ヒムス中央刑務所とハマー中央刑務所の収監者700人以上が釈放を求めてハンストを開始(2015年6月16日)

『ハヤート』(6月19日付)は、ヒムス中央刑務所とハマー中央刑務所の収監者700人以上が、16日から釈放を求めてハンストを開始したと伝えた。

AFP, June 18, 2015、AP, June 18, 2015、ARA News, June 18, 2015、Champress, June 18, 2015、al-Hayat, June 19, 2015、Iraqi News, June 18, 2015、Kull-na Shuraka’, June 18, 2015、al-Mada Press, June 18, 2015、Naharnet, June 18, 2015、NNA, June 18, 2015、Reuters, June 18, 2015、SANA, June 18, 2015、UPI, June 18, 2015などをもとに作成。

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YPGはタッル・アブヤド市での「革命旗」(委任統治領シリアの国旗)の掲揚を禁止(2015年6月16 日)

クッルナー・シュラカー(6月17日付)は、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ラッカ県タッル・アブヤド市内での「革命旗」(委任統治領シリアの旗)の掲揚を禁止することを決定、発布したと伝えた。

トルコ国境に位置するダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点だったタッル・アブヤド市は、15日に人民防衛隊主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室によって完全制圧され、タッル・アブヤド国境検問所などには「革命旗」が掲揚されていた。

AFP, June 17, 2015、AP, June 17, 2015、ARA News, June 17, 2015、Champress, June 17, 2015、al-Hayat, June 18, 2015、Iraqi News, June 17, 2015、Kull-na Shuraka’, June 17, 2015、al-Mada Press, June 17, 2015、Naharnet, June 17, 2015、NNA, June 17, 2015、Reuters, June 17, 2015、SANA, June 17, 2015、UPI, June 17, 2015などをもとに作成。

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アカイディー・アレッポ革命軍事評議会(自由シリア軍)前議長「YPGが民族浄化を行っている確たる証拠があれば、私は彼らとの戦闘の最前線に立つ」(2015年6月16日)

アレッポ革命軍事評議会(自由シリア軍)前議長で独自の武装部隊を率いるアブドゥルジャッバール・アカイディー大佐はフェイスブックを通じて声明を出し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がタッル・アブヤド市一帯などで「民族浄化」を行っているとするトルコ政府、ジハード主義武装集団・アル=カーイダ系武装集団、シリア革命反体制勢力国民連立などの批判に関して、「民主統一党(西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党)と人民防衛隊が組織として民族浄化に関与しているとの証拠があれば…、私は自由シリア人とともに、彼らとの戦闘の最前線に立つだろう」と発表した。

アカイディー大佐は、2014年10月、トルコのミュルシトプナル市からアイン・アラブ市に進軍、人民防衛隊と連携して、ダーイシュと交戦、その後、2015年4月にミュルシトプナル国境通行所を経由して、トルコに撤退したと報じられていた。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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トルコ外相「シリア政府、ダーイシュ、YPG…、彼らはいずれも民間人を弾圧している」(2015年6月16日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、トルコ国境に位置するダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つタッル・アブヤド市(ラッカ県)を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が有志連合の航空支援を受けて制圧したことに関して、「人民防衛隊は民間人を弾圧している」と述べた。

チャヴシュオール外務大臣は、サウジアラビアに向かう途上、TRT(6月16日付)に対して以下のように述べた。

「ダーイシュは、攻撃を行い、逮捕した人々を殺している。クルド人戦闘員は一部の地域を制圧し、そこで暮らしていた人々を避難生活へと追いやった…。誰が来ようと関係ない。シリア政府、ダーイシュ、人民保護部隊…、彼らはいずれも民間人を弾圧している」。

また、ブレント・アリンジュ内閣報道官は「砲撃を受けている地域の住民は、ダーイシュから受けていたのと同じく、民主統一党と人民保護部隊からの民族浄化に曝されている」と発言した。

同様の発言は、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍など15のジハード主義組織・アル=カイーダ系組織が共同声明(15日)を通じて行っているほか、シリア革命反体制勢力国民連立のサリーム・イドリース暫定政府国防大臣もラジオ番組でのインタビュー(13日)で述べている。

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米国防総省報道官は、「クルド人部隊がもしトルクメン人とシリア人を強制移住させているのであれば、それは受け入れられない」と述べ、事態を注視していくとの意思を示した。

また、駐シリア米大使館はツイッターで、強制移住や民族浄化に関するトルコ政府やジハード主義武装集団の発言について、ダーイシュとの戦闘で避難民が生じた(だけ)との見方を示した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、June 17, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)で国防隊と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュが交戦(2015年6月16日)

ハサカ県では、ARA News(6月16日付)によると、カーミシュリー市内で早朝、国防隊隊員と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ隊員が衝突、交戦した。

衝突は、国防隊が民主統一党の支持者1人を逮捕したことに端を発し、アサーイシュが報復として国防隊隊員約20人を拘束したことで激化し、撃ち合いになったという。

両者の戦闘の末、アサーイシュはカーミシュリー市内の旧軍事情報局ビル、通信局ビル、カーミシュリー市役所駐車場、鉄道駅など政府関連の施設複数カ所を占拠、最終的には、政府当局が、拘置していた逮捕者複数名を釈放、またアサーイシュも拘束していたシリア治安当局関係者を釈放したという。

なお、クッルナー・シュラカー(6月17日付)によると、両者の戦闘は、タイイ部族の若者らからなる国防隊が、西クルディスタン移行期民政局が定めた徴兵義務に応じるよう求めて、若者たちを拘束したことに端を発していたという。

カーミシュリー市の主要拠点を制圧したアサーイシュはまた、カーミシュリー市南西部のアラーヤ刑務所付近で、ハサカ県の国防隊創設者でタイイ部族長のムハンマド・ファーリス氏ら士官2人を逮捕したという。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、June 17, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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シリア・レバノン国境でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がダーイシュ(イスラーム国)との交戦(2015年6月16日)

ダマスカス郊外県では、SANA(6月16日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)の支援を受け、カラムーン地方ジャラージール町無人地帯のラアス・クーシュ丘、カルナト・ラアス・サアバ一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるシャーイル・ガス採掘所一帯、タドムル市各所をシリア軍が空爆した。

またウンム・タバービール村近郊を通りガス・パイプラインを武装集団が爆破した。

一方、複数のメディアは、「虎」の愛称で知られるシリア軍のスハイル・ハサン大佐の「右腕」とされるムハンマド・クルスーム氏が死亡したと伝えた。

クルスーム氏は、10日ほど前にジャズル・ガス採掘所一帯でのダーイシュとの戦闘中に頭を撃たれ、重傷を負っていた。

Kull-na Shuraka', June 16, 2015
Kull-na Shuraka’, June 16, 2015

他方、SANA(6月16日付)によると、シャーイル・ガス採掘所一帯、ワーディー・ダッラージュ、ナスラーニー山、フナイフィース村、ジバーブ・ハマド村、タドムリーヤ村、ウンム・タバービール村をシリア軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部でダーイシュ(イスラーム国)とジハード主義武装集団の戦闘続く(2015年6月16日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(6月16日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マーリア市南部の戦略的要衝ウンム・フーシュ村に対して自爆攻撃などを行い、制圧を試みたが、「革命家」たちの武装部隊の抵抗を受け、撤退した。

これに関して、シリア人権監視団は、ダーイシュがウンム・フーシュ村で自爆攻撃などを行い、ジハード主義武装集団戦闘員ら10人が死亡した、と発表した。

アレッポ県北部のマーリア市一帯では、ダーイシュの進軍を受け、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、イスラーム軍、シャーム戦線、シャーム革命家大隊などが抵抗を続けている。

なお、このうちヌスラ戦線を除くジハード主義武装集団らは「ハワーリジュ派前衛撃破」合同作戦司令室を設置し、アレッポ県北部でダーイシュと交戦しているという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州が、イスラーム軍幹部だとされる男性を斬首処刑した。

この男性は、イスラーム軍の武器弾薬庫の管理担当者で、東カラムーン地方で拘束された際、弾薬・装備を所持していたという。

男性はオレンジ色の囚人服を着せられ、ナイフで首を斬られて、処刑されたという。

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米中央軍(CENTCOM)は、6月16日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して11回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回におよび、ハサカ市近郊(2回)、アレッポ市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Durar al-Shamiya, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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反体制派が首都ダマスカス各所を迫撃砲で「無差別」に攻撃し、住民7人が死亡(2015年6月16日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、マズアラ地区(ロシア大使館所在地)、マーリキー地区、ジャーヒズ公園(日本語補習校近く)一帯、マッザ区などに反体制武装集団が迫撃砲で攻撃を行い、子供を含む住民7人が死亡した。

着弾した迫撃砲弾は10発以上に及んだという。

これに対して、シリア軍がジャウバル区各所を空爆した。

ARA News, June 16, 2015
ARA News, June 16, 2015

一方、SANA(6月16日付)によると、アンサール・イスラーム戦線のアブー・リダー・トゥルクマーニー司令官がタダームン区での国防軍との戦闘で死亡した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、アリーハー市各所をシリア軍が空爆し、子供4人と女性2人を含む7人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原のズィヤーラ町でファトフ軍がシリア軍と交戦した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ムシュリファ村、中カスタル村、ウカイリバート町、ウンム・マイヤール村、ムーリク市北部および東部郊外、ラターミナ町、アトシャーン村、スカイク丘、ラフジャーン村、サルバー村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザーキヤ町・ハーン・シャイフ・キャンプ間の街道を砲撃した。

また、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、5月末にタッル・クルディー町郊外での戦闘で拘束した国防隊「ワファー軍」のハーリド・ダイリー司令官を処刑した。

一方、ダマスカス郊外県では、SANA(6月16日付)によると、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯、マガル・ミール村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、サアラ航空基地攻略に失敗したジハード主義武装集団(自由シリア軍南部戦線)が県南部でシリア軍と交戦、空軍情報部スワイダー支部長のルワイユ・サーリム准将を含む9人が死亡した。

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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区北部でシリア軍とヌールッディーン・ザンキー運動などが交戦、後者が同地区の複数のビルを制圧した。

一方、SANA(6月16日付)によると、マンスーラ村、マイーズィーラ村、アレッポ市ライラムーン地区、バニー・ザイド地区、ブスターン・バーシャー地区、シャッアール地区、旧市街、マアーディー地区、アンサーリー地区、カルム・ジャバル地区、シャイフ・サイード地区、フィルドゥース地区、スッカリー地区、ブスターン・カスル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、クッルナー・シュラカー(6月16日付)によると、ハラムーン軍を名乗る武装集団が、シャイフ山(ヘルモン山)に近いハムル丘一帯を制圧した。

一方、SANA(6月16日付)によると、ハムル丘とバイト・ジン村(ダマスカス郊外県)間の街道、ナブア・サフル村、ハミーディーヤ村、ジャバーター・ハシャブ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(6月16日付)によると、タッル・サラムー村、アブー・ズフール町をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マストゥーマ村、ブサンクール村、アリーハー市、バズィート村、ムシュミシャーン村で反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(6月16日付)によると、カトフ・ルンマーン村、サルマー町、キンサッバー町、トゥウーマ村、ワーディー村、カビール村、フルワ村、トゥッファーヒーヤ村、ワーディー・シャイハーンで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(6月16日付)によると、ガントゥー市をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(6月16日付)によると、シリア軍がブスラー・シャーム市内でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を攻撃し、戦闘員100人以上を殲滅した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が西ガーリヤ村の学校(コーラン暗誦学校)を空爆し、子供13人を含む16人が死亡した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、June 18, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がアレッポ市での反体制派による「無差別」攻撃(15日)を非難、アサド大統領と協議継続で合意(2015年6月16日)

シリアを訪問中のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、アサド大統領と会談し、SANA(6月16日付)によると、ジュネーブ3会議に向けた個別折衝の進捗などについて協議し、シリアの危機を政治的に解決するための協議を継続することで合意した。

会談ではまた、15日にアレッポ市で発生した反体制武装集団による「無差別」砲撃についても意見が交わされたという。

SANAによると、アサド大統領は会談で、テロリストが行う犯罪に沈黙することは、テロの継続を奨励することにつながると指摘、世界全体がテロの脅威を意識し、テロリストへの資金・武器援助、戦闘員の移動、そして関連する国連安保理決議への違反に反対する明確な姿勢を示す必要があると強調したという。

会談には、ワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治情報補佐官、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、アフマド・アルヌース外務在外居住者省次官が同席した。

SANA, June 16, 2015
SANA, June 16, 2015

 

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表の事務局は、代表とアサド大統領の会談に先立って声明を出し、15日に反体制武装集団がアレッポ市各所に対して行った砲撃を「無差別攻撃」としたうえで、「反体制武装集団による民間人へ攻撃は…、いかなる状況であっても正当化され得ない。すなわち、住宅地へのシリア政府による「樽爆弾」での報復を招くだろう…。いかなる政府であっても、民間人殺害という代償を回避することを期待している」と非難した。

AFP, June 16, 2015、AP, June 16, 2015、ARA News, June 16, 2015、Champress, June 16, 2015、al-Hayat, June 17, 2015、Iraqi News, June 16, 2015、Kull-na Shuraka’, June 16, 2015、al-Mada Press, June 16, 2015、Naharnet, June 16, 2015、NNA, June 16, 2015、Reuters, June 16, 2015、SANA, June 16, 2015、UPI, June 16, 2015などをもとに作成。

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