シリア民主軍のアブディー総司令官は、アレッポ市アシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区から殉教者、負傷者、民間人、戦闘員を北・東シリア地域に移送するための合意に達したと発表、移送が行われる(2026年1月11日)

シリア民主軍は、フェイスブックを通じて、マズルーム・アブディー総司令官の声明を発表した。

声明の内容は以下の通り:

アレッポの住民に対する攻撃および侵害行為を停止させるための国際的な仲介のもと、我々は停戦の実現と、殉教者、負傷者、足止めされている民間人、ならびに戦闘員を、アシュラフィーヤ地区およびシャイフ・マクスード地区から北・東シリア地域へ安全に退避させることを可能にする合意に到達した。
我々は、仲介者に対し、侵害行為の停止に関する約束を遵守し、避難を余儀なくされた人々が自宅へ安全に帰還できるよう取り組むことを求める。
シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤの抵抗者たち、その殉教者、仲間たち、家族、そして踏みとどまった住民と民間人に対し、深い敬意と称賛の挨拶を送る。
我々は、殉教者の家族と人民に哀悼の意を表すると同時に、負傷者の一日も早い回復を祈る。

**

北・東シリア地域民主自治局は、フェイスブックを通じて声明を発表し、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区での内務治安部隊(アサーイシュ)と住民の抵抗を称賛、国際機関、人権機関、人道機関に対して、犯罪行為の再発を防止するための国際部隊の展開を求めた。

また、フェイスブックを通じて別の声明を発表し、同様の主張を行った。

さらに、同自治局の女性調整局もフェイスブックを通じて同様の声明を発表した。

**

ANHAによると、民主イスラーム会議、スィタール大会、保健評議会は声明を発表し、シャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイドの各地区での移行期政権による犯罪と虐殺を糾弾した。

ANHAによると、ダイル・ザウル県の住民らも共同声明を発表し、シャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイドの各地区での移行期政権による虐殺を非難した。

ANHAによると、北・東シリア・アルメニア連合もシャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイドの各地区での移行期政権による虐殺を非難、加害者の処罰を要求した。

**

北・東シリア地域民主自治局のシャイフ・マクスード内務治安部隊(アサーイシュ)は、シリア民主軍のフェイスブックを通じて声明を発表し、「虐殺の発生を防ぎ、負傷者、民間人、女性、子どもたちを病院から安全に退避させ、安全な地域へ移送するために部分的停戦が宣言された」としたうえで、同部隊が停戦に臨んだと発表、また今後もあらゆる手段と方法をもって抵抗と闘争を継続すると強調した。

**

アサーイシュはまた、シリア民主軍(フェイスブック)を通じて、アシュラフィーヤ、シャイフ・マクスード両地区での抵抗にあたっていた総司令部のズィヤード・ハラブ氏が1月10日に殉死したと発表、哀悼の意を示した。

**

一方、SANAは、シリア民主軍の自爆型無人航空機がアレッポ市上空を飛行していると伝えた。

**

SANAによると、シャイフ・マクスード地区からシリア民主軍の最後の残留部隊を北・東シリア地域に輸送するバスが出発した。

ANHAによると、シャイフ・マクスード、アシュラフィーヤ、バニー・ザイド各地区に対する移行期政権の部隊の攻撃で負傷したアサーイシュの隊員がラッカ県タブカ市に移送され、病院に収容された。

ANHAによると、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区に居住していたジャジーラ地区住民を乗せた車列がハサカ県のハサカ市に到着した。

ANHAによると、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区の負傷者35人がハサカ市に到着した。

ANHAによると、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区の負傷者46人がラッカ県ラッカ市に得着、病院に収容された。

ANHAによると、クルド赤新月社はシャイフ・マクスード地区から約100人の負傷者を避難させたと発表した。
ANHAによると、シャイフ・マクスードおよびアシュラフィーヤ両地区の住民数千人と両地区に居住していたアレッポ県アフリーン郡からの避難民やロジャヴァ大学の学生らがハサカ県のカーミシュリー市に到着した。

(C)青山弘之 All rights reserved.