米軍主導の有志連合がシリア領内で11回の爆撃を実施(2015年12月4日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月4日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は11回、フール町近郊(3回)、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

チュニジアのマルイー女性問題担当大臣「チュニジア人女性700人がシリアのテロ集団とともにいる」(2015年12月4日)

チュニジアのサミーラ・マルイー女性問題担当大臣は、シリアで活動するテロ組織に参加、同行しているチュニジア人女性の数が700人に達している、と国会で証言した。

『ハヤート』(12月6日付)が伝えた。

AFP, December 5, 2015、AP, December 5, 2015、ARA News, December 5, 2015、Champress, December 5, 2015、al-Hayat, December 6, 2015、Iraqi News, December 5, 2015、Kull-na Shuraka’, December 5, 2015、al-Mada Press, December 5, 2015、Naharnet, December 5, 2015、NNA, December 5, 2015、Reuters, December 5, 2015、SANA, December 5, 2015、UPI, December 5, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍がヒムス県中部、アレッポ県東部でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2015年12月4日)‪

ヒムス県では、SANA(12月4日付)によると、シリア軍がタドムル市一帯、スフナ市、ヒムス市・ダイル・ザウル市街道一帯、フナイフィース村、サワーナ町、カルヤタイン市郊外山岳地帯、ヒヤール山でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ハワーリーン村郊外の検問所一帯にダーイシュ(イスラーム国)が進攻し、シリア軍との戦闘の末、同地を制圧した(未確認情報)。

ダーイシュとシリア軍の戦闘はシャーイル・ガス採掘所一帯、カルヤタイン市でも行われ、ロシア軍と思われる戦闘機がカルヤタイン市、タドムル市を空爆した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」内の拠点都市マーリア市一帯でダーイシュ(イスラーム国)と反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、アレッポ市東部郊外のナスルッラー村でダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、ダイル・ハーフィル市、シュワイリフ村、ラスム・ハルマル村、ジャルーフ村、ラスム・カルーム村北部、ウンム・ザリーラ村、タッル・アイユーブ村のダーイシュ拠点に対して空爆を実施し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、SANA(12月4日付)によると、サイダー町・キヒール村間の街道に仕掛けられた爆弾の爆発により、ヌスラ戦線のヨルダン人司令官(ダマスカス・ハウラーン地区アミール)のアブー・ジュライビーブが死亡した。

これに関して、『ハヤート』(12月5日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行を認めたと伝えた。


AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍の爆撃でアル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の事実上の統括者と目されるサウジアラビア人説教師のムハイスィニー氏が負傷(2015年12月4日)

ラタキア県では、『ハヤート』(12月5日付)、クッルナー・シュラカー(12月4日付)などによると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の事実上の統括者(ファトフ軍作戦司令室大法官(カーディー・アーンム)と目されるサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)が3日夜、トルコ国境に近い県北部(クルド山、トルクメン山一帯)に対するロシア軍の空爆で負傷した。

ロシア軍の空爆と並行して、地上では、シリア軍、国防隊、バアス大隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員が、クルド山、トルクメン山一帯でヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などと交戦した。

ムハイスィニー氏が負傷した地域は、24日にトルコがロシア軍戦闘機を撃墜した地点に近接している。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のルワイサト・ハミーダ村、カトフ・ズィヤーラ村一帯で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

Kull-na Shuraka', December 4, 2015
Kull-na Shuraka’, December 4, 2015
Kull-na Shuraka', December 4, 2015
Kull-na Shuraka’, December 4, 2015

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がティールマアッラ村を空爆し、11人が死亡した。

またシリア軍戦闘機がタルビーサ市を空爆し、子供4人を含む11人が死亡した。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍がアーミリーヤ村、ティールマアッラ村、タルビーサ市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアレッポ市西部郊外のアッラーダ村、ダイル・ジャマール村、アアザーズ市にいたる街道沿いを空爆した。

またアレッポ市南部各所では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系戦闘員が、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などのジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍はアレッポ市南部郊外のハルサ村、シャイフ・ルトフィー村、マンスーラ村、アアザーズ市一帯、アレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、ザフラー協会地区、バニー・ザイド地区でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がサラーキブ市、カフルナブル市、シャイフ・ムスタファー村、マアッラト・ハルマ村、イフスィム町、ナージヤ村を空爆した。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍が県南部のサラーム検問所近くでアジュナード・シャーム・イスラーム連合などジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がカフルヌブーダ町を空爆した。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍がムーリク市、スカイク村、ラターミナ町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャイフ・マスキーン市、フラーク市、シャイフ・サアド村、スーラ村、ブスル・ハリール市、西ムライハ村、ジャービヤ丘、インヒル市、サムリーン村、ハーミル村、タファス市に対して少なくとも20回の空爆を実施した。

シリア軍はまたハーッラ市を砲撃し、子供8人が死亡した。

一方、SANA(12月4日付)によると、シリア軍がサムリーン村、インヒル市、ズィムリーン村、タッル・シハーブ町、ダルアー市各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がジスリーン町、カフルバトナー町を空爆し、子供6人を含む35人が死亡、数十人が負傷した。

またドゥーマー市でも、シリア軍の砲撃により子供2人を含む6人が死亡した。

このほか、シリア軍はマルジュ・スルターン村一帯、ハラスター市郊外バイルーニー病院一帯への砲撃を行った。

一方、ジャイルード市の中心街で仕掛け爆弾が爆発した。

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒムス市ワアル地区で籠城する反体制武装集団が、停戦合意履行に向けて退去拒否者への対応を協議(2015年12月4日)

シリア人権監視団によると、ヒムス市ワアル地区での停戦合意の履行に関して、同地区で籠城を続ける反体制武装集団の指導者が会合を開き、合意に反対する武装集団への対応について協議した。

会合は、停戦合意の履行を監督・仲介する国連が、武装集団に対してワアル地区からの退去を希望する戦闘員の数(および退去を拒否する戦闘員の数)についての「明確な情報」を開示することを求めたことを受けた動きだという。

『ハヤート』(12月5日付)によると、ワアル地区の停戦合意では、国連監視下での戦闘員の地区外への退去、シリア政府当局が拘束中の逮捕者釈放、同地区での行政機能の回復、医療・食糧物資搬入、同地区の通行所の開放などを骨子としており、戦闘員約3,200人がヒムス県北部、ハマー県に退去することが見込まれているという。

停戦合意はまた、戦闘員の退去に関して、第1陣としてアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線のメンバーやダーイシュ(イスラーム国)支持者のハマー県、イドリブ県への退去を先行させ、そのうえでそれ以外の戦闘員を複数回にわたってハマー県北部に退去させることを規定しているという。

なお、シリア人権監視団によると、ワアル地区には45あまりの反体制武装集団が籠城を続け、そのなかの有力組織としてはアル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動、ヌスラ戦線、イスラーム聖戦大隊、ダーイシュ寄りの複数の武装集団があるという。

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍戦闘機がダマスカス郊外県のシリア軍第155旅団基地を爆撃(2015年12月4日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機複数機がダマスカス県とヒムス市を結ぶ国際幹線道路沿いのクタイファ市近郊の複数カ所を空爆した。

これに関して、ARA News(12月4日付)は、複数の活動家の話として、イスラエル軍戦闘機4機がクタイファ市郊外のシリア軍第155旅団基地を空爆し、車輌、燃料庫、拠点を破壊したと伝えた。

なお、イスラエル軍とロシア軍はシリア領内での偶発的衝突を回避するため、ホットラインを開設し情報交換を続けている。

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

西クルディスタン移行期民政局が実効支配するトルコ国境のタッル・アブヤド市にシリア軍が教練キャンプを開設か?(2015年12月4日)

ARA News(12月4日付)は、複数の反体制筋の話として、西クルディスタン移行期民政局(タッル・アブヤド地区)の実効支配下にあるラッカ県のトルコ国境の町タッル・アブヤド市に、シリア政府が新たな軍事基地を開設し、シリア軍の監督下でハサカ県、アレッポ県(アイン・アラブ市)などでのダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で敗走した国防隊の戦闘員らの再教練を行っていると伝えた。

また、タッル・アブヤド市で再教練を受ける国防隊への武器支援を目的とすると思われるロシア軍ヘリコプターがタッル・アブヤド市に2日夜に着陸したが、人民防衛隊がこうした武器供与に難色を示している、と付言した。

しかし、西クルディスタン移行期民政局(コバネ)渉外委員長のイドリース・ナアマーン氏はARA Newsに対して、シリア軍による基地開設やロシア軍の支援はないと否定した。

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍がアレッポ県などでYPGとの連携を強化するなか、米軍はYPG主体のシリア民主軍を航空支援するため、ハサカ県の農業用空港を整備(2015年12月4日)

レバノン日刊紙『アフバール』(12月4日付)は、米国が、ハサカ県ルマイラーン町近郊に、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のダーイシュ(イスラーム国)掃討戦を航空支援するための航空基地を設置する準備を進めていると伝えた。

同紙によると、首都ダマスカスやラタキアで、人民防衛隊(ライドゥーン・ハリール司令官)、シリア駐留ロシア軍、そしてシリア政府高官らが協議を重ね、米トルコ両政府がアレッポ県北部に設置合意した「安全地帯」でのシャーム戦線や、同地西部一帯でシリア民主軍と対立するシャームの民のヌスラ戦線などの武装集団へのロシア軍の空爆の方針などについての報告、意見交換がなされているという。

複数のクルド消息筋によると、ロシア軍は、人民防衛隊など現地で戦闘を続ける勢力に空爆実施を事前告知していなかったが、24日のトルコ軍によるロシア軍戦闘機撃墜事件以降、こうした連携が行われるようになったという。

また、こうした連携の一貫として、西クルディスタン移行期民政局が実効支配するアレッポ市シャイフ・マクスード地区へのロシア軍による武器・弾薬の投下などが行われたという。

一方、こうした動きとは別に、米国は約1ヶ月半前からルマイラ市近郊のハジャル丘の農業用空港(アブー・ハジャル空港)を軍用に整備するため、専門家を派遣し、全長2,500メートル、幅50メートルの滑走路拡張工事を完了しようとしているという。

この空港一帯は、人民防衛隊の主要拠点の一つで、同部隊最大規模の武器弾薬庫があるという。

AFP, December 4, 2015、al-Akhbar, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ケリー米国務長官「アサド退任はシリア政府と反体制派の協力の条件とはならない」(2015年12月4日)

ジョン・ケリー米国務長官は訪問先のギリシャの首都アテネでの記者会見で、アサド大統領が退陣せずとも、シリア政府と反体制派がダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいて協力することは可能だと述べた。

欧米諸国が支援する反体制武装勢力がダーイシュとの戦いにおいてシリア政府と協力にするにあたって、アサド大統領の退任が前提条件となるかとの問いに答えた発言で、ケリー国務長官は、アサド大統領が最終的に退任するとの確信を反体制派が得られなければ、両者の協力を達成することは「極めて困難」だとも付言した。

アサド大統領の退任の次期について、ケリー国務長官は「アサドをめぐる問題、そして(退任の)タイミングに関して、彼に未来があるか否かという点が明白なら、彼が去らねばならないかどうかは明らかでなくてよい、というのが答えだと思う」と述べた。

ロイター通信(12月4日付)が伝えた。

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ロシア軍は過去9日間で431回の爆撃を実施し、1,458カ所の標的を破壊(2015年12月4日)

ロシア国防省は、11月26日から12月4日までの9日間で、ロシア軍がシリア領内の国際テロ組織に対する空爆を431回実施し、1,458カ所の標的を破壊した、と発表した。

この期間の1日平均の出撃回数は48回で、米軍主導の有志連合の約倍の空爆を実施したことになる。

空爆は、アレッポ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県、ダイル・ザウル県、ラッカ県で実施され、ラタキア県フマイミーム航空基地に配備されているSu-30SM、Su-34などの戦闘機が、司令拠点、教練キャンプ、武器弾薬庫、壕などを破壊した。

主な戦果は以下の通り:

ヒムス県:フナイフィース村近郊の司令拠点、ルマイル山、ハズム・アブヤド村近郊、ワーディー・サーイフ
ハマー県:ムーリク市近郊の武器弾薬庫、ラターミナ町近郊
ラタキア県:カサブ町近郊の拠点、武器弾薬庫、壕
アレッポ県、ラッカ県、ダイル・ザウル県:石油搬出施設12カ所、油田および石油・ガス関連複合施設8カ所、タンクローリー170輌
アレッポ県:シャームの民のヌスラ戦線の教練キャンプ
イドリブ県:ダーイシュ(イスラーム国)の倉庫

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ドイツ連邦議会はシリア領内でのフランス軍によるダーイシュ(イスラーム国)爆撃への軍事支援を承認(2015年12月4日)

ドイツ連邦議会は、フランスによるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)掃討作戦にドイツ連邦軍が軍事支援を行うことを定めたドイツのアンゲラ・メルケル内閣の閣議決定を賛成多数(賛成445票、反対146票、棄権7票)で承認した。

AFP(12月4日付)などが伝えた。

AFP, December 4, 2015、AP, December 4, 2015、ARA News, December 4, 2015、Champress, December 4, 2015、al-Hayat, December 5, 2015、Iraqi News, December 4, 2015、Kull-na Shuraka’, December 4, 2015、al-Mada Press, December 4, 2015、Naharnet, December 4, 2015、NNA, December 4, 2015、Reuters, December 4, 2015、SANA, December 4, 2015、UPI, December 4, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.