ロシア難民受入移送居住センター:レバノンから257人、ヨルダンから709人の難民が帰国、避難民250人が帰宅(2018年11月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月18日付)を公開し、11月17日に難民966人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは257人(うち女性77人、子供131人)、ヨルダンから帰国したのは709人(うち女性213人、子供362人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は42,077人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者25,168人(ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者16,909人(ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日に帰国した難民の数は 271,357人(うち女性81,412人、子供138,299人)となった。

なお、45カ国で難民登録したシリア人の数は6,647,614人(うち女性1,994,284人、子供3,390,283人)。

一方、国内避難民250人が新たに帰宅した。

うち東グータ地方に帰宅したのは25人(うち女性11人、子供5人)、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダイル・ザウル県、ダマスカス郊外県に帰宅したのは225人(うち女性73人、子供116人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2018年1月以降に帰宅した国内避難民の数は167,579人(うち女性50,968人、子供84,417人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,249,941人(うち女性375,966人、子供636,800人)となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を8件(アレッポ県2件、ラタキア県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, November 18, 2018をもとに作成。

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