レバノン・イスラーム抵抗、イラク・イスラーム抵抗、アンサール・アッラー(フーシー派)によるイスラエルや米軍基地への攻撃は確認されず:イラク・イスラーム抵抗は23日までに78回米軍基地を攻撃したと発表(2023年11月25日)

イスラエルとパレスチナのハマースの戦闘休止(11月24日に発効)の2日目にあたる25日、レバノン・イスラーム抵抗、イラク・イスラーム抵抗、アンサール・アッラー(フーシー派)によるイスラエルや米軍基地への攻撃は確認されなかった。

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レバノン・イスラーム抵抗のテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)では新たな戦果に関する発表はなかった。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官のX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)でも新たな戦果に関する発表はなかった。

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イラク・イスラーム抵抗は午前11時58分、テレグラムのアカウントを通じてインフォグラフィア(https://t.me/elamharbi/133)を公開し、パレスチナのハマースが「アクサーの大洪水」作戦とイスラエルのガザ攻撃が始まって以降、10月23日までにイラクとシリアの米軍基地やイスラエルに対して78回の攻撃を加えたと発表した。

インフォグラフィアによると、78回のうちイラクでの攻撃回数は39回、シリアでの攻撃回数は36回、イスラエルに対する攻撃は3回。

イラクでの攻撃の内訳は、アルビール県のアイン・アサド米軍基地が22回、アルビール県のアルビール空港の米軍基地が10回、ハリール米軍基地が9回。

イラクでの攻撃の内訳は、ハサカ県のシャッダーディー市の米軍基地が8回、タッル・バイダル村の米軍基地が3回、ハッラーブ・ジール村の米軍基地が3回、マーリキーヤ市の米軍基地が1回、ルマイラーン町の米軍基地が1階、ダイル・ザウル県のCONOCOガス田の米軍基地が5回、ウマル油田の米軍基地が3回、同基地近郊のグリーン・ヴィレッジ基地が3回、ヒムス県のタンフ国境通行所の米軍基地が6回、ルクバーン・キャンプが1回。

イスラエルに対する攻撃の内訳は、エイラート市が2回、死海沿岸が1回。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前8時44分、北部で敵の攻撃に対する警報が発令されたが、迎撃ミサイルは発射されずに事態は収拾した。

午後2時10分、北部で警報が発令され、防空部隊がレバノンから飛来した航空目標を迎撃した。


午後8時11分、上記の事案に関して、イスラエル領空への侵犯は確認されず、警報およびそれに伴う迎撃ミサイルの発射は個人誤差によるものだった


AFP, November 25, 2023、ANHA, November 25, 2023、‘Inab Baladi, November 25, 2023、Reuters, November 25, 2023、SANA, November 25, 2023、SOHR, November 25, 2023などをもとに作成。

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イスラエルとハマースが4日間の戦闘休止に入ったのを受け、ヒズブッラー、イラク・イスラーム抵抗、フーシー派、シリア軍、米軍、イスラエル軍も戦闘休止(2023年11月24日)

イスラエルとパレスチナのハマースが、カタールの仲介のもと、4日間の戦闘休止に合意、24日午前7時に発効したのを受け、レバノン南部・イスラエル北部でのレバノン・イスラーム抵抗(ヒズブッラー主導)とイスラエル軍の戦闘、イラクおよびシリア東部でのイラク・イスラーム抵抗(イラク人民動員隊所属のヒズブッラー大隊などが主導)の米軍基地に対する攻撃、イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)によるイスラエル南部への攻撃も休止状態に入った。

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムのアカウント(https://t.me/s/mmirleb)や公式アカウント(https://central-media.net/)を通じて、23日の戦果(https://t.me/mmirleb/464)を発表、その映像4点(https://t.me/mmirleb/467https://t.me/mmirleb/468https://t.me/mmirleb/470https://t.me/mmirleb/471)を公開したのみで、新たな攻撃を実行したとの声明は出さなかった。

イラク・イスラーム抵抗もテレグラムのアカウント(https://t.me/s/elamharbi)を通じた情報発信を行わなかった。

アンサール・アッラーのヤフヤー・サリーウ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて、首都サヌアで、ジハード抵抗運動の選択とパレスチナ人民の抵抗を支持する大規模デモの写真を掲載しただけだった。

イスラエル軍によるシリア領内への攻撃、イスラエル占領下のゴラン高原に対するシリア政府支配地からの攻撃も確認されなかった。

また、イラク・イスラーム抵抗に対する米軍の攻撃も確認されなかった。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後1時4分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、イスラエル南部のエイラートで空襲警報が発出されたことに関して、「個人誤差」による誤報だったと発表した。

AFP, November 24, 2023、ANHA, November 24, 2023、‘Inab Baladi, November 24, 2023、Reuters, November 24, 2023、SANA, November 24, 2023、SOHR, November 24, 2023などをもとに作成。

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アブドゥルカリーム前駐レバノン・シリア大使は、イスラエル軍の爆撃で戦死したアッバース・ラアド氏に対するアサド大統領の弔意を、父親で抵抗への忠誠ブロック(ヒズブッラー)の代表を務めるムハンマド・ラアド議員に伝える(2023年11月24日)

外務在外居住者大臣顧問を務めるアリー・アブドゥルカリーム前駐レバノン・シリア大使は、イスラエル軍の爆撃で戦死したアッバース・ラアド氏に対するバッシャール・アサド大統領の弔意を、同氏の父親であり、抵抗への忠誠ブロック(国民議会におけるヒズブッラーの会派)の代表を務めるムハンマド・ラアド議員に伝えた。

SANA(11月23日付)が伝えた。

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レバノン・イスラーム抵抗は23日に声明を出し、ナバティーヤ県ナバティーヤ郡のジュバーア村でアッバース・ラアド氏が戦死したと発表していた。

死亡したのは22日、葬儀は23日に行われていた。

AFP, November 24, 2023、ANHA, November 24, 2023、‘Inab Baladi, November 24, 2023、Reuters, November 24, 2023、SANA, November 24, 2023、SOHR, November 24, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は10月8日から11月22日までのイスラエル軍との戦闘で兵士354人以上を殺傷、入植地5ヵ所、陣地40か所、装備(戦車など)21輌を攻撃(2023年11月23日)

マナール・チャンネル(11月23日付)は、レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗が22日午前10時から23日午前10時までにイスラエルに対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、レバノン・イスラーム抵抗は、ラーヒブ陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊や装備、バイヤード・バリーダー陣地、ヤフターフ兵舎、ザルイート陣地一帯に展開するイスラエル軍歩兵部隊、ラーミヤー陣地、マイタート兵舎、マーリキーヤ陣地および同地に集結するイスラエル軍部隊、ハニタ(キブツ)一帯の森林地帯に展開するイスラエル軍部隊、バグダーディー陣地、アースィー陣地、マナーラ入植地、マルジュ陣地などに対して14回の砲撃や銃撃を行った。

マナール・チャンネルは併せて、イスラエル軍が同時刻にレバノン領内に対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、イスラエル軍は、ナークーラ村、アイタルーン村郊外、カフルカラー村、バリーダー村郊外、ムハイビーブ村、ヤールーン村、アイター・シャアブ村、ダヒーラ村郊外、ティールハラファー村、アルマー・シャアブ村、マイス・ジャバル村、ハウラー村郊外、サルーキー渓谷、シーヒーン村に対して8回の砲撃を、ナークーラ村郊外、マジュダル・ズーン村、シーヒーン村、ジッビーン村、マルワヒーン村・ウンム・トゥート村間、アリーク渓谷に対して4回の爆撃を実施した。

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マナール・チャンネルはさらに10月8日から11月22日までのレバノン・イスラーム抵抗の戦果を示したインフォグラフィアを公開した。

それによると、レバノン・イスラーム抵抗は、イスラエル軍兵士354人以上を殺傷、入植地5ヵ所、陣地40か所、装備(戦車など)21輌を攻撃した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前10時33分、イスラエル軍戦闘機複数機が、ザルイート一帯に対戦車ミサイルを発射したセルを捕捉、イスラエル軍これを砲撃。また、レバノン領内からの砲撃を確認し、発射地点を砲撃。前日にレバノン領空でのイスラエル軍戦闘機に対する地対空ミサイルの攻撃を撃破、ミサイル発射地点や武器弾薬庫を攻撃。

午後6時32分、イスラエル軍の作戦システムが、ヒズブッラーによって発射された砲弾多数がレバノン南部に着弾したことを確認。


AFP, November 23, 2023、ANHA, November 23, 2023、‘Inab Baladi, November 23, 2023、Qanat al-Manar, November 23, 2023、Reuters, November 23, 2023、SANA, November 23, 2023、SOHR, November 23, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーのナスルッラー書記長は、レバノンを訪問したイランのアブドゥッラフヤーン外務大臣と会談(2023年11月23日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、レバノンを訪問したイランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談し、パレスチナ、レバノン、中東情勢の事態の進捗、そしてそれに対する対応の可能性について意見を交わした。

マナール・チャンネル(11月23日付)が伝えた。

AFP, November 23, 2023、ANHA, November 23, 2023、‘Inab Baladi, November 23, 2023、Qanat al-Manar, November 23, 2023、Reuters, November 23, 2023、SANA, November 23, 2023、SOHR, November 23, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエルを9回攻撃、イスラエル軍もレバノン南部を10回攻撃(2023年11月22日)

マナール・チャンネル(11月22日付)は、レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗が21日午前10時から22日午前10時までにイスラエルに対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、レバノン・イスラーム抵抗は、ラーヒブ陣地、ジャル・アラーム陣地、マナラ町(キブツ)の住居に配置されているイスラエル軍部隊、ジャル・ダイル陣地、アビビム入植地の住居内に配置されているイスラエル軍部隊、マーリキーヤ陣地に集結しているイスラエル軍部隊、ベイト・ヒレル入植地、シュロミ町の軍事工場、バイヤード・バリーダー陣地に集結しているイスラエル郡部隊に対して9回の砲撃や銃撃を行った。

マナール・チャンネルは併せて、イスラエル軍が同時刻にレバノン領内に対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、イスラエル軍は、ナークーラ村および同村南、ウンム・トゥート村に対して2回の砲撃や銃撃を、カフルカラー村、ジッビーン村・タイル・ハラファー村間、ハラジュ・ヤールーン村、シュアイティーヤ村・マアリーヤ村間、ヤールーン村およびマイス・ジャバル村近郊、アイター・シャアブ村に対して8回の爆撃を実施した。

AFP, November 22, 2023、ANHA, November 22, 2023、‘Inab Baladi, November 22, 2023、Qanat al-Manar, November 22, 2023、Reuters, November 22, 2023、SANA, November 22, 2023、SOHR, November 22, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部に対するイスラエル軍の爆撃でマヤーディーン・チャンネルの記者とカメラマンが死亡(2023年11月21日)

マナール・チャンネル(11月21日付)は、レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗が20日午前10時から21日午前10時までにイスラエルに対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、レバノン・イスラーム抵抗は、ザブディーン兵舎(占領下シャブアー農場)、ビイーラーニート兵舎、ザヒーラ陣地一帯、カランティーナー丘、タイハート三角地、キリヤット・シュモナ市西、メトゥラ入植地、ハドス・ブスターン陣地に対して9回の砲撃や銃撃、キリヤット・シュモナ市西に集結していたイスラエル軍部隊に対して1回の爆撃を行った。

マナール・チャンネルは併せて、イスラエル軍が同時刻にレバノン領内に対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、イスラエル軍は、マイス・ジャバル村、ハウラー村、ティールハラファー村、ラッブ・サラースィーン村、ムハイビーブ村、ヤーリーン村、ジッビーン村、ナークーラ村、アイター・シャアブ村、ルマイシュ村、アイタルーン村、ヒヤーム村一帯に対して7回の砲撃、マールーン・ラアス村、アイター・シャアブ村、ヤーティル村、アイタルーン村、ハルター高原、ルマイシュ村、シャイヒーン村、マジュダル・ズーン村に対して戦闘機やヘリコプターで6回の爆撃を実施した。

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マヤーディーン・チャンネル(11月21日付)は、南部県スール郡のティールハラファー村に対するイスラエル軍戦闘機の爆撃によって、同チャンネルのファラフ・ウマル記者とラビーウ・ミウマーリー・カメラマンが死亡したと伝えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午前9時51分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、レバノンから敵の潜入に備えるため、警報が発令される一方、メトゥラ町にレバノン領内から対戦車ミサイル3発が発射され、イスラエル軍がミサイルの発射地点を攻撃したと発表した。

AFP, November 21, 2023、ANHA, November 21, 2023、‘Inab Baladi, November 21, 2023、Qanat al-Manar, November 21, 2023、Qanat al-Mayadin, November 21, 2023、Reuters, November 21, 2023、SANA, November 21, 2023、SOHR, November 21, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーはイスラエル北部を攻撃用ドローン3機とブルカーン重ロケット砲4発で攻撃(2023年11月20日)

マナール・チャンネル(11月20日付)は、11月20日のレバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗のイスラエル北部への攻撃について8回の攻撃を行ったと伝えた。

攻撃の詳細は以下の通り:

東部地区

午前6時40分、占領下シャブアー農場内のザブディーン弊社を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前11時30分、タイハート三角地に集結しているイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾や迫撃砲で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後1時10分、キリヤト・シュムーナ入植地に集結しているイスラエル軍の拠点複数ヵ所を攻撃用無人航空機(ドローン)3機で爆撃し、直接の損害を与えた。

午後1時15分、キリヤト・シュムーナ入植地に集結しているイスラエル軍の拠点複数ヵ所を砲撃し、直接の損害を与えた。

西部地区

午前8時00分、ビラニット軍事キャンプにあるイスラエル軍第91師団司令部をブルカーン重ロケット砲2発で攻撃し、直接の損害を与えた。

午前8時20分、ビラニット軍事キャンプにあるイスラエル軍第91師団司令部をブルカーン重ロケット砲2発で再び攻撃し、直接の損害を与えた。

午前10時15分、ダヒーラ陣地一帯に集結しているイスラエル軍歩兵部隊を砲撃し、直接の損害を与えた。

午前10時30分、ハドス・ヤールーン陣地近くのカランティーナー丘に展開しているイスラエル軍歩兵部隊を攻撃した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

 

午前5時11分、マルワヒーン村(南部県スール郡)地区から対戦車ミサイルを発射しようとした破壊分子セルに対して爆撃を実施、またレバノン領内からの砲撃への報復として、戦闘機、ヘリコプター、戦車によってヒズブッラーのテロ・インフラを破壊した。

AFP, November 20, 2023、ANHA, November 20, 2023、‘Inab Baladi, November 20, 2023、Qanat al-Manar, November 20, 2023、Reuters, November 20, 2023、SANA, November 20, 2023、SOHR, November 20, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗のイスラエル北部に11回の攻撃を実施(2023年11月19日)

マナール・チャンネル(11月19日付)は、11月19日のレバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗のイスラエル北部への攻撃について11回の攻撃を行ったと伝えた。

11回の攻撃の詳細は以下の通り:

東部地区

午前11時30分、マルジュ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後12時40分、メトゥラ陣地近くに集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時45分、ヤフターフ兵舎とマーリキーヤ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時50分、アッバース兵舎をロケット弾で攻撃し、技術装備などに損害を与えた。

午後4時25分、マルジュ陣地近くとラーミーム兵舎近く、フーニーン兵舎近くに集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、確実に損害を与えた。

西部地区

午前8時30分、ダヒーラ陣地、ジャルダーフ・ポストを攻撃し、直接の損害を与えた。

午前8時35分、ジャル・アラーム陣地に集結しているイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前11時30分、ラーミヤー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前11時30分、ハッラト・ワルダでイスラエル軍を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後12時00分、ハニタ(キブツ)を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後12時45分、ジャル・アラーム陣地およびその一帯をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

 

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前1時41分、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)がヒズブッラーの攻撃によってイスラエル領内への緊急着陸を余儀なくされたことを受け、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン領内の地対空ミサイル・システムを破壊した。

午後1時38分、防空システムがレバノン領内からの航空攻撃を迎撃、イスラエル軍が報復としてレバノン領内を攻撃した。

 

AFP, November 19, 2023、ANHA, November 19, 2023、‘Inab Baladi, November 19, 2023、Qanat al-Manar, November 19, 2023、Reuters, November 19, 2023、SANA, November 19, 2023、SOHR, November 19, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍の交戦続く(2023年11月18日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前1時45分、イスラエル軍のヘルメス450無人航空機(ドローン)1機を地対空ミサイルで撃墜した。

午前9時30分、ハドス・ブスターン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午前10時00分、ラーヒブ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前10時00分、シュトゥーラー陣地近くに集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前10時00分、ハッラト・ワルダに集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、直接の損害を与えた。

午前10時10分、サアサア渓谷のイスラエル軍指揮所をロケット弾で攻撃し、確実な損害を与えた。

午後1時00分、ラーミーム兵舎をロケット弾と迫撃砲で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時30分、バイヤード・バリーダー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

マナール・チャンネル(11月18日付)が伝えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午後3時1分、イスラエル軍戦闘機複数機が、ヒズブッラーのテロ・インフラ多数を爆撃する一方、レバノンからイスラエル領内への砲撃を確認、イスラエル軍が報復として砲撃を行った。

午後5時20分、イスラエル軍がレバノン領内のヒズブッラーの集結地や陣地、イスラエル軍ドローンを撃墜した地対空ミサイル・システムなど標的多数を爆撃した。

AFP, November 18, 2023、ANHA, November 18, 2023、‘Inab Baladi, November 18, 2023、Qanat al-Manar, November 18, 2023、Reuters, November 18, 2023、SANA, November 18, 2023、SOHR, November 18, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部に9回、イスラエルはレバノン南部に12回の攻撃を加える(2023年11月17日)

マナール・チャンネル(11月17日付)は、レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗が16日午前10時から17日午前10時までにイスラエルに対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、レバノン・イスラーム抵抗は、メトゥラ陣地、ミスガーフ・アーム陣地、ヤフターフ陣地、バイヤード・バリーダー陣地、ハルムーン陣地、ハドブ・ヤールーン陣地、ビラニット軍事キャンプ、シュトゥーラー陣地、ジャル・アラーム陣地に対して9回の砲撃や銃撃を行った。

マナール・チャンネルは併せて、イスラエル軍が同時刻にレバノン領内に対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、イスラエル軍は、ナバティーヤ県マルジャアユーン郡のカフルシューバー村から南部県スール郡のナークーラー村に至る境界地域に対して、9回の砲撃と3回の爆撃を実施した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後9時16分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、イスラエル軍部隊が前日にパレスチナのイスラーム聖戦機構の主要な武器製造所と思われる同機構北部地区司令官の拠点を強襲し、バドル3ロケット弾や無人航空機(ドローン)の部品、諜報機器などの兵器を満載した車輛2輌を破壊したと発表した。

AFP, November 17, 2023、ANHA, November 17, 2023、‘Inab Baladi, November 17, 2023、 Qanat al-Manar, November 17, 2023、Reuters, November 17, 2023、SANA, November 17, 2023、SOHR, November 17, 2023などをもとに作成。

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レバノンのイブラーヒーム前総合治安総局長はフランス、イタリアの諜報機関トップとシリアのマムルーク国民安全保障会議議長の会談や訪問を調整したと暴露(2023年11月17日)

レバノンの総合治安総局の前局長を勤めていたアッバース・イブラーヒーム氏はサウジアラビアの『ジャマッラ』誌(11月17日付)のインタビューに応じ、シリアと西欧諸国の治安機関高官の極秘会談や訪問を調整した事実を暴露した。

イブラーヒーム・ハミーディー記者が行ったインタビューによると、イブラーヒーム前総合治安総局長は、2年半ほど前に、フランスの諜報機関のトップのシリア訪問、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長のイタリア訪問、イタリア諜報機関のトップのシリア訪問を調整したという。

イブラーヒーム前総合治安総局長によると、イタリア諜報機関のトップのシリア訪問に際しては、自身も同行し、マムルーク国民安全保障会議議長をイタリアに招聘、その後イタリアを訪れたマムルーク国民安全保障会議議長は内務大臣と会談したという。

米国とシリアの仲介については、バラク・オバマ政権期に、世界各地で失踪した米国人にかかる事件をフォローアップする任にあたっているマイケル・オブライエンを名乗る特使の訪問を受け、その後、イブラーヒーム前総合治安総局長が米国防総省を訪問、オースティン・タイス氏などシリアで失踪したとされる米国人にかかる問題について話し合ったという。

AFP, November 17, 2023、ANHA, November 17, 2023、‘Inab Baladi, November 17, 2023、Reuters, November 17, 2023、SANA, November 17, 2023、SOHR, November 17, 2023などをもとに作成。

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11月15日午前10時から16日午前10時までにレバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエルに対して7回、イスラエル軍はレバノン領内に12回の攻撃を行う(2023年11月16日)

マナール・チャンネル(11月16日付)は、レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗が15日午前10時から16日午前10時までにイスラエルに対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、レバノン・イスラーム抵抗は、ラーミーム兵舎、タイハート三角地、ジャル・ダイル陣地、ハドブ・ヤールーン陣地、ビラニット軍事キャンプ、リーシャー池に対して7回の砲撃や銃撃を行った。

マナール・チャンネルは併せて、イスラエル軍が同時刻にレバノン領内に対して行った攻撃を記録したインフォグラフィアを公開した。

このインフォグラフィアによると、イスラエル軍は、南部県スール郡のナークーラー村からナバティーヤ県マルジャアユーン郡のヒヤーム村に至る境界地域に対して、12回の砲撃と2回の爆撃を実施した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官は午後1時31分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン領内のヒズブッラーの陣地を含む複数の標的に対する爆撃を実施するともに、同国領内の破壊分子を砲撃したと発表した。

AFP, November 16, 2023、ANHA, November 16, 2023、‘Inab Baladi, November 16, 2023、Qanat al-Manar, November 16, 2023、Reuters, November 16, 2023、SANA, November 16, 2023、SOHR, November 16, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部・イスラエル北部でヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍の砲撃戦続く(2023年11月15日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午後2時00分、ラーミーム兵舎をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時10分、占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)内のルワイサート・イルム陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時25分、ハドブ・ヤールーン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時35分、タイハート三角地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後4時10分、リーシャー池西部および南部に展開するイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾攻撃し、直接の損害を与えた。

夕刻、ジャル・ダイル陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。


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マナール・チャンネル(11月15日付)によると、イスラエル軍はナバティーヤ県マルジャアユーン郡のヒヤーム村、マイス・ジャバル村、フーラー村、ウダイサ村、マルカバー村、マルジュ・ムルーク村、ブリーダー村、ムハイビーブ村、ビント・ジュベイル郡のヤールーン村、ラーミヤー村、南部県スール郡のラッブ・サラースィーン村、ラッブーナ村、ナークーラ村、アルマー・シャアブ村、タイル・ハラファー村一帯などを砲撃した。

AFP, November 15, 2023、ANHA, November 15, 2023、‘Inab Baladi, November 15, 2023、Qanat al-Manar, November 15, 2023、Reuters, November 15, 2023、SANA, November 15, 2023、SOHR, November 15, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍双方の越境攻撃続く(2023年11月14日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前11時00分、マルジュ陣地近くに集結していたイスラエル軍を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時00分、リーシャー池陣地およびその一帯をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時00分、マルジュ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時10分、ルワイサート・アラム陣地(シャブアー農場)を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後11時50分、マーリキーヤ陣地で要塞の修復作業を行っているイスラエル軍部隊を攻撃した。

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マナール・チャンネル(11月14日付)によると、これに対してイスラエル軍は、南部県スール郡のラッブーナ村一帯、ナークーラ村一帯、タイル・ハラファー村一帯、ジャッバイン村、ザヒーラ村、ブスターン村、ラッブ・サラースィーン村、ナバティーヤ県マルジャアユーン郡のマルカバー村、ブリーダー村、マイス・ジャバル村を砲撃した。

イスラエル軍はまた、ブリーダー村近郊、マイス・ジャバル村近郊にあるサッカー場一帯を無人航空機(ドローン)で爆撃した。

AFP, November 14, 2023、ANHA, November 14, 2023、‘Inab Baladi, November 14, 2023、Qanat al-Manar, November 14, 2023、Reuters, November 14, 2023、SANA, November 14, 2023、SOHR, November 14, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーとイスラエル軍の戦闘でレバノン人2人死亡(2023年11月13日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。


午前10時35分、ザヒーラ陣地に展開するイスラエル軍歩兵部隊をミサイルで攻撃し、直接の損害を与えた。

午前11時00分、ビラニット軍事キャンプ近郊に展開するイスラエル軍歩兵部隊をミサイルで攻撃し、確実に死傷者を出した。

午後2時、イスラエル占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)のラムサー陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後4時半、ハドス・ヤールーン陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

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マナール・チャンネル(11月13日付)によると、これに対してイスラエル軍は、レバノン南部のナークーラ村、シーヒーン村、ジャッバイン村(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村(ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)などに対して砲撃を加えるとともに、ナークーラー村南のラッブーナ村(南部県スール郡)、アイター・シャアブ村・ルマイシュ村間、ビント・ジュバイル市・アイナーター村(いずれもナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)間などを爆撃した。

ナハール・ネット(11月13日付)によると、アイナーター村に対する攻撃で少なくともレバノン人2人が死亡した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前2時1分、前日の砲撃への報復として、イスラエル軍戦闘機がヒズブッラーの軍事インフラ、貯蔵施設、指揮所に対して爆撃を行った。


午後7時18分、イスラエル軍は砲撃発射地を爆撃、イスラエルへの発砲に参加した破壊分子を標的とした。また、イスラエル軍戦車がシュトゥーラー村に対戦車ミサイルを」発射しようとしたセルを砲撃した。

AFP, November 13, 2023、ANHA, November 13, 2023、‘Inab Baladi, November 13, 2023、Naharnet, November 13, 2023、Qanat al-Manar, November 13, 2023、Reuters, November 13, 2023、SANA, November 13, 2023、SOHR, November 13, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗の攻撃でイスラエル軍兵士や民間人が負傷(2023年11月12日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午後12時25分、ドゥヴィブ陣地に集結していた兵站支援部隊をロケット弾で攻撃した。

午後12時35分、ドゥヴィブ陣地でイスラエル軍の重機をロケット弾で攻撃した。

午後2時15分、タイハート三角地とルワイサト・アースィー間に展開するイスラエル軍を攻撃した。

午後2時30分、リーシャー池で歩兵部隊を攻撃した。

午後2時30分、ザルイート閉鎖を砲撃した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午後5時49分、レバノンからイスラエル領に向けてロケット弾15発が撃ち込まれ、イスラエル軍が防空システムでうち4発を撃破するとともに、ロケット弾発射地点を砲撃した。また、前日のマナーラ陣地に対する砲撃でイスラエル軍兵士4人が軽傷を負った。

午後6時41分、ヒズブッラーがイスラエル電力会社に勤務する民間人を対戦車ミサイルで攻撃し、多数を負傷させた。

AFP, November 12, 2023、ANHA, November 12, 2023、‘Inab Baladi, November 12, 2023、Qanat al-Manar, November 12, 2023、Reuters, November 12, 2023、SANA, November 12, 2023、SOHR, November 12, 2023などをもとに作成。

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レバノンのナスルッラー書記長:「イスラエルがガザ地区に対する攻撃を続ける限り、レバノン南部・イスラエル北部の戦線でイスラエルに圧力をかけ続ける」(2023年11月11日)

レバノンのハサン・ナスルッラー書記長は殉教者の日(11月11日)に合わせて、マナール・チャンネルを通じてテレビ演説を行い、イスラエルがガザ地区に対する攻撃を続ける限り、レバノン南部・イスラエル北部の戦線でイスラエルに圧力をかけ続けると述べた。

ナスルッラー書記長は、この1週間で、これまでの兵器に加えて、自爆型の無人航空機(ドローン)や重量300~500キロのブルカーン型ロケット弾を初めて実戦に投入することで、攻撃を激化させる一方、11月3日のレバノン南部へのイスラエル軍の爆撃により民間人(女性4人)が殺害されたことへの報復としてカチューシャ砲を発射したことを明らかにしたうえで、イスラエルの奥地への攻撃を激化させ、その一部はハイファーなどにも達したと主張した。

そのうえで、この数日間で、質的にも量的に激化したイスラエルの攻撃により、レバノン南部での戦況は引き続き差し迫った状態が続くと述べた。

AFP, November 11, 2023、ANHA, November 11, 2023、‘Inab Baladi, November 11, 2023、Qanat al-Manar, November 11, 2023、Reuters, November 11, 2023、SANA, November 11, 2023、SOHR, November 11, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍がレバノン南部・イスラエル北部で交戦を続ける(2023年11月11日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。









午前9時45分、ラーミーム陣地をロケット弾で攻撃し、確実な損害を与えた。

午前9時50分、ハドブ・ヤールーンのカルンティナ丘陵で歩兵部隊を攻撃し、確実な損害を与えた。

午後2時00分、ショメラ渓谷など集結するイスラエル軍に対して攻撃を加え、直接の損害を与えた。

午後3時00分、メトゥラ陣地の歩兵部隊をロケット弾などで攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時00分、イスラエル占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)のレーダー・サイト2ヶ所、ザブディーン陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後4時00分、マーリキーヤ陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後10時55分、ハドブ・ブスターン陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後11時30分、ジャルダーフ陣地を砲撃し、直接の損害を与えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前11時22分、レバノン領から北部地区に飛翔体が飛来して、警報が発令された。またマルガリオット町に向けってロケット弾が撃ち込まれ、空き地に着弾、これに対してイスラエル軍はロケット弾発射地点に砲撃を加えた。

午後2時6分、レバノン領内のヒズブッラーのテロ・インフラに対して爆撃を加えるとともに、同国領内に砲撃を行った。

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NNA(11月11日付)は、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)がレバノンとイスラエルの境界線から45キロ離れたナバティーヤ県ナバティーヤ郡のザフラーニー村一帯にも及んだと伝えた。

同通信社によると、ドローンの爆撃は同地のピックアップ・トラックを狙ったもので、幸い死傷者はなかったという。

AFP, November 11, 2023、ANHA, November 11, 2023、‘Inab Baladi, November 11, 2023、NNA, November 11, 2023、Qanat al-Manar, November 11, 2023、Reuters, November 11, 2023、SANA, November 11, 2023、SOHR, November 11, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はドローン3機を初めて投入し、イスラエル北部を攻撃(2023年11月10日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前11時30分、アースィー陣地をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時30分、ハドス・ブスターンとリーシャ池の間とダヒーラ村森林地帯にあるイスラエル軍の終結地2ヶ所をロケット弾などで攻撃し、直接の損害を与えた。

午後2時55分、ラーミーム陣地を攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時15分、無人航空機(ドローン)3機でイスラエル攻撃を行った。うち1機は、ヤフターフ・カディシュ(Yaftah Qadish)兵舎(占領下レバノンのクドス村)、のこる2機はハドスダト・ユシャア(Hadsoudat Youshaa)入植地(占領下レバノンのユーシュア村)にある軍終結地を攻撃し、確実な損害を与えた。

午後3時25分、シュトゥーラー村の灌木地に展開するイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午後8時29分、レバノンからイスラエル領内に対して行われたロケット弾攻撃への報復として、ヒズブッラーの一連の標的を爆撃したと発表。なお、メナラにあるイスラエル軍の陣地へのヒズブッラーのロケット弾攻撃でイスラエル軍兵士3人が負傷、またヒズブッラーのドローン攻撃で兵士2人が重軽傷を負った。

AFP, November 10, 2023、ANHA, November 10, 2023、‘Inab Baladi, November 10, 2023、Qanat al-Manar, November 10, 2023、Reuters, November 10, 2023、SANA, November 10, 2023、SOHR, November 10, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗とイスラエル軍の砲撃の応酬続く(2023年11月9日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。


午後3時15分、メトゥラ陣地をロケット弾などで攻撃し、直接の損害を与えた。

午後3時45分、イスラエルの占領下にあるレバノン領のタルビーハー村に展開するイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾などで砲撃し、直接の損害を与えた。

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マナール・チャンネル(11月8日付)によると、イスラエル軍はマルカバー村、ウダイサ村、カフルカラー村、ブルジュ・ムルーク村(以上ナバティーヤ県、マルジャアユーン郡)、ラーミヤー村(以上ナバティーヤ県ビント・ジュバイル郡)、ヤーリーン村(以上南部県スール郡)などを砲撃した。

AFP, November 9, 2023、ANHA, November 9, 2023、‘Inab Baladi, November 9, 2023、Qanat al-Manar, November 9, 2023、Reuters, November 9, 2023、SANA, November 9, 2023、SOHR, November 9, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部を、イスラエル軍はレバノン南部を攻撃(2023年11月8日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前11時15分、ショメラ基地に展開するイスラエル軍歩兵部隊を攻撃し、確実な損害を与えた。

午後12時43分、イスラエル軍がレバノン領内の救急車両を攻撃したことへの報復として、ドゥヴィブ兵舎を攻撃し、イスラエル軍側に死傷者などの損害を確実に与えた。

午後2時、同じく報復として、ドゥヴィブ兵舎に展開するイスラエル軍歩兵部隊を攻撃し、死傷者などの損害を確実に与えた。

午後、前日のレバノン南部に対するイスラエル軍の攻撃への報復として、イスラエル北部の砲台複数カ所を2回にわたって攻撃した。

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マナール・チャンネル(11月8日付)によると、イスラエル軍は、ラッブーナ村(南部県スール郡)、ハルター村、マーリー村(以上ナバティーヤ県ハースバイヤー郡)、マイス・ジャバル村(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)マイス・ジャバル一帯、アイター・シャアブ村、ヤールーン村(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)などを砲撃した。

イスラエル軍はまた、ヤーティル村、カフラー村(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)を爆撃した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午後1時9分、昨晩イスラエル軍がレバノンでヒズブッラーの標的複数ヶ所に対して爆撃を実施した。

AFP, November 8, 2023、ANHA, November 8, 2023、‘Inab Baladi, November 8, 2023、Qanat al-Manar, November 8, 2023、Reuters, November 8, 2023、SANA, November 8, 2023、SOHR, November 8, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗によるイスラエル北部への砲撃で火災が発生(2023年11月7日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午後、イスラエル軍が前日夜にレバノン南部にあるレバノン・イスラーム抵抗の陣地1カ所を砲撃したことへの報復として、イスラエル北部にある砲台複数ヶ所を攻撃、これにより火災が発生した。

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マナール・チャンネル(11月7日付)によると、イスラエル軍戦闘機がナークーラ村近郊、ラッブーナ村一帯(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村一帯、カフラー村一帯、ヤーティル村一帯(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)、カフルカラー村一帯、シャブアー農場一帯(以上ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)を爆撃、マルワヒーン村、ヤーリーン村(以上南部県スール郡)、アイター・シャアブ村一帯、ダイル・ミーマース村(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)などを砲撃した。

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イスラエル軍はテレグラムのアカウント(https://t.me/idfofficial/5026)を通じて、レバノン領内からイスラエル北部に20発の砲弾が撃ち込まれ、イスラエル軍が砲弾発射地点を攻撃したと発表した。

 

AFP, November 7, 2023、ANHA, November 7, 2023、‘Inab Baladi, November 7, 2023、Qanat al-Manar, November 7, 2023、Reuters, November 7, 2023、SANA, November 7, 2023、SOHR, November 7, 2023などをもとに作成。

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ヒズブッラーとイスラエル軍がレバノン南部・イスラエル北部で戦闘を続ける(2023年11月6日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午後4時20分、ラーヒブ陣地の技術設備を攻撃、これを破壊した。

午後4時30分、マーリキーヤ陣地とジャル・ダイル陣地を対戦車ミサイルで攻撃し、直接の損害を与えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午後6時27分、レバノンからイスラエル領内にミサイル約30発が発射され、イスラエル軍が砲撃で応戦した。

午後8時12分、レバノン領内のヒズブッラーの標的複数カ所を爆撃している、と速報で発表。

AFP, November 6, 2023、ANHA, November 6, 2023、‘Inab Baladi, November 6, 2023、Qanat al-Manar, November 6, 2023、Reuters, November 6, 2023、SANA, November 6, 2023、SOHR, November 6, 2023などをもとに作成。

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イスラエル軍はレバノン南部で乗用車を砲撃、これにより祖母と孫娘3人が死亡、娘らの母親が負傷(2023年11月5日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前11時20分、アヴィヴィム兵舎、ジャル・アラーム陣地をミサイルなどで攻撃した。

午後12時20分、ミスガブ・アム(キブツ)をミサイルなどで攻撃し、技術設備の一部を破壊した。

午後1時20分、バイヤード・ブライダー陣地で軍用車両を攻撃し、乗組員を殺傷した。

午後2時10分、バイヤード・ブライダー陣地に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、確実な損害を与えた。

午後、ザヒーラ陣地をミサイルなどで攻撃し、確実な損害を与えた。

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マナール・チャンネル(11月3日付)などによると、イスラエル軍はアイタルーン村・アイナーター村(いずれもナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)間で乗用車を砲撃し、祖母と孫娘3人が死亡、娘らの母親が負傷した。

この攻撃に関して、アブドゥッラー・ブーハビーブ外務大臣は、11月6日に国連安保理に非難の書簡を提出すると発表した。

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は午後7時20分、キリヤット・シュモナ市を報復としてBM-21自走多連装ロケット・システムで攻撃したと発表した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前0時30分、レバノンからイスラエル領のナークーラ岬地域に砲撃を試みた破壊分子セルを爆撃した。爆撃に際して、車2台が同地に到達したことが確認されたが、爆撃は車ではなくセルを標的とした。

午後1時56分、アイアン・ドーム防空システムで、イスラエル領内に侵入しようとした無人航空機(ドローン)1機をレバノン領空で迎撃した。また、レバノン領からアヴィヴィム市、マーリキーヤ陣地に対して多数の対戦車ミサイルが撃ち込まれたことを確認、これを迎撃した。

午後8時4分、軍陣地や住宅地へのヒズブッラーによる無差別な攻撃により、市民1人が死亡した。


AFP, November 5, 2023、ANHA, November 5, 2023、‘Inab Baladi, November 5, 2023、Qanat al-Manar, November 5, 2023、Reuters, November 5, 2023、SANA, November 5, 2023、SOHR, November 5, 2023などをもとに作成。

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『ジュムフーリーヤ』:ヒズブッラーのナスルッラー書記長が秘密裡にシリアを訪れ、首都ダマスカスでアサド大統領と会談(2023年11月4日)

レバノンの日刊紙『ジュムフーリーヤ』(11月4日付)は、ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長が幹部2人とともに秘密裡にシリアを訪れ、首都ダマスカスでアサド大統領と会談していた、と伝えた。

会談日は不明。

会談では、今後のイスラエル軍とハマースの戦闘への対応のオプションについて協議されたという。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、al-Jumhuriya, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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レバノン南部・イスラエル北部でヒズブッラーとイスラエル軍の攻撃が再び激化(2023年11月4日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前、ジャル・アラーム陣地、ジャルダーフ陣地、ハダブ・ブスターン陣地、マーリキーヤ陣地、メトゥラ町の陣地を攻撃し、技術機器などに直接の損害を与えた。

午後1時、アッバード陣地をロケット弾などで攻撃し、機器の一部を破壊した。

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これに対して、イスラエル軍はフーラー村、カフルキラー村、ハマーミス村、カフルシューバー村、カフルハマーム村(以上ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)、アイター・シャアブ村、ルマイシュ村、ラーミヤー村、アイタルーン村(以上ナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)、アルマー・シャアブ村、ナークーラ村(以上南部県スール郡)などに対して砲撃や爆撃を行った。

マナール・チャンネル(11月2日付)が伝えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前0時55分、イスラエル軍戦車がレバノンからイスラエル領内(イフタフ市)に対戦車ミサイル複数発を発射しようとした破壊分子セルを攻撃した。また、航空機により、シュロミ市北の境界線に設置されている有志鉄線に近づこうとした破壊分子を攻撃した。

午前11時27分、レバノン山地からイスラエル領内を砲撃しようとした破壊分子セル2つを攻撃するとともに、ヒズブッラーの偵察拠点1ヶ所を破壊した。

午後3時18分、戦闘機複数が、レバノン領内からの砲撃への報復として、ヒズブッラーの複数の標的を爆撃するとともに、ヒズブッラーが使用しているテロインフラ、武器弾薬庫、拠点などを戦車などで攻撃した。

AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Qanat al-Manar, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。

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レバノンのヒズブッラーのナスルッラー書記長はビデオ演説を行うなか、イスラエル軍のレバノン南部への攻撃続く(2023年11月3日)

レバノンのヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は、首都ベイルート郊外のダーヒヤ地区に集まった支持者らを前にビデオ演説を行った。

演説での主な発言は以下の通り。

レバノンへの攻撃や先制作戦の実行を考えている敵に対して、我々は言いたい。それはレバノン建国以降、史上最大の愚行になる、と。

あらゆる選択肢が用意されており、いつでもそれに訴えることができる…。両国境界地帯での戦闘は、これまでのような規模にとどまるることはない。

我々が戦闘に参加すると発表するつもりだと言う人もいた。だが、我々は10月8日からすでに戦闘に参加している。

敵であるシオニストに対し、民間人を標的とした攻撃を強行しないよう警告する。攻撃を強硬すれば、「民間には民間を」のルールに従うことになる。

南部戦線での事態の進展は、ガザ地区での事態の経過や進展、そしてレバノンに対するシオニストの敵の行動に関連している。

レバノンの前線で今起きていることは、7月戦争(2006年のレバノン紛争)の時にすら起きていなかったような事態だ…。我が国の前線で起きていることはきわめて重要で、多方面に影響を与え得る。

とはいえ、我々は妥協するつもりはない…。我々の前線で起きていることは大したことないと考える者もいるだろうが、客観的に見れば、それが非常に重要で大きな意味を持っていることが分かるはずだ。

地中海における米国艦隊に我々は怯えていない。我々は我々を脅迫する艦隊に対抗する用意がある。地域戦争を阻止したい者は、ガザ地区への侵略を直ちに止めなければならない。

お前たち米国人は、ガザ侵略を止めることができる。それはそれはお前たちの侵略だからだ。

この偉大で祝福された戦い(「アクサーの大洪水」作戦)の決定は、100%パレスチナ側によるものだ…。これは純粋にパレスチナの戦闘であり、地域や国際的な問題とは何の関係もない。

イランはレバノンとパレスチナでの抵抗運動支持を公言しているが、両国に対していかなる覇権も行使していない。

我々が自らの責任を果たし、立ち直り、忍耐を続けることで、確実な勝利が得られるだろう。ガザ地区もパレスチナも勝利し、我々は間もなくそれを祝うために集まるだろう。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前10時42分、前日に破壊分子セルを粛清、ヒズブッラーのインフラを破壊するとともに、夜間にイスラエル領内に対戦車ミサイルを発射しようとした破壊分子セルに攻撃を加えた。また、ルース山の陣地を攻撃した無人航空機(ドローン)1機を撃墜した際にイスラエル軍兵士1人が負傷した。

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ナハールネット(11月3日付)によると、イスラエル軍はレバノン南部のクーズィフ村、ラーミヤ村、ヤールーン村、アイター・シャアブ村(いずれもナバティーヤ県ビント・ジュバイル郡)一帯を砲撃した。

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AFP(11月3日付)は、10月8日以降のレバノン南部とイスラエル北部での戦闘でレバノン人の死者が71人に達していると伝えた。

AFP, November 3, 2023、ANHA, November 3, 2023、‘Inab Baladi, November 3, 2023、Naharnet, November 3, 2023、Qanat al-Manar, November 3, 2023、Reuters, November 3, 2023、SANA, November 3, 2023、SOHR, November 3, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

『ウォールストリート・ジャーナル』とCNNは、アサド大統領がレバノンのヒズブッラーへの防空システム供与に同意、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ社が供与したと伝える(2023年11月2日)

『ウォールストリート・ジャーナル』(11月2日付)は、複数の諜報関係者の話として、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ社がレバノンのヒズブッラーに防空システムを供与したと伝えた。

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CNN(11月2日付)は、諜報に詳しい関係者2人からの情報として、シリアのアサド大統領がレバノンのヒズブッラーに対して、ロシア製のミサイル防衛システムを提供することに同意したと伝えた。

この関係者によると、シリアで活動する民間軍事会社のワグネル・グループ社が、ロシア製のSA-22地対空ミサイル・システムの引き渡しを委ねられたが、すでに引き渡しが行われたのか、いつ頃引き渡しが行われるかについては明らかにしなかった。

AFP, November 3, 2023、ANHA, November 3, 2023、CNN, November 2, 2023、‘Inab Baladi, November 3, 2023、Reuters, November 3, 2023、SANA, November 3, 2023、SOHR, November 3, 2023、The Wall Street Journal, November 2, 2023などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーのナスルッラー書記長の演説を翌日に控えて、レバノン南部・イスラエル北部で激しい戦闘:ハマースの武装組織もイスラエル北部を砲撃(2023年11月2日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前11時50分、アッバード陣地にあるスパイ・システムを攻撃し、直接の被害を与えた。

午後、イスラエル占領下のシャブアー農場(ナバティーヤ県マルジャアユーン郡)にあるザブディーン兵舎のイスラエル軍大隊司令部を、大量の爆発物を搭載した攻撃型の無人航空機(ドローン)2機で攻撃し、兵舎内の複数の標的に損害を与えた。

午後3時30分、マルジュ陣地、マーリキーヤ陣地、ジャル・ダイル陣地、ナークーラ岬沖の標的、ヒルバト・ザルイート陣地、ダヒーラ陣地など19の標的をミサイル、迫撃砲などで同時攻撃し、直接の被害を与えた。

深夜、イスラエル北部(マーリキーヤ陣地、フーニーン兵舎)上空を飛行中のイスラエル軍の無人航空機(ドローン)1機を地対空ミサイルで攻撃、破壊した。

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レバノンで活動するハマースの武装組織カッサーブ大隊は声明を出し、イスラエル北部のキリヤット・シュモナ市およびその周辺にロケット弾12発を撃ち込んだと発表した。

マナール・チャンネル(11月2日付)が伝えた。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前10時20分、イスラエル軍ゴラニ旅団と砲兵部隊が対戦車ミサイルを発射した破壊分子グループと数時間にわたって交戦する一方、航空機複数が爆撃を実施し、破壊分子数十人を殲滅した。

午後12時4分、イスラエル北部に対するヒズブッラーのミサイル攻撃、砲撃、ロケット弾攻撃に対して、イスラエル軍はヘルモン山、ルース山一帯の発射地点を砲撃した。また、イスラエル軍の無人航空機(ドローン)に地対空ミサイルが発射された。

午後1時56分、レバノン領内から対戦車ミサイルを発射したセル、陣地2ヶ所を爆撃した。

午後7時55分、レバノン領内からのロケット弾攻撃への報復として、ヒズブッラーの軍事的標的複数ヶ所を爆撃した。

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イスラエル軍はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/IDF/)で以下の通り発表した。

午後6時17分、1時間以上前に多数のロケット弾がレバノンからイスラエル領内に発射されたことを特定、イスラエル軍がレバノン領内のヒズブッラーの標的複数ヶ所を爆撃。

午後9時37分、シリアに駐留していた「イランのイマーム・フサインの民兵」がヒズブッラーを支援するためレバノン南部に展開した。


AFP, November 2, 2023、ANHA, November 2, 2023、‘Inab Baladi, November 2, 2023、Qanat al-Manar, November 2, 2023、Reuters, November 2, 2023、SANA, November 2, 2023、SOHR, November 2, 2023などをもとに作成。

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