ハサカ県マーリキーヤ市での総会でシリア民主軍参加・支持組織が結成したシリア民主評議会の共同議長に、カムフ代表のハイサム・マンナーア氏とTEV-DEMのイルハーム・アフマド氏が就任(2015年12月12日)

ARA News(12月12日付)によると、ハサカ県マーリキーヤ市で8~10日にかけて開催されていたシリア民主軍参加・支持組織による総会「シリア民主反体制勢力大会」で設置された新たな政治組織「シリア民主評議会」の共同議長に、カムフ代表のハイサム・マンナーア氏と、民主統一党の支持団体である民主連合運動(TEV-DEM)のイルハーム・アフマド氏が就任した。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部の「安全保障地帯」の拠点都市マーリア市でダーイシュ(イスラーム国)がシャーム戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦(2015年12月12日)

アレッポ県では、ARA News(12月12日付)によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」の拠点都市であるマーリア市にダーイシュ(イスラーム国)が侵攻し、シャーム戦線、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室と交戦した。

ダーイシュは侵攻に失敗し、ハルバル村に撤退したという。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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ロシア外務省はサウジアラビア主催の反体制派合同会合を非難(2015年12月12日)

ロシア外務省は声明を出し、サウジアラビアがリヤドで主催したシリアの反体制派の合同会合(8~10日)に関して「我々はリヤドで集まったグループがシリアの反体制派すべての名のもとに発言権を独占しようとする試みに同意することはできない」と批判した。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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ドイツのメルケル首相「ダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいてアサド政権と協力する意思はない」(2015年12月12日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は『ウグスブルガー・アルゲマイネ』(Augsburger Allgemeine、12月12日付)のインタビューで、シリア情勢に関して、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいてアサド政権と協力する意思はないと述べた。

メルケル首相は「ダーイシュに対する有志連合にアサドとその軍は含まれない。我々は我々のもとにやって来た難民のほとんどがアサドから逃れてきたことを忘れてはならない…。アサドは自国民に樽爆弾を投下し続けている。彼には国家元首としての未来はあり得ない」と述べた。

AFP(12月12日付)が伝えた。

AFP, December 12, 2015、AP, December 12, 2015、ARA News, December 12, 2015、Champress, December 12, 2015、al-Hayat, December 13, 2015、Iraqi News, December 12, 2015、Kull-na Shuraka’, December 12, 2015、al-Mada Press, December 12, 2015、Naharnet, December 12, 2015、NNA, December 12, 2015、Reuters, December 12, 2015、SANA, December 12, 2015、UPI, December 12, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がスペインのEFE通信社のインタビューに応じる「パリ連続テロ事件を受けて「戦争」を宣言したフランスのオランド政権は、それまで「テロとの戦い」を行っていなかったことになる」(2015年12月11日)

アサド大統領はスペインのEFE通信社のインタビューに応じた。

インタビュー映像は大統領府がYoutube(https://youtu.be/O8z81BRb3VU)を通じて公開、また英文全文およびアラビア語全訳はSANA(http://sana.sy/en/?p=63857http://www.sana.sy/?p=310789)が配信した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, December 11, 2015
SANA, December 11, 2015

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「シリアでの紛争勃発当初から、我々は紛争に関与するすべての当事者との対話を行うという路線を採用してきた。また我々は、世界中の様々な国によるすべてのイニシアチブに説教的に対処、対応してきた…。だから、我々は今日、反体制派と対話を行う用意がある…。しかし、それは反体制派の定義次第だ。反体制派は、この世界の誰にとっても、武装集団を意味しない。武装集団、テロリストと反体制派の間には大きな違いがある…。これまで、サウジアラビア、米国、西欧諸国はテロ組織を交渉に加えようとしてきたと見ている…。しかしこうしたことは他のどの国でも認められないと思う」。

(サウジアラビアのリヤドでの合同会合に参加した反体制派に関して)「彼らには反体制政治組織と武装集団が混ざっている。現実的な話をしよう。シリアの武装集団に関して言うと、我々は一部のグループ、組織と対話をしてきた。それは一つの理由、すなわち彼らが武器を放棄し、政府に参画するか、日常生活に戻ったからだ…。これこそがシリアにおける武装集団との唯一の対処方法だ…。いわゆる反体制政治組織について言うと…他国、すなわち外国とつながりがある限り、反体制派ではあり得ない…。もし対話を成功させたいのなら…、世界の他の国や体制ではなく、シリアに根ざした真の愛国的な反体制派に対処する必要がある」。

「(反体制派との交渉は)どの組織がテロ組織で、どれがそうでないのかを定義するまで適切とは言えない…。シリアでは、機関銃を持つ者はみなテロリストだ」。

「ワッハーブ主義組織、そしてサウジ・マネー…によって数十年にわたり人々や社会にすり込まれたイデオロギー(タクフィール主義)に対処しなければ、ダーイシュ(イスラーム国)やヌスラ戦線、あるいはそれ以外のアル=カーイダに属する組織に対処すると言っても、時間の無駄になるだけだ…。長期的に対処すべきで、ワッハーブ主義組織やサウジ・マネーが世界中のイスラーム教徒の組織に入り込まないようすべきだ…。また、短期的にはシリア、イラクのダーイシュへの対処について話さねばならない…。テロリストのながら、とりわけトルコからシリアやイラクへの流れを食い止めねばならない…。もちろん、サウジ・マネー、ワッハービー・マネー、そしてカタール・マネー、さらには武器、兵站支援がトルコを経由してテロリストに貫流するのも止めねばならない…。我々はこうした流れを止めることから始めねばならず、同時にシリア国内でシリア軍、そしてシリア軍を支援する意思のあるすべての人々がテロリストと戦わねばならない」。

「シリア国内の石油のほとんどはシリア北部産だ…。彼ら(ダーイシュ)がイラクに輸出しようとしても、イラク国中でダーイシュとの戦いが行われているので不可能だ。シリアも同じだ。レバノン…、ヨルダンは遠すぎる。ダーイシュにとっての唯一のライフラインはトルコなのだ…。サウジアラビア、トルコ、そしてカタールがダーイシュの残虐行為に関与する主要な加害者だ…。もしシリアの紛争を早期に終わらせたいのなら…、トルコ、サウジアラビア、カタールに圧力をかけることだ。そうすれば、1年以内に紛争は必ず終わるだろう」。

(シリア軍と米軍主導の有志連合が連携しているかとの問いに対して)「決してない…。だから、彼らが1年以上も空爆を続けているのに、ダーイシュは拡大しているのだ。テロリストに空からだけでは対処できない。地上で彼らに対処しなければならない。だから、ロシアがテロとの戦いに参加を開始するや、ロシア軍とシリア軍は数週間で、有志連合が1年かけてあげたよりも大きな成果を達成した…。むろん、実際のところ、有志連合は何も達成していなかった。なぜなら彼らはダーイシュを主に間接的に支援していたからだ」。

「米政権は当初から、テロリストに対してさまざまな政治的な隠蔽を行ってきた…。また米国はテロとの戦いに真剣ではないし、我々はほかの西側諸国も真剣だとは考えていない…。米国が果たしている役割はダーイシュ、過激派、テロを破壊することではなく…、オバマ大統領の言葉を借りるなら、「封じ込める」ことだ。これはどういう意味なのか? つまりは別の場所に行かせずに、動き回らせるということだ」。

「先月のパリでの銃撃事件発生後に、フランスのオランド大統領がしたことを見ると、フランスはダーイシュに対する空爆を開始し、自分たちがテロと戦う意思があると発言した。しかし、これはどういう意味なのか? 事件が起こる前に、フランスはテロとの戦いを行っていなかったということになる…。フランスの空爆はフランス国内の世論の怒りをかき消すものであり、テロと戦うものではない。テロと戦いたいのなら、銃撃を待つまでもない…。テロとの戦いとは原理原則であって、怒りを感じて行われる短期的なものではない」。

「ロシアのプーチン大統領はシリアへの軍事介入の見返りを求めていない。なぜならこれは取引ではないからだ。それは互いの国益に関係のある二国間の通常の関係に基づくものだからだ」。

(プーチン大統領から退陣を求められたかとの問いに対して)「シリア国民が大統領であって欲しいと望まなければ、即日去らねばならない…。これが私自身が依って立つ原則だ」。

「私はいかなる状況であろうとシリアを去ろうなどと考えたことはない…。しかし、答えは同じだ。それはシリア国民が支持するかどうかによる」。

「もしトルコのエルドアン大統領が、テロ支援という…自らの犯罪的な態度を改めようとするのなら、我々には何の問題もない…。我々はあらゆる支援、積極的な参加を歓迎する用意がある…。しかし、エルドアンが変わることを期待できるだろうか? できない。なぜなら、エルドアンはムスリム同胞団のイデオロギーを持つ人物であり、このイデオロギーに背くことはあり得ないからだ。彼は、国益について考えるようなプラグマティックな人間ではない。彼は自分のイデオロギーのために国益に背いている」。

「(ロシア軍のシリア空爆により)現地の情勢は良い方向に変わった。しかし、エルドアンにとって、それは自らの野望の失敗を意味した…。彼の野望とはトルコを地域におけるムスリム同胞団のハブに仕立てることで…、彼は自分の夢の最後の砦がシリアだと考えている。彼はシリアで失敗すれば、自分のキャリアが終わると考えているのだろう。だから、彼の反応(ロシア軍機撃墜)は決して賢いものではないが、彼の思考様式だけでなく、彼の本能を反映していた…。彼はまた、NATOとロシアを紛争に巻き込み、シリア情勢をさらに複雑なものにすることで、飛行禁止空域設定という自らの夢を叶え、そこにテロリストを送り込み、シリアの正統な国家の目前に「別の国」を作り出せると思っていた」。

(国外難民にメッセージはあるかとの問いに)「シリア人難民のほとんどはシリア国内の家族と連絡を取り合っている。彼らの多くはシリア政府の支持者だが、彼らはテロリストが作り出した惨状、脅威、殺戮、インフラ破壊、欧米諸国の経済制裁ゆえに去った…。彼らは事態が改善すれば、戻ってくるつもりでいるので、彼らにメッセージを送る必要はない…。しかし、もしメッセージを送るとするのであれば、それは欧州諸国政府に対してだ。彼らこそが難民をもたらし、現下の状況を作り出し、テロリストを支援し、制裁を科してきた…。だから、これらの政府がシリア国民のために行動したいというのであれば…、まず制裁を解除せよ、と言いたい。そのうえで、テロリストの流れを止めることをすべきだ」。

(テロリストを赦すつもりはあるかとの問いに)「もちろんだ。すでにそうしたことはシリアで行われている」。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領「シリア軍と連携する自由シリア軍に武器弾薬物資を供与し、支援している」(2015年12月11日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、国防省での拡大会合でシリアでの軍事作戦について言及し、先月末にロシア軍戦闘機を撃墜したトルコに暗に警告を発する一方、シリア軍と連携する「自由シリア軍」を支援していることを明らかにした。

プーチン大統領は「我が軍に何らかの煽動を再び行おうとする者に警告したい。既に我々は(シリア国内の)空軍基地およびロシア軍将兵の安全保障に関する追加措置を採択した。それは新たな航空部隊および地対空システムで強化されている…。航空隊のあらゆる行動は戦闘機の援護のもとでなされている。この上なく厳格に行動するよう命じる。ロシアの航空部隊または我々の地上インフラにとって脅威となるあらゆる標的は即時殲滅される」と述べた。

プーチン大統領はまた「正規軍(シリア軍)だけでなく、5,000人以上からなる自由シリア軍の諸部隊がヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県でテロリストに対して攻撃を行っている…。また我々は、シリア軍だけでなく彼ら(自由シリア軍)を支援し、彼らに武器、弾薬、物資を供与している」と述べた。

AFP(12月11日付)などが伝えた。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)との戦いを続けるYPGがトルコ国境近くで爆弾が仕掛けられた無人偵察機2機を撃墜(2015年12月11日)

アレッポ県では、ARA News(12月11日付)が、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊消息筋の話として伝えたところによると、人民防衛隊がアイン・アラブ市南部のカラ・クーザーク村、スィッリーン町で、爆弾が仕掛けられた無人偵察機2機(所属不明)を撃墜した。

またカラ・クーザーク村では、ダーイシュが攻撃を試みたが、人民防衛隊が迎撃し、戦闘員1人を殺害した。

一方、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がラスム・アッブード村、ナスルッラー村に侵攻しようとしたダーイシュ(イスラーム国)を撃退した。

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ラッカ県では、ARA News(12月11日付)によると、トルコ軍がタッル・アブヤド市西部のヤービサ村の農作業中の住民に発砲した。

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ヒムス県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がマヒーン町およびその周辺、カルヤタイン市およびその周辺、バーリダ地区、バスィーリー村、でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クッルナー・シュラカー(12月12日付)によると、タッル市で真理の剣大隊(自由シリア軍)司令官のアブー・マジド・ハイダル氏がダーイシュ(イスラーム国)を名乗る集団に暗殺された。

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シリア軍がダマスカス郊外県、ダマスカス県ジャウバル区で攻勢強化(2015年12月11日)

ダマスカス県では、ARA News(12月11日付)によると、シリア軍が、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が籠城するジャウバル区への突入を開始した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(12月11日付)によると、シリア軍がダーライヤー市、ムウダミーヤト・シャーム市一帯を「樽爆弾」で激しく空爆し、反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ビラーリーヤ村、ハラスター市農場地帯で、イスラーム軍などジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、県北部のザヌーバー村、北ヒルバト・ザヌーバー村、南ヒルバト・ザヌーバー村、カトシーヤ村で反体制武装集団を掃討、同地を制圧した。

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ラタキア県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がアティーラ山方面に侵攻しようとしたシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団を撃退した。

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イドリブ県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がラターミナ町、マアッラト・ヌウマーン市西部でファトフ軍の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

一方、クッルナー・シュラカー(12月12日付)によると、ロシア軍がカサービーヤ村を空爆し、住民6人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がガズラーン農場北部、スーラ村、フラーク市、ダルアー市旧税関地区一帯、マンシヤ地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月11日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村でシャームの民のヌスラ戦線の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。


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米トルコがアレッポ県北部に設置合意した「安全保障地帯」でシャーム戦線とダーイシュ(イスラーム国)、ヌスラ戦線とYPGがそれぞれ交戦(2015年12月11日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(12月11日付)によると、シャーム戦線がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるハムザート村(米トルコ政府が設置合意した「安全地帯」内のカフラ村近郊)を攻撃、同村を奪還した。

これに対して、ダーイシュはジャーズィル村にあるシャーム戦線本部を車爆弾で攻撃し、戦線の中央司令部の「アブー・ハサン」司令官を殺害した。

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アレッポ県では、ARA News(12月11日付)によると、米トルコが設置合意した北部の「安全地帯」の西側に位置するバヌー村で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とシャームの民のヌスラ戦線が交戦し、ヌスラ戦線戦闘員1人が死亡した。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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リヤドでの合同会議で新設されたシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会が「シリアの友連絡グループ」高官と会談(2015年12月11日)

『ハヤート』(12月12日付)によると、サウジアラビアの首都リヤドでの反体制派合同会合(8~10日)で新設されたシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会に、ビジネスマンのワリード・ズウビー氏が加わり、委員メンバーが34人となった。

最高交渉委員会メンバーは、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動のラビーブ・ナッハース氏を除く33人がリヤドで「シリアの友連絡グループ」を構成する米英仏などの高官と会談し、合同会合での閉幕声明の内容やシリア政府との今後の交渉の方針などについて意見を交わしたという。

「シリアの友連絡グループ」代表はまた、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーズ代表とも会談し、合同会合の結果などについて意見を交わした。

アブドゥルアズィーズ代表はこの会談で、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党やロシアで活動する変革解放人民戦線の代表が不参加に対処すべきだと述べたという。

『ハヤート』(12月11日付)は、シリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための委員会が30人から構成され、その内訳は、反体制武装集団メンバー10人、シリア革命反体制勢力国民連立メンバー9人、民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバー5人、無所属6人と報じていた。

だが、『ハヤート』(12月12日付)によると、最高交渉委員会メンバーは、反体制武装集団メンバー11人、シリア革命反体制勢力国民連立メンバー9人、民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバー5人、無所属9人だという。

なお、リヤドでの合同会議の議長を務めたサウジアラビアの湾岸研究センター代表のアブドズルアズィーズ・サクル氏は10日、合同会合を総会に、またシリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会を執行部に改組して常設機関化し、リヤドに本部を設置することを提言している。

しかし、トルコのイスタンブールで活動し、欧米諸国から「シリア国民の唯一の正統な代表」としての地位を付与されているシリア革命反体制勢力国民連立は、リヤドでの合同会合の常設機関化が、自らに代わる「代表」組織になることを懸念しているという。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で5回の爆撃を実施(2015年12月11日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月11日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して17回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は5回、マンビジュ市近郊(1回)、マーリア市近郊(4回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 12, 2015などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局が実効支配するタッル・タムル町でダーイシュ(イスラーム国)による連続爆破テロが発生し、数十人が死亡(2015年12月10日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(12月11日付)などによると、タッル・タムル町内の中央市場、ハール市場、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊野戦病院近くで、爆弾が仕掛けられた車3台が相次いで爆発し、住民数十人が死亡、数十人が負傷した。

この連続爆破事件に関して、ダーイシュ(イスラーム国)の通信部門アアマーク通信は11日、「人民防衛隊の拠点を3回の殉教作戦で狙った」と発表、犯行を認めた。

AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で4回の爆撃を実施(2015年12月10日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月10日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して25回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回、ラッカ市近郊(1回)、マーリア市近郊(3回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 11, 2015などをもとに作成。

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ラタキア県などで、シリア軍、ロシア軍が反体制武装集団への爆撃・攻撃を続ける(2015年12月10日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が北部のトルクメン山、クルド山一帯への空爆を行い、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡した。

またシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、ジュッブ・アフマル村・アティーラ村回廊でシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がカッバーナ村、ファルラク森一帯でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃・空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がカシュタアール村、バーシュカウィー村一帯などを空爆した。

またシリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、ハーン・トゥーマーン村などでシャームの民のヌスラ戦線、トルキスターン・イスラーム党などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がハンダラート・キャンプ一帯、ダラーマ村、バルクーム村、バーニス村、ラスム・サフリージュ村、ズィルバ村で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がジャディーヤ村一帯でジハード主義武装集団と交戦し、戦闘員28人が死亡した。

またシリア軍は、インヒル市、カフルシャムス町などを砲撃した。

一方、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がダルアー市・ヒルバト・ガザーラ町街道、スール村・フラーク市街道、ダルアー市各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(12月10日付)によると、ダーライヤー市、ムアダミーヤト・シャーム市前線でシリア軍と反体制武装集団と交戦が激化し、シリア軍が同地一帯を「樽爆弾」で空爆した。

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ハマー県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がカフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市、アトシャーン村、ラハーヤー村などでファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Durar al-Shamiya, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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シリア軍は過去2週間で363回の爆撃を実施し、タクフィール主義テロ組織の標的1,375カ所を攻撃・破壊(2015年12月10日)

シリア軍報道官は、11月27日から12月10日までの2週間で、シリア軍航空機が363回の出撃を行い、タクフィール主義テロ組織の標的1,375カ所を攻撃・破壊したと発表した。

空爆は、ダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県、アレッポ県、イドリブ県、ダイル・ザウル県、ダルアー県、ラタキア県各所で実施され、シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを標的としたという。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がシリア軍との戦闘の末にマヒーン町一帯を奪還(2015年12月10日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、マヒーン町およびその周辺の丘陵地帯、フワーリーン村のシリア軍拠点などに対して9日から攻撃を激化し、同地を奪還した。

これに関して、ダーイシュ・ダマスカス州広報局は、ダーイシュがシリア軍との戦闘の末、マヒーン町とフワーリーン村にいたる丘陵地帯を制圧したと発表した。

一方、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がスフナ市、タドムル市西部郊外(三角地帯)、ワーディー・ザカーラ、カルヤタイン市、ラッフーム村、ウンク・ハワー村、ウンム・サフリージュ村、ムシャイリファ村、アイン・フサイン村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点・車列を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)の主要拠点の一つバーブ市、ダイル・ハーフィル市を空爆した。

一方、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がジャルーフ村、ナッジャーラ村、シャルバア村、バーブ市でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アイン・イーサー市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦する一方、戦闘機(所属不明)がラッカ市北部一帯のダーイシュ拠点を空爆した。

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ハマー県では、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、ウンム・トゥワイナ村でダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

シリア軍はまた、北マアカル村でダーイシュの拠点を空爆し、戦闘員35人を殲滅、車輌9輌を破壊した。

シリア軍はさらに、ラフジャーン村でダーイシュ拠点を空爆、戦闘員18人を殲滅した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市労働者住宅地区、ハウィーカ地区、ユーフラテス・センター北部、ジャフラ村、マリーイーア村でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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ロシア外務省のザハロワ報道官は、ロシアが爆撃でトルコマン人の「民族浄化」を行っているとするトルコの主張を一蹴(2015年12月10日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、ロシア軍がシリアでの空爆でトルクメン人に対する「民族浄化」を行っているとするトルコのアフメト・ダウトオール首相の批判に関して、「事実無根で…現地の状況と完全に乖離している」と一蹴した。

『ハヤート』(12月11日付)などが伝えた。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務副大臣はリヤドでのシリアの反体制派の合同会合にアル=カーイダ系組織が参加していると批判(2015年12月10日)

イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)は、サウジアラビアの首都リヤドで閉幕したシリアの反体制派の共同会合に関して「アル=カーイダとつながりのある一部のテロ組織が参加している…。これらの組織がシリアの行方を決定することは許されない…。我々はリヤドでの会合に賛同しない…。この会合はウィーン会議に沿ったものではない」と批判した。

イランのファルス通信(6月18日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、Fars News Agency, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアのジュバイル外務大臣「アサド大統領には反体制派との交渉に応じるか、力で打倒されるかのいずれかの選択肢しかない」(2015年12月10日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は、リヤドでのシリア反体制派の合同会合を受けて、「シリア国民はアサドがとどまり続けることを受け入れないだろう」と述べたうえで、サウジアラビアが合同会合主催を通じて「シリアの反体制派各派のコンセンサスを作り出そうとしてきた」と自賛、「この努力が近く、シリアでの平和的な権力移譲を含む政治プロセスとして結実する」だろうと期待を寄せた。

そのうえで、「アサドには、シリアの反体制派各派との交渉に応じるか、力で打倒されるかのいずれかの選択肢しかない」と強調した。

ARA News(12月10日付)が伝えた。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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ハサカ県でのシリア民主軍参加・支持組織の総会が、新たな政治連合体「シリア民主評議会」を結成し閉幕(2015年12月10日)

ハサカ県マーリキーヤ市(ダイリーク)で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍参加組織および支持団体などが中心となって開いていた総会「シリア民主反体制勢力大会」が共同声明を発表し、閉幕した。

声明では、総会出席者106人(参加者氏名・所属はhttp://all4syria.info/Archive/276714を参照)のうちの42人からなる政治連合体「シリア民主評議会」を設置し、「すべての社会集団の参加に向けて行動を行うための愛国的・民主的政治計画」の具体化と実現を目指すことが表明された。

クッルナー・シュラカー(12月10日付)によると、「シリア民主評議会」の議席配分は以下の通り:

カフム2
尊厳権利誓約連合2
西クルディスタン移行期民政局参加組織13
シリア民主国民連合3
近代民主党1
アラブ社会民主主義バアス党1
アラブ系部族1
クルド系部族1
シリア国民ブロック1
トルクメン人1
アッシリア教徒1
シリア正教徒1
アラブ系部族1
ヤズィード教徒1
青年代表1
その他の政党政治組織など7
無所属5

「シリア民主反体制勢力大会」は、サウジアラビアの首都リヤドで8日から開催されていたシリア革命反体制勢力国民連立、民主的変革諸勢力国民調整委員会、イスラーム軍などの反体制武装集団などによる共同会合に対抗するかたちで、同会合に招聘されなかったシリア民主軍が、イラン、ロシアの後押しのもと、急遽開催していた。

AFP(12月10日付)、クッルナー・シュラカー(12月10日付)などが伝えた。

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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サウジアラビアでのシリア反体制派の合同会合が、アサド大統領の即時退陣ではなく「アサド大統領および政権幹部に居場所を与えないかたちでの新政治体制樹立」などを確認する閉幕声明を発表、アル=カーイダ系組織もこれを受諾(2015年12月10日)

サウジアラビアの首都リヤドで8日から行われていたシリアの反体制派の合同会合が共同声明を発表し、閉幕した。

閉幕声明の骨子は以下の通り:

1. 領土保全、シリア国家の文民性への信頼、分権制に基づくシリア領全土における主権の維持、多元主義に基づく民主主義、宗教、宗派、人種に基づく差別の撤廃、人権、透明性、責任能力、法治の諸原則の尊重。
2. 国家機関の維持、軍、治安機関の再編、「体制や宗派主義的民兵によるテロ」を含むあらゆる形態のテロの拒否、自由で公正な選挙を通じた合法的シリア国家の諸機関の設置とそれによる武器独占、あらゆる外国人戦闘員の拒否と退去要求。
3. シリア危機の政治的解決とそのための国際社会の保証の必要。国際社会の支援のもとでのシリア人の責任に基づく政治的移行。政治的解決の目的を、バッシャール・アサドおよび政権幹部に居場所を与えないかたちでの新政治体制樹立とすること。
4. ジュネーブ合意(2012年)に準拠し、また国連が定めた期限に従い、シリア政府代表者との交渉に備えること。シリア政府と交渉を行う代表団メンバーは移行期統治機関への参加を見合わせること。交渉開始前に、国連および国際社会は、シリア政府に対してシリア人処刑の停止、捕虜・逮捕者の釈放、包囲地域の封鎖解除と支援物資の搬入、矯正移住の停止、市街地への「樽爆弾」での攻撃停止を遵守させること。

アラビア語全文は以下の通り:

استجابة لدعوة من حكومة المملكة العربية السعودية، عقدت قوى الثورة والمعارضة السورية اجتماعاً موسعاً في مدينة الرياض… وقد شارك في الاجتماع رجال ونساء يمثّلون الفصائل المسلحة، والأطياف السياسية في المعارضة السورية في الداخل والخارج، وينتمون إلى كافة مكونات المجتمع السوري من العرب والأكراد والتركمان والأشوريين والسريان والشركس والأرمن وغيرهم، وذلك بهدف توحيد الصفوف، والوصول إلى رؤية مشتركة حول الحل السياسي التفاوضي للقضية السورية بناء على «بيان جنيف»، والقرارات الدولية ذات العلاقة، ومن دون إخلال بمبادئ وثوابت الثورة السورية.
ولقد ناقش المشاركون الموضوعات المدرجة في جدول الأعمال في أجواء يسودها الاحترام المتبادل، والشعور العميق بمسؤولياتهم التاريخية تجاه الشعب السوري الصامد. وتبادل المجتمعون الآراء حول القضايا المصيرية التي تواجه سورية، وأطلعوا على الوثائق ذات الصلة، بما في ذلك البيان الصادر عن المجموعة الدولية لدعم سورية في مدينة فيينا بتاريخ 14 تشرين الثاني (نوفمبر) 2015.
أعرب المجتمعون عن تمسكهم بوحدة الأراضي السورية، وإيمانهم بمدنية الدولة السورية، وسيادتها على كافة الأراضي السورية على أساس مبدأ اللامركزية الإدارية. كما عبّر المشاركون عن التزامهم بآلية الديموقراطية من خلال نظام تعددي، يمثّل كافة أطياف الشعب السوري، رجالاً ونساء، من دون تمييز أو إقصاء على أساس ديني، أو طائفي، أو عرقي، يرتكز على مبادئ احترام حقوق الإنسان، والشفافية، والمساءلة، والمحاسبة، وسيادة القانون على الجميع.
وتعهد المجتمعون بالعمل على الحفاظ على مؤسسات الدولة السورية، مع ضرورة إعادة هيكلة وتشكيل مؤسساتها الأمنية والعسكرية. كما شددوا على رفضهم للإرهاب بكافة أشكاله، ومصادره، بما في ذلك إرهاب النظام وميليشياته الطائفية، وعلى أن مؤسسات الدولة السورية الشرعية، والتي يختارها الشعب السوري عبر انتخابات حرة ونزيهة، هي من يحتكر حق حيازة السلاح. وأكد المجتمعون رفضهم لوجود كافة المقاتلين الأجانب، بما في ذلك من تم تجنيسهم بغرض قتل الشعب السوري، والميليشيات والجماعات المسلحة، والقوات المسلحة الأجنبية على الأراضي السورية، ومطالبتهم بطردهم من أرض الوطن.
وشدد المجتمعون على أن حل الأزمة السورية هو سياسي بالدرجة الأولى، مع ضرورة توافر ضمانات دولية، وأن عملية الانتقال السياسي في سورية هي مسؤولية السوريين، وبدعم ومساندة المجتمع الدولي، بما لا يتعارض مع السيادة الوطنية، وفي ظل حكومة شرعية منتخبة. واتفق المشاركون على أن هدف التسوية السياسية هو تأسيس نظام سياسي جديد، من دون أن يكون لبشار الأسد، وزمرته، مكان فيه.
وأبدى المجتمعون استعدادهم للدخول في مفاوضات مع ممثلي النظام السوري، وذلك استناداً إلى «بيان جنيف» الصادر بتاريخ 30 حزيران (يونيو) 2012، والقرارات الدولية ذات العلاقة كمرجعية للتفاوض، وبرعاية وضمان الأمم المتحدة، وبمساندة ودعم المجموعة الدولية لدعم سورية، وخلال فترة زمنية محددة يتم الاتفاق عليها مع الأمم المتحدة. كما اتفق المجتمعون على تشكيل فريق للتفاوض مع ممثلي النظام، على أن يسقط حق كل عضو في هذا الفريق بالمشاركة في هيئة الحكم الانتقالي. وطالب المشاركون الأمم المتحدة والمجتمع الدولي بإجبار النظام السوري على تنفيذ إجراءات تؤكد حسن النيات قبل البدء في العملية التفاوضية. وهذا يشمل إيقاف أحكام الإعدام الصادرة بحق السوريين، وإطلاق سراح الأسرى والمعتقلين، وفك الحصار عن المناطق المحاصرة، والسماح بوصول قوافل المساعدات الإنسانية إلى المحتاجين، وعدة اللاجئين، والوقف الفوري لعمليات التهجير القسري، وإيقاف قصف التجمعات المدنية بالبراميل المتفجرة.
وشدد المجتمعون على تمسكهم بتطبيق بنود المرحلة الانتقالية الواردة في بيان جنيف 1. كما عبّر المشاركون في الاجتماع عن رغبتهم بتنفيذ وقف لإطلاق النار وذلك بناء على الشروط التي يتم الاتفاق عليها حال تأسيس مؤسسات الحكم الانتقالي… وشدد المجتمعون على أن يغادر بشار الأسد وزمرته سدة الحكم مع بداية المرحلة الانتقالية.

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3日目にあたる10日には、UAEから3人(ムハンマド・ハバシュ、アブドゥルアズィーズ・シャッラール、サミールタキー)、フランスから1人(バスマ・カドマーニー)が加わり、出席者数は116人になった。

会合参加者は、閉幕声明発表に先立ち、シリア政府との交渉にあたる反体制派統一代表団の人選を行うための最高交渉委員会を設置することに合意した。

『ハヤート』(12月11日付)によると、この委員会は30人から構成され、その内訳は以下の通りだという。

反体制武装集団メンバー10人(うちトルコ国境で活動する武装集団メンバー6人、ヨルダン国境で活動する武装集団メンバーが4人)
シリア革命反体制勢力国民連立メンバー9人(ハーリド・ハウジャ、ファールーク・タイフール、ジョルジュ・サブラー、リヤード・ハッジャーブ、スハイル・アタースィー、ムンズィル・マーフース、サーリム・ムスラト、アブドゥルハキーム・バッシャール、リヤード・サイフ)
民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバー5人(ムニール・ビータール、サフワーン・アッカーシュ、アフマド・アスラーウィー、ムハンマド・ヒジャーズィー、ズィヤード・アブー・ワトファ)
無所属6人

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閉幕声明を合わせて、会合での決定を不服とするシャーム自由人イスラーム運動が脱会の意思を伝える声明が発表・回付された。

同声明によると、シャーム自由人イスラーム運動の脱会は、民主的変革諸勢力国民調整委員会や「シリア政府寄りの人物」の役割が高められたことが理由だという。

だが、シャーム自由人イスラーム運動運動の代表として会合に出席していたラビーブ・ナッハース氏は閉会式に出席し、共同声明に署名し、その後同運動は声明を出し、脱会を撤回すると発表した。

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なお、『ハヤート』(12月11日付)によると、リヤドでの合同会議に参加した反体制武装集団代表は以下の通り:

1. イヤード・ムハンマド・シャムスィー(アサーラ・ワ・タンミヤ戦線)
2. バッシャール・ムッラー(海岸第2師団)
3. ハサン・ハッジ・アリー(ザーウィヤ山の鷹)
4. ムハンマド・マンスール(ガーブの鷹連合)
5. ファドルッラー・ハッジー(シャーム軍団)
6. フサイン・イブラーヒーム(アブー・ウサーマ・ジャウラーニー)(シリア革命家戦線)
7. サーミル・ハッブーシュ(アブー・サラーフ・シャーミー)(シャームの剣旅団)
8. アフマド・アウダ(アブー・ハムザ)(スンナの民青年)
9. バックール・サリーム大佐(アブー・フィラース)(殉教者アフマド・ウバイドゥー大隊)
10. カースィム・カスール大佐(アムード・ハウラーン)
11. アブドゥッラティーフ・ハウラニー(第1機甲連隊)
12. ムハンマド・アッルーシュ、ムハンマド・ビールクダール(イスラーム軍)
13. ラビーブ・ナッハース(シャーム自由人イスラーム運動)
14. ムハンマド・アブドゥルカーディル・ムスタファー(ラフマーン軍団)
15. ハサン・アフマド・イブラーヒヤー

AFP, December 10, 2015、AP, December 10, 2015、ARA News, December 10, 2015、Champress, December 10, 2015、al-Hayat, December 11, 2015、Iraqi News, December 10, 2015、Kull-na Shuraka’, December 10, 2015、al-Mada Press, December 10, 2015、Naharnet, December 10, 2015、NNA, December 10, 2015、Reuters, December 10, 2015、SANA, December 10, 2015、UPI, December 10, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で3回の爆撃を実施(2015年12月9日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月9日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回、ラッカ市近郊(1回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、アイン・アラブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 10, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県北部の「安全保障地帯」、アレッポ市シャイフ・マクスード地区でYPG主体のシリア民主軍がアル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」と戦闘を続ける(2015年12月9日)

アレッポ県では、ARA News(12月9日付)によると、米トルコが設置合意した「安全地帯」西部(アフリーン市郊外)およびアレッポ市シャイフ・マクスード地区で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、革命家軍からなるシリア民主軍が、アル=カーイダ系のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、そして「穏健な反体制派」の自由シリア軍マーリア作戦司令室と交戦し、ヌスラ戦線側の戦闘員9人を殺傷した。

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県中部でダーイシュ(イスラーム国)への攻勢を続ける(2015年12月9日)

ヒムス県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がヒヤール山北部、ハワーディード村、ウンク・ハワー村、カルヤタイン市、タドムル市郊外柑橘農園一帯などでダーイシュ(イスラーム国)を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダマスカス郊外県、ラタキア県などでシリア軍と反体制武装集団の戦闘続く(2015年12月9日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯、ハラスター市郊外のダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)一帯で、イスラーム軍などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(12月9日付)によると、ロシア軍戦闘機がマルアンド村を4回にわたり空爆し、子供5人を含む8人が死亡した。

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ラタキア県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍ば県北部のバルナディー山、ラビーア山で反体制武装集団を掃討し、同地を制圧した。

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ダルアー県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がジャムリーン村郊外でシャームの民のヌスラ戦線を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(12月9日付)によると、シリア軍がタルビーサ市でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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マナール・チャンネル(12月9日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村郊外で、ヒズブッラーがアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線の車列を攻撃し、同戦線幹部の一人アブー・フィラース・ジュッバ氏らを殺害した。


AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Qanat al-Manar, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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ヒムス市最後の戦闘地域ワアル地区での停戦合意に基づき、反体制武装集団戦闘員がシリア政府が用意したバスで退去を開始(2015年12月9日)

『ハヤート』(12月10日付)などによると、ヒムス市における最後の戦闘地域だったワアル地区で、国連仲介によるシリア政府と反体制武装集団の停戦合意に従い、反体制武装集団戦闘員の退去が始まった。

反体制武装集団戦闘員は、シリア政府が用意した大型旅客バス約15台に分乗し、シリア軍が包囲するワアル地区から退去した。

AFP(12月9日付)によると、15台のバスのうち10台は白色で、女性、子供など戦闘員の家族が、各自カバン1つを携帯することを認められて分乗し、残りの5台は緑色で、戦闘員が軽

・中火器を携帯したまま分乗したという。

また退去者のなかには、負傷者15人も含まれており、彼らは救急車両に乗って退去したという。

15台のバスには、シリア赤新月社と国連の車輌約10輌が護衛として随行、またシリア軍車輌も車列に同行した。

ヒムス県のタラール・バラーズィー県知事は記者団に対して、ワアル地区から退去する戦闘員の数が約300人にのぼり、また戦闘員の家族約100世帯(400人)も退去を予定しており、その第1陣の退去は今週終わりに完了するという。

退去者は、ハマー県カルアト・マディーク町に向かったあと、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の支配地域であるイドリブ県に入るという。

また、反体制武装集団戦闘員第1陣の退去完了を受け、投降希望者が武装解除と関係当局への投降を開始する予定だという。

地元調整委員会が公表したビデオによると、ワアル地区から退去した戦闘員は、シリア政府との交渉を拒否する者たちだという。

なお、バラーズィー県知事によると、ワアル地区の人口は紛争前には30万人いたが、現在は7万5,000人に減少しているという。

シリア人権監視団によると、ワアル地区には、アル=カーイダ系のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線をはじめとする45の武装集団が籠城を続けてきた。

Kull-na Shuraka', December 9, 2015
Kull-na Shuraka’, December 9, 2015
Kull-na Shuraka', December 9, 2015
Kull-na Shuraka’, December 9, 2015
Kull-na Shuraka', December 9, 2015
Kull-na Shuraka’, December 9, 2015
Kull-na Shuraka', December 9, 2015
Kull-na Shuraka’, December 9, 2015

 

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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ロシア軍は8日、シリア各所を82回にわたって爆撃、また潜水艦ロストフナドヌーから巡航ミサイルで「テロ組織」拠点を初めて攻撃・破壊(2015年12月9日)

ロシア国防省は過去24時間(8日)に、ラタキア県フマイミーム航空基地に駐留するロシア軍戦闘機32機が82回の出撃を行い、アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県、ヒムス県のテロ組織の標的204カ所を攻撃・破壊した、と発表した。

空爆では、バンカー・バスターBETAB-500などが使用されたという。

またロシア海軍が最近になって地中海のシリア沖に配備した潜水艦ロストフナドヌー(Rostov-on-Don)から、カリブル(Calibre)巡航ミサイルを発射し、シリア領内のテロ組織の拠点を攻撃・破壊したと発表し、その映像(https://youtu.be/fwja7sogNs4)を公開した。

mil.ru, December 9, 2015
mil.ru, December 9, 2015
mil.ru, December 9, 2015
mil.ru, December 9, 2015

 

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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リヤドでの反体制派の合同会合で基本方針を確認:アサド大統領の進退、テロ組織の定義は曖昧に(2015年12月9日)

サウジアラビアの首都リヤドで8日に開会したシリアの反体制派の合同会合は、2日の審議を行い、閉幕声明の文言やシリア政府との交渉にあたる統一代表団の構成などについて意見を交わし、『ハヤート』(12月10日付)によると、2日目の会合では、7項目からなる反体制派の基本方針が確認された。

この基本方針とは、①シリアの領土および国民の統合維持、②民主的文民国家の樹立、③国家による武器保有および使用の独占、④「国家テロ」を含むあらゆる形態のテロの拒否、⑤すべての外国人戦闘員の拒否と撤退要求、⑥民主主義、人権、トランスパレンシー、アカウンタビリティ、法治、国家機関の維持、軍・治安機関の再編、の7項目。

なお基本方針の確認に先だって、反体制武装集団の代表(参加者は15人から18人に増加)は8日に、5項目からなる基本方針案を示していたが、確認された基本方針は、アサド政権の退陣や外国人戦闘員の組織名の言及を避けるなど曖昧な内容となっている。

その内容は、①アサド大統領および政権幹部全員の退任と裁判の実施、②軍・諜報機関といった抑圧装置の解体、③愛国的で汚職とは無縁の軍・治安機関の新設、軍・治安機関以外の国家機関の維持、④イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラー、アブー・ファドル・アッバース旅団、ダーイシュ(イスラーム国)に代表される外国の宗派的テロ勢力のシリアからの撤退、⑤シリアの国土、国民の統合と独立、主権、国民意識の維持、政治的・宗派主義的な分割の拒否。

基本方針確認後、参加者は、紛争の政治解決に向けた反体制派の統一ヴィジョン、シリア政府の対話の原則・しくみ・期間などについての審議に移り、以下の点を確認した。

①ジュネーブ合意(2012年6月)、国連安保理決議第2118号における移行期統治機関に関する文言の遵守。

②ジュネーブ2会議(2014年2月)でのシリア政府との交渉内容を踏まえたかたちでの交渉再開。

③シリア領内での戦闘停止。

しかし、②については民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表が「ジュネーブ2会議は何も達成していない」と反論、また③についてはイスラーム軍のムハンマド・ビールクダール氏が「シリア政府を信頼できない」と疑義を呈した。

さらに2日目の会合では、国連の役割、閉幕声明の文言、シリア政府との交渉にあたる統一代表団の構成についての審議も行われた。

統一代表団の構成については、シリア革命反体制勢力国民連立がメンバー数を15人とし、これを、治安や停戦問題を担当するグループ、政治プロセスと移行プロセスを担当するグループ、代表団への政治支援・諮問を担当するグループの三つに分けるべきだと主張した。

これに対して、民主的変革諸勢力国民調整委員会はメンバー数を20人とし、「合同会合に参加していない武装集団の代表を含めるべき」と主張し、民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局の参加組織も統一代表団に加えるべきだと暗に主張した。

al-Hayat, December 10, 2015
al-Hayat, December 10, 2015

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2日目の会合に先立って、会合にオブザーバー参加している「シリアの友連絡グループ」(ロンドン11)と呼ばれてきた米国、英国、トルコ、UAEの各国代表がシリア情勢への対応について協議した。

『ハヤート』(12月10日付)によると、各国代表協議では、米国とトルコの対立が改めて浮き彫りとなった。

すなわち、米国は、アサド大統領の進退を停戦プロセスや和解プロセスの前提条件とせず、シリア政府と反体制派との間で予定されている交渉の場で決する方針に傾斜する一方、トルコは、移行期を開始する前にあらかじめアサド大統領の役割を限定するよう改めて主張したという。

なお、米国の姿勢は、ロシア、イラン、ドイツの方針に準じており、トルコの姿勢は、英国、フランスなどの支持を受けているという。

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『ハヤート』(12月10日付)は、12月半ばに開催が予定されているウィーン4会議で協議が予定されている反体制派の「テロ組織」と「合法的な反反体制派」への峻別に関して、西側高官筋の話として、ロシア政府がヨルダンに対し、「自由シリア軍」を名乗る武装集団を含む22組織を「テロ組織」として認定する案を提示した、と伝えた。

同消息筋によると、これに対して、トルコは、PKK(クルディスタン労働者党)とつながりのある民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊を「テロ組織」に指定することを主張、アラブ諸国は、イラン・イスラーム革命防衛隊、ヒズブッラーなど、イラン人、イラク人、レバノン人の民兵18組織を「テロ組織」に認定するよう求めているという。

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がシリア領内で4回の爆撃を実施(2015年12月8日)

米中央軍(CENTCOM)は、12月8日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は4回、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。

CENTCOM, December 9, 2015などをもとに作成。

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YPG報道官が有志連合によるハサカ県ハーン村での有志連合の「誤爆」を擁護(2015年12月8日)

西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のタラール・サッルー報道官(大佐)は、米軍主導の有志連合によるハサカ県ハーン村空爆で30人あまりの住民が死亡した事件(7日)に関して、「ダーイシュ(イスラーム国)を攻撃しているだけ」と擁護したうえで、有志連合が現在同地での空爆を中断していることを明らかにした。

サッルー報道官は「有志連合は現在活動をほぼ停止している。なぜなら、シリア民主軍の現下の活動はダーイシュから解放した拠点を防衛強化に限定されているからだ…。シリア民主具による軍事作戦は現在は行われていない…。つまり、有志連合はハサカ市郊外を空爆しておらず、シリア民主軍との連携のもとにダーイシュの拠点を空爆しているだけ」だと述べた。

ARA News(12月9日付)が伝えた。

AFP, December 9, 2015、AP, December 9, 2015、ARA News, December 9, 2015、Champress, December 9, 2015、al-Hayat, December 10, 2015、Iraqi News, December 9, 2015、Kull-na Shuraka’, December 9, 2015、al-Mada Press, December 9, 2015、Naharnet, December 9, 2015、NNA, December 9, 2015、Reuters, December 9, 2015、SANA, December 9, 2015、UPI, December 9, 2015などをもとに作成。

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