準備を完了したと伝えた。


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SANA(5月19日付)は、最高司法選挙委員会のダマスカス県、ダマスカス郊外県、アレッポ県、スワイダー県、クナイトラ県、ラタキア県、ヒムス県、ハマー県、ラッカ県、ダイル・ザウル県、小委員会の委員長が、5月26日の大統領選挙の投票に向けた準備を完了したと発表した、と伝えた。

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SANA(5月19日付)によると、16、17、18日に続いて、各地で大統領選挙の実施を支持するデモや集会が実施され、政府、バアス党、組合関係者や住民が参加した。

デモ・集会が実施されたのは、ハマー県のハマー市各所、ハサカ県のハサカ市、カーミシュリー市、ヒムス県のヒムス市各所、ラカーマ村、シャニーヤ村、ヒルバト・ハマーム村、ラタキア県のラタキア市各所、カサブ町、ラアス・アイン村、アレッポ県のアレッポ市各所、スワイダー県のスワイダー市、マラフ町、フワイヤー村、ニムラ村、サアラ村、ザイビーン町、ミヤーマース村、シュアーブ村、ダルアー県のサナマイン市、タルトゥース県のタルトゥース市、ドゥライキーシュ市、サーフィーター市、アイン・グライム村、マンダラ村、バダーダー村、アイン・ダービシュ村、ミトラース村など。




AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で54人、北・東シリア自治局支配地域で91人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で71人(2021年5月19日)

保健省は政府支配地域で新たに54人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者100人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、5月19日現在の同地での感染者数は計23,884人、うち死亡したのは1,714人、回復したのは21,460人となった。

SANA(5月19日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに91人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者2人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、5月19日現在の同地での感染者数は計17,179人、うち死亡したのは705人、回復したのは1,757人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性47人、女性44人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市11人、カーミシュリー市9人、マーリキーヤ(ダイリーク)市1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市4人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、ラッカ県のラッカ市45人、タブカ市19人。

ANHA(5月19日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月19日に新たに71人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、17人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡7人、ハーリム郡4人、アリーハー郡0人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡4人、バーブ郡24人、アフリーン郡18人、アアザーズ郡14人。

これにより、同地での感染者数は計22,476人、うち回復したのは20,454人、死亡したのは661人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1581072988764253/

AFP, May 19, 2021、ACU, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県で「決戦」作戦司令室とシリア軍が砲撃戦(2021年5月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバイニーン村、フライフィル村、ファッティーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

一方、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るジスル・シュグール市で、同機構の治安部隊が、フッラース・ディーン機構のメンバー1人を逮捕した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタスィール町とアイン・ズィクル村を結ぶ街道で、シリア軍第4師団の兵士1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を38件(イドリブ県17件、ラタキア県14件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を18件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021、May 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民341人と国内避難民(IDPs)4人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は666,896人、2019年以降帰還したIDPsは86,438人に(2021年5月19日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月19日付)を公開し、5月18日に難民341人(うち女性103人、子供174人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民341人(うち女性103人、子供174人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は666,896人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者272,648人(うち女性81,652人、子ども138,226人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は896,176人(うち女性268,928人、子供456,757人)となった。

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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は4人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,438人(うち女性32,054人、子供31,539人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,034人(うち女性414,613人、子供675,305人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 19, 2021をもとに作成。

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シリア軍が東グータ地方で大統領選挙支持デモへの参加要請に応じなかった住民を拘束(2021年5月18日)

反体制派系サイトのサウト・アースィマ(5月19日付)は、シリア軍が、ダマスカス郊外県東グータ地方のサクバー市、ハムーリーヤ市、ジスリーン町、カフルバトナー町、ハッザ町で、大統領選挙を支持するデモ・集会への参加を求める当局の要請に応じなかったとして、住民多数を拘束した伝えた。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、SANA, May 19, 2021、Sawt al-‘Asima, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021などをもとに作成。

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野党団結党のアブー・カースィム書記長はマルイー大統領候補が選挙法に違反しているとして告訴(2021年5月18日)

シリア国内で活動する野党の一つ団結党のムハンマド・アブー・カースィム書記長は、RT(5月18日付)のインタビューに応じ、大統領選挙に立候補しているマフムード・マルイー氏が選挙法第50条に違反しているとして、名誉毀損で訴えたことを明らかにした。

アブー・カースィム書記長はRTに対して次のように述べた。

マルイー氏が『ワタン』紙に対して述べたことは選挙法、とりわ公序良俗に反する選挙宣伝を禁止した第50条第3項に違反している。

選挙法第50条は、他の立候補者の誹謗中傷、特定の宗教・宗派、エスニック集団、部族を代表するような宣伝、そして公序良俗に反する宣伝、地方自治体が認めていない場所へのポスターなどの設置を禁じている。

マルイー氏は『ワタン』(5月17日付)のインタビューのなかで、国内の野党を次のように批判していた。

連中が行っているのは政治の「幼児化」、「青年化」だ。彼らには何らの政治的深みもない。政治的経験もない」。

AFP, May 19, 2021、ANHA, May 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2021、Reuters, May 19, 2021、RT, May 18, 2021、SANA, May 19, 2021、SOHR, May 19, 2021、al-Watan, May 17, 2021などをもとに作成。

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イスラエル軍報道官は領内に飛来したドローンを撃墜と発表、当局はシリアから飛来したとの見方を示す(2021年5月18日)

イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はツイッターのアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、無人航空機(ドローン)1機を占領下ゴラン高原の西に位置するアグワール地方のアユン渓谷で撃破したと発表した。

ツイッターの書き込み内容は以下の通り:

速報 早朝にアグワール地方アユン渓谷地区の国境に近づく無人航空機(ドローン)1機が捕捉され、撃破された。同地は航空監視部隊の監視かにあった。ドローンの残骸は治安部隊によって回収された。

https://twitter.com/AvichayAdraee/status/1394537464702902278

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米アラビア語テレビ放送のフッラ・チャンネル(5月18日付)は、無人航空機(ドローン)1機がヨルダン北西部の北アグワール郡に面するイスラエルのベト・シェアン市一帯に接近し、イスラエル軍がこれを撃破したと伝えた。

撃破された機体の破片などから、イスラエル治安当局は、ドローンがシリア領内を離陸したものだとの見方を示しているという。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Alhurra, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東を砲撃(2021年5月18日)

アレッポ県では、ANHA(5月18日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるマンビジュ市東のフーシャリーヤ村、ジャート村を砲撃した。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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ダーイシュがアレッポ県でシリア軍と「イランの民兵」を襲撃(2021年5月18日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府の支配下にあるマスカナ市近郊のマトヤーハ村南でシリア軍第25師団と「イランの民兵」の四輪駆動車5台からなる車列を襲撃し、8人を殺害した。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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北・東シリア自治局による燃料値上げに抗議するデモが各地で発生、アサーイシュの弾圧で多数が死傷(2021年5月18日)

北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)総司令部は声明を出し、自治局支配地の各所で、燃料価格を定めた司法決定第119号に抗議する平和的なデモが発生、「デモに乗じた一部のストーカー」が、住民と軍・治安機関を対立させ、住民に軍・民政機関の拠点や施設を襲撃させ、騒乱を発生させようとして、デモ参加者に発砲、住民と内務治安部隊隊員多数を負傷させたと発表した。

アサーイシュはまた、平和的デモに乗じた者たちに実弾を用いて対応したことを明らかにするとともに、住民に対してこうした争いに巻き込まれないよう注意を促した。

デモ発生を受けて、北・東シリア自治局執行評議会のビーリーファーン・ハーリド共同議長は声明を出し、5月19日に評議会の緊急会合を開催し、司法決定第119号の見直しを行うと発表、住民に対して、自治局支配地域に混乱と内乱をもたらそうとする勢力に荷担しないよう呼びかけた。

自治局ジャズィーラ地域の執行評議会も、シャッダーディー市でデモでの負傷者の一刻も早い回復を願うとする声明を出すとともに、自治局の法のもとで平和的且つ民主的な方法で表現の自由が保障されていると強調、混乱と内乱を誘発しようとする動きに注意するよう住民に呼びかけた。

ANHA(5月18日付)が伝えた

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一方、SANA(5月18日付)は、シリア政府と北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市のヌシューワ地区(北・東シリア自治局支配地)のシャリーア交差点と、北・東シリア自治局の支配下にあるシャッダーディー市、アッターラ村で、住民が路上でタイヤを燃やすなどして、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の活動や犯罪・略奪行為に抗議するデモを実施したが、シリア民主軍が強制排除を試み、住民5人が死亡、女性1人と女児1人を含む多数が負傷したと伝えた。


シリア人権監視団の発表によると、アサーイシュの発砲での被害者は、シャッダーディー市で死者1人、負傷者5人、ハサカ市ヌシューワ地区では負傷者3人。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(5月18日付)が複数の地元メディア筋の話として伝えたところによると、サブア・ワ・アルバイーン町で1人、ハサカ市で1人が死亡した。

シリア人権監視団によると、デモはまた、ハサカ市ムフティー地区、サーリヒーヤ地区、マルシュー交差点一帯、カーミシュリー市、サブア・ワ・アルバイーン町、マーリキーヤ(ダイリーク)市、アームーダー市、マアバダ(カルキールキー)町、アレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市でも発生、カーミシュリー市、アームーダー市、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、マアバダ町、タッル・ハミース市などでは多くの商店が店を閉めて、ストライキを実施した。

デモはこれ以外の都市・町・村(ダルバースィーヤ市など)でも呼びかけられたが、住民は厳戒態勢を敷くアサーイシュを怖れて街頭に出ることを控えたという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(5月18日付)によると、シリア民主軍がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるサアワ村にある民家1棟を急襲し、中にいた住民らと交戦、2人を殺害した。

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ラッカ県では、アイン・フラート(5月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市北のタルワーズィーヤ村で17日深夜から18日未明にかけて、シリア民主軍がシリア軍を拠点から排除しようとして戦闘が発生し、シリア軍兵士5人とシリア民主軍兵士2人が負傷した。

戦闘はロシア軍が介入して収束した。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、‘Ayn al-Furat, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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アラブ社会主義連合民主党は声明でマルイー候補を2013年に除名していたと発表(2021年5月18日)

シリア国内で活動する反体制組織の一つで民主的変革諸勢力国民調整委員会を主導するアラブ社会主義連合民主党は声明を出し、大統領選挙に立候補しているマフムード・マルイー氏との間に何らの関係もないと発表した。

声明では、マルイー氏が党の原則や政治路線から逸脱したのを受けて、2013年に除名したとしたうえで、「政治移行プロセスを通じた抜本的で包括的な愛国的・民主的変革以外受け入れない」とする党の姿勢を明示した。

声明ではまた、党が1973年以降、形式的な大統領選挙の立候補、投票、信任のいずれにも参加していないと強調した。

https://www.facebook.com/Ettihad.SY/posts/3887299724720968

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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アブドゥッラー候補「テロを根絶し、米国、トルコ、イスラエルの占領を打破しなければ、シリアが現下の危機から脱却できない」(2021年5月18日)

大統領選挙に立候補している統一社会主義者党のアブドゥッラー・サッルーム・アブドゥッラー氏はイフバーリーヤ・チャンネル(5月18日付)のインタビュー番組に出演し、自身の選挙綱領に関して、国民が望むもののすべてではなく、その一部を実現するものだとしたうえで、シリアが直面する問題や脅威には、国民の団結が不可欠だと強調した。

アブドゥッラー氏はまた、テロを根絶し、米国、トルコ、イスラエルの占領を打破し、占領地全土を解放しなければ、シリアが現下の危機から脱却できないと強調、それによって「我々は家に戻り、避難を余儀なくされた人々を帰国させ、彼らが日々の生活を送るために必要なサービスを提供でき、かつてのように国を復興させられる」と述べた。

インタビューの全文はSANA(http://www.sana.sy/?p=1384376)が公開した。


https://www.youtube.com/watch?v=1zTOFNsi7U4

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フサイン・アルヌース内閣は週例の閣議を開催し、5月26日の大統領選挙投票日を控えて、投票実施に必要な措置を講じることを確認した。

SANA(5月18日付)が伝えた。



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SANA(5月18日付)は、5月16日、17日に続いて各地で大統領選挙支持を訴えるデモや集会が実施されたと伝えた。

デモ・集会が実施されたのは、ハマー県のハマー市(ハマー大学など各所)、ダルアー県のイズラア市、マハッジャ町、ヒムス県のヒムス市(バアス大学、バーバー・アムル地区など各所および)、ジブラーヤー村、マハッラム町、ラフターヤー村、マスカナ村、ライヤーン村、タッルドゥー市、シャルカリーヤ村、シーン町、タッル・ウマリー村、ラタキア県のラタキア市各所、ダーリヤ町、アイン・シカーク町、タルトゥース県のタルトゥース市、バーニヤース市、アレッポ県のアレッポ市(アレッポ大学など各所)、スワイダー県のスワイダー市、ラハー村、ニジュラーン村など。

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SANA(5月18日付)は、ブルガリア、スイス、スペイン、南アフリカの在外公館が大統領選挙の投票に向けた準備を完了したと伝えた。

このうち、ブルガリアの大使館は、ギリシャ、北マケドニア、アルバニアの在外居住者の投票も受け付ける。

在外投票は5月20日に実施される予定。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、al-Ikhbariya, May 17, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で42人、北・東シリア自治局支配地域で43人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で43人(2021年5月18日)

保健省は政府支配地域で新たに42人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者287人が完治し、5人が死亡したと発表した。

これにより、5月18日現在の同地での感染者数は計23,830人、うち死亡したのは1,710人、回復したのは21,360人となった。

SANA(5月18日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに43人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者4人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、5月18日現在の同地での感染者数は計17,088人、うち死亡したのは702人、回復したのは1,755人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性20人、女性23人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市17人、カーミシュリー市10人、マーリキーヤ(ダイリーク)市6人、アームーダー市1人、ダルバースィーヤ市5人、フール・キャンプ1人、アレッポ県のマンビジュ市1人、ラッカ県のラッカ市2人。

ANHA(5月18日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月18日に新たに43人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、40人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡1人、イドリブ郡4人、ハーリム郡3人、アリーハー郡5人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡6人、バーブ郡9人、アフリーン郡10人、アアザーズ郡5人。

これにより、同地での感染者数は計22,405人、うち回復したのは20,437人、死亡したのは661人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1580000028871549/

AFP, May 18, 2021、ACU, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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ダルアー県ヒルバト・ガザーラ町でヒズブッラーに協力する男性1人が殺害される(2021年5月18日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヒルバト・ガザーラ町で、レバノンのヒズブッラーに協力している男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県16件、ラタキア県15件、アレッポ県4件、ハマー県2件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は36件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を16件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 18, 2021、ANHA, May 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 18, 2021、Reuters, May 18, 2021、SANA, May 18, 2021、SOHR, May 18, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民311人と国内避難民(IDPs)328人が新たに政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は666,555人、2019年以降帰還したIDPsは86,434人に(2021年5月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(5月18日付)を公開し、5月17日に難民311人(うち女性93人、子供158人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民311人(うち女性93人、子供158人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は666,555人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者271,307人(うち女性81,549人、子ども138,092人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,752,833人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は895,835人(うち女性268,825人、子供456,583人)となった。

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一方、国内避難民328人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは328人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は86,434人(うち女性32,053人、子供31,536人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,355,030人(うち女性414,612人、子供675,302人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 18, 2021をもとに作成。

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北・東シリア自治局は灯油、ガソリン、プロパンガスの値上げを決定(2021年5月17日)

北・東シリア自治局は支配地域内の燃料価格を定めた司法決定第119号を施行した。

同決定は施行日付で、製粉工場と製パン工場用の灯油を1リットル100シリア・ポンドに、暖房・農業用の灯油を250シリア・ポンドに、産業サービス局用の灯油を300シリア・ポンドに、白灯油を400シリア・ポンド、それ以外の機関用の灯油を500シリア・ポンドに、液体灯油を300シリア・ポンドに、ハイオク・ガソリンを410シリア・ポンドに、上質の輸入ガソリンを0.655米ドル、家庭用プロパンガス・ボンベを1本あたり8,000シリア・ポンドに、業務用のプロパンガス・ボンベを15,000シリア・ポンドに設定すると定めている。

ANHA(5月17日付)が伝えた。

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なお、決定が施行される前の燃料価格は、灯油が1リットルあたり150シリア・ポンド、国産のガソリンが210シリア・ポンド、プロパンガス・ボンベが1本あたり2,500シリア・ポンドだった。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県でPYDに近い青年組織が米軍のパトロール部隊に投石、トルコの攻撃への沈黙に抗議(2021年5月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村で、民主統一党(PYD)に近い革命青年運動と青年女性連合のメンバーが、トルコ軍によって続けられるトルコ南東部とイラク・クルディスタン地域への攻撃に抗議するデモ行進が行っている最中、現場を通りかかった米軍装甲車4輌からなるパトロール部隊に対して投石を行うなどして、米国など諸外国の沈黙に対する不満を爆発させた。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市でダーイシュの宗教警察元司令官が刑務所内で拷問を受けて死亡(2021年5月17日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市で、ダーイシュ(イスラーム国)の宗教警察(ヒスバ)の元司令官が、拘束先のシリア国民軍憲兵隊刑務所で拷問を受けて死亡した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるラージュー町でシリア国民軍所属のサマルカンド旅団の本部で何者かによって仕掛けられていた爆弾が爆発し、メンバー2人が死亡した。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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イランなどの各国在外公館が大統領選挙の投票に向けた準備を完了、各地で大統領選挙を支持するデモ(2021年5月17日)

SANA(5月17日付)は、イラン、レバノン、中国、スウェーデン、ブラジル、マレーシア、ベネズエラ、オーストラリア、オーストリア、ベラルーシ、ヨルダン、エジプト、クウェート、イラク、アルゼンチンの在外公館が大統領選挙の投票に向けた準備を完了したと伝えた。<
このうちベラルーシの大使館は、ウクライナ、エストニア、リトアニアの在外居住者の投票もインターネットで受け付ける。

在外投票は5月20日に実施される予定。

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最高選挙司法委員会(選挙管理委員会)のムフリス・カイスィーヤ委員は、3名の判事からなる各県の小委員会が、県知事、郡および区の首長と連携し、選挙センターの設置場所を確定し、設置準備を開始したと発表した。

SANA(5月17日付)が伝えた。

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スワイダー県では、SANA(5月17日付)によると、地元の部族長や名士、バアス党幹部、人民諸組織幹部らが「祖国のテント」を設営し、大統領選挙、国民統合、シリア軍を支持する集会を開いた。

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ヒムス県では、SANA(5月17日付)によると、ヒムス市にあるバアス大学文学部で、学生団体が大統領選挙を支持するデモ集会を開催した。

また、ヒムス市内のダブラーン公園、ジャウバーニーヤ村、マルマリーター村、ラスタン市などでも、同様のデモを実施された。

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ラタキア県では、SANA(5月17日付)によると、ラタキア市のアーイディーン・キャンプで、サーイカ、パレスチナ労働者連合、パレスチナ・スポーツ連合、パレスチナ諸派が大統領選挙を支持するデモを行った。

また、カンジャラ町、ジャンナーター村、ブスターン・バーシャー村でも住民らが同様のデモを行った。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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米軍が前日に続いて、ワリード国境通行所から石油や食糧物資をトレーラー40輌に積んで、イラク領内に持ち出す(2021年5月17日)

ハサカ県では、SANA(5月17日付)によると、シリア領内に違法に基地を設置し駐留を続ける米軍が前日に続いて、ワリード国境通行所から石油や食糧物資をトレーラー40輌に積んで、イラク領内に持ち出した。

車列には、ハッラーブ・ジール村の航空基地に駐留する米軍の軍用車輌複数輛が護衛を受けてイラク国外に向かったという。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領はアブハジアのブジャニヤ大統領と会談「イスラエルはパレスチナ人民に対するテロと権利侵害の上に成り立っている」(2021年5月17日)

アサド大統領は、5月16日にシリア入りしたアブハジヤのアスラン・ブジャニヤ大統領を団長とする同国使節団と首都ダマスカスの人民宮殿で会談した。

SANA(5月17日付)によると、会談では、二国間関係の強化、帝国主義ヘゲモニーへの抵抗、軍事・政治・経済テロへの対応、両国情勢、パレスチナにおけるイスラエルの「虐殺」、ウクライナ・クリミア情勢などについて意見が交わされた。

会談には、シリア側から、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣、マンスール・アッザーム大統領府担当国務大臣、ムハンマド・サーミル・ハリール経済対外通商大臣、ムハンマド・ラーミー・マルティーニー観光大臣、ズハイル・ハズィーム運輸大臣(使節団受入代表)、ムハンマド・ハッサーン・カトナー農業・農業改革大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、ルーナ・シブル大統領府特別顧問が出席した。

アブハジア側からは、使節団を構成するブジャニヤ大統領、ヴァレリー・クヴァルキア国会議長、アルカス・クヴィツィナ大統領府事務局長、ベスラン・ゴボア第1副首相兼農業大臣、クリスティーナ・オズガン副首相兼経済大臣、ダウル・コフィ外務大臣、タモラズ・ケシュバ観光大臣、バグラット・コタバ駐シリア大使が出席した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/4204048676305599

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会談後の共同記者会見で、アサド大統領は次のように述べた。

両国の協力の展望は、それを支える多くの要素があるため大きく拡がっている。その筆頭にあげられるのが、共通の社会的要素である。シリアには、2世紀あまり前からアブハジア人コミュニティがあり、彼らは常にシリアの社会的調和(ナスィージュ)の一部となり、シリアの建設、10年にわたるこの戦争での国防に貢献し、殉教者を差し出してくれた。両国にはアルメニア人も暮らしている。ロシアの家族も共にシリアで暮らしている。その数は数百ではなく数千世帯に及ぶ。

共通の社会的要素があれば、協力の絆が作られるのは当然のことだ。アブハジアは、テロに対するこの戦争でシリアと共にあった。シリアはアブハジア、その国と国民の自決、独立の権利、そして世界の他の国々と同じように国家承認を受ける権利と共にあった。

私は大統領に最近になってパレスチナの領内で起きていること、パレスチナ人民に対するイスラエルの攻撃について説明した。イスラエルは常にパレスチナ人民に対するテロ、彼らの権利の侵害、他者の権利の侵害の上に成り立っていると話した。

改めて、今回の訪問が、第1に今後締結される協定ゆえに、第2に、今回議論され、今後合同委員会で議論される議題、さらにはこうした関係を前進させたいという両国、そして両国民の共通の意思ゆえに、重要な訪問になると明言したい。

これに対して、ブジャニヤ大統領は次のように述べた。

シリア国民が平和、安定、繁栄を享受することを願っています。あなた方の計画目標のすべてが達成されると確信している。

シリアがアブハジアの独立を承認したことを非常に感謝している。これによって広範な協力関係の門戸が開かれた。

私の今回の訪問が、経済、文化、社会、さらには教育といった分野での実質的なせいかを達成するためのモーメンタムになるだろう。

https://youtu.be/mZKisjKSuaA

 

その後、ブジャニヤ大統領は、カシオン山の戦没者慰霊碑を訪問し、献花した。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で50人、北・東シリア自治局支配地域で47人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で72人(2021年5月17日)

保健省は政府支配地域で新たに50人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者293人が完治し、7人が死亡したと発表した。

これにより、5月17日現在の同地での感染者数は計23,788人、うち死亡したのは1,705人、回復したのは21,073人となった。

SANA(5月17日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに47人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、3人が死亡したと発表した。

これにより、5月17日現在の同地での感染者数は計17,045人、うち死亡したのは700人、回復したのは1,751人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性22人、女性25人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市16人、カーミシュリー市12人、マーリキーヤ(ダイリーク)市4人、ダルバースィーヤ市5人、ラッカ県のラッカ市10人。

ANHA(5月17日付)が伝えた。

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反体制派系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で5月17日に新たに72人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、26人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡0人、イドリブ郡4人、ハーリム郡10人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡34人、アフリーン郡7人、アアザーズ郡11人。

これにより、同地での感染者数は計22,361人、うち回復したのは20,397人、死亡したのは661人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1579646012240284/

AFP, May 17, 2021、ACU, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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アル=カーイダ支配下のイドリブ県でトルコの侵攻作戦に参加した経験のあるシリア国民軍メンバーの遺体が発見される(2021年5月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、トルコの支援を受けるシリア国民軍所属の東部自由人連合のメンバー1人が遺体で発見された。

殺害されたメンバーは、トルコ軍による「オリーブの枝」作戦、「平和の泉」作戦に参加した戦闘員だという。

一方、シャーム解放機構の治安部隊はフーア市でフッラース・ディーン機構のメンバー2人を死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるタスィール町で、シリア政府との和解に応じたシャーム自由人イスラーム運動の元メンバーが正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を53件(イドリブ県27件、ラタキア県15件、アレッポ県2件、ハマー県9件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は49件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を24件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, May 17, 2021、ANHA, May 17, 2021、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, May 17, 2021、Reuters, May 17, 2021、SANA, May 17, 2021、SOHR, May 17, 2021などをもとに作成。

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