アサド大統領がスペインのEFE通信社のインタビューに応じる「パリ連続テロ事件を受けて「戦争」を宣言したフランスのオランド政権は、それまで「テロとの戦い」を行っていなかったことになる」(2015年12月11日)

アサド大統領はスペインのEFE通信社のインタビューに応じた。

インタビュー映像は大統領府がYoutube(https://youtu.be/O8z81BRb3VU)を通じて公開、また英文全文およびアラビア語全訳はSANA(http://sana.sy/en/?p=63857http://www.sana.sy/?p=310789)が配信した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, December 11, 2015
SANA, December 11, 2015

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「シリアでの紛争勃発当初から、我々は紛争に関与するすべての当事者との対話を行うという路線を採用してきた。また我々は、世界中の様々な国によるすべてのイニシアチブに説教的に対処、対応してきた…。だから、我々は今日、反体制派と対話を行う用意がある…。しかし、それは反体制派の定義次第だ。反体制派は、この世界の誰にとっても、武装集団を意味しない。武装集団、テロリストと反体制派の間には大きな違いがある…。これまで、サウジアラビア、米国、西欧諸国はテロ組織を交渉に加えようとしてきたと見ている…。しかしこうしたことは他のどの国でも認められないと思う」。

(サウジアラビアのリヤドでの合同会合に参加した反体制派に関して)「彼らには反体制政治組織と武装集団が混ざっている。現実的な話をしよう。シリアの武装集団に関して言うと、我々は一部のグループ、組織と対話をしてきた。それは一つの理由、すなわち彼らが武器を放棄し、政府に参画するか、日常生活に戻ったからだ…。これこそがシリアにおける武装集団との唯一の対処方法だ…。いわゆる反体制政治組織について言うと…他国、すなわち外国とつながりがある限り、反体制派ではあり得ない…。もし対話を成功させたいのなら…、世界の他の国や体制ではなく、シリアに根ざした真の愛国的な反体制派に対処する必要がある」。

「(反体制派との交渉は)どの組織がテロ組織で、どれがそうでないのかを定義するまで適切とは言えない…。シリアでは、機関銃を持つ者はみなテロリストだ」。

「ワッハーブ主義組織、そしてサウジ・マネー…によって数十年にわたり人々や社会にすり込まれたイデオロギー(タクフィール主義)に対処しなければ、ダーイシュ(イスラーム国)やヌスラ戦線、あるいはそれ以外のアル=カーイダに属する組織に対処すると言っても、時間の無駄になるだけだ…。長期的に対処すべきで、ワッハーブ主義組織やサウジ・マネーが世界中のイスラーム教徒の組織に入り込まないようすべきだ…。また、短期的にはシリア、イラクのダーイシュへの対処について話さねばならない…。テロリストのながら、とりわけトルコからシリアやイラクへの流れを食い止めねばならない…。もちろん、サウジ・マネー、ワッハービー・マネー、そしてカタール・マネー、さらには武器、兵站支援がトルコを経由してテロリストに貫流するのも止めねばならない…。我々はこうした流れを止めることから始めねばならず、同時にシリア国内でシリア軍、そしてシリア軍を支援する意思のあるすべての人々がテロリストと戦わねばならない」。

「シリア国内の石油のほとんどはシリア北部産だ…。彼ら(ダーイシュ)がイラクに輸出しようとしても、イラク国中でダーイシュとの戦いが行われているので不可能だ。シリアも同じだ。レバノン…、ヨルダンは遠すぎる。ダーイシュにとっての唯一のライフラインはトルコなのだ…。サウジアラビア、トルコ、そしてカタールがダーイシュの残虐行為に関与する主要な加害者だ…。もしシリアの紛争を早期に終わらせたいのなら…、トルコ、サウジアラビア、カタールに圧力をかけることだ。そうすれば、1年以内に紛争は必ず終わるだろう」。

(シリア軍と米軍主導の有志連合が連携しているかとの問いに対して)「決してない…。だから、彼らが1年以上も空爆を続けているのに、ダーイシュは拡大しているのだ。テロリストに空からだけでは対処できない。地上で彼らに対処しなければならない。だから、ロシアがテロとの戦いに参加を開始するや、ロシア軍とシリア軍は数週間で、有志連合が1年かけてあげたよりも大きな成果を達成した…。むろん、実際のところ、有志連合は何も達成していなかった。なぜなら彼らはダーイシュを主に間接的に支援していたからだ」。

「米政権は当初から、テロリストに対してさまざまな政治的な隠蔽を行ってきた…。また米国はテロとの戦いに真剣ではないし、我々はほかの西側諸国も真剣だとは考えていない…。米国が果たしている役割はダーイシュ、過激派、テロを破壊することではなく…、オバマ大統領の言葉を借りるなら、「封じ込める」ことだ。これはどういう意味なのか? つまりは別の場所に行かせずに、動き回らせるということだ」。

「先月のパリでの銃撃事件発生後に、フランスのオランド大統領がしたことを見ると、フランスはダーイシュに対する空爆を開始し、自分たちがテロと戦う意思があると発言した。しかし、これはどういう意味なのか? 事件が起こる前に、フランスはテロとの戦いを行っていなかったということになる…。フランスの空爆はフランス国内の世論の怒りをかき消すものであり、テロと戦うものではない。テロと戦いたいのなら、銃撃を待つまでもない…。テロとの戦いとは原理原則であって、怒りを感じて行われる短期的なものではない」。

「ロシアのプーチン大統領はシリアへの軍事介入の見返りを求めていない。なぜならこれは取引ではないからだ。それは互いの国益に関係のある二国間の通常の関係に基づくものだからだ」。

(プーチン大統領から退陣を求められたかとの問いに対して)「シリア国民が大統領であって欲しいと望まなければ、即日去らねばならない…。これが私自身が依って立つ原則だ」。

「私はいかなる状況であろうとシリアを去ろうなどと考えたことはない…。しかし、答えは同じだ。それはシリア国民が支持するかどうかによる」。

「もしトルコのエルドアン大統領が、テロ支援という…自らの犯罪的な態度を改めようとするのなら、我々には何の問題もない…。我々はあらゆる支援、積極的な参加を歓迎する用意がある…。しかし、エルドアンが変わることを期待できるだろうか? できない。なぜなら、エルドアンはムスリム同胞団のイデオロギーを持つ人物であり、このイデオロギーに背くことはあり得ないからだ。彼は、国益について考えるようなプラグマティックな人間ではない。彼は自分のイデオロギーのために国益に背いている」。

「(ロシア軍のシリア空爆により)現地の情勢は良い方向に変わった。しかし、エルドアンにとって、それは自らの野望の失敗を意味した…。彼の野望とはトルコを地域におけるムスリム同胞団のハブに仕立てることで…、彼は自分の夢の最後の砦がシリアだと考えている。彼はシリアで失敗すれば、自分のキャリアが終わると考えているのだろう。だから、彼の反応(ロシア軍機撃墜)は決して賢いものではないが、彼の思考様式だけでなく、彼の本能を反映していた…。彼はまた、NATOとロシアを紛争に巻き込み、シリア情勢をさらに複雑なものにすることで、飛行禁止空域設定という自らの夢を叶え、そこにテロリストを送り込み、シリアの正統な国家の目前に「別の国」を作り出せると思っていた」。

(国外難民にメッセージはあるかとの問いに)「シリア人難民のほとんどはシリア国内の家族と連絡を取り合っている。彼らの多くはシリア政府の支持者だが、彼らはテロリストが作り出した惨状、脅威、殺戮、インフラ破壊、欧米諸国の経済制裁ゆえに去った…。彼らは事態が改善すれば、戻ってくるつもりでいるので、彼らにメッセージを送る必要はない…。しかし、もしメッセージを送るとするのであれば、それは欧州諸国政府に対してだ。彼らこそが難民をもたらし、現下の状況を作り出し、テロリストを支援し、制裁を科してきた…。だから、これらの政府がシリア国民のために行動したいというのであれば…、まず制裁を解除せよ、と言いたい。そのうえで、テロリストの流れを止めることをすべきだ」。

(テロリストを赦すつもりはあるかとの問いに)「もちろんだ。すでにそうしたことはシリアで行われている」。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領「シリア軍と連携する自由シリア軍に武器弾薬物資を供与し、支援している」(2015年12月11日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、国防省での拡大会合でシリアでの軍事作戦について言及し、先月末にロシア軍戦闘機を撃墜したトルコに暗に警告を発する一方、シリア軍と連携する「自由シリア軍」を支援していることを明らかにした。

プーチン大統領は「我が軍に何らかの煽動を再び行おうとする者に警告したい。既に我々は(シリア国内の)空軍基地およびロシア軍将兵の安全保障に関する追加措置を採択した。それは新たな航空部隊および地対空システムで強化されている…。航空隊のあらゆる行動は戦闘機の援護のもとでなされている。この上なく厳格に行動するよう命じる。ロシアの航空部隊または我々の地上インフラにとって脅威となるあらゆる標的は即時殲滅される」と述べた。

プーチン大統領はまた「正規軍(シリア軍)だけでなく、5,000人以上からなる自由シリア軍の諸部隊がヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県でテロリストに対して攻撃を行っている…。また我々は、シリア軍だけでなく彼ら(自由シリア軍)を支援し、彼らに武器、弾薬、物資を供与している」と述べた。

AFP(12月11日付)などが伝えた。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)との戦いを続けるYPGがトルコ国境近くで爆弾が仕掛けられた無人偵察機2機を撃墜(2015年12月11日)

アレッポ県では、ARA News(12月11日付)が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊消息筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊がアイン・アラブ市南部のカラ・クーザーク村、スィッリーン町で、爆弾が仕掛けられた無人偵察機2機(所属不明)を撃墜した。

またカラ・クーザーク村では、ダーイシュが攻撃を試みたが、人民防衛隊が迎撃し、戦闘員1人を殺害した。

一方、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がラスム・アッブード村、ナスルッラー村に侵攻しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

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ラッカ県では、ARA News(12月11日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市西部のヤービサ村の農作業中の住民に発砲した。

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ヒムス県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がマヒーン町およびその周辺、カルヤタイン市およびその周辺、バーリダ地区、バスィーリー村、でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(12月12日付)によると、タッル市で真理の剣大隊(自由シリア軍)司令官のアブー・マジド・ハイダル氏がダーイシュ(イスラーム国)を名乗る集団に暗殺された。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、December 12, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県、ダマスカス県ジャウバル区で攻勢強化(2015年12月11日)

ダマスカス県では、ARA News(12月11日付)によると、シリア軍が、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が籠城するジャウバル区への突入を開始した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(12月11日付)によると、シリア軍がダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市一帯を「樽爆弾」で激しく空爆し、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ビラーリーヤ村、ハラスター市農場地帯で、イスラーム軍などジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のザヌーバー村、北ヒルバト・ザヌーバー村、南ヒルバト・ザヌーバー村、カトシーヤ村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

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ラタキア県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がアティーラ山方面に侵攻しようとしたシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を撃退した。

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イドリブ県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がラターミナ町、マアッラト・ヌウマーン市西部でファトフ軍の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(12月12日付)によると、ロシア軍がカサービーヤ村を空爆し、住民6人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がガズラーン農場北部、スーラ村、フラーク市、ダルアー市旧税関地区一帯、マンシヤ地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、December 12, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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米トルコがアレッポ県北部に設置合意した「安全保障地帯」でシャーム戦線とダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線とYPGがそれぞれ交戦(2015年12月11日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月11日付)によると、シャーム戦線がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるハムザート村(米トルコ政府が設置合意した「安全地帯」内のカフラ村近郊)を攻撃、同村を奪還した。

これに対して、ダーイシュはジャーズィル村にあるシャーム戦線本部を車爆弾で攻撃し、戦線の中央司令部の「アブー・ハサン」司令官を殺害した。

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アレッポ県では、ARA News(12月11日付)によると、米トルコが設置合意した北部の「安全地帯」の西側に位置するバヌー村で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とシャームの民のヌスラ戦線が交戦し、ヌスラ戦線戦闘員1人が死亡した。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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リヤドでの合同会議で新設されたシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会が「シリアの友連絡グループ」高官と会談(2015年12月11日)

『ハヤート』(12月12日付)によると、サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派合同会合(8~10日)で新設されたシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会に、ビジネスマンのワリード・ズウビー氏が加わり、委員メンバーが34人となった。

最高交渉委員会メンバーは、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のラビーブ・ナッハース氏を除く33人がリヤドで「シリアの友連絡グループ」を構成する米英仏などの高官と会談し、合同会合での閉幕声明の内容やシリア政府との今後の交渉の方針などについて意見を交わしたという。

「シリアの友連絡グループ」代表はまた、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表とも会談し、合同会合の結果などについて意見を交わした。

アブドゥルアズィーズ代表はこの会談で、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党やロシアで活動する変革解放人民戦線の代表が不参加に対処すべきだと述べたという。

『ハヤート』(12月11日付)は、シリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための委員会が30人から構成され、その内訳は、反体制武装集団メンバー10人、シリア革命反体制勢力国民連立メンバー9人、民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバー5人、無所属6人と報じていた。

だが、『ハヤート』(12月12日付)によると、最高交渉委員会メンバーは、反体制武装集団メンバー11人、シリア革命反体制勢力国民連立メンバー9人、民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバー5人、無所属9人だという。

なお、リヤドでの合同会議の議長を務めたサウジアラビアの湾岸研究センター代表のアブドズルアズィーズ・サクル氏は10日、合同会合を総会に、またシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会を執行部に改組して常設機関化し、リヤドに本部を設置することを提言している。

しかし、トルコのイスタンブールで活動し、欧米諸国から「シリア国民の唯一の正統な代表」としての地位を付与されているシリア革命反体制勢力国民連立は、リヤドでの合同会合の常設機関化が、自らに代わる「代表」組織になることを懸念しているという。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年12月11日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月11日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(4回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 12, 2015などをもとに作成。

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