ダマスカス県ワルード地区で何者かが手榴弾を投げつけて爆発させる(2025年11月25日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ワルード地区で何者かが手榴弾を投げつけて爆発させた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ブーカマル市のラフマーン・モスク前で、県内務治安部隊が「イランの民兵」を支持していたとされる住民1人を逮捕した。

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ダーイシュがダイル・ザウル県ジュダイド・アカイダート村でシリア民主軍の車輛を攻撃(2025年11月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のセルがジュダイド・アカイダート村でシリア民主軍の車輛を攻撃し、兵士1人が負傷した。

また、ダーイシュの武装グループがジャフラ油田に向かっていたシリア民主軍の軍用車輛を襲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団が26日に発表したところによると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の麻薬対策部隊が夜、ハサカ市で麻薬密売グループのメンバー3人を逮捕、所持していた大量の薬物を押収した。

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シャルア移行期政権に所属する無人航空機がアレッポ県ダイル・アティーヤ市の検問所付近で車輛を攻撃(2025年11月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権に所属する無人航空機が、ダイル・アティーヤ市の検問所付近で車輛を攻撃した。

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民主統一党(PYD)は宗派的扇動、憎悪扇動を非難、真に民主的で分権的なシリアを樹立することが持続的解決策だと主張(2025年11月25日)

民主統一党(PYD)は、公式サイトを通じて声明を出し、宗派的扇動、憎悪扇動を非難、抗議デモ発生をもたらした混乱と不安定について、移行期政権の失政の帰結だと指弾した。すべての構成が平等に参加するシリア人どうしの対話に基づく明確な移行プロセスを主唱し、真に民主的で分権的なシリアを樹立することが持続的解決策だと主張した。

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シリア国民ブロックは平和的抗議デモを支持、そこでの要求に耳を傾けるよう呼び掛け、移行期政権を非難(2025年11月25日)

シリア国民ブロックは、公式サイトを通じて声明を出し、平和的抗議デモを支持、そこでの要求に耳を傾けるよう呼び掛けるとともに、デモ参加者への襲撃、移行期政権の怠慢、違反行為への加担を非難、独立した透明性のある調査の実施と関与者の処罰を求めた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は平和的デモに参加した市民に謝意を示し、連邦制などを改めて要求(2025年11月25日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、平和的デモに参加した市民に謝意を示すとともに、治安部隊による武力を使用した介入を非難、①連邦制、尊厳、平和、市民性、民主主義、移行期司法、②拘束された者、強制失踪させられた者の解放、③給与の支給、ローンの整理、④誘拐、殺害、強姦の禁止、宗派主義の拒否を改めて要求した。

また、国連安保理に緊急会合を開催し、国連憲章第7章のもと、シリア中・西部を国際的保護下に置き、安保理決議決議2799号を見直すよう求めた。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は各地での抗議デモが平和的に行われたことに謝意を示すとともに、日没前に、秩序正しく、静かに帰宅するよう呼び掛ける(2025年11月25日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックを通じて声明を出し、各地での抗議デモが平和的に行われたことに謝意を示すとともに、日没前に、秩序正しく、静かに帰宅するよう呼び掛けた。

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スワイダー県シャフバー町ではサバーヤ・サナドが宗派的暴力で被害を受けているアラウィー派住民との連帯を呼び掛けるデモ(2025年11月25日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、シャフバー町では、女性市民グループのサバーヤ・サナドが抗議集会を開き、宗派的暴力で被害を受けているアラウィー派住民との連帯、ダマスカス郊外県アドラー中央刑務所に拘束されているドゥルーズ派の拉致被害者・拘束者の解放を訴えた。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会のガザール議長の呼びかけに呼応して、アラウィー派が各地で抗議デモ、宗派主義を拒否、連邦制を求める(2025年11月25日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックの公式アカウント予備アカウントを通じて、また、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックのアカウントを通じて、ラタキア県、タルトゥース県、ヒムス県、ハマー県で、ガザール・ガザール議長の呼びかけに呼応して発生した抗議デモの映像や写真を公開した。

23日のザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃を受けたもの。

デモ参加者らは、「良き行いへと向かえ」(ハイヤ・アラー・ハイル・アル=アマル)、「連邦制、政治犯の解放、そして我々のヒムスの人々との連帯を!」、「政治犯に自由を」、「殺害を止めよ」、「宗派主義反対」、「秩序なき武装反対」、「我々の要求は国際的保護だ」などといったスローガンやシュプレヒコールを連呼して、プラカードを掲げて抗議の意思を示した。

シリア人権監視団によると、デモには数千人が参加した。

抗議デモが発生した市町村は以下の通り:

タルトゥース県タルトゥース市(サアディー広場、サウラ通りなど)

タルトゥース県バーニヤース市(クスール交差点)

タルトゥース県:サフサーファ村

タルトゥース県ミスヤーフ市

タルトゥース県サーフィーター市

タルトゥース県ドゥライキーシュ市

タルトゥース県シャイフ・バドル市

ハマー県アイン・クルーム村

ハマー県サルハブ市

ハマー県ウンム・トゥユール村

ラタキア県ラタキア市(ハンマーム広場、ズィラーア交差点、アズハリー環状交差点など)

ラタキア県バイト・ヤーシュート村

ラタキア県ジャブラ市(タバルジャ交差点など)

ラタキア県カルダーハ市

ラタキア県ダーリヤ町

ラタキア県クタイラビーヤ町

ヒムス県ファーヒル村

ヒムス県ヒムス市(ザフラ地区)

そのほか

これに対して、シリア人権監視団によると、デモ開始直後、数百人規模の武装勢力(アフマド・シャルア移行期政権を支持する武装勢力)が会場に侵入した。

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これに対して、シリア人権監視団によると、県内務治安部隊が、ラタキア市のアズハリー交差点、サウラ交差点、ズィラーア交差点、ハンマーム交差点、アラウィー派が多く暮らす地区に大規模展開し、幹線道路を閉鎖、デモ参加者に催涙ガス、無差別発砲などを使用、暴行を加えるなどして強制排除し、ラタキア市ズィラーア交差点で1人が負傷した。

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会は、フェイスブックの公式アカウント予備アカウントを通じて、また、中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックのアカウントを通じて発表したところによると、治安部隊の介入が行われた市町村は以下の通り:
ラタキア県ジャブラ市(アマーラ地区、病院交差点など)

ラタキア県ラタキア市(ズィラーア交差点)

ヒムス県ヒムス市(ザフラ地区)

そのほか

シリア人権監視団によると、ラタキア市の南ラマル地区で、移行期政権に忠誠を誓う武装グループがアラウィー派住民の車輛、店舗を破壊、侮辱・脅迫を行った。

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SANAによると、ヒムス市ザフラ地区での抗議デモの会場を内務省ヌールッディーン・バーバー報道官が訪れ、住民の要求を聞き取り、関係当局へ伝えるため現地で対応した。

またSANAによると、ビラール・アスワド内務治安副司令官は、一部の住民が要求を表明するための抗議集会を行った後、市民の安全確保のため必要な措置を講じたと述べた。

SANAによると、ラタキア県の内務治安司令官のアブドゥルアズィーズ・ヒラール・アフマド准将はSANAに対して、次のように述べた。
・県内の複数地域で抗議集会を組織する呼びかけが現れ、特殊任務部隊および警察部隊が当初からこれらの集会を警備した。
・交通警察部隊は全面待機態勢に入り、交通の流れを確保し、混雑や道路の混乱を防いだ。
・当初は抗議の名目で現れた呼びかけは、ほどなく体系的な宗派扇動の場へと変質し、地域社会に分断を生じさせることを目的とした。
・国外から放送される扇動的なメディアが呼びかけを誇張し、憎悪・宗派対立を煽る言説を広め、さらには重大な犯罪に関与した戦争犯罪人の釈放を求める動きにもつながった。
・集会の進行中、旧体制残存勢力に属する犯罪細胞と結びついたグループが確認され、混乱扇動・警察や特殊任務部隊・交通警察への襲撃、県内務治安部隊の公式車輛の破壊行為が発生した。
・ラタキア市内の農業ロータリー周辺で警護中の部隊が、旧体制の治安・軍事機関に関係する将校が住むザラーア地区側から直接銃撃を受け、内務治安部隊員2名と複数の民間人が負傷した。
・デモや意見表明はすべてのシリア人に保障された権利であるが、治安要員への越権行為・襲撃・宗派的混乱の扇動に関与した者は法的枠組みに従って厳格に処罰する。
・県民に対し、海外居住者が虚偽の名目や誤解を招くスローガンのもと発する疑わしい呼びかけに惑わされず、意識と賢明さをもって行動するよう呼びかけた。

バーバー内務省報道官は、イフバーリーヤ・チャンネル(フェイスブック)に対して以下の通り述べた。
・シリア沿岸部のいくつかの地域で行われた抗議集会について、治安部隊は、混乱を扇動する勢力に利用される可能性のある突発的な事件を防ぐために確保した。
・内務省は、すべての人の表現の自由を法の範囲内で、そして社会の平穏を乱さない形で保障する。
・沿岸地域で混乱を扇動・宣伝している勢力は、すべて国外におり、当地の生活現実から切り離されている。
・一部の集会で唱えられた宗派的なスローガンは、その呼びかけの背後にある目的を示しているのであり、沿岸の人々が求めている本来の要求を反映したものではない。
・よって、沿岸地域の住民には、地域を不安定化の渦へ巻き込もうとする者たちの計画に乗せられないよう呼びかける。
・シリア国家は、すべての国民の要求を保障しうる唯一の存在である。こうした要求は、混乱のシナリオや、沿岸の人々がその意図をよく理解している呼びかけによって扱うことはできない。

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SANAによると、県内務治安部隊が住民と公共施設を保護するため、タルトゥース市に大規模に展開した。

SANAによると、県内務治安部隊が住民と公共施設を保護するため、ラタキア市に大規模に展開した。

SANAによると、県内務治安部隊が治安の強化と安定維持のため、ヒムス市南部のハダーラ通りに展開した。

SANAによると、内務治安部隊が、治安の強化と安定確保のため、ヒムス市時計広場に展開している。

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シャルア移行期政権に属する武装グループが5機の無人航空機、重機関銃・中型機関銃を使用してスワイダー県サリーム村、アティール村、国際幹線道路沿線を攻撃、民間人1人が死亡し、複数の負傷者(2025年11月25日)

スワイダー県では、国民防衛部隊がフェイスブックを通じて声明を出し、午後6時40分、アフマド・シャルア移行期政権に属する「テロ犯罪集団」が、リーマト・ハーズィム村とマンスーラ村から、5機の無人航空機、重機関銃・中型機関銃を使用して、サリーム村、アティール村、国際幹線道路沿線を攻撃、これにより民間人1人が死亡し、複数の負傷者が出た。

スワイダー24シリア人権監視団によると、この攻撃で住民1人が死亡、5人が負傷した。

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一方、内務省は、フェイスブックを通じて、県西部にある検問所を狙った「無法グループのテロ攻撃」によって、任務遂行中の要員1人が死亡し、2人が負傷したと発表した。

スワイダー24によると、攻撃はバルド村で24日深夜から25日未明にかけて発生した。

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ラティーファ・ダルービー大統領夫人はカタールでの世界教育イノベーション・サミット(WISE12)において、「教育を経済機会と社会的レジリエンスの中心に据える」と題だれた対話セッションに参加(2025年11月25日)

SANAによると、ラティーファ・ダルービー大統領夫人は、カタールの首都ドーハで開催された世界教育イノベーション・サミット(WISE12)において、「教育を経済機会と社会的レジリエンスの中心に据える」と題だれた対話セッションに参加した。

SANAによると、ラティーファ夫人は対話セッションにおいて次のように述べた。

教育文化は、シリアの家庭に深く根付いた本質的な価値で、体系的な爆撃によって教育部門が被害を受けたにもかかわらず、国民は最も厳しい状況の中で学業を続けようと懸命に努力してきました。

SANAによると、ラティーファ夫人は次のようにも述べた。

約250万人の子どもたちが教育の場の外にいて、8,000校以上の学校が被害を受けています。

SANAによると、ラティーファ夫人はあらに次のように述べた。

私は、シリアの若者が祖国の建設と復興に再び貢献する未来を夢見ています。教養と意識を備え、現実を理性的かつ客観的に読み解き、変化を理解できる若者。そのうえで、自らの固有の文化に根ざし、伝統と近代性のバランスをとることのできる若者であってほしいのです。

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SANAによると、ラティーファ夫人はまた、ドーハでカタール財団のムーザー・ビント・ナースィル理事会議長、ヒンド・ビント・ハマド・アール・サーニー副理事会議長兼最高経営責任者と会談した。

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SANAによると、ラティーファ夫人は、カタールのルウルウ・ビント・ラーシド・ハーミド教育高等教育相と会談した。

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シャルア暫定大統領は首都ダマスカスでダリン・ラフード下院議員(イリノイ州選出、共和党)を団長とする米議会代表団と会談(2025年11月25日)

大統領府(フェイスブック)によると、アフマド・シャルア暫定大統領は首都ダマスカスにおいて、ダリン・ラフード下院議員(イリノイ州選出、共和党)を団長とする米議会代表団と会談、両国が共通の関心を有する複数の国際問題について意見交換、両国共通の利益に資する建設的な対話を継続する重要性が強調された。

会談には、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣が同席した。

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