レバノン司法当局はアサド前政権の関係者を追跡・逮捕するよう求めるフランス当局の司法要請を受け取る(2025年11月3日)

『シャルク・アウサト』によると、レバノン司法当局はアサド前政権の関係者を追跡・逮捕するよう求めるフランス当局の司法要請を受け取った。

レバノンの高官司法筋が明らかにしたところによると、以下の人物らの追跡と、レバノン領内で発見された場合の拘束・引き渡しの要請を受けたという:
・ジャミール・ハサン空軍情報部長(少将)
・アリー・マムルーク大統領事務局治安問題担当顧問(少将)
・アブドゥッサラーム・マフムード空軍情報部長調査局長(少将)

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ドイツのメルツ首相:「犯罪歴を持つシリア人の送還問題を協議するため、シャルア暫定大統領をドイツに招待した」(2025年11月3日)

ロイター通信によると、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は、犯罪歴を持つシリア人の送還問題を協議するため、アフマド・シャルア暫定大統領をドイツに招待したと発表した。

メルツ首相は3日の記者会見で、「もちろん我々は今後も犯罪者をシリアへ送還する。それが計画であり、今後はこれを具体的に実施する」と述べた。

また、「ドイツとしてもシリアの安定化を支援したい」とし、シャルア暫定大統領との会談で「これをどのように協力して解決できるかを話し合う」と語った。

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スワイダー24:ドゥルーズ派の武装組織の一つであるバイラク・フドゥードの司令官がヒクマト・ヒジュリー師に反乱を起こしたとする最新映像は偽情報(2025年11月3日)

スワイダー24は、トルコに本社を置くシリア・テレビなど複数のメディアが、ドゥルーズ派の武装組織の一つであるバイラク・フドゥードの司令官が、ムワッヒド・ドゥルーズ精神指導部の長であるヒクマト・ヒジュリー師に反乱を起こしたとする最新映像として拡散した動画を検証した結果、今年6月のイード・アドハー(犠牲祭)の際に撮影されたものであることが確認され、報道は誤情報に基づいていたと伝えた。

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シリア民主軍は米主導の有志連合とともにダイル・ザウル県東部で実施した治安作戦中に拘束し、その後死亡した2人の青年の遺体を、家族に引き渡す(2025年11月3日)

ダイル・ザウル県では、イナブ・バラディーによると、シリア民主軍は、10月29日深夜から30日未明にかけて米主導の有志連合とともに県東部で実施した治安作戦中に拘束し、その後死亡した2人の青年の遺体を、家族に引き渡した。

シリア民主軍はこの作戦について詳細を公表していないが、ノース・プレス(10月30日付)によると、作戦はガラーニージュ市で実施され、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー5人が拘束されていた。

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シリア民主軍(フェイスブック)によると、同軍の総司令部は、ラッカ県ラッカ市の住民および殉職者の家族と共に、政治・治安・公共サービスの現状について協議する拡大会議を開催した。

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ロシアの輸送機1機と軍用輸送機1機がフマイミーム航空基地続けて到着、これと前後して、ロシア空軍の戦闘機が基地上空を旋回飛行、攻撃ヘリが周辺空域で定期的な哨戒飛行を実施(2025年11月3日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、フマイミーム航空基地にロシアの輸送機1機と軍用輸送機1機が続けて到着、またこれと前後して、ロシア空軍の戦闘機が基地上空を旋回飛行、攻撃ヘリが周辺空域で定期的な哨戒飛行を実施した。

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ハサカ県タッル・バイダル村の基地に駐留する米主導の有志連合の代表団が、トルコ占領下の「平和の泉」地域内にあるアルーク村を訪れ、同地の揚水施設を視察(2025年11月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・バイダル村の基地に駐留する米主導の有志連合の代表団が、トルコ占領下の「平和の泉」地域内にあるアルーク村を訪れ、同地の揚水施設を視察した。

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オートバイに乗った武装グループがアラウィー派が多く住むダマスカス郊外県のディーマース町に進入し、商店や車輛、住宅を無差別に襲撃(2025年11月3日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ヤブルード市郊外のジャルス村周辺で、正体不明の武装グループが女性1人とその夫を銃撃、女性が死亡した。

また、シリア人権監視団によると、オートバイに乗った武装グループがダイル・カーヌーン町方面から、アラウィー派が多く住むディーマース町に進入し、商店や車輛、住宅を無差別に襲撃した

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市ジュッブ・ジャンダリー地区で行方が分からなくなっていた40代のアラウィー派の男性がジャウラト・シヤーフ地区で遺体で発見された。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊が、カルフィース村にある前政権の刑事治安局の元支部長(准将)の自宅を襲撃し、元支部長(准将)を逮捕した。

また、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊は特殊作戦を実施し、国家の安全と市民の安定を脅かすテロ活動に関与していたとして、前政権の総合情報部所属の下士官だったガーリブ・サーリフ容疑者、旧シリア軍第106旅団の下士官だったハイダル・シャッダードら3人を逮捕した。

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イスマーイーリー派が多く住むハマー県サラミーヤ市の電力会社前で市民らが電気料金引き上げに抗議(2025年11月3日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、イスマーイーリー派が多く住むサラミーヤ市の電力会社前で、市民らが電気料金引き上げに抗議する集会を行った。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある「平和の泉」地域の拠点都市であるタッル・アブヤド市で、住民が治安悪化、とりわけ誘拐や強盗、民間人への暴行事件の増加に抗議して集会を行った。

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イスラエル軍巡回部隊がクナイトラ県とダルアー県への侵入を繰り返す(2025年11月3日)

クナイトラ県では、SANAによると、4台の軍用車輛と2台の戦車からなるイスラエル軍巡回部隊は、アドナーニーヤ村の拠点から、ムシャイリファ村に侵入し、複数の民家を捜索、その後アジュラフ村に向かった。

また、7台の軍用車輛と2台の戦車からなる別の巡回部隊が、ウンム・バーティナ村に侵入し、住宅1棟を包囲した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、3台の軍用車輛からなるイスラエルの巡回部隊が占領下ゴラン高原から、マアルバ町に侵入、その後引き返した。

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外務在外居住者省:国連総会第一委員会は151ヵ国の賛成により、シリアとOPCWとの積極的かつ高度な協力について評価する決議を採択(2025年11月3日)

外務在外居住者省は、Xを通じて声明を出し、国連総会第一委員会が、151ヵ国の賛成により、シリアと化学兵器禁止機関(OPCW)との積極的かつ高度な協力について評価する決議を採択したと発表した。

声明は、同決議が、シリア政府の「完全かつ透明な協力」を歓迎し、国際的支援の強化を呼びかける内容で、透明性の促進と信頼再構築のためのシリアの建設的な取り組みを評価しており、「旧体制時代の疑念を払拭し、相互尊重に基づく専門的枠組みを確立するというシリアの明確な政治的意思」を反映していると述べ、化学兵器使用に対する責任追及と不処罰防止の重要性を強調した。

また、シリア国連常駐代表のイブラーヒーム・アラビー大使は、決議採択の場で発言し、「この支持は化学兵器攻撃の犠牲者の名誉を回復し、真実を明らかにする国際的な一歩である」、「この決議はシリアに関する虚偽の物語を正し、犠牲者の苦しみを顧みなかった過去の誤りを是正するものだ」と述べた。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣は首都ダマスカスの本省で前政権から離反した21人の外交官を迎え入れ、彼らを外交職に復帰させる決定に署名(2025年11月3日)

外務在外居住者省(X)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、首都ダマスカスの本省で前政権から離反した21人の外交官を迎え入れ、彼らを外交職に復帰させる決定に署名した。

会談の中でシャイバーニー暫定外務在外居住者大臣は、前政権の犯罪を暴くために果たした彼らの役割を称賛し、「シリア国民とその正義の大義に立った」姿勢を高く評価した。

また、「新しいシリアの外交は言葉ではなく行動に基づくものであり、国家が最初の日から約束してきたことは確固たる意志と安定した歩みによって実現されてきた」などと強調した。

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イナブ・バラディーによると、復職した21人のうち氏名が分かっているのは以下19人。

・バースィル・ニヤーズィー
・マーヒル・ジャマーズ
・ハーリド・アイユービー
・ハーリド・サーリフ
・フサイン・サッバーグ
・ダーニー・バアージュ
・フサーム・ハーフィズ
・アフマド・ハリーリー
・アイハム・ウダイ
・マフムード・ウバイド
・ラミヤー・ハリーリー
・ヤフヤー・ディヤーブ
・アイハム・ガッジー
・ファーディル・リファーイー
・アフマド・シャビーブ
・バッシャール・ハーッジ・アリー
・ラシード・ヤフヤー
・イマード・アフマル
・ラマー・アフマド

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シャルア暫定大統領は高等開発評議会の会議を主宰し、現在進行中の投資案件や公共サービス事業の現状について協議:また正副内務大臣、各県の内務治安部隊司令官と会合(2025年11月3日)


大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は、高等開発評議会の会議を主宰し、現在進行中の投資案件や公共サービス事業の現状について協議を行った。

また、サウジアラビアで開催された第9回未来投資イニシアティブ(FII)会議の成果を検討するとともに、会議で締結された合意事項の実施状況についてフォローアップを行った。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は、アナス・ハッターブ内務大臣、副大臣、各県の内務治安部隊司令官らと会合を開き、これまでの省の活動状況が検討され、業務効率の向上、安全と安定の強化、市民に提供される行政サービスの質の向上を目的とした今後の計画と施策を議論した。

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