Daily Archives: 2021年2月1日

プライス米国務省報道官はトルコ占領下のアレッポ県内で相次ぐ爆破事件を「テロ攻撃」と非難(2021年2月1日)

ネッド・プライス米国務省報道官は報道声明を出し、トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市、バーブ市、アフリーン市で相次いでいる爆破事件に関して、「テロ攻撃」の犠牲者に弔意を示すとしたうえで、「こうした攻撃を深く警戒している」 … Read More

シリア人権監視団が1月の国内の戦闘での死者を発表:547人のうち民間人は145人、シリア軍兵士は106人(2021年2月1日)

シリア人権監視団は、2021年1月のシリア国内での戦闘による死者が547人を記録したと発表した。 内訳は以下の通り: 民間人145人(うち18歳未満の子供37人、18歳以上の女性19人) シリア軍の砲撃、拷問による死者: … Read More

ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の「イランの民兵」の石油精製センターが所属不明の航空機の爆撃で爆発か?(2021年2月1日)

ダイル・ザウル県では、ムドゥン(2月1日付)によると、所属不明の無人航空機複数機が飛来、その直後にシリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊の砂漠地帯にある石油精製センター2カ所で爆発が発生した。 同サイトによると、同地 … Read More

ダイル・ザウル県スブハ村でダーイシュと思われる武装集団がアサーイシュ隊員1人を殺害(2021年2月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村で、ダーイシュ(イスラーム国)と思われる武装集団が内務治安部隊(アサーイシュ)の隊員を銃で撃ち、殺害した。 AFP, Februar … Read More

トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2021年2月1日)

ラッカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。 AFP, Febr … Read More

レバノンのヒズブッラーがイスラエル軍のドローンを撃破(2021年2月1日)

レバノンのヒズブッラーが運営するマナール・チャンネル(2月1日付)は、ヒズブッラーが主導するレバノン国民抵抗が、南部県ブリーダー村郊外でイスラエル軍の無人航空機(ドローン)を撃破したと伝えた。 AFP, February … Read More

ハサカ市でシリア民主軍の包囲に対する抗議デモの強制排除中に銃殺された犠牲者の葬儀が行われる(2021年2月1日)

ハサカ県では、SANA(2月1日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市では、同市とカーミシュリー市のシリア政府支配地域(治安厳戒地区)に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の包囲に … Read More

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で82人、北・東シリア自治局支配地域で14人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で9人(2021年2月1日)

保健省は政府支配地域で新たに82人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者48人が完治し、5人が死亡したと発表した。 これにより、2月1日現在の同地での感染者数は計14,096人、うち死亡したのは926人、回復 … Read More

アレッポ県西部でシリア軍と「決戦」作戦司令室が交戦(2021年2月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍と「決戦」作戦司令室が砲撃戦を行い、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるタカード村、カフル・ヌーラーン村、カフル・アンマ村を砲撃した。 … Read More

ロシア難民受入移送居住センター:難民69人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,731人に(2021年2月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月1日付)を公開し、1月31日に難民69人(うち女性20人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。 このうちレバノンから帰国したのは難民69人(う … Read More

最新論考 青山弘之「シリア:「常態化した非常時」から「実体化した非常時」へ」(CMEPS-J.net Report No. 53)

第1節 弱い国家と社会の関係 シリア内戦のイメージ 2010年末から始まった「アラブの春」と呼ばれる一大政治変動は、20世紀半ばに領域主権国家群が成立して以降、もっとも深刻な混乱を中東にもたらしたと言っても過言ではない。 … Read More