ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、サッバーグ外務在外居住者大臣と会談(2024年11月24日)

ゲイル・ペデルセン・シリア問題担当国連特別代表がシリアを訪問し、バッサーム・サッバーグ外務在外居住者大臣と会談した。

会談では、イスラエルのレバノンおよびシリアへの攻撃によって地域情勢の緊張が高まり、多数の避難民がレバノンからシリアに押し寄せていることについて議論がなされた。

これに関して、サッバーグ外務在外居住者大臣は、シリア政府による緊急人道状況に対応するための支援措置について紹介、国連がシリア領内に対して繰り返されるイスラエルの攻撃を停止するための責任を果たし、シリア政府による人道対応措置を支援するよう強調した。

これに対して、ペデルセン特別代表は、シリアの取り組みに歓迎の意を示すとともに、主権、領土の一体性、領土保全を尊重すると述べた。

SANA(11月24日付)が伝えた。

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『ワタン』(11月24日付)はフェイスブックで、シリア政府に近い複数の匿名筋の話として、制憲委員会(憲法制定委員会)は、ロシアがジュネーブでの開催を求める一方、反体制派と米国がこれを拒否し続けているなかで、延期が続くと伝えた。