ドイツのメルケル首相「シリアの危機はアサド抜きでの長期的解決策が必要」:ドイツ軍がシリアでの爆撃作戦に初参加(2015年12月16日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、ドイツ連邦議会でシリア情勢に関して、「問題(シリアの危機を解決するための外交努力)はアサドなしにシリアの戦争を終わらせることに関わるものであり、アサドが長期的な解決策の一部分をなすことは不可能だ」と述べた。

ARA News(12月16日付)などが伝えた。

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ドイツ連邦軍報道官は、15日にドイツ軍の航空機(A310 MRTT)がトルコ南東部にインジルリク空軍基地を離陸、有志連合戦闘機に対する空中給油の任務を初めて遂行したと発表した。

ARA News(12月16日付)が伝えた。

AFP, December 16, 2015、AP, December 16, 2015、ARA News, December 16, 2015、Champress, December 16, 2015、al-Hayat, December 17, 2015、Iraqi News, December 16, 2015、Kull-na Shuraka’, December 16, 2015、al-Mada Press, December 16, 2015、Naharnet, December 16, 2015、NNA, December 16, 2015、Reuters, December 16, 2015、SANA, December 16, 2015、UPI, December 16, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織「ヌスラ戦線」の最高指導者ジャウラーニー氏と思われる顔写真がネット上で公開・拡散(2015年12月16日)

Kull-na Shuraka', December 16, 2015
Kull-na Shuraka’, December 16, 2015
Kull-na Shuraka', December 16, 2015
Kull-na Shuraka’, December 16, 2015
Kull-na Shuraka', December 16, 2015
Kull-na Shuraka’, December 16, 2015
Kull-na Shuraka', December 16, 2015
Kull-na Shuraka’, December 16, 2015
Kull-na Shuraka', December 16, 2015
Kull-na Shuraka’, December 16, 2015

クッルナー・シュラカー(12月16日付)は、一部のメディアおよび活動家がインターネット上で、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の顔写真だとされる画像を公開、拡散している、と伝えた。

AFP, December 16, 2015、AP, December 16, 2015、ARA News, December 16, 2015、Champress, December 16, 2015、al-Hayat, December 17, 2015、Iraqi News, December 16, 2015、Kull-na Shuraka’, December 16, 2015、al-Mada Press, December 16, 2015、Naharnet, December 16, 2015、NNA, December 16, 2015、Reuters, December 16, 2015、SANA, December 16, 2015、UPI, December 16, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアの後援を受けるイスラーム軍は、リヤドでのシリア反体制派合同会合での決定の破棄を示唆(2015年12月16日)

イスラーム軍は声明を出し、リヤドでの反体制派の合同会合(8~10日)からの脱会とその成果の拒否を検討していると発表した。

サウジアラビアの後援を受ける同組織の司令評議会はツイッターで、撤退の理由に関して、「シリアのイスラーム・アラブ的アイデンティティの明言、治安機関の完全解体など、イスラーム軍の代表が表明した諸原則を(合同会合の)が閉幕声明しないままに採択された」ためだとしている。

なお、サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派合同会合(8~10日)で新設されたシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会(34人)がリヤドで初の会合を17~18日の2日間の日程で開催され、イスラーム軍やアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の代表11人も参加を予定している。

『ハヤート』(12月17日付)が入手した声明案には、アサド大統領と今後いかなる調整も拒否することや、全権を有する移行期統治機関の詳細な内容が盛り込まれており、これが採択されれば、10日の合同会合で採択された声明における基本方針が大幅に修正されることになるという。

また民主的変革諸勢力国民調整委員会の幹部のアフマド・アルサーウィー氏が『ハヤート』に語ったところによると、最高交渉委員会会合では、シリア政府との交渉にあたる統一代表団の人選が行われる予定で、15人から構成される予定の代表団のうちの4人は武装集団から選ばれるという。

このほか、最高交渉委員会会合では、委員会の組織編成、委員長、報道官などの選出が予定されており、委員長候補としてはリヤード・ヒジャーブ元首相、アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏(シリア革命反体制勢力国民連立元代表)の名前が挙がっているという。

AFP, December 16, 2015、AP, December 16, 2015、ARA News, December 16, 2015、Champress, December 16, 2015、al-Hayat, December 17, 2015、Iraqi News, December 16, 2015、Kull-na Shuraka’, December 16, 2015、al-Mada Press, December 16, 2015、Naharnet, December 16, 2015、NNA, December 16, 2015、Reuters, December 16, 2015、SANA, December 16, 2015、UPI, December 16, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍機は15日、59回の出撃を行い、212の標的を攻撃、「テロリスト」320人を殺害、タンクローリー109輌を破壊(2015年12月15日)

ロシア国防省によると、ロシア軍戦闘機は15日、シリア空軍の支援を受け、アレッポ県、イドリブ県(マアッラト・ヌウマーン市一帯)、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県(カルヤタイン市一帯)、ハサカ県、ラッカ県各所で空爆を実施するために59回の出撃を行い、212の標的を攻撃した。

この空爆で、テロリスト320人を殺害、装甲車と車輌34輌(うち戦車2輌)、石油タンクローリー109輌を破壊した。

破壊したタンクローリーのうち94輌はダイル・ザウル県で、15輌はハサカ県での空爆によるもので、空爆にはSu-34戦闘機、Su-24戦闘機、Su-24M戦闘爆撃機、Su-25爆撃機が投入された。

AFP, December 16, 2015、AP, December 16, 2015、ARA News, December 16, 2015、Champress, December 16, 2015、al-Hayat, December 17, 2015、Iraqi News, December 16, 2015、Kull-na Shuraka’, December 16, 2015、al-Mada Press, December 16, 2015、Naharnet, December 16, 2015、NNA, December 16, 2015、Reuters, December 16, 2015、SANA, December 16, 2015、UPI, December 16, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で6回の爆撃を実施(2015年12月15日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月15日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回、アイン・イーサー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 16, 2015などをもとに作成。

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ヒムス県中部、ダイル・ザウル県などでシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2015年12月15日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がハドス村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がタドムル市、スフナ市、カルヤタイン市、マヒーン町およびその周辺、東バイダ村、ハドス村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がダイル・ザウル市ハウィーカ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がシュワイリフ村、シャルバア村、アイシャ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タッル・イスタブル村、ナッジャーラ村、ラスム・カビール村でダーイシュを攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月15日付)によると、シリア軍が、カティーシャ村、マブウージャ村などでダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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米トルコが設置合意した「安全保障地帯」内でシャーム戦線がダーイシュとの戦闘の末、1カ村を奪還(2015年12月15日)

アレッポ県では、マサール・プレス(12月15日付)によると、反体制武装集団(シャーム戦線)が米トルコが設置合意した「安全地帯」内に位置するクーバリー村一帯でダーイシュ(イスラーム国)との交戦し、同地を制圧した。

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Masar Press Agency, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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リヤドでの反体制派の合同会合に参加したイスラーム軍、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動が、ヌスラ戦線などとともにダマスカス郊外県マルジュ・スルターン村一帯奪還に向けた合同作戦司令室を結成(2015年12月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(12月15日付)によると、マルジュ・スルターン村一帯を喪失したイスラーム軍、シャーム自由人イスラーム運動、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャームの民のヌスラ戦線、ラフマーン軍団が同地の奪還に向けた新たな作戦司令室を設置した。

クッルナー・シュラカー(12月15日付)によると、合同作戦司令室に参加した組織は以下の通り戦闘員を提供することで合意、またアブー・バッシャーム・バッラー氏を司令官、アブー・ハーリド・イスラーム氏を副司令官に任命したという。

ラフマーン軍団:100人
イスラーム軍:100人
アジュナード・シャーム・イスラーム連合:50人
シャームの民のヌスラ戦線:100人
シャーム自由人イスラーム運動:50人

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県、アレッポ県でシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2015年12月15日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市郊外のアーリヤ農場、アッブ農場橋一帯を砲撃、また戦闘機(所属不明)がサクバー市、ダイル・アサーフィール市一帯を空爆した。

このほか、シリア人権監視団によると、シリア軍はダーライヤー市に対して「樽爆弾」で空爆を行い、同地各所でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がアルバイン市、ザマルカー町、ジスリーン町・ビラーリーヤ村間の街道一帯でイスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、マサール・プレス(12月15日付)によると、反体制武装集団がバーニス村一帯で、シリア軍とともにアレッポ市南部郊外で進軍を続けるイラン人、イラク人の民兵と交戦した。

ARA News(12月15日付)によると、これによりファトフ軍がバーニス村を奪還したという。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がハーン・アサル村、アターリブ市、アーミリーヤ村、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区、ハナーヌー地区、カラム・タッハーン地区、ジャズマーティー地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が県北部の山岳地帯(ヌーバ山一帯、ズワイク村一帯)で、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦を続けた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がナージヤ村およびその一帯を砲撃する一方、ロシア軍と思われる戦闘機がマアッラト・ヌウマーン市を空爆し、子供1人を含む5人が死亡した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、タッル・ワースィト村、マンスーラ村を空爆した。

またシリア軍は、カフルズィーター市、ラターミナ町、ラハーヤー村を「樽爆弾」で空爆した。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がラターミナ町、ラハーヤー村でファトフ軍の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタルビーサ市一帯を、ロシア軍と思われる戦闘機がガルナータ村、ガジャル村、ウンム・シャルシューフ村一帯を空爆した。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、イッズッディーン村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がインヒル市、カフルシャムス町を砲撃した。

一方、SANA(12月15日付)によると、シリア軍がダルアー市鉄道駅一帯で、南部タウヒード旅団、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊などシャームの民のヌスラ戦線の傘下組織と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、クッルナー・シュラカー(12月15日付)によると、ハウラーン法務局のウサーマ・ヤティーム裁判長が乗った車が、ダルアー市・サイダー町間の街道に仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれ、ヤティーム氏を含む3人が死亡した。

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Masar Press Agency, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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アレッポ市東部のクワイリス航空基地が復旧し、ダーイシュ、ヌスラ戦線などとの戦いにおける戦略的拠点としての機能を回復(2015年12月15日)

SANA(12月15日付)は、11月にシリア軍が包囲解除に成功したアレッポ県東部のクワイリス航空基地の復旧工事が完了し、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線などのテロ組織との戦いにおける戦略拠点としての機能を回復し、多数の航空機が配備されたと伝えた。

SANA, December 15, 2015
SANA, December 15, 2015


AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアはアラブ・イスラーム諸国34カ国からなる対テロ軍事同盟の結成を発表するも、ダーイシュ(イスラーム国)との主戦場であるシリア、イラクを同盟に加えず(2015年12月15日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣はフランスの首都パリでの記者会見で、湾岸諸国をはじめとするアラブ・イスラーム諸国からなる新たな対テロ軍事同盟を結成し、「テロとの戦い」における新たな戦線を開くと発表した。

この軍事同盟には現在、サウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプト、レバノン、ヨルダン、チュニジア、ジブチ、スーダン、パレスチナ、カタール、クウェート、リビア、モロッコ、モーリタニア、イエメン、トルコ、パキスタン、バングラデシュ、ベニン、チャド、トーゴ、セネガル、シエラレオネ、ソマリア、ガボン、ギニア、コモロ、コートジボワール、モルジブ、マリ、マレーシア、ニジェール、ナイジェリアの34カ国が参加しており、今後9~10カ国が加わる予定だという。

だが、ダーイシュとの「テロとの戦い」の主戦場であるシリア、イラク、そしてイラン、オマーンはこの軍事同盟には参加しないという。

ジュバイル外務大臣は、この「前例のない」軍事同盟に関して、「治安、軍事の両面で、過激派、テロ、暴力と戦う国々を支援することを目的としている」と述べた。

また「サウジアラビアをはじめとする湾岸諸国は、米国が主導するダーイシュとの戦いの取り組みのなかで、シリアに特殊部隊を派遣することを検討している」ことを明らかにしたうえで、「有志連合に現在加盟している国々、すなわちサウジアラビア、UAE、カタール、バーレーンといった国々が、シリアに特殊部隊を派遣するべく議論を行っており、この議論は現在も続けられている」と協調した。

『ハヤート』(12月16日付)などが伝えた。

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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ケリー米国務長官がロシアでプーチン大統領、ラブロフ外務大臣と会談し、シリア情勢への対応について協議(2015年12月15日)

ジョン・ケリー米国務長官がロシアの首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談し、シリア情勢、ウクライナ情勢への対応などについて協議した。

『ハヤート』(12月16日付)によると、会合では、ウィーンでの合意の具体的内容、とりわけ「テロ組織」のリスト作成、「テロ組織」と「合法的な反体制派」の峻別などについて意見が交わされたという。

会談では、ラブロフ外務大臣が冒頭、「テロとの戦いはシリア危機よりも広い任務を伴う」としたうえで、ダーイシュ(イスラーム国)がシリアだけでなく、イラク、イエメン、アフガニスタンでも活性化していることを指摘、「シリアにおける事態の正常化は地域全体の状況の再構築に向けたより広範な努力を必要とするようになっている」と述べた。

ラブロフ外務大臣はまた、国際シリア支援グループ(ISSG)によるテロとの戦いの「障害」について言及、ウィーン会議でのISSGの合意の枠組みを常に念頭を置く必要があると述べることで、ウィーン会議での合意、とりわけ反体制派の「テロ組織」と「合法的な反体制派」への峻別がなされる前に、新たな国際会議を開催する必要はないとの意思を示した。

これに対して、ケリー国務長官は、ダーイシュを世界共通の脅威とみなし、交渉の余地はないとする点でラブロフ外務大臣と合意していると述べるとともに、ラブロフ外務大臣にウィーン会議での取り組みに謝意を示し、18日にニューヨークで予定されている関係国外相級会合で、この取り組みを継続したいと述べた。

3時間におよぶ外相会談のち、ケリー国務長官はラブロフ外務大臣とともにクレムリンに移動、ヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

『ハヤート』(12月16日付)によると、ケリー国務長官は、プーチン大統領およびラブロフ外務大臣との会談で、シリア情勢などをめぐる「新たな提案」を示したという。

この「新たな提案」の詳細は不明だが、プーチン大統領は「シリア危機など多くの問題の解決に向けたヴィジョンを米国側が用意するようになっている」と高く評価した。

これに対して、ケリー国務長官も、「ロシアと米国がシリアの問題解決に向けて共に多くのことができる」との期待を表明した。


AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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フランスのファビウス外務大臣はリヤドでの反体制派の合同会合を高く評価(2015年12月15日)

フランスのローラン・ファビウス外務大臣は、サウジアラビアの首都リヤドで8~10日にかけて開催されたシリアの反体制派の合同会合に関して「反体制政治組織と武装組織が共通の計画をめぐって初めて一つになった」と高く評価した。

『ハヤート』(12月16日付)が伝えた。

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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ロシア国防省はシリアでの爆撃を開始した9月30日以降、4,201回の攻撃を実施したと発表(2015年12月15日)

ロシア国防省は、シリア領内での空爆を開始した9月30日以降の出撃回数が4,201回(うち145回が長距離爆撃機による攻撃)に及び、ダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織のインフラ、拠点、基地などを破壊したと発表した。

国防省によると、ロシア軍の空爆は現在、シリア領内のテロリストの収入源を破壊することに力点を置いており、過去3日間で違法な石油生産施設6カ所、タンクローリーの車列7つを破壊、また9月30日以降の攻撃で1,200輌のタンクローリーを破壊したという。

AFP, December 15, 2015、AP, December 15, 2015、ARA News, December 15, 2015、Champress, December 15, 2015、al-Hayat, December 16, 2015、Iraqi News, December 15, 2015、Kull-na Shuraka’, December 15, 2015、al-Mada Press, December 15, 2015、Naharnet, December 15, 2015、NNA, December 15, 2015、Reuters, December 15, 2015、SANA, December 15, 2015、UPI, December 15, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で6回の爆撃を実施(2015年12月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月14日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は6回、アイン・イーサー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 15, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県、ヒムス県、ラッカ県などでシリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続ける(2015年12月14日)

アレッポ県では、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がシュワイリフ村、ジュルーフ村、アイン・ハンシュ村、ハムラ村北部でダーイシュ(イスラーム国)拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がタドムル市東部、バイダ村東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、ARA News(12月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアイン・イーサー市を攻撃、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル県ハトラ村出身のシャームの民のヌスラ戦線メンバーを「背教」の罪により処刑した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がジャフラ油田一帯を空爆した。

AFP, December 14, 2015、AP, December 14, 2015、ARA News, December 14, 2015、Champress, December 14, 2015、al-Hayat, December 15, 2015、Iraqi News, December 14, 2015、Kull-na Shuraka’, December 14, 2015、al-Mada Press, December 14, 2015、Naharnet, December 14, 2015、NNA, December 14, 2015、Reuters, December 14, 2015、SANA, December 14, 2015、UPI, December 14, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がアル=カーイダ系組織などイスラーム過激派との戦闘の末、ダマスカス郊外県の激戦地マルジュ・スルターン村一帯とハマー県北部の2カ村を制圧(2015年12月14日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マルジュ・スルターン村、マルジュ・スルターン航空基地および予備飛行場一帯を占拠していた反体制武装集団が、シリア軍の激しい空爆・砲撃を受けて撤退、シリア軍が3年ぶりに同地を奪還した。

ARA News, December 14, 2015
ARA News, December 14, 2015

シリア軍はまた、ドゥーマー市一帯に「樽爆弾」25発を投下するとともに同地を空爆、またナシャービーヤ町に対しても4回にわたり空爆を行った。

さらにハラスター市に対しても砲撃を加えた。

一方、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯でイスラーム軍、シャームの民のヌスラ戦線、アジュナード・シャーム・イスラーム連合などからなるジハード主義武装集団を掃討、同村および周辺の農場地帯、マルジュ・スルターン航空基地、フーシュ・アドマル村、ビラーリーヤ村南部の農場地帯をほぼ完全に制圧した。

シリア軍はまた、マルジュ・スルターン村とハラスター市を結ぶ反体制武装集団の兵站路を遮断、ザブディーン村、ダイル・アサーフィール市農場地帯、アルバイン市、ザマルカー町、ハムーリーヤ市、カフルバトナー町、ドゥーマー市郊外(アーリヤ農場など)で反体制武装集団の拠点を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるサルハブ市、ムハルダ市に対して、ジハード主義武装集団が無差別砲撃を加えた。

これに対してシリア軍は、ブワイダ村、マサースィナ村でジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団を掃討し、同地を制圧した。

この戦闘では、ジハード主義武装集団22人(うち6人が外国人)、シリア軍兵士・国防隊隊員9人が死亡したという。

また、ロシア軍と思われる戦闘機がラターミナ町、ハウワーシュ村を空爆した。

一方、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がブワイダ村、マサースィナ村、ザリーン村、マフルーカ村、ズール村、ズラーキーヤート村でファトフ軍と交戦し、戦闘員100人以上を殲滅、車輌などを破壊した。

シリア軍はまた、ラターミナ町、ザカート村、ラハーヤー村、マアルカバ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ナスル軍はインターネットを通じて声明を出し、ハマー県で活動するスムード戦線に参加すると発表した。

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アレッポ県では、シャームの民のヌスラ戦線が、広報用ツイッター・アカウントの一つ「アレッポ特派員」を通じて、アレッポ市南部郊外のバーニス村に突入しようとしたイラク人、イラン人民兵を要撃し、80人以上を殺害、大量の武器弾薬を捕獲したと発表し、その写真を公開した。

これに関して、シリア人権監視団も、過去2日間のバーニス村での戦闘で、ヒズブッラー戦闘員14人が死亡したと発表した。

『ハヤート』(12月15日付)によると、同地一帯は、ロシア軍と思われる戦闘機の航空支援を受けて、イラク人、イラン人民兵が攻勢をかけており、反体制武装集団は事実上撤退していたという。

なお、ロシア軍と思われる戦闘機は、アレッポ市ジャズマーティー地区を2度にわたり空爆、またシリア軍もアレッポ市ラーシディーン地区、マンスーラ村、ナイラブ航空基地一帯を空爆・砲撃した。

一方、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がアレッポ市サーフール地区、スライマーン・ハラビー地区、ライラムーン地区、アイン・バイダー村、カラースィー村、タッル・バージル村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団に対して特殊作戦を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、PFLP-GC民兵がヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ一帯)でジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダルアー市各所、ズィムリーン村、サムリーン村を「樽爆弾」で空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタルビーサ市一帯でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がスナイスィル村、マハッタ村一帯で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ジハード主義武装集団が、ナビー・ユーヌス峰一帯、スルンファ町一帯のシリア軍拠点を砲撃した。

これに対して、シリア軍はトルクメン山一帯を砲撃、またクルド山(ヌーバ山一帯)で、国防隊、ヒズブッラー、アラブ系・アジア系外国人戦闘員とともに、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がサラーキブ市でシャームの民のヌスラ戦線、シリア革命家戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がワクム村、ダーマー村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月14日付)によると、シリア軍がダルアー市アバー・ズィード地区、マンシヤ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 14, 2015、AP, December 14, 2015、ARA News, December 14, 2015、Champress, December 14, 2015、al-Durar al-Shamiya, December 14, 2015、al-Hayat, December 15, 2015、Iraqi News, December 14, 2015、Kull-na Shuraka’, December 14, 2015、al-Mada Press, December 14, 2015、Naharnet, December 14, 2015、NNA, December 14, 2015、Reuters, December 14, 2015、SANA, December 14, 2015、UPI, December 14, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍参謀総長「ロシア軍は1日30~40回の爆撃を実施し、テロとの戦いに参加している自由シリア軍所属の部隊を支援している」(2015年12月14日)

ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、「ロシア軍戦闘機は1日30~40回の空爆を実施し、テロとの戦いに参加している自由シリア軍所属の部隊の拠点複数カ所を支援している…。これらの部隊は現在、ヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県で進軍しており、ロシアはこれらの部隊に武器、弾薬、装備を支援している」と述べた。

『ハヤート』(12月15日付)などが伝えた。

AFP, December 14, 2015、AP, December 14, 2015、ARA News, December 14, 2015、Champress, December 14, 2015、al-Hayat, December 15, 2015、Iraqi News, December 14, 2015、Kull-na Shuraka’, December 14, 2015、al-Mada Press, December 14, 2015、Naharnet, December 14, 2015、NNA, December 14, 2015、Reuters, December 14, 2015、SANA, December 14, 2015、UPI, December 14, 2015などをもとに作成。

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米ロシア外相が電話会談でシリア紛争の停戦プロセスおよび和解プロセスから排除すべき「イスラーム主義テロ組織」のリストを作成する必要がある点で合意(2015年12月14日)

『ハヤート』(12月15日付)などによると、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣と米国のジョン・ケリー米国務長官は電話会談を行い、シリア情勢への対応について協議、今月半ばに予定されているウィーン4会議に先立って、シリア紛争の停戦プロセスおよび和解プロセスから排除すべき「イスラーム主義テロ組織」のリストを作成する必要がある点で合意した。

AFP, December 14, 2015、AP, December 14, 2015、ARA News, December 14, 2015、Champress, December 14, 2015、al-Hayat, December 15, 2015、Iraqi News, December 14, 2015、Kull-na Shuraka’, December 14, 2015、al-Mada Press, December 14, 2015、Naharnet, December 14, 2015、NNA, December 14, 2015、Reuters, December 14, 2015、SANA, December 14, 2015、UPI, December 14, 2015などをもとに作成。

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国連人道問題担当事務次長は、シリア軍、反体制武装集団双方による無差別攻撃を非難(2015年12月14日)

シリアを訪問中のスティーブン・オブライアン国連人道問題担当事務次長は、ダマスカスで記者団に対して、13日にシリア軍がダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市、サクバー市に対して行った激しい攻撃と、反体制武装集団が首都ダマスカス各所に対して行った砲撃に関して、「こうした無差別攻撃は受け入れられない」と批判、「すべての当事者に国際人道法や人権を尊重するよう呼びかける」と述べた。


AFP, December 14, 2015、AP, December 14, 2015、ARA News, December 14, 2015、Champress, December 14, 2015、al-Hayat, December 15, 2015、Iraqi News, December 14, 2015、Kull-na Shuraka’, December 14, 2015、al-Mada Press, December 14, 2015、Naharnet, December 14, 2015、NNA, December 14, 2015、Reuters, December 14, 2015、SANA, December 14, 2015、UPI, December 14, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領はキューバ、インド、パキスタンの各国大使の信任状捧呈式に出席(2015年12月14日)

アサド大統領は首都ダマスカスにある人民宮殿で、シリアに新たに着任したキューバ、インド、パキスタンの大使3名の信任状捧呈式に出席した。

SANA(12月14日付)が伝えた。

AFP, December 14, 2015、AP, December 14, 2015、ARA News, December 14, 2015、Champress, December 14, 2015、al-Hayat, December 15, 2015、Iraqi News, December 14, 2015、Kull-na Shuraka’, December 14, 2015、al-Mada Press, December 14, 2015、Naharnet, December 14, 2015、NNA, December 14, 2015、Reuters, December 14, 2015、SANA, December 14, 2015、UPI, December 14, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で3回の爆撃を実施(2015年12月13日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月13日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して16回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 14, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍と思われる戦闘機がアレッポ県東部のダーイシュ拠点を激しく爆撃(2015年12月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つマンビジュ市を空爆し、子供4人、女性3人を含む10人が死亡した。

一方、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がジャマージマ村、アイシャ村、ナッジャーラ村、サルハーン村、ジュッブ・カフワ村、ラスム・カマー村、ダイル・ハーフィル市、マンビジュ市でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がザギール・ジャズィーラ村の石油集積施設を空爆し、5人が死亡した。

戦闘機(所属不明)はブーカマール市の工業地区を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のワーディー・アブヤド・ダム一帯、マクサル・ヒサーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 13, 2015、AP, December 13, 2015、ARA News, December 13, 2015、Champress, December 13, 2015、al-Hayat, December 14, 2015、Iraqi News, December 13, 2015、Kull-na Shuraka’, December 13, 2015、al-Mada Press, December 13, 2015、Naharnet, December 13, 2015、NNA, December 13, 2015、Reuters, December 13, 2015、SANA, December 13, 2015、UPI, December 13, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県、アレッポ市を地対地ミサイルなどで無差別攻撃する一方、反体制武装集団も首都ダマスカスを無差別砲撃(2015年12月13日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市、サクバー市を戦闘機による空爆や地対地ミサイルでの砲撃で攻撃を加え、子供2人を含む住民28人が死亡、数十人が負傷した。

また戦闘機(所属不明)が、ハムーリーヤ市、ジスリーン町、カフルバトナー町への空爆を行ったほか、シリア軍がダーライヤー市に「樽爆弾」40発以上を投下し、女性1人を含む5人が死亡した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾40発以上がマーリキー地区、アブー・ルンマーナ地区、アービド通り、アイン・キルシュ(旧市街)、旧タジュヒーズ高等学校、アダウィー地区、ウマウィーイーン広場、バーブ・トゥーマ(旧市街)、ガッサーニー地区、クスール地区(旧市街)、フジャー市場一帯、タキーヤ・スライマーニーヤ・モスク、ダーマールーズ・ホテル(旧メリディアン)、シャアラーン地区、ジャーヒズ公園、5月29日通りに着弾し、子供1人が死亡、多数が負傷した。

反体制武装集団の砲撃はダマスカス郊外県のダーヒヤト・アサド町、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプにも着弾したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市バニー・ザイド地区を地対地ミサイルなどで攻撃した。

シリア軍はまた、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員とともにハーン・トゥーマーン村でジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

さらにシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員らは、アレッポ市ハーリディーヤ地区、バニー・ザイド地区、カルム・タッラーブ地区などでアレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦した。

一方、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がマンスーラ村、マシュラファ村、ダーラト・イッザ市で反体制武装集団拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市シャイフ・ルトフィー地区、ラームーサ地区、サラーフッディーン地区、ラーシディーン地区、フィルドゥース地区、サーリヒーン地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

他方、ARA News(12月14日付)によると、アンサール・シャーム大隊、フルサーン・スンナ集団、シャームの獅子旅団が、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の監督のもと、「シャームの獅子」の名で統合した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、アズル山一帯、ファルナルク森一帯で、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がクーズ山一帯で反体制武装集団への攻撃を続け、第1海外師団所属のナスル旅団の幹部を殺害した。

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ヒムス県では、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がウンム・シャルシューフ村でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、アトシャーン村、ザカート村、アブー・ウバイダ村北部農場地帯、ムーリク市およびその一帯でシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆などで攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(12月13日付)によると、シリア軍がダルアー市ゼノビア学校南部一帯、ブスラー広場一帯、国立病院一帯、マンシヤ地区、ラジャート高原でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 13, 2015、AP, December 13, 2015、ARA News, December 13, 2015、December 14, 2015、Champress, December 13, 2015、al-Hayat, December 14, 2015、Iraqi News, December 13, 2015、Kull-na Shuraka’, December 13, 2015、al-Mada Press, December 13, 2015、Naharnet, December 13, 2015、NNA, December 13, 2015、Reuters, December 13, 2015、SANA, December 13, 2015、UPI, December 13, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部の「安全保障地帯」西部でYPG主体のシリア民主軍がヌスラ戦線らと交戦(2015年12月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」西部に位置するカシュタアール村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機が同地域内のタッル・リフアト市、ダイル・ジャマール村、マーリキーヤ村、マルアナーズ村、バラーギーダ村、シャイフ・リーフ村一帯を空爆した。

AFP, December 13, 2015、AP, December 13, 2015、ARA News, December 13, 2015、Champress, December 13, 2015、al-Hayat, December 14, 2015、Iraqi News, December 13, 2015、Kull-na Shuraka’, December 13, 2015、al-Mada Press, December 13, 2015、Naharnet, December 13, 2015、NNA, December 13, 2015、Reuters, December 13, 2015、SANA, December 13, 2015、UPI, December 13, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で7回の爆撃を実施(2015年12月12日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月12日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して22回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(2回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 13, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ市南部の5カ村とラタキア県北部のクーズ山を制圧(2015年12月12日)

アレッポ県では、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外のムライキス村、アブー・ルワイル村、フライヒーヤ村、スアイビーヤ村、ダラーマ村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、フライターン市、ジャッラーファ村、タッル・ムサイビーン村、ダーラト・イッザ市を空爆などで攻撃したほか、アレッポ市カルム・タッラーブ地区、ラームーサ地区、スライマーン・ハラビー地区、アクユール地区、カルム・マイサル地区、マアスラーニーヤ地区、バニー・ザイド地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍がアターリブ市を空爆し、13人が死亡した。

またアレッポ市南部郊外では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、ダラーマ村一帯で、ジュンド・アクサー機構、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地一帯を空爆した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団とクーズ山一帯で交戦した。

一方、SANA(12月12日付)によると、シリア軍が県北部のクーズ山でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を掃討、同地を完全制圧した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がラターミナ町、カフルズィーター市を空爆した。

一方、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がムーリク市、アトシャーン村でシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構などからなるジハード主義武装集団の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がザマルカー町、ハムーリーヤ市を空爆し、子供1人を含む6人が死亡した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(12月12日付)は、ロシア軍戦闘機がハムーリーヤ市を空爆し、住民7人が死亡、多数が負傷したと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がムシャイリファ村などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市でシャーム自由人イスラーム運動に対して攻撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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シリア政府の支配下に完全復帰したヒムス市のザフラー地区で連続爆破テロが発生し、16人が死亡(2015年12月12日)

ヒムス県では、シリア人権監視団、SANA(12月12日付)によると、シリア政府の支配下に完全復帰したヒムス市のザフラー地区で、連続して爆発が起き、住民と警官少なくとも16人が死亡、数十人が死亡した。

これに関して、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州広報局は犯行を認める声明を出した。

一方、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市、フワーリーン村、ハドス村、マハッサ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タビージュ山、ラウワーク山、タドムル市・タイフール村街道などでダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市であるバーブ市とマンビジュ市を空爆し、少なくとも4人が死亡した。

戦闘機はまた、シュハイル村、サアブ村、ジュッブ・カフワ村、ハフサ町一帯を空爆した。

これに関して、ARA News(12月12日付)は、当初「ロシア軍と思われる戦闘機」が攻撃したと伝えたが、その後、シリア軍戦闘機による攻撃だと伝えた。

一方、SANA(12月12日付)によると、シリア軍がラスム・カビール村、ジュルーフ村、ビージャーン村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がスーサ村を空爆し、住民12人が死亡した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(12月12日付)は、ロシア軍戦闘機がスーサ村を空爆し、民間人10人が死亡したと伝えた。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、December 13, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のヌスラ戦線のジャウラーニー最高指導者がアラビー21の単独インタビューに応じ、リヤドでの反体制派の合同会合を「殉教者の血への裏切りで、アサド体制への降伏だ」と非難(2015年12月12日)

アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の最高指導者アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏がアラビー21(12月12日付)の単独インタビュー(https://youtu.be/xXgeoFlUY8Y)に応じ、サウジアラビアがリヤドで主催した反体制派の合同会合を「殉教者の血への裏切りで、アサド体制への降伏だ」と非難した。

ジャウラーニー氏はインタビューに以下の通り述べた。

「国際社会は、反体制武装勢力を体制と糾合させることでアサドを大統領として残留させ、彼らに休戦を宣言させ、それに拒否する勢力と戦わせようとしている…。我々はリヤド会合への招待を受けなかった。招待されていたとしても、それを受け入れなかったろう…。(シリアの)体制が終わろうとしているなかで、国際社会は急いで政治的解決を図ろうとしている」。

「(アサド政権との)停戦は政権を利するだけで、我々には利益をもたらさないだろう…。我々は、グータ地方での停戦を阻止しようとしている。我々は決して停戦を受け入れない。我々がそこにいる限り、停戦が適用されることはあり得ない」。

「ダマスカスは今日、ラーフィディーン(シーア派)に奪われてしまった…。しかしそれは拒否されるべきものであり、彼らとの共存は不可能だ」。

「(アレッポ市南部郊外に展開する)イラクやイランの民兵の数は5,000人が死亡した。また我々のもとには、こうした民兵の捕虜がいる…。ロシアの介入は政権を守るためではなく、それを生き返らせるために行われた。なぜならアサド政権は死に体だったからだ…。ロシアの介入を受け、政権はガーブ平原を3度にわたって奪還しようとしたが、いずれも失敗に終わっている。我々は…敵から武器を捕獲し、彼らの武器を駆使して戦闘を繰り返している」。

「主要メディアが吹聴しているのとは異なり、カタール、トルコとは一切つながりはない」。

「我々はアル=カーイダとのつながりを絶ち切る意思などない。西洋は自分たちの考えに従って武装勢力を分類しているだけだ。アル=カーイダとのつながりは、こうした分類とは無関係だ」。

「南部(ダルアー県)での戦闘は、ダーイシュに属すヤルムーク殉教者旅団と我々が戦わざるを得ないために失敗した」。

一方、「自由シリア軍」に関して、ジャウラーニー氏は「自由シリア軍の名で活動するまとまりのない武装組織がいるだけで、実体的な組織構造を持ってはいない」と述べた。

なお、インタビューが行われた場所、日付は不明。

Arabi 21, December 12, 2015
Arabi 21, December 12, 2015
Arabi 21, December 12, 2015
Arabi 21, December 12, 2015

 

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Arabi 21, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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アル=カーイダ系組織の支配下にあるイドリブ県解放を目指す親政権民兵組織「イドリブ浄化青年連合」が新たに発足(2015年12月12日)

ARA News(12月12日付)は、シリア軍の複数の消息筋の話として、イドリブ県内で「イドリブ浄化青年連合」を名乗る民兵組織が新設されたと伝えた。

「イドリブ浄化青年連合」は、軍とともに、イドリブ県を掌握するアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などを同県から掃討することを目的に結成されたという。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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