ロシア軍高官を載せたTu-154B-2輸送機がロシアから飛来し、フマイミーム航空基地に着陸(2025年11月18日)

ラタキア県では、シリア人権監視団が19日に発表したところによると、ロシア軍のTu-154B-2輸送機がロシアから飛来し、フマイミーム航空基地に着陸した。

機内にはロシア軍高官からなる代表団が乗っており、着陸時には、基地上空でロシア軍のSu-35戦闘機が護衛にあたった。

代表団は基地内部の巡視し、数時間後に基地を離陸した。

離陸時には、Su-34戦闘機、Su-35戦闘機、Ka-52攻撃ヘリ、Mi-17輸送ヘリが護衛にあたった。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル公共放送公社(KAN):ロシアが憲兵隊をイスラエルとの国境沿いに再配備することを提案(2025年11月18日)

イスラエル公共放送公社(KAN)は、アフマド・シャルア移行期政権に近いシリア人関係者の話として、ロシアが憲兵隊をイスラエルとの国境沿いに再配備することを提案したと伝えた。

同報道によると、これは兵力引き離し地域(AOS)一帯を緩衝地帯として機能させるためで、先日のロシア軍代表団の異例の訪問は、この提案を受けたものだという。。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍の車輛および兵員輸送車がカサブ国境通行所からシリア領内に入り、ラタキア市を経由して県内各所に移動、バイダー村(バイダー港)に駐留していたトルコ軍の車輛部隊も移動を開始(2025年11月18日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の車輛および兵員輸送車が、カサブ国境通行所からシリア領内に入り、ラタキア市を経由して県内各所に移動する様子が確認された。

また、バイダー村(バイダー港)に駐留していたトルコ軍の車輛部隊も移動を開始した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権の内務治安部隊と国防省部隊がスワイダー市の民間刑務所周辺に向けて発砲、国民防衛部隊の隊員1人が負傷(2025年11月18日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県西部の住民ら数十人がスワイダー市中心部の県庁舎前に集まり、同県出身の誘拐被害者たちの即時解放と、彼らの安全な帰村を求める抗議行動を行った。

**

シリア人権監視団によると、シャフバー町で女性市民グループのサバーヤ・サナドが抗議集会を行い、ダマスカス郊外県アドラー中央刑務所に収容されている県住民、誘拐被害者の解放を求めた。

**

シリア人権監視団によると、午後にマンスール村に駐留するアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊と国防省部隊がスワイダー市の民間刑務所周辺に向けて発砲、国民防衛部隊と銃撃戦となった。

この戦闘で、国民防衛部隊の隊員1人が負傷した。

また、未明には、カナーキル村(ダマスカス郊外県)に面する県西部の前線でも、シャルア移行期政側が無人航空機で国民防衛部隊の拠点の攻撃を試み、戦闘が発生した。

これに関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、マンスーラ村からの攻撃で、隊員1人が負傷したことを認め、停戦違反を非難した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサーイシュとHATが、米主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市東部の農村で共同空挺作戦を実施し、「アミール」と呼ばれるダーイシュのスリーパーセルのリーダーを逮捕(2025年11月18日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)および同隊所属の緊急対応部隊(HAT)が、米主導の有志連合の支援を受け、ラッカ市東部の農村で共同空挺作戦を実施し、「アミール」と呼ばれるダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのリーダーを逮捕し、所持していた武器や弾薬を押収した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュのスリーパーセルのメンバーらが、ブサイラ市にあるアサーイシュ検問所を襲撃した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるダイル・ザウル県ガラーニージュ市の教育複合施設に正体不明のグループが侵入し、同自治局カリキュラムで指定されている教科書を焼却(2025年11月18日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、バイクに乗った正体不明のグループが、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるガラーニージュ市の教育複合施設に侵入し、建物内に保管されていた同自治局カリキュラムで指定されている教科書を焼却した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャルア移行期政権の支配下にあるアレッポ県マンビジュ市で、住民数十人がシリア国民軍による住民殺害に対して抗議デモ(2025年11月18日)

アレッポ県では、ANHAシリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマンビジュ市で、住民数十人が抗議デモを行った。

デモは、前夜にダイル・ハーフィル市近郊の村で、シリア国民軍のメンバーが燃料を運搬していた民間人を殺害した事件を受けたもの。

また、シリア人権監視団によると、マンビジ市の教師らが、教育複合施設前で抗議デモを行い、未払い給与の支払いや正規雇用を求めた。

シリア人権監視団によると、県北部の教員らは共同声明を出し、当局が月給改善の検討を約束したことを受け、18日から学校授業を再開すると発表した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍がクナイトラ県東アフマル丘の森林地帯を砲撃(2025年11月18日)

クナイトラ県では、SANAによると、3台の車輛からなるイスラエル軍部隊がルワイヒーナ村に侵入し、民家1棟を捜索した。

また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の部隊が西サムダーニーヤ村近くに臨時検問所を設置し。

一方、SANAによると、イスラエル軍が東アフマル丘の森林地帯を砲撃、4発の砲弾の着弾が記録された。

シリア人権監視団によると、着弾した砲弾は3発。

**

ダルアー県では、SANAによると、車輛3台からなるイスラエル軍部隊がヤルムーク川河畔地域に一時侵入した。

**

シリア人権監視団によると、同部隊は、マアリーヤ村北の道路を通過、また車輛2台からなる別のイスラエル軍部隊が同地域のマアリーヤ村とアービディーン村を結ぶ道路に侵入した。を進入した。これらの地域では、数時間前にも別の侵入が確認されている。

**

SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊が、クナイトラ県ラフィード町の公園清掃に参加した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)とシリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は3月に沿岸地方で発生した事件で違反行為を行った被告人に対する公開裁判を拒否(2025年11月18日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アレッポ市の裁判所で行われた、3月に沿岸地方で発生した事件で違反行為を行った被告人に対する公開裁判の第1回公判について、「加害者が裁判官と検察官を同時に務めるという構造が法的基盤を失わせている」と指摘、「危険な法的混乱」が存在するとして非合法だとしたうえで、拒否すると表明、その目的が「アブー・ムハンマド・ジャウラーニー(シャルア暫定大統領)をはじめとする一部人物のイメージ粉飾であり、透明で公正な裁判を行うためのものではない」と断じた。

**

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の調整渉外局は、フェイスブックを通じて声明を出し、第1回公判について、法的・制度的正統性を欠いているとして、「裁判を断固として拒否する」と表明した。

また、「アラウィー派が受けている被害や不当な扱いを解消するものでもない」としたうえで、「アラウィー派住民が受けた犯罪と人権侵害は、本来、独立かつ透明な司法制度によって扱われるべき」と主張した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アレッポ市の裁判所で3月に沿岸地方で発生した事件で違反行為を行った被告人に対する公開裁判の第1回公判が開廷(2025年11月18日)

SANAによると、アレッポ県アレッポ市の裁判所で3月に沿岸地方で発生した事件で違反行為を行った被告人に対する公開裁判の第1回公判が開始された。

SANAによると、第1回公判では、宗派対立の扇動、窃盗、治安部隊およびシリア軍への攻撃といった罪により拘束されている被告人の裁判が行われた。

SANAによると、第1回公判は、14名の被告人を対象に実施され、裁判官は次回公判を12月25日に行うことを決定した。

イナブ・バラディーによると、出廷した14人のうち、7人が前政権の「残存」、7人がアフマド・シャルア移行期政権関連の諸派に所属する7人。

なお、独立調査国民委員会のヤースィル・ファルハーン報道官は、イフバーリーヤ・チャンネルに対して、同委員会が国内法および国際基準に従って、563人の容疑者を司法へ送致していることを明らかにした。

**

ダマスカス県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊が、前政権時代に市民に対して重大な違反行為を犯したとされるアスサド・シャリーフ・アッバース容疑者(アブー・カーミル)を逮捕した。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トランプ米大統領:「シャルア暫定大統領との会談は建設的で、彼は強い人物だ。シリアは大きな前進を遂げるだろう」(2025年11月18日)

SANAによると、ドナルド・トランプ米大統領は、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子との会談後の記者会見で、10日のアフマド・シャルア暫定大統領との会談について「建設的で、彼は強い人物だ。シリアは大きな前進を遂げるだろう」と述べるとともに、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の双方が、シリアへの制裁解除と復興のための機会付与を求めていたことを明らかにした。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア石油会社(SPC)は米国のコノコフィリップス社およびノヴァテラ社と、ガス部門の開発、既存のガス田の増産、新規のガス田の探査を目的とした覚書に調印(2025年11月18日)

SANAによると、シリア石油会社(SPC)は、米国のコノコフィリップス社およびノヴァテラ社と、ガス部門の開発、既存のガス田の増産、新規のガス田の探査を目的とした覚書に調印した。

調印には、ムハンマド・バシール・エネルギー大臣が同席した。

SPCのユースフ・カブラーウィー社長によると、調印された今回の覚書によって、1年以内に日量400万~500万立方メートルのガス増産が見込まれるという。

(C)青山弘之 All rights reserved.