エルドアン大統領は大統領令を発し、国連安保理決議第2799号の採択を受けて、シャルア暫定大統領とハッターブ内務大臣の資産凍結を解除(2025年11月8日)

ターキッシュ・ミニッツによると、レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は大統領令を発し、国連安保理決議第2799号の採択を受けて、アフマド・シャルア暫定大統領とアナス・ハッターブ内務大臣の資産凍結を解除することを決定した。

この決定は公布から60日以内であれば、国家評議会(行政裁判所)に不服申し立てが可能であり、その実施は財務大臣が監督すると明記しているという。

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シャイバーニー外務在外居住者大臣は自身とアフマド・シャルア移行期政権が、CENTCOM司令官のクーパー海軍大将および有志連合司令官のランバート准将とバスケットボールを行ったときの映像を公開(2025年11月8日)

アスアド・ハサン・シャイバーニー外務在外居住者大臣は、インスタグラムを通じて、自身とアフマド・シャルア移行期政権が、CENTCOM司令官のブラッド・クーパー海軍大将および有志連合司令官のケヴィン・ランバート准将とバスケットボールを行ったときの映像を公開した。

映像には以下のメッセージが付されている。

努力して働き、さらに楽しく遊ぶ。
バスケットボール・コートで、ブラッド・クーパー提督およびケヴィン・ランバート准将とともにプレーを行った。

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SOS子供の村シリアは活動停止を認める(2025年11月8日)

SOS子供の村シリアは、フェイスブックを通じて声明を出し、一部で同組織が活動停止を決定したとの情報が出回っているに関して、これを認めつつ、効率の向上と持続可能性の確保を目的とした運営上の調整を実施していると発表した。

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ロシアのザハロワ外務省報道官:「シャルア移行期政権とあらゆるレベルで公式な連絡を維持しており、近年それらの交流がより活発化していることを喜ばしく思っている」(2025年11月8日)

ロシア外務省(公式サイト)によると、マリア・ザハロワ報道官は、シリアのアフマド・シャルア移行期政権とあらゆるレベルで公式な連絡を維持しており、近年それらの交流がより活発化していることを喜ばしく思っていると述べた。

報道官によると、両国は、ヴラジーミル・プーチン大統領とシャルア暫定大統領との会談などを通じて、ロシア・シリア常設委員会(貿易経済・科学技術協力担当)の活動を活性化、石油・ガス分野での協力について議論しているという。

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シリア・イスラーム抵抗戦線は声明でシリア南部でイスラエルへの抵抗を呼び掛ける(2025年11月8日)

シリア・イスラーム抵抗戦線は、テレグラムを通じて音声声明を出し、アサド政権崩壊によって、シリアが「陰謀と侵略のただ中にある」としたうえで、アフマド・シャルア移行期政権が外部勢力の手先と化し、国土を他者のための「かけ橋」、「分裂と支配の道具」として利用し、南部、北・東部が他国の占領地と化している現状を批判した。

またイスラエルの侵攻を「すべてのシリア人、アラブ人、そして抑圧される者の側に立つ者たちの尊厳を侮辱する行為」と指弾、これを「シリア国土と国民への全面的な戦線布告」とみなし、「侵略は決して報いを免れない」「我々は、時と場所を選んで対応する」として、南部を「占領されたパレスチナへと火を放つ炎の門とする」と主張し、イスラエルへの抵抗を呼び掛けた。

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イドリブ県、アレッポ県で教員らが生活環境の悪化に抗議して授業を停止(2025年11月8日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ヒムス市で電気料金の高騰と生活悪化に抗議するデモが行われた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、自由シリア教師連合が声明を出し、アフマド・シャルア移行期政権と県教育局に対し、生活を維持できるだけの月給を保障するよう求め、9日から県内すべての学校で授業を停止すると発表した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市とサッハーラ村の学校教師たちが、生活環境の悪化に抗議して授業を停止すると発表した。

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シリア民主軍はフール・キャンプでダーイシュのイラク人幹部を逮捕(2025年11月8日)

シリア民主軍はフェイスブックを通じて声明を出し、米主導の有志連合の支援を受けて、フール・キャンプ内でダーイシュ(イスラーム国)のイラク人幹部のバハー・マスィーリー容疑者(アブー・アブドゥッラフマーン)を逮捕した。

一方、シリア人権監視団によると、ハサカ市でラアス・アイン市出身の住民が武装した男性に撃たれて死亡した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍と有志連合がラッカ市郊外で特殊空挺作戦を実施し、ダーイシュのスリーパーセルに属する2人を逮捕した。

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前政権時代にラタキア県の軍事病院に勤務していた整形外科専門医ら医師3人がトルコへの越境を試みた際に拘束され、シャルア移行期政権当局に身柄を引き渡される(2025年11月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、アフマド・シャルア移行期政権の支配下にあるマアダーン町で、シリア国民軍所属の東部自由人運動の幹部が暗殺未遂に遭った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、旧シリア軍の部隊に所属していた元幹部が、アレッポ市マシュハド地区で何者かに銃撃され、死亡した。

また、シリア人権監視団によると、タッル・アラン町で内務治安部隊が複数の住宅を急襲し、若者8人を逮捕した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジャブラ市入口付近にある紡績産業施設の建物内で爆発が発生した。

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シリア人権監視団によると、前政権時代にラタキア県の軍事病院に勤務していた整形外科専門医ら医師3人が、トルコへの越境を試みた際にトルコの当局に拘束され、アフマド・シャルア移行期政権の当局に身柄を引き渡されたという。

また、内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊がテロ対策局との協力のもと、ジャブラ郡で特別作戦を実施し、前政権の総合情報部の補佐官を逮捕した。

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イスラエル軍部隊がクナイトラ県各所に侵入(2025年11月8日)

クナイトラ県では、SANAによると、4台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がアドナーニーヤ村に設置されている拠点からアジュラフ村方面に侵入した。

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SANAによると、9台の軍用車輛からなるイスラエル軍部隊がハミーディーヤ村方面から、西サムダーニーヤ村およびジャウラト・シャイフ農場方面に侵入た。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍のパトロール部隊が、ムシャイリ村からアジュラフ村に至る地域侵入し、検問所を設置した。

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シャルア暫定大統領はブラジルの首都ベレンで在住シリア人らと会見(2025年11月8日)


SANAによると、アフマド・シャルア暫定大統領は、気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に出席するために訪問中のブラジルの首都ベレンで、ブラジル在住のシリア人らと会見した。

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SANAによると、シャルア暫定大統領は、ブラジル訪問を終え、公式訪問のため米国の首都ワシントンDCに到着した。

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シャルア移行期政権の内務治安部隊と総合諜報機関がダーイシュ(イスラーム国)に属する複数のテロ細胞を標的とした大規模な治安作戦を開始(2025年11月8日)


アフマド・シャルア移行期政権の内務省(フェイスブック)によると、内務治安部隊と総合諜報機関が、ダーイシュ(イスラーム国)に属する複数のテロ細胞を標的とした大規模な治安作戦を開始したと発表した。

作戦が開始されたのは、アレッポ県、イドリブ県、ヒムス県、ダマスカス郊外県、ハマー県など。

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イフバーリーヤ・チャンネル(公式サイト)によると、内務省のヌールッディーン・バーバー報道官は、作戦について、全国の複数の県で61件の強制捜査と71件の逮捕が行われ、弾薬・武器の倉庫および爆発物を保管していたダーイシュ関連拠点を標的としたと発表した。


報道官によると、アレッポ県では、自爆攻撃グループを摘発、幹部のアブドゥルイラーフ・ジュマイリー(アブー・イマード・ジュマイリー)を逮捕、ヒムス市ではスリーパーセルを摘発、武器を押収、その他の県でも成果を上げているという。

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国民防衛部隊がスワイダー県ウルガー村方面にあるシャルア移行期政権の内務治安部隊の拠点を砲撃し、1人を殺害(2025年11月8日)


SANAによると、スワイダー県で発生した最近の事件を調査するための委員会のアンマール・イッズッディーン報道官は、8日に予定されていた記者会見を16日(日曜日)午後4時に延期し、情報省本部でこれを開催すると発表した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、国民防衛部隊が、ウルガー村方面にあるアフマド・シャルア移行期政権の内務治安部隊の拠点を砲撃し、1人を殺害した。

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シリア人権監視団によると、スワイダー市のカラーマ広場で数十人が参加する抗議集会が行われ、シャルア移行期政権の国防省に所属する部隊を県内の村々から撤退させ、住民の帰還を可能にするよう要求、また「分離独立」、「自決権の承認」を主唱した。

また、シリア人権監視団によると、6日に誘拐グループによって拘束されていたダイル・ザウル県出身の一家6人(うち3人は子ども)が解放された。

さらに、スワイダー24によると、サアラ村で発見された身元不明の遺体4体がシリア・アラブ赤新月社を通じてスワイダー国立病院に搬送された。

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