米主導の有志連合の無人航空機がイドリブ県を爆撃し、フッラース・ディーン機構の幹部の1人でトルコ人のジャアファル・トゥルキー・アブー・フサインを殺害(2025年2月23日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の無人航空機がカッリー町とカフティーン村を結ぶ街道で車1台を狙って爆撃を行い、1月末に解散を宣言したフッラース・ディーン機構の幹部の1人でトルコ人のジャアファル・トゥルキー・アブー・フサインを殺害した。


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シリア人民抵抗はレバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長の葬儀に合わせて声明を出し、改めて弔意を示す(2025年2月23日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長、ハーシム・サイフッディーン師の葬儀が首都ベイルート南部郊外で催され、数十万人が参列した。







葬儀では、ヒズブッラーのカースィム・ナイーム書記長がテレビ演説を行ったほか、イランのムジュタバー・ホサイニー師が最高指導者アリー・ハーメネイー師の弔辞を代読した。


また、葬儀には、ナビーフ・ビッリー国民議会議長、ジョセフ・アウン大統領のほか、イランからはモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ国会議長、アッバース・アラーグジー外務大臣らも参列した。

葬儀に合わせて、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン領内を侵犯、ベイルート南部郊外上空を超低空で飛行し、威嚇した。

また、南部県スール市近郊を爆撃、これによりシリア人の少女1人が負傷、住宅複数棟が損害を受けた。

一方、シリア人民抵抗は声明を出し、ナスルッラー書記長に改めて弔意を示した。

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ヒムス県、ハマー県、ラタキア県などで殺人が相次ぐ(2025年2月23日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、正体不明の武装グループがカブー町近郊のアウスィーヤ農場で、23歳の男性を銃で撃って殺害した。

シリア人権監視団によると、県西部の農村地帯での前政権の「残党」との戦闘で負傷していた国防省部隊の兵士1人が死亡した。

ヒムス県は、フェイスブックで、内務省総合治安局がレバノンに武器を密輸しようとしていた2人組を逮捕したと発表した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ハマー市とヒムス県のヒムス市を結ぶ高速道路(M5高速道路)で、正体不明の武装グループが市民1人を殺害した。

シリア人権監視団によると、ムーサー・ハウラ村で正体不明の武装グループが若い男性の首をはねて殺害した。

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タルトゥース県では、シリア人権監視団によると、タルトゥース市の交通課裏の公園に何者かが手りゅう弾を投げ込んだ。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、何者かがラタキア市のジュムフーリーヤ(共和国)通り近くえ国防省部隊の車輌を狙って発砲、兵士1人が死亡、子ども複数人を含む民間人が負傷した。

シリア人権監視団によると、27日に襲撃を受けて重傷を負っていた兵士1人が死亡した。

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ダマスカス県では、SANAによると、アブドゥッラフマーン・ダッバーグ治安局長が、アフィーフ地区で前日に発生した宝石職人の殺人事件への捜査を開始し、犯人を逮捕したと発表した。

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SANAによると、イドリブ県の警察部長が、内務省が同県において、無差別な発砲事件を抑えるために部隊を展開させ、2月以降100以上の事件に対応したと発表した。

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SANAによると、税関パトロール部隊が各県の主要幹線道路に展開を開始した。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は在外シリア人医療連盟(SEMA)と使節団と会談(2025年2月23日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣は、在外シリア人医療連盟(SEMA)と使節団と会談し、医療分野での支援の方途について議論した。

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シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はカタールを訪れ、ムハンマド首相兼外務大臣、ハリーフィー外務担当国務大臣と会談(2025年2月23日)

SANAによると、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣はカタールの首都ドーハを訪れ、ムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・ビン・ジャースィム・アール・サーニー首相兼外務大臣、ムハンマド・ビン・アブドゥルアズィーズ・ハリーフィー外務担当国務大臣と会談した。

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国民対話大会準備委員会は情報省本舎で記者会見を行い、対話会合の成果にかかる声明を発表(2025年2月23日)

SANAによると、国民対話大会準備委員会は情報省本舎で記者会見を行い、対話会合の成果にかかる声明を発表した。

委員の1人であるフダー・アタースィー氏によって読み上げられた声明の内容は以下の通り。

国民対話大会に向けた準備の一環として、シリア国内のすべての県で30回以上の会合が行われ、シリア社会の多様な構成主体が代表されることを保証した。
移行期間に相応しい暫定憲法宣言の発表、同期間に適した経済計画の策定、政府機関の再構築、市民の機関運営への参加、治安と安定の強化の必要が再三にわたって求められた。
意見の相違はあったものの、多様性がシリア人が対話し、共存する能力を示す健全な兆候とみなされ、旧体制が押し付けようとしたものとは異なり、多様性こそがシリア人の力の源であるとの念を強めた。
対話は単なる大会や過渡的な取り組みではなく、国民的課題を段階的かつ責任を持って解決する持続的なアプローチであり、我々は、会合を通じて、シリアのさまざまなエリートの中で、高度で責任感のある愛国的な精神があり、それが国民対話大会の意義と準備作業を支持していると明確に感じ取った。
大会は実務的な性格を有し、それは、本委員会が様々な社会階層と行った会合から抽出された問題を扱う活動や専門的な作業部会を含むことになる。各部会には専門家や関心を持つ人々が参加し、深い議論を行い、実現可能な解決策を見つけることになる。
この大会は、長い国民的な道のりの第一歩であり、そこでは、シリアの新しい国民アイデンティティを構築するための継続的な行動が求められ、国民の平和を守り、シリア国民の犠牲に相応しい未来への期待が実現される。
会合を通じて、我々は、シリア人の間に広範な合意が形成され、それによって委員会の作業が円滑になり、移行正義、憲法制定、制度改革、経済改革、シリアの領土の一体性、基本的な自由、個人の自由、政治的自由が優先事項であることを感じ取った。
約4000人の男性・女性が会合に参加し、さまざまな意見を聴くため、多くの対話を行った。委員会はそこで、2200以上の意見に耳を傾け、700を超える書面での意見を受け取った。
この努力に貢献し参加したすべての人々に謝意を示し、シリアとその未来のためにすべてのシリア人がこの過程に参加することを呼びかける。


また、記者会見のなかで、ハサン・ダギーム報道官は以下の通り述べた。

本日より、シリア国内外の大会参加者への招待が始められ、その後、会議の開催地が決定される。 国民対話(大会)の勧告は、単なる助言や形式にとどまらず、憲法宣言、経済アイデンティティ、制度改革計画の策定の基盤となる。 委員会は批判を踏まえて、そのプログラムを修正した。会合はさまざまな階層、とりわけ東部地域の階層を含むかたちで開催され、犠牲者の遺族、富所素は、逮捕者をも代表することになる。 移行政府の樹立は、国民対話の過程とは必ずしも同時並行で行われる必要はないが、国民対話(大会)開催後に行われ、会合で提案された内容を有効に活用できるようになる。


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トルコの占領下にある「平和の泉」地域(ハサカ県)で、シリア国民軍の憲兵隊がスルターン・スライマーン・シャー師団とともに、同地域から出身地に帰還しようとしていたハムザ師団のメンバー4人を逮捕(2025年2月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域で、シリア国民軍の憲兵隊がスルターン・スライマーン・シャー師団(アムシャード師団)とともに、同地域から出身地に帰還しようとしていたハムザ師団のメンバー4人を逮捕した。

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米中央軍(CENTCOM)はシリア北部で21日に精密爆撃を実施し、フッラース・ディーン機構の幹部の1人ワスィーム・タフスィーン・バイラクダールを殺害したと発表(2025年2月22日)

米中央軍(CENTCOM)は声明第20250222-01号を出し、シリア北部で21日に精密爆撃を実施し、フッラース・ディーン機構の幹部の1人ワスィーム・タフスィーン・バイラクダールを殺害したと発表した。

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北・東シリア地域民主自治局のアサーイシュとシリア国民軍が米主導の有志連合の支援を受け、ダイル・ザウル県でダーイシュのメンバーと見られる男性3人を逮捕(2025年2月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)とシリア国民軍が、米主導の有志連合の支援を受けて、アズバ村でダーイシュ(イスラーム国)のメンバーと見られる男性の自宅を強襲し、この男性を逮捕、またカシュキーヤ村でも強襲作戦を実施し、ダーイシュのメンバーと見られる男性2人を逮捕した。

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ヒムス県クサイル市の住民が、レバノンのルマイヤ刑務所に収監されている家族(シリア軍の元将兵)の釈放を求めて抗議デモ(2025年2月22日)

シリア人権監視団によると、クサイル市の住民が、レバノンのルマイヤ刑務所に収監されている家族(シリア軍の元将兵)の釈放を求めて抗議デモを行った。

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イスラエル軍戦闘機複数機がクナイトラ県カラムーン地方のクーサーヤー村の無人地帯に設置されている非公式の国境通行所を爆撃(2025年2月22日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍がハドル村とジュバーター・ハシャブ村の西方に複数の照明弾を発射した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊の装甲車がウーファーニヤー村に侵入した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、カラムーン地方のクーサーヤー村の無人地帯に設置されている非公式の国境通行所を爆撃した。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊のスカイルー村を砲撃(2025年2月22日)

ラッカ県では、ANHAによると、トルコ軍とシリア国民軍が午後2時頃、アイン・イーサー市近郊のスカイルー村を砲撃した。

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ANHAによると、シリア民主軍広報センターは、トルコ軍が21日、アレッポ県のティシュリーン・ダム一帯などへの爆撃と砲撃を激化させたと発表した。

ANHAによると、シリア民主軍は、トルコ軍、シリア国民軍との戦闘で、兵士2人が新たに死亡したと発表した。

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ファドルッラー・ハッジー准将が高等軍事アカデミーの校長に任命(2025年2月22日)

『ワタン』によると、ファドルッラー・ハッジー准将が高等軍事アカデミーの校長に任命された。

「シリア革命勝利宣言大会:演説祝辞詳解」(CMEPS-J Report No. 87)によると、ハッジー准将は、アレッポ県カフル・ヤフムール村出身で、国民解放戦線総司令官を務め、アブー・ヤーミンの名で知られていた。

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民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)がユネスコ世界文化遺産に指定されているヒムス県のタドムル遺跡群で住民とともに一連の奉仕活動を行う(2025年2月22日)

『ワタン』は、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)が、ユネスコ世界文化遺産に指定されているヒムス県のタドムル遺跡群で、住民とともに一連の奉仕活動を行ったと伝え、写真を掲載した。

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石油鉱物資源省高官:シリア北東部での石油および天然ガスの採掘を3ヵ月再開すると発表(2025年2月22日)

『ワタン』は、複数のメディア筋の話として、ハサカ県の油田で採掘された原油が、1日平均5000バレル以上がヒムス県ヒムス市とタルトゥース県バーニヤース市にある精製所にタンクローリー複数輌に積まれて輸送されていると伝えた。

同メディア筋によると、ダイル・ザウル県とハサカ県の油田で採掘された原油は、アフマド・シャルア暫定大統領が指導するシリアの新政権への輸出、イラク・クルディスタン地域への輸出、そして北・東シリア地域での販売という3つのルートを通じて取引されて、シリア民主軍は支配地域における石油精製量を減少させているという。

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SANAによると、石油鉱物資源省の渉外関係の責任者を務めるアフマド・スライマーン氏が、石油鉱物資源省によるシリア北東部での石油および天然ガスの採掘の再開が、過去に適用されていた契約に基づいて行われたものだと述べた。

スライマーン氏によると、再開事業は過去の契約を検討したうえで、当面、3ヵ月間実施されるという。

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内務省総合治安局が、シーア派が支援してきたダマスカス郊外県バービッラー市のムスタファー・モスクの説教師のアドハム・ハティーブ師の職務を停止、モスク接収を試みる(2025年2月22日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、バービッラー市のムスタファー・モスクの説教師のアドハム・ハティーブ師の職務を停止、モスクを接収しようとした。

職務停止は、ハティーブ師がモスクでの説教で、モスクがシーア派の所有権を確定するべきだと主張したことに、住民らが反発したのを受けたもの。

モスクは25年にわたってシーア派の礼拝所として使用され、シーア派宗徒らから資金援助を受けてきた。

しかし、住民らはモスクの引き渡しについては拒否、総合治安機関は住民らに暴行を加え、施設の一部を破壊した。

総合治安機関は、その後、暴行と破壊行為について住民に謝罪した。

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ダルアー県では、SANAによると、内務省総合治安局がマスミヤ町近郊の第34旅団基地で集団墓地を発見、5人の遺体を回収した。

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が、バービッラー市のムスタファー・モスクの説教師のアドハム・ハティーブ師の職務を停止、モスクを接収しようとした。

職務停止は、ハティーブ師がモスクでの説教で、モスクがシーア派の所有権を確定するべきだと主張したことに、住民らが反発したのを受けたもの。

モスクは25年にわたってシーア派の礼拝所として使用され、シーア派宗徒らから資金援助を受けてきた。

しかし、住民らはモスクの引き渡しについては拒否、総合治安機関は住民らに暴行を加え、施設の一部を破壊した。

総合治安機関は、その後、暴行と破壊行為について住民に謝罪した。

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シリア人権監視団によると、シャームFMの職員約70人が、アフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権の情報省によって新たに任命された社長の宗派主義的な言動に抗議して、辞表を提出した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、宝石職人とその妻が窃盗団の襲撃を受けて殺害された。

また、俳優のニダール・スィージャリー氏(個人)の姉妹の女性1人も強盗に襲われて死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カンスフラ市にあるバルダグリー国内避難民(IDPs)キャンプで若い男性1人が撃たれて死亡した。

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シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣がカタール赤新月社の使節団と会談し、医療・人道面での協力強化の方途について議論(2025年2月22日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領の兄のマーヒル・シャルア暫定保健大臣が、カタール赤新月社の使節団と会談し、医療・人道面での協力強化の方途について議論した。

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国民対話大会準備委員会がクナイトラ県サラーム市で対話会合を開催:トルコを拠点とするシリア・テレビは国民対話大会の第1回会合が2月24~25日に開催されると伝える(2025年2月22日)

クナイトラ県では、SANAによると、県庁所在地のサラーム市(旧バアス市)で、国民対話大会準備委員会が、地元住民らとの対話会合を開催した。

会合では、領土の一体性、イスラエル地上部隊による兵力引き離し地域(AOS)への侵攻、占領下ゴラン高原の解放とイスラエルによる併合の拒否、暫定県知事の任命などについて議論が集中、移行期正義、恩赦と寛容、クナイトラ県と占領下ゴラン高原の住民の問題を担当する委員会の設置、軍創設、教育制度見直し、正義と経済的透明性の実現、個人の自由の保障、司法の独立、シリア人どうしがコミュニケーションを行うためのプラットフォームの設置、新たなシリア建設のための世論調査、避難民の帰宅などが確認された。

出席した住民らは、クナイトラ県への投資、復興、ダマスカス県、ダマスカス郊外県、ダルアー県での都市建設を通じたクナイトラ県民のための住居確保、逮捕者と失踪者の捜索継続、三権分立などが要求された。

国民対話大会準備委員会は続いてアレッポ県に移動し、アレッポ市で住民との対話会合を開催した。

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36輌からなる車列が武器や装備を積んでイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県内のカスラク村にある米軍基地に向かう(2025年2月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、貨物車輛、冷凍車輌など36輌からなる車列がイラクとの国境に設置されているワリード国境通行所(スワイディーヤ国境通行所)からシリア領内に新たに進入し、県内のカスラク村にある米軍基地に向かった。

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イスラエル軍戦闘機がレバノンのワーディー・ハーリド町に面するヒムス県の非公式の国境通行所(ワーウィヤート国境通行所)を爆撃し、利用不能に(2025年2月21日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍地上部隊が、ウーファーニヤー村に新たに侵攻した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機が、レバノンのワーディー・ハーリド町に面する非公式の国境通行所(ワーウィヤート国境通行所)を爆撃し、利用不能とした。

爆撃は、複数の車輛が密輸のためにシリアからレバノンに向かっていたのを狙って行われた。

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フール・キャンプに収容されていたダーイシュ・メンバーの家族複5人がキャンプを脱走(2025年2月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、フール・キャンプに収容されていたダーイシュ(イスラーム国)メンバーの家族複5人がキャンプを脱走した。

脱走者のなかには、イラク人2人も含まれているという。

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アレッポ県ヌッブル市とザフラー町に近い町村の住民数十人が、新政権に対して移行期正義の実現と、前政権関係者の処罰を求めて抗議デモ(2025年2月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ヌッブル市とザフラー町に近いマーヤー村、バヤーヌーン町、ハイヤーン町、ラトヤーン村、マアッルスィッタ村の住民数十人が、新政権に対して移行期正義の実現と、前政権関係者の処罰を求めて抗議デモを行った。

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トルコ軍がアレッポ県スィッリーン町近郊のガサク村の丘陵地帯を爆撃(2025年2月21日)

アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍の戦闘機が午後1時頃、スィッリーン町近郊のガサク村の丘陵地帯を爆撃した。

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アレッポ県では、ANHAによると、トルコ軍は過去24時間(20日)に、ティシュリーン・ダム一帯、アイン・アラブ(コバネ)市の10ヵ所と丘陵地帯1ヵ所を爆撃、砲撃、シリア民主軍がこれを迎撃し、シリア国民軍の戦闘員多数を殺傷した。

ANHAによると、シリア民主軍の広報センターがアレッポ県などでのトルコ軍、シリア国民軍との戦闘で、兵士5人が新たに死亡したと発表した。

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米主導の有志連合所属の無人航空機がイドリブ県を爆撃し、フッラース・ディーン機構のメンバー1人を殺害(2025年2月21日)

イドリブ県では、「シリア革命の咆哮者たち」シリア人権監視団第80監視団アブー・アミーンなどによると、米主導の有志連合所属の航空機が、サルマダー市とタッル・カラーマ村を結ぶ高速道路沿線(ダーナー市)のタイイバ・レストラン近くの車1台を狙って爆撃を行った。

イナブ・バラディーによると、爆撃を行ったのは無人航空機1機。

標的となったのは、1月末に解散を宣言したアル=カーイダ系組織の一つフッラース・ディーン機構の内務治安責任者でライハーン・レストランのオーナーのタルハト・アブー・ウムラーン・シャーミー(ワスィーム・バイラクダール)。

タルハト・アブー・ウムラーン・シャーミーは、バイラクダール家の出で、イドリブ市に在住。

いわゆる「ダマスカス商人」で、ダマスカス県宗教関係局のサーミル・バイラクダール局長の兄弟。






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シリア・イスラーム評議会のムティーウ・バディーン報道官は、バイラクダール局長に弔意を示した。

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中央監査検査機構は186人の検査官・行政官を3ヶ月間の休職(有給)処分に:民間航空総局がラタキア国際空港の職員をダマスカス国際空港とアレッポ国際空港に異動、あるいは退職させると布告(2025年2月21日)

『ワタン』によると、中央監査検査機構は、公平性と業務の効率性を確保するために、同機構管理部門が行った評価に基づき、186人の検査官・行政官を3ヶ月間の休職(有給)にしたと発表した。

このうち、タルトゥース支部の職員は12人(うち管理官9人、行政官3人)だという。

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シリア人権監視団によると、民間航空総局が、シリア駐留ロシア軍の司令部が設置されているフマイミーム航空基地が併設されているラタキア国際空港(殉教者バースィル・アサド国際空港)の空港職員を3月1日付でダマスカス国際空港とアレッポ国際空港に異動させると布告を発表した。

布告は、ラタキア国際空港の運用が停止されたことを受けた措置で、空港職員は、ダマスカス国際空港とアレッポ国際空港のいずれかへの異動か、退職を選択することが求められる。

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ヒムス県治安局がシリア軍第25特殊任務師団で住宅地を狙って樽爆弾の投下などを行っていた犯罪者1人を逮捕(2025年2月21日)

ヒムス県では、SANAによると、県治安局がシリア軍第25特殊任務師団で、住宅地を狙って樽爆弾の投下などを行っていた犯罪者1人を逮捕した。

また、シリア人権監視団によると、将来不明の武装グループがウンム・アッザーム村出身の13歳の子ども1人を誘拐した。

さらに、シリア人権監視団によると、覆面姿の3人組がヒムス市サビール地区で若い男性を銃で撃ち殺害した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局が前政権の国防隊の隊員と見られる2人をダイル・ザウル市で逮捕した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、内務省総合治安局がスカイラビーヤ市一帯で前政権の「残党」の追跡を継続し、ジャルニーヤ村で大規模な治安作戦を実施した。

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国民対話大会準備委員会がダイル・ザウル市で対話会合を開催:SNSを通じて国内外のすべてのシリア人が大会で議論することが見込まれる問題について意見を表明するため、意見聴取を開始(2025年2月21日)

ダイル・ザウル県では、SANAによると、国民対話大会準備委員会がダイル・ザウル市で対話会合を開催した。

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SANAによると、国民対話大会準備委員会は、各県での対話会合を終えたことを受けて記者会見を開いた。

記者会見での発表の骨子は以下の通り。

対話会合は、国民対話の進行について、市民が議論に参加できるようにすることを目的として、さまざまな人物やボランティアチームの参加のもとで開催されます。これらのセッションへの招待はボランティアによって行われ、すべての人に開かれているものの、場合によっては特定の階層層や専門分野ごとに開催されることもある。 我々は、こうした招待が国民対話会合への正式な招待を意味するものではなく、準備委員会の活動を円滑に進めるための準備的な取り組みの一環であることを明確にしておきたい。

『ワタン』によると、ハサン・ダギーム報道官は以下の通り述べた。

国民対話会議の開催日時はまだ決定されておらず、現在議論の対象となっている。 国民対話会議では、経済、移行期司法、憲法の策定が主要な議題となる。 また、制度改革や当局のシリア国民への対応にも焦点が当てられる。 国民対話会議の結果は拘束力を持たないものの、単なる形式的なものにはならない。 会議の結果は勧告というかたちで示され、それを基に大統領が決定を下すことになる。

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『ワタン』によると、国民対話大会準備委員会は、SNSを通じて国内外のすべてのシリア人が大会で議論することが見込まれる問題について意見を表明するため、意見聴取を始めた。

フェイスブック(https://www.facebook.com/profile.php?id=61572965140788)、X(https://x.com/syriandc)、ワッツアップ(https://www.whatsapp.com/channel/0029Vb6aTU7KQuJTXqGBoq2y/)、テレグラム(https://t.me/NationalDialogueConference/)では、以下のような質問が行われた。

国民対話大会でもっとも重要な議題は何だと思いますか、またその理由は?
1. 移行期正義
2. 国の憲法の起草
3. 制度改革
4. 経済改革
5. 社会平和

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シャルア暫定大統領はシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに石宏偉駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談(2025年2月21日)

シリア・アラブ共和国大統領府によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、アスアド・ハサン・シャイバーニー暫定外務在外居住者大臣とともに、石宏偉駐シリア中国大使を代表とする使節団と会談した。

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ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表:「3月1日までに包括的な新政府が発足すれば西側諸国の経済制裁の軽減に資するだろう」(2025年2月20日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表は、AP通信のインタビューに応じ、そのなかでアフマド・シャルア暫定大統領が指導する新政権が3月1日までに包括的な新政府を発足させると誓約しているとしたうえで、これが実現すればシリアに対する西側諸国の経済制裁の軽減に資するだろう、と述べた。

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