米中央軍(CENTCOM)は、2月18日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して21回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は9回で、ブーカマール市近郊(1回)、ハサカ市近郊(4回)、フール町近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。
CENTCOM, February 19, 2016などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ヒムス県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との交戦の末、カルヤタイン市東部のマハッサ地区街道上の穀物粉砕工場地区一帯を制圧、治安と安定を回復した。
シリア軍はまた、タドムル市南西部のバスィーリー村でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、ヒサーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、外国人戦闘員ら70人以上を殲滅した。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍士官の指揮下にあるシリア軍作戦司令室が、ロシア軍将兵、イラン・イスラーム革命防衛隊、シリア人およびアラブ系・アジア系の民兵とともに、県北東部で第1沿岸師団、シャーム自由人、アンサール・シャーム、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、キンサッバー町を制圧した。
キンサッバー町はイドリブ県とラタキア県北東部、そしてトルコ領内とを結ぶ戦略的要衝。
シリア軍はイドリブ県ジスル・シュグール市一帯、ハマー県ガーブ平原、そしてラタキア県北東部を結ぶ要衝のカッバーナ村に向けて進軍を続けているが、同地は依然として反体制武装集団の支配下にとどまっているという。
また、SANA(2月18日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに県北東部のシャラフ砦、キンサッバー町で反体制武装集団を掃討し、同地を制圧、治安と安定を回復した。
シリア軍はまた、キンサッバー町周辺のトゥーバール砦、バイヤーダート農地、カシュマル峰、カニーサ峰、シュマイス峰、第844地点、第722地点も合わせて制圧した。
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ヒムス県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がフーシュ・ザバーディー村一帯に侵攻しようとしてシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、これを撃退した。
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ハマー県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がカルクール村一帯に侵攻しようとしたファトフ軍と交戦し、これを撃退し、戦闘員20人を殲滅した。
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ダルアー県では、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がダルアー市バジャービジャ地区西部一帯、マンシヤ地区南部および南西部一帯、カラク地区、アッバースィーヤ地区、電力会社一帯、サナマイン市、イブタア町・シャイフ・サアド村街道、カフル・ナースィジュ村・アクラバー村街道でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県北西部でシリア軍、シリア民主軍、アル=カーイダ系組織、「穏健な反体制派」が混戦するなか、ARA News(2月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、アル=カーイダ系組織と「穏健な反体制派」の中心都市アアザーズ市の東方に位置するマーリア市への侵攻を再開し、シャーム戦線と交戦した。
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アレッポ県では、ARA News(2月18日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるトルコ国境のアイン・アラブ市(コバネ)および人民防衛隊主体のシリア民主軍の制圧下にあるティシュリーン・ダム一帯を砲撃、交戦状態となった。
一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市近郊のスィーン村でシリア軍とダーイシュが交戦した。
また、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がスィーン村、カッバースィーン村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア人戦闘員約500人が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に抗戦するため、トルコ領内からシリアに潜入、アル=カーイダ系組織のシャームの民のシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、シャーム戦線などの「穏健な反体制派」の中心拠点アアザーズ市に入った。
シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表がAFP(2月18日付)に伝えたところによると、この戦闘員はイドリブ県のアティマ村に近い軍用の国境通行所を経由して潜入、アアザーズ市に入って以降は、アレッポ県のバーブ・サラーマ国境通行所を往来しているという。
なお、ロイター通信(2月17日付)によると、この1週間で戦闘員約2,000人がトルコ領内からシリア北部に潜入したという。
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トルコ領内で活動するクルド人武装集団のサラーフッディーン末裔旅団は声明を出し、「民主統一党の軍事部門であるいわゆる人民防衛隊は独裁体制の手先であり、アレッポ県北部で自由シリア軍の拠点と民間人の命を狙った猛攻撃を開始した」と非難した。
サラーフッディーン末裔旅団はまた、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるアレッポ県バーブ市や同県東部のアアザーズ市一帯の「クルド人の村々を解放」するために活動するだろうと予告した。
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一方、ARA News(2月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の支配下に入った県北西部のタッル・リフアト市近郊のイフラス村の武装集団がシリア民主軍に合流した。
シリア民主軍に合流した戦闘員はいずれもクルド人だという。
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アレッポ県では、ARA News(2月18日付)によると、西クルディスタン移行期民政局支配下のアレッポ市シャイフ・マクスード地区およびカースティールー街道、シュカイイフ地区一帯、アシュラフィーヤ地区で人民防衛隊主体のシリア民主軍が第16師団、第1中隊、第101中隊、ヌールッディーン・ザンキー運動などからなる武装集団と交戦した。
一方、SANA(2月18日付)によると、シリア軍がバルクーム村、マアーッラト・アルティーク村、ヤーキド・アダス村、アレッポ市ハラク地区、シュカイイフ地区で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
また、ARA News(2月18日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などどからなるジハード主義武装集団が、アレッポ市カッラーサ地区、ブスターン・カスル地区でシリア軍と交戦した。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、ARA News(2月19日付)によると、トルコ軍が西クルディスタン移行期民政局アフリーン地区の中心都市アフリーン市とジンディールス町を砲撃し、住民1人が死亡、複数人が負傷した。
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ハサカ県では、ARA News(2月18日付)によると、トルコ国境警備隊がシリア・トルコ国境に面するバータルザーン村に向けて集中砲火を浴びせ、住民1人が負傷した。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍総司令部は、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つシャッダーディー市一帯(ハサカ県南東部)でのダーイシュ掃討に向けた「ハーブールの怒り」作戦を開始したと発表した。
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ARA News(2月18日付)によると、シリア民主軍はまた、ハサカ市南部でも攻勢を激化、有志連合の航空支援を受け、ダイラーン村、スィーマールカー村、バッルーナ村、ダブシー村、ガイファーラー村、ウンム・バウジャ村、ムシャイリファ村、ウンム・タナク村、ハルバ村、マシュタル村、ミシュワール村を制圧した。
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シリア人権監視団は、有志連合が16~17日にかけてハサカ県シャッダーディー市一帯で行った空爆により、民間人38人が死亡したと発表した。
ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるシャッダーディー市一帯での空爆は17日に実施され、市内のパン販売所が被弾、子供3人を含む15人が死亡した。
これに先だって、有志連合は16日に、シャッダーディー市で、17日にハサカ市南西部アブドゥルアズィーズ山に近いジャーイル村で空爆を実施し、20人以上が死亡したという。
なおシャッダーディー市一帯での空爆では、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員9人も死亡したという。
一方、クッルナー・シュラカー(2月18日付)は、マスアブ・ハーミディーを名乗る活動家の話として、ジャーイル村への空爆はロシア軍が行ったと伝えた。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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国連人道問題担当事務次長兼人道援助調整官のヤン・エーゲラン氏は、スイスの首都ジュネーブでISSG(国際シリア支援グループ)諸国の代表と会談後、世界食糧計画(WFP)など国連傘下の人道支援関連機関が、ダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受けるシリア政府支配下のダイル・ザウル市に対して人道支援物資の投下を行うことを決定したことを明らかにした。
エーゲラン氏によると、WFPには「現在具体的な計画がある」としたうえで、人道支援物資を投下するには、シリア領内で空爆を行っているロシア軍と米軍の支援が必要だと付言した。
エーゲラン氏はまた「ダーイシュの支配を受けるダイル・ザウル市内で支援を必要としている人々への物資の配給は…空から投下する以外の方法では不可能だ…。それは複雑なプロセスであり、さまざまな面で初の試みとなる」と述べた。
支援物資の投下が実施されれば、ロシア軍が1月半ばから開始した「人道作戦」に次ぐ動きとなる。
『ハヤート』(2月19日付)によると、ダイル・ザウル市内には約20万人が現在居住している。
シリアのダマスカスに滞在中のスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、これに関して「ダイル・ザウルに空から支援物資を投下するという発想は極めて明解な提案だ…。我々はそれに従いたいと思っている…。ダイル・ザウルだけでなく…アレッポ県東部、さらにはダマスカス郊外県のダーライヤー市、東グータ地方、さらにはカファルヤー町、フーア市といった場所でもだ」と述べた。
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SANA(2月18日付)によると、17日にダマスカス郊外県マダーヤー町、ムウダミーヤト・シャーム市、ザバダーニー市、イドリブ県フーア市、カファルヤー町に人道支援物資が搬入されたのに続いて、ダマスカス郊外県タッル市に国連とシリア赤新月社のチームが人道支援物資を搬入した。
物資は貨物車輌9台分で、穀物などの食糧品、医薬品などからなるという。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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国境なき医師団のジョアン・リュー会長は『ハヤート』(2月19日付)の電話取材に応じ、国境なき医師団が支援するイドリブ県マアッラト・ヌウマーン市内の病院に対する空爆(15日)が「意図的」に行われたとの見方を示した。
リュー会長は「シリア国内での民間人殺害が日常化」することを拒否すると述べるとともに、「敵側の医師は敵ではない」と強調した。
また「(マアッラト・ヌウマーン市の病院スタッフの話によると、2分ほどの攻撃でミサイル4発が病院を襲った。それから40分後、救急医療チームが現場に到着すると、現場は再び攻撃を受けた。意図的だったとしか考えられない。おそらくはシリア政府軍が主導する同盟によるものだろう」と述べた。
またシリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表が、国境なき医師団をフランス諜報機関の出先だと批判したことに関しては「民間人や病院が攻撃を受けているという問題から注意をそらそうとするものだろう」と述べ、これを否定した。
リュー会長によると、国境なき医師団はロシア側に事件の調査を目的とする独立委員会の設置を求めているが、ロシア側からの回答はないという。
リュー会長はさらに、シリア政府やロシア政府が、国境なき医師団が支援する病院に関するデータの提供を求めているとしたうえで、「我々の側は、我々が運営する病院のデータを完全に提供してきた。しかし、我々が運営、あるいは支援しているその他の医療センターのデータ提供をめぐっては意見が分かれている。活動家たちはデータを提供すれば標的になるのではと恐れている」と述べた。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務大臣は「サウジアラビアは有志連合の枠内でシリアに特殊部隊を派遣する意思を表明した。その目的はダーイシュ(イスラーム国)の殲滅であり、それが任務であり、責任である」と述べた。
ジュバイル外務大臣はまた、サウジアラビア軍の作戦任務がアサド政権打倒へと拡大するかとの問いに対して「特殊部隊が有志連合の枠内でシリアに入った場合、ダーイシュとの戦いが任務となる。個別行動はないだろう」と応えた。
ジュバイル外務大臣はしかし、「バッシャール・アサドは、シリアの未来において居場所はない」と改めて、その存在を否定した。
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西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首は、17日にトルコの首都アンカラで発生した爆弾テロに関して、「人民防衛隊が直接関与していることが明白になった」とアフメト・ダウトオール首相と発言したことに対し、「トルコ領内ではいかなる攻撃も行っていない」と否定するとともに、「こうした嫌疑は明らかにシリア介入への試みとつながりがある」と述べ、トルコ政府を非難した。
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人民防衛隊主体のシリア民主軍総司令部もタラール・サッルー報道官が声明を出し、アンカラでの自爆テロを「非人道的行為」と非難し関与を否定、国際社会に対して「テロ根絶への努力を強化」するよう呼びかけた。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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トルコのアフメト・ダウトオール首相は17日にトルコの首都アンカラで発生した自爆テロに関して、民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が「直接関与していることが明白になった」と述べた。
ダウトオール首相は記者団に対して「この攻撃が、シリアから潜入した人民防衛隊メンバー1人の協力のもと、トルコのテロ組織のメンバー複数名によって実行されたことが明白になった」と述べた。
ダウトオール首相によると実行犯は「サーリフ・ナッジャール」というシリア北部出身のシリア人で、人民防衛隊のメンバーだという。
首相はまた「我々は、シリア政府に対してあらゆる措置を行使する権利を留保する」と述べ、アンカラでのテロの責任がシリア政府にもあると主張、さらにロシアに対しても「こうしたテロ行為が続けば、モスクワはその責任を負うことになるだろう」と脅迫した。
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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、17日にトルコの首都アンカラで発生した爆弾テロに関して「内務省と諜報機関の情報は、民主統一党が犯行に関与していることを示している」と述べた。
AFP, February 18, 2016、AP, February 18, 2016、ARA News, February 18, 2016、Champress, February 18, 2016、al-Hayat, February 19, 2016、Iraqi News, February 18, 2016、Kull-na Shuraka’, February 18, 2016、al-Mada Press, February 18, 2016、Naharnet, February 18, 2016、NNA, February 18, 2016、Reuters, February 18, 2016、SANA, February 18, 2016、UPI, February 18, 2016などをもとに作成。
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『ハヤート』(2月18日付、イブラーヒーム・ハミーディー記者は、シリアの最大与党バアス党のシリア地域指導部(執行部)のヒラール・ヒラール副書記長、ユースフ・アフマド地域組織局長、アンマール・サーアーティー青年局長が、2016年4月に予定されている第11期人民議会(現行憲法のもとでは第2期人民議会)選挙に向けた準備を開始したと伝えた。
なお、第10期人民議会に関しては「第10期(第1期)シリア人民議会選挙(2012年5月) 」(http://www.ac.auone-net.jp/~alsham/syria_parliament_2012.html)、「第10期(第1期)シリア人民議会補欠選挙・欠員補充 」(http://www.ac.auone-net.jp/~alsham/syria_parliament_2012_sup.html)、「第10期シリア人民議会選挙の政党別議席数(2015年5月現在)」(https://syriaarabspring.info/?page_id=21457)を参照のこと。
AFP, February 17, 2016、AP, February 17, 2016、ARA News, February 17, 2016、Champress, February 17, 2016、al-Hayat, February 18, 2016、Iraqi News, February 17, 2016、Kull-na Shuraka’, February 17, 2016、al-Mada Press, February 17, 2016、Naharnet, February 17, 2016、NNA, February 17, 2016、Reuters, February 17, 2016、SANA, February 17, 2016、UPI, February 17, 2016などをもとに作成。
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