欧州シリア・アラウィー派協会はヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃を非難、証拠と証言を収集・記録し、可国際的法的枠組み内でこれを追及すると表明(2025年11月23日)

欧州シリア・アラウィー派協会は、フェイスブックを通じて声明を出し、ザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃を非難、欧州各国の法務委員会を通じて、証拠と証言を収集・記録し、可国際的法的枠組み内でこれを追及すると表明した。

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イスラエル軍部隊はクナイトラ県各所に侵入し、臨時の検問所を設置(2025年11月23日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によと、ピックアップ車2台からなるイスラエル軍部隊がアジュラフ村に侵入、同村とウンム・バーティナ村間に臨時の検問所を設置した。

また、シリア人権監視団によると、3台の車輛からなるイスラエル軍部隊がアイン・バイダー村に至る分岐点に検問所を設置した。

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クナイトラ県ガディール・ブスターン村内の建物や学校の壁に、「ダーイシュがやって来る」などと書かれた落書きが複数発見され(2025年11月23日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ガディール・ブスターン村内の建物や学校の壁に、「ダーイシュ(イスラーム国)がやって来る」などと書かれた落書きが複数発見された。

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ダルアー県で、若い女性教師が正体不明の武装グループの銃撃を受け死亡(2025年11月23日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タイバ町の道路で、若い女性教師が正体不明の武装グループの銃撃を受け死亡した。

また、シリア人権監視団によると、フィキーア村の検問所で前政権の軍事情報部の要員が正体不明の武装グループの銃撃を受け死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ヌワイラティ芸術制作都市で火災が発生し、全焼した。

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ダイル・ザウル県ガラーニージュ市にあるシリア民主軍の拠点がシャルア移行期政権の軍部隊の砲撃を受け、兵士1人が重傷(2025年11月23日)

シリア民主軍は、テレグラムを通じて、ダイル・ザウル県ガラーニージュ市にあるシリア民主軍の拠点がアフマド・シャルア移行期政権の軍部隊の砲撃を受けて、兵士1人が重傷を負ったと発表した。

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シリア民主軍はハサカ市の複数地区で大規模な治安作戦を展開し、ダーイシュのセルを摘発(2025年11月23日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍がハサカ市の複数地区で大規模な治安作戦を展開し、ダーイシュ(イスラーム国)のセルを摘発した。

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シャルア暫定大統領は2025年政令第244号を発布し、公共港湾税関総庁を新設(2025年11月23日)

SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、2025年政令第244号を発布し、公共港湾税関総庁を新設した。

SANAによると、シャルア暫定大統領はまた。2025年政令第264、265、266号を発布し、クタイバ・アフマド・バダウィー氏を同総庁長官(大臣級)に、ハーリド・ムハンマド・バッラードを副長官(税関担当)に、アフマド・アリー・ムスタファーを副長官(海事担当)に任命した。

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シリア国民ブロックはバニー・ハーリド族の武装勢力によるヒムス市アラウィー派居住地区襲撃をめぐって、シャルア移行期政権の失敗を非難(2025年11月23日)

シリア国民ブロックは、公式サイトを通じて声明を出し、ザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃について、「報復や集団的復讐は正当化し得ない」する一方、アフマド・シャルア移行期政権が沿岸部、スワイダー県に続いて失敗を繰り返したと非難、移行期政権から独立した透明な調査の開始、攻撃に関与した全ての者の処罰を求めた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はバニー・ハーリド族の武装勢力によるヒムス市アラウィー派居住地区襲撃をめぐってシャルア移行期政権を非難(2025年11月23日)

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)は、フェイスブックを通じて声明を出し、ザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃について、集団虐殺犯罪を継続的に実行する体系的な手法だと断じたうえで、アフマド・シャルア移行期政権にその全責任があると非難した。

また、国際社会および国連に対して、犯罪の即時停止、加害者の責任追及、そして再発防止のための迅速な直接介入を求めた。

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中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はまた、フェイスブックを通じて別の声明を出し、ムスタファー・ルストゥム政治局長とキナーン・ワッカーフ広報局長が、犯罪行為を即時に停止させ、シャルア移行期政権の責任を追及するため、国際・地域レベルで広範な連絡を行っていると発表した。

検討されている対応策としては、ストライキやデモといった選択肢も含まれているという。

中・西部シリア政治評議会(PCCWS)はさらに、フェイスブックを通じて別の声明を出し、国連安保理事に対して、緊急会合を開催し、国連憲章第7章に基づき、シリアで文民国家が創設されるまでの期間、シリア中・西部に対して国連による暫定的な国際保護を適用するよう要請した。

また、シャルア暫定大統領とアナス・ハッターブ内務大臣のテロ指定を解除した国連安保理決議第2799号の再検討を求めた。

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シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会はバニー・ハーリド族の武装勢力によるヒムス市アラウィー派居住地区襲撃を阻止できないシャルア移行期政権を非難(2025年11月23日)

シリア・ディアスポラ・アラウィー派イスラーム最高評議会の調整広報局は、フェイスブックを通じて声明を発表した。

声明のなかで、ザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃について、これらの武装勢力がアフマド・シャルア移行期政権の要員の支援を受けていると断じ、現在までに、民間人2人の死亡と10人の負傷を確認したことを明らかにした。

また、アラウィー派に対する攻撃の即時停止と民間人の保護、国際的に独立した調査委員会の現地への派遣と犯罪の記録、国際人道法および国際人権法に基づき、直接の実行者および扇動者の追及・処罰を求めた。

また、移行期政権の当局が宗派的性質を帯びたこうした攻撃を阻止できていないと非難、民間人の安全に対して全面的責任を負うよう求めた。

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ルシュディー・シリア問題担当国連特別副代表:「ヒムスで起きている懸念すべき展開を注意深く追っている」(2025年11月23日)

ナジャート・ルシュディー・シリア問題担当国連特別副代表はXを通じて、ザイダル村での殺人事件に端を発するヒムス市内のアラウィー派居住地区へのバニー・ハーリド族の武装勢力による襲撃について以下の通り綴った。

私は、ヒムスで起きている懸念すべき展開を注意深く追っている。その中には、民間人および財産に対する攻撃が発生したとの報告も含まれている。また、状況に対処するために移行期政権が行っている努力についても注視している。
私は、緊急に沈静化の回復、民間人の保護の確保、法の支配の尊重、そして暴力行為の実行者への責任追及が必要であることを強調する。

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ザイダル村での殺人事件への報復としてバニー・ハーリド族の武装勢力がヒムス市内のアラウィー派居住地区を襲撃:内務省は宗派的な扇動が偽装だったと発表(2025年11月23日)


ヒムス県では、内務省(フェイスブック)によると、県内務治安司令官のムルハフ・ナアサーン准将が、23日朝、ヒムス市南部のザイダル村で凄惨な殺人事件が発生したと発表した。

ナアサーン准将によると、男性とその妻が村の自宅で殺害された状態で発見され、妻の遺体は焼かれており、現場には宗派扇動的なスローガンが残されていた。

ナアサーン准将は、住民の通報を受けて、関係当局が必要なすべての法的手続きを開始したとしたうえで、卑劣な犯罪を強く非難、その目的が宗派的な扇動と社会内部への不和の助長にあると指摘、住民に対して冷静さを保ち、報復行動を避け、捜査を内務治安部隊に委ねるよう呼び掛けた。

イナブ・バラディーによると、宗派扇動的なスローガンは、殺害された夫婦の血で書かれていた。

ヒムス県出身の活動家(匿名)によると、殺害された夫はバニー・ハーリド部族(ナーセル氏族に属する)の出身。

事件を受けて、バニー・ハーリド部族が報復だとして、アラウィー派、キリスト教徒、シーア派などが多く住むヒムス市の複数地区への襲撃を開始した。

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シリア人権監視団によると、アラウィー派が多く住むヒムス市のムハージリーン地区、バースィル郊外地区などで、バニー・ハーリド部族の若者らが報復として、住宅や商店を襲撃・放火、車輛を破壊し、無差別に銃を発射し、アラウィー派住民多数が死傷した。

シリア人権監視団によると、ヒムス市のアッバースィーヤ地区、サビール地区、ザフラー地区、ムハージリーン地区に10台以上の車輛に乗ったバニー・ハーリド部族の武装集団が突入し、アラウィー派とシーア派が多く住むアッバースィーヤ地区では、報復を叫ぶスローガンや「アッラー・アクバル」といった言葉を連呼しながら、無差別発砲を行った。

シリア人権監視団によると、バニー・ハーリド部族の武装集団は、アルメニア地区とザフラー地区でも住宅、店舗、車輛などに対して破壊行為を行った。

事態を受けて、首都ダマスカス方面から内務治安部隊が増援部隊を派遣した。

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内務省(フェイスブック)によると、ザイダル村とヒムス市南部の複数地域で、内務治安部隊が警戒レベルを引き上げ、ザイダル村およびヒムス市南部の複数地区に大規模に展開した。

内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊は、ヒムス市の各地区および市内の主要出入口で展開を強化し、夜間外出禁止令を発出した。

SANAによると、夜間外出禁止令は午後5時から翌日午前5時。

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SANAによると、ヒムス県は市内情勢を協議し、安定強化といかなる無秩序の兆候も防ぐための方策を検討する緊急会合を開催し、シリア軍の司令官、フィラース・タイヤーラ県事務総長、ウバイダ・アルナーウート県政治局長、県の部族族長ら、宗教関係局長、県ムフティーらが出席した。

SANAによると、県教育局は、明日11月24日(月)、ヒムス市内のすべての学校において授業を一時停止すると発表した。

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内務省のヌールッディーン・バーバー報道官は、イフバーリーヤ・チャンネルの電話取材に対して、「現時点で、この事件が宗派的性質を持つことを証明する物的証拠は存在しない」と述べた。

バーバー報道官は、宗派的対立を煽るために利用しようとする動きがあるとしたうえで、現場に残されていた宗派的な文言については、犯人を偽装し、宗派対立を引き起こすことを目的とした偽装であることが初期捜査で確認されたことを明らかにした。

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SANAが県保健局長のアブドゥルカリーム・ガーリー医師の話として伝えたところによると、ヒムス市内の病院は、ザイダル村で殺害されたアブドゥッラー・アッブード・ナースィル・ハーリディーさんとその妻の遺体に加えて、無差別発砲や交通事故で負傷した18人の負傷者を受け入れた。

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SANAによると、クサイル郡で暮らすバニー・ハーリド部族は、ザイダル村での殺人事件について、倫理、価値観、国家帰属意識のいずれとも無関係だとして、最も強い言葉でこれを非難、あらゆる扇動、宗派対立をも断固として拒否すると表明した。

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SANAによると、ザイダル村での殺人事件の被害者遺族は、声明を出し、事件が、宗派的対立を煽る口実や、扇動を引き起こす原因へと変質することを拒否すると表明した。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣はオマーンの首都マスカットを訪れ、ブーサイディー外務大臣らと会談(2025年11月23日)

外務在外居住者省(フェイスブック)によると、アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣はオマーンの首都マスカットを訪れ、バドル・ビン・ハマド・ブーサイディー外務大臣と会談し、二国間関係とその強化のための方策、地域情勢および国際情勢の最新動向、双方が関心を寄せる諸問題について協議した。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、カイス・ユースフ商工投資振興大臣と会談し、両国の貿易関係の強化の方法、シリア復興に向けた協力などについて意見が交わされた。

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外務在外居住者省(フェイスブック)によると、シャイバーニー外務在外居住者大臣は、サイード・ビン・ムハンマド・サクリー経済大臣と会談、経済・投資協力の強化の展望、地域情勢の最新動向について意見を交わした。

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