イスラエル軍はレバノン南部で乗用車を砲撃、これにより祖母と孫娘3人が死亡、娘らの母親が負傷(2023年11月5日)

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は、レバノン南部・イスラエル北部での戦況について以下の通り声明を出した。

午前11時20分、アヴィヴィム兵舎、ジャル・アラーム陣地をミサイルなどで攻撃した。

午前12時20分、ミスカーフ・アーム陣地をミサイルなどで攻撃し、技術設備の一部を破壊した。

午後1時20分、バイヤード・ブライダー陣地で軍用車両を攻撃し、乗組員を殺傷した。

午後2時10分、バイヤード・ブライダー陣地に集結するイスラエル軍部隊を攻撃し、確実な損害を与えた。

午後、ザヒーラ陣地をミサイルなどで攻撃し、確実な損害を与えた。

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マナール・チャンネル(11月3日付)などによると、イスラエル軍はアイタルーン村・アイナーター村(いずれもナバティーヤ県ビント・ジュベイル郡)間で乗用車を砲撃し、祖母と孫娘3人が死亡、娘らの母親が負傷した。

この攻撃に関して、アブドゥッラー・ブーハビーブ外務大臣は、11月6日に国連安保理に非難の書簡を提出すると発表した。

レバノンのヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は午後7時20分、キリヤット・シュモナ市を報復としてBM-21自走多連装ロケット・システムで攻撃したと発表した。

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イスラエル軍のアヴィハイ・アドライ報道官はX(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/avichayadraee)で以下の通り発表した。

午前0時30分、レバノンからイスラエル領のナークーラ岬地域に砲撃を試みた破壊分子セルを爆撃した。爆撃に際して、車2台が同地に到達したことが確認されたが、爆撃は車ではなくセルを標的とした。

午後1時56分、アイアン・ドーム防空システムで、イスラエル領内に侵入しようとした無人航空機(ドローン)1機をレバノン領空で迎撃した。また、レバノン領からアヴィヴィム市、マーリキーヤ陣地に対して多数の対戦車ミサイルが撃ち込まれたことを確認、これを迎撃した。

午後8時4分、軍陣地や住宅地へのヒズブッラーによる無差別な攻撃により、市民1人が死亡した。


AFP, November 5, 2023、ANHA, November 5, 2023、‘Inab Baladi, November 5, 2023、Qanat al-Manar, November 5, 2023、Reuters, November 5, 2023、SANA, November 5, 2023、SOHR, November 5, 2023などをもとに作成。

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