ラタキア県では、シリア人権監視団が19日に発表したところによると、ロシア軍のTu-154B-2輸送機がロシアから飛来し、フマイミーム航空基地に着陸した。
機内にはロシア軍高官からなる代表団が乗っており、着陸時には、基地上空でロシア軍のSu-35戦闘機が護衛にあたった。
代表団は基地内部の巡視し、数時間後に基地を離陸した。
離陸時には、Su-34戦闘機、Su-35戦闘機、Ka-52攻撃ヘリ、Mi-17輸送ヘリが護衛にあたった。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
イスラエル公共放送公社(KAN)は、アフマド・シャルア移行期政権に近いシリア人関係者の話として、ロシアが憲兵隊をイスラエルとの国境沿いに再配備することを提案したと伝えた。
同報道によると、これは兵力引き離し地域(AOS)一帯を緩衝地帯として機能させるためで、先日のロシア軍代表団の異例の訪問は、この提案を受けたものだという。。
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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、県西部の住民ら数十人がスワイダー市中心部の県庁舎前に集まり、同県出身の誘拐被害者たちの即時解放と、彼らの安全な帰村を求める抗議行動を行った。
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シリア人権監視団によると、シャフバー町で女性市民グループのサバーヤ・サナドが抗議集会を行い、ダマスカス郊外県アドラー中央刑務所に収容されている県住民、誘拐被害者の解放を求めた。
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シリア人権監視団によると、午後にマンスール村に駐留するアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊と国防省部隊がスワイダー市の民間刑務所周辺に向けて発砲、国民防衛部隊と銃撃戦となった。
この戦闘で、国民防衛部隊の隊員1人が負傷した。
また、未明には、カナーキル村(ダマスカス郊外県)に面する県西部の前線でも、シャルア移行期政側が無人航空機で国民防衛部隊の拠点の攻撃を試み、戦闘が発生した。
これに関して、国民防衛部隊は、フェイスブックを通じて声明を出し、マンスーラ村からの攻撃で、隊員1人が負傷したことを認め、停戦違反を非難した。
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クナイトラ県では、SANAによると、3台の車輛からなるイスラエル軍部隊がルワイヒーナ村に侵入し、民家1棟を捜索した。
また、シリア人権監視団によると、イスラエル軍の部隊が西サムダーニーヤ村近くに臨時検問所を設置し。
一方、SANAによると、イスラエル軍が東アフマル丘の森林地帯を砲撃、4発の砲弾の着弾が記録された。
シリア人権監視団によると、着弾した砲弾は3発。
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ダルアー県では、SANAによると、車輛3台からなるイスラエル軍部隊がヤルムーク川河畔地域に一時侵入した。
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シリア人権監視団によると、同部隊は、マアリーヤ村北の道路を通過、また車輛2台からなる別のイスラエル軍部隊が同地域のマアリーヤ村とアービディーン村を結ぶ道路に侵入した。を進入した。これらの地域では、数時間前にも別の侵入が確認されている。
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SANAによると、国連兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊が、クナイトラ県ラフィード町の公園清掃に参加した。
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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、アレッポ市の裁判所で行われた、3月に沿岸地方で発生した事件で違反行為を行った被告人に対する公開裁判の第1回公判について、「加害者が裁判官と検察官を同時に務めるという構造が法的基盤を失わせている」と指摘、「危険な法的混乱」が存在するとして非合法だとしたうえで、拒否すると表明、その目的が「アブー・ムハンマド・ジャウラーニー(シャルア暫定大統領)をはじめとする一部人物のイメージ粉飾であり、透明で公正な裁判を行うためのものではない」と断じた。
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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の調整渉外局は、フェイスブックを通じて声明を出し、第1回公判について、法的・制度的正統性を欠いているとして、「裁判を断固として拒否する」と表明した。
また、「アラウィー派が受けている被害や不当な扱いを解消するものでもない」としたうえで、「アラウィー派住民が受けた犯罪と人権侵害は、本来、独立かつ透明な司法制度によって扱われるべき」と主張した。
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SANAによると、アレッポ県アレッポ市の裁判所で3月に沿岸地方で発生した事件で違反行為を行った被告人に対する公開裁判の第1回公判が開始された。
SANAによると、第1回公判では、宗派対立の扇動、窃盗、治安部隊およびシリア軍への攻撃といった罪により拘束されている被告人の裁判が行われた。
SANAによると、第1回公判は、14名の被告人を対象に実施され、裁判官は次回公判を12月25日に行うことを決定した。
イナブ・バラディーによると、出廷した14人のうち、7人が前政権の「残存」、7人がアフマド・シャルア移行期政権関連の諸派に所属する7人。
なお、独立調査国民委員会のヤースィル・ファルハーン報道官は、イフバーリーヤ・チャンネルに対して、同委員会が国内法および国際基準に従って、563人の容疑者を司法へ送致していることを明らかにした。
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ダマスカス県では、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊が、前政権時代に市民に対して重大な違反行為を犯したとされるアスサド・シャリーフ・アッバース容疑者(アブー・カーミル)を逮捕した。
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