トルコ軍はハサカ領内の進駐部隊の規模を縮小(2015年12月25日)

ハサカ県では、ARA News(12月25日付)によると、23日にマアバダ町(カルキールキー)近郊に侵入、国境から100メートルの位置するカリー・アフリートキー丘に展開していたトルコ軍が装甲車1輌を含む車輌2輌と兵士9人を残して撤退した。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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シリア政府との停戦合意に基づき、ダーイシュ(イスラーム国)メンバーら3,600人がダマスカス県南部から、ヌスラ戦線メンバー200人強がダルアー県から退去開始(2015年12月25日)

『ハヤート』(12月26日付)などによると、ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ一帯)、カダム区で籠城を続けてきたダーイシュ(イスラーム国)を名乗る反体制武装集団メンバーが、シリア政府との間で交わした停戦合意に基づき、退去希望者約4,000人の退去が始まった。

シリア人権監視団(12月26日付)によると、シリア政府との停戦合意を拒否する戦闘員および民間人3,620人が退去を予定しており、うちダーイシュのメンバーは2,090人、残る1,500人強はシャームの民のヌスラ戦線などのメンバー・支持者だという。

また『ハヤート』(12月26日付)も、シリア政府筋の話として、退去予定者の数が3,567人ほどで、うち1,000人が戦闘員で、そのほとんどがダーイシュ・メンバーだと伝えた。

退去予定者のなかにはヌスラ戦線などほかの武装集団のメンバーも含まれているという。

また、退去予定者を搬送するための大型旅客バス台が、シリア軍部隊とともに同地区に入ったという。

このシリア軍部隊は、退去予定者からの重火器などの引き渡しを担当するという。

なお、複数の信頼できる消息筋によると、停戦合意は、①カダム区に籠城していたダーイシュ・メンバーの負傷者の搬送、②ダーイシュ・メンバーの家族およびカダム区からの退去を望む住民の移送、③ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、カダム区、ハジャル・アスワド市などダマスカス県南部で籠城するダーイシュのメンバーのダマスカス郊外県東部のビール・カスブ区、ラッカ市、あるいはヒムス県中部(タドムル市方面)への移送、という3段階からなるという。

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シリア人権監視団は、ダルアー県で活動を続けていたアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線メンバー212人がアレッポ県に向けた退去した、と発表した。

ヌスラ戦線メンバーの退去は、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー最高指導者の指示によって行われるイラン人捕虜の解放の一貫として行われたという。

アレッポ県に退去するメンバーのほとんどは、ジャウラーニー最高指導者と同郷のダイル・ザウル県出身者で、そのなかにはヌスラ戦線付シャリーア学者のアブー・マーリヤー・カフターニー氏も含まれているという。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がアレッポ県東部のティシュリーン・ダム攻略に向けてダーイシュ(イスラーム国)への攻撃を激化する一方、ダーイシュは「安全保障地帯」の反体制派の拠点マーリア市に進行(2015年12月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ティシュリーン・ダム(マンビジュ市南東部)に近いユーフラテス川東岸に進軍し、ダーイシュ(イスラーム国)と25日晩から激しく交戦し、複数の農場、拠点を制圧、またアレッポ県東部とラッカ県のダーイシュ支配地域を結ぶ街道を遮断した。

一方、ARA News(12月25日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、人民防衛隊とシャームの民のヌスラ戦線が交戦した。

また、ARA News(12月25日付)によると、ダーイシュはまた24日晩からマーリア市への突入を試み、同地一帯での攻撃を激化させたという。

他方、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した県北部の「安全地帯」内のカフラ村一帯で、ダーイシュと反体制武装集団が交戦し、前者のメンバー5人と後者のメンバー12人が死亡した。

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ラッカ県タッル・アブヤド市のアラブ系部族からなる民兵組織約70人が声明を出し、これまで所属していたラッカ革命家戦線(自由シリア軍)を「離反」し、西クルディスタン移行期民政局が主導するシリア民主軍に所属すると発表した。

ラッカ革命家戦線はシリア民主軍に参加しており、これによってこの民兵70人はシリア民主軍の直属となった。

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ヒムス県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がマヒーン町、フワーリーン村、ハドス村、ザアフラーナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル軍事費工場一帯でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、アッシリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によってタッル・シャーミーラーン村一帯で拉致されていた住民(アッシリア教徒)のうち25人が新たに釈放された。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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シリア軍とロシア軍がダマスカス郊外県東グータ地方、アレッポ県アアザーズ市を爆撃(2015年12月25日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が東グータ地方のハムーリーヤ市、アルバイン市など各所を激しく空爆し、子供10人、女性2人を含む26人が死亡した。

シリア軍はまた、ダーライヤー市各所に「樽爆弾」28発を投下、ムウダミーヤト・シャーム市南部一帯で、国防隊とともに、ジハード主義武装集団と交戦した。

さらにハーン・シャイフーン・キャンプ一帯、サラーム高速道路(西グータ地方)一帯をロシア軍と思われる戦闘機が9回にわたり空爆した。

一方、SNN(12月25日付)は、シリア政府が、バラダー渓谷での反体制武装集団との停戦合意に従い、バスィーマ町・アシュラフィーヤト・ワーディー町街道の封鎖を解除したと伝えた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がアアザーズ市およびその一帯を空爆し3人が死亡(その後、シリア人権監視団は、女性3人、子供2人を含む14人が死亡したと改めて発表)、またアレッポ市アズィーズィーヤ地区(シリア軍支配地域)にジハード主義武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、1人が死亡した。

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ラタキア県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のルワイサト・アウダ村、ルワイサト・ハラーミー村でジハード主義武装集団を掃討、同地一帯を制圧した。

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ヒムス県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、カンヌ山、ワーディー・ハナーズィール、タルビーサ市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がザカート村、カフルズィーター市、ラターミナ町でシャーム自由人イスラーム運動、イッザ連合を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、ファッティーラ村でジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月25日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区などでジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、SNN, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官らダマスカス郊外県東グータ地方で活動するジハード主義武装集団の幹部多数がシリア軍(ないしはロシア軍)の爆撃で死亡、反体制派はロシアをこぞって非難(2015年12月25日)

軍武装部隊総司令部は声明を出し、シリア軍がダマスカス郊外県東グータ地方にある「テロリスト」拠点複数カ所に対して特殊作戦を行い、イスラーム軍の最高指導者ザフラーン・アッルーシュ氏およびイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動、ラフマーン軍団のメンバー多数を殲滅したと発表した。

特殊作戦は、軍の諜報活動や住民の協力によって得られた情報をもとに実施されたという。

SANA(12月25日付)が発表した。

SANA, December 25, 2015
SANA, December 25, 2015

 

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アッルーシュ司令官死亡に関して、シリア人権監視団は、戦闘機(所属は明示せず)がマルジュ・スルターン村近郊のウーターヤー町への空爆によって、アッルーシュ氏、イスラーム軍の治安部門責任者を含む幹部5人が死亡した」と発表した(その後、シリア人権監視団は26日、アッルーシュ司令官とイスラーム軍の司令官5人を含む13人が死亡したと改めて発表した)。

Naharnet, December 25, 2015
Naharnet, December 25, 2015

空爆は、イスラーム軍、ラフマーン軍などジハード主義武装集団の会合を狙って行われたという。

また、複数の消息筋によると、この攻撃により、ラフマーン軍団の司令官アブドゥンナースィル・シュマイル氏を含む同軍団メンバー16人も死亡したという。

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アッルーシュ氏は、1971年、ダマスカス郊外県ドゥーマー市生まれ。父はドゥーマー市の著名なシャイフの一人、アブドゥッラー・アッルーシュ氏。ダマスカス大学イスラーム法学部卒。

1987年以降、その活動を危険視した治安当局によってたびたび逮捕・拘束された経験があり、2009年以降はサイドナーヤー刑務所に収監されていた。

2011年3月の恩赦により釈放(2011年6月22日)されると、武力による政権打倒をめざし、「イスラーム連隊」の名で武装集団を結成。

同集団はその後、「イスラーム旅団」に改称し、最終的に2013年12月、ダマスカス郊外県などで活動する43の武装集団を統合し、「イスラーム軍」を結成した。

オリエント・ネット(12月25日付)によると、イスラーム軍は、64の大隊(を名乗る武装集団)と26の事務局から構成されているという。

なお、シリア軍の標的となったイスラーム軍、ラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動は12月15日、シャームの民のヌスラ戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合とともにマルジュ・スルターン村奪還に向けた合同作戦司令室を設置するなど、連携を強化していた。

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クッルナー・シュラカー(12月25日付)は、複数の現地筋の話として、アッルーシュ司令官死亡を受け、イスラーム軍はイサーム・ブワイダーニー氏(アブー・ハマーム)を新司令官に任命した、と伝えた。

『ハヤート』(12月27日付)によると、ブワイダーニー氏は、アッルーシュ氏と同じくドゥーマー市出身で、商店を営んでいたという。

Kull-na Shuraka', December 26, 2015
Kull-na Shuraka’, December 26, 2015

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リヤドでの反体制派合同会合で新設された反体制派統一代表団人選を担当する最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は、イスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官死亡に関して、ロシア軍の空爆によるものだと非難したうえで、「シリア政府との交渉に適切でない…困難な状況」だと指摘、国際社会に対してシリア政府の「虐殺」を停止させるべく行動するよう呼びかけた。

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リヤドでのシリア反体制派合同会議のリヤード・ナアサーン・アーガー報道官はイスラーム軍のザフラーン・アッルーシュ司令官の死亡に関してフェイスブックを通じて声明を出し、ロシア軍の空爆によるものだと非難した。

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これ以外にも、シャーム自由人イスラーム運動、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団、ヤルムーク軍、南部戦線、フルカーン旅団、シャーム軍、海岸第10師団、シャーム革命家大隊、アンサール・シャーム、シャーム戦線、東部獅子軍、ラフマーン軍団、北部師団、自由シリア軍所属16組織(ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、第111師団など)、シャームの民中隊が声明を出し、アッルーシュ司令官殺害を非難した。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、December 27, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Orient Net, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務副大臣「シリアのテロ組織を良い組織と悪い組織に分けることは避けるべき」(2015年12月25日)

イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表との電話会談で、2016年1月に開始予定のシリア紛争解決に向けた停戦・政治移行プロセスに関して「テロ組織を良い組織と悪い組織に分けることは避けるべき」と述べた。

『ハヤート』(12月26日付)が伝えた。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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ロシア・カタール外相会談:アティーヤ外務大臣はテロ組織のリスト作成を拒否(2015年12月25日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワでカタールのハーリド・ビン・ムハンマド・アティーヤ外務大臣と会談し、シリア情勢への対応などについて意見を交わした。

ラブロフ外務大臣は会談後、「シリアの政府と反体制派の交渉開始への支持」をアティーヤ外務大臣と確認したとしたうえで、「シリア政府と交渉を行うシリアの反体制派代表のリスト作成を支援することに関して共通の理解に達した」と述べ、両国の間で歩み寄りが見られたことを明らかにした。

しかし、「シリアの事態正常化に対する取り組みにおいてもっともセンスィティブな問題の一つとして対立があることを認めねばならない。そのなかには、シリア政府の正統性に関するロシア、そしてカタールを含む多くの国々の間の対立がある」と述べ、アサド政権の進退をめぐって意見に隔たりがあることを改めて認めた。

一方、アティーヤ外務大臣は「バッシャール・アサドとその野蛮な体制は、テロの主要な庇護者とみなされる」と主張するとともに、シリアでの停戦プロセスから排除され、「テロとの戦い」の標的となるテロ組織を確定するためのリスト作成については「我々はこれらの組織を分類することに強く反対している。もっとも重要なのは、こうした組織が武器を持つに至った背景だ」と述べ反論した。

『ハヤート』(12月26日付)が伝えた。

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍の9月末以降のシリア領内での爆撃回数が5,240回に達する(2015年12月25日)

ロシア国防省は、シリア空爆を開始した9月30日から12月24日までのロシア空軍の出撃(攻撃)回数が、巡航ミサイルによる攻撃と長距離爆撃機による攻撃145回を含めて5,240回に達している、と発表した。

また12月24日の出撃回数は189回に達し、アレッポ県(クワイリス航空基地一帯、アイン・アラブ市一帯)、ラタキア県(ヌーバ山一帯)、ダマスカス郊外県(ナシャービーヤ町、ヌーラ村、ドゥーマー市、ザブディーン村一帯)、イドリブ県で攻撃が行われたという。

また国防省は、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコへの石油密輸に使用しているタンクローリーに関して、9月30日以降、約2,000輌をシリア領内で破壊したことを明らかにした。

その一方で、ダーイシュとトルコによる石油密売買は、イラクのザーホー国境通行所経由で継続されているとして、トルコ・イラク国境で列をなすタンクローリーの車列の画像などを新たに公開した。

mil.ru, December 25, 2015
mil.ru, December 25, 2015
mil.ru, December 25, 2015
mil.ru, December 25, 2015

 

AFP, December 25, 2015、AP, December 25, 2015、ARA News, December 25, 2015、Champress, December 25, 2015、al-Hayat, December 26, 2015、Iraqi News, December 25, 2015、Kull-na Shuraka’, December 25, 2015、al-Mada Press, December 25, 2015、Naharnet, December 25, 2015、NNA, December 25, 2015、Reuters, December 25, 2015、SANA, December 25, 2015、UPI, December 25, 2015などをもとに作成。

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