米中央軍(CENTCOM)は、3月17日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して20回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は9回で、フール町近郊(3回)、アイン・イーサー市近郊(1回)、マーリア市近郊(5回)に対して攻撃が行われた。
CENTCOM, March 18, 2016などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
アシュトン・カーター米国防長官は米上院で、西クルディスタン移行期民政局支配地域での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「連邦制を宣言したシリアのクルド人は、ワシントンにとって優れた軍事的パートナーであり、我々は彼らがダーイシュ(イスラーム国)と戦っていることに感謝している」と証言した。
ARA News(3月18日付)が伝えた。
AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。
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クッルナー・シュラカー(3月18日付)は、トルコ当局が17日晩、イスタンブールから空路で出国しようとして拘束していた「穏健な反体制派」のヌールッディーン・ザンキー運動の司令官のムハンマド・サイード・ミスリー氏を釈放したと伝えた。
ミスリー氏は15日に、イスタンブールのアタテュルク国際空港で、出国ビザが押印されていないパスポートを所持し、出国したところを拘束されていたという。
ミスリー氏はアレッポ県出身で1981年生まれ。2012年7月まで警部を務めていたが、離反し、反体制運動に身を投じていた。
AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がマルジュ・スルターン村一帯で、シャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。
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ハマー県では、ARA News(3月17日付)によると、「自由シリア軍」所属部隊がジハード主義武装集団とともにルマイラ村一帯のシリア軍拠点を攻撃した。
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アレッポ県では、ARA News(3月17日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室などからなる反体制武装集団と交戦した。
AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、タドムル市西部のヒヤール山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
一方、ヒムス県では、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がタドムル市西部のタール山、ヒヤール山、三角地帯、ワーディー・ザカーラ一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。
他方、ダーイシュ(イスラーム国)通信部門のアアマーク通信は、タドムル市西部の戦闘でロシア軍顧問1人を殺害したと発表、生前に彼が持っていたとされる写真や遺体の写真を公開した。
アアマーク通信によると、ダーイシュはタドムル市近郊での戦闘で、ロシアの軍事顧問1人を含むロシア軍兵士5人とシリア軍兵士6人、ヒズブッラー戦闘員多数を殺害したという。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアブドゥルアズィーズ山一帯で西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点を砲撃した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)がジュナイナ村で激しく交戦した。
一方、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部郊外のティーム油田一帯、技術研究所一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、
このほか、クッルナー・シュラカー(3月17日付)によると、イラク国境のマヤーディーン市でダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍隊員2人を処刑した。
この2人はいずれもクルド人だという。
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ハマー県では、SANA(3月17日付)によると、シリア軍がシャイフ・ハラール村東部でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を爆破した。
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アレッポ県では、SANA(3月17日付)によると、ハナースィル市一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対する空爆で、ヒムス州ワーリーのハッサン・アッブード氏を含む幹部メンバー複数人が死亡した。
ハッサーン・アッブード氏は、イドリブ県サルミーン市出身で、ダーウード旅団、シャーム軍の司令官を務めた後、ダーイシュに忠誠を誓っていた。
、クッルナー・シュラカー(3月17日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がトルコ国境のドゥーディヤーン村を、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団などからなる「穏健な反体制派」との戦闘の末に奪還した。
一方、ARA News(3月17日付)によると、これに対し、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団、ハムザ旅団からなる「穏健な反体制派」は有志連合の航空支援を受け、ダーイシュとの交戦の末にトゥーカトリー村を制圧したという。
AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月16日に3県(アレッポ県、ダマスカス郊外県、イドリブ県)で9件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月18日付)によると、アターリブ市でシャームの民のヌスラ戦線の退去を求める抗議デモが発生し、住民らが参加した。
抗議行動は、イドリブ県マアッラト・ヌウマーン市などでのヌスラ戦線による第13師団放逐、メンバー逮捕を受けたもの。
デモ参加者はまた、「我らがクルド人同胞よ、クルド人分離主義者やシリア民主軍の行為に沈黙することは許されない」などと書かれたプラカードを掲げ、西クルディスタン移行期民政局による「連邦制」樹立に向けた動きにも抗議の意思を示した。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、ハサカ県ルマイラーン町での「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して「シリア国民の意思を反する」行為と厳しく非難した。
シリア革命反体制勢力国民連立は、「シリア革命」が、独裁打倒と、民族、宗教、信条にかかわらずすべてのシリア人の権利を保障する多元的・民主的・文民国家の樹立をめざすものだと改めて強調したうえで、「アサド家の支配のもとで、個人、集団が被ってきた不正は、独断的ないしは独断専行的な計画を実施することではなく、全権を有する移行期統治機関を樹立するという政治的選択肢を支持することによって解消される」と主張した。
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シリア革命反体制勢力国民連立のムンズィル・アークビーク氏は声明を出し、「個人的理由」により脱会すると発表した。
AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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SANA(3月17日付)は外務在外居住者省筋の話として、西クルディスタン移行期民政局による「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言に関して、「何らの法的価値」、「何らの法的、政治的、社会的、経済的影響もない」と批判したと伝えた。
同消息筋は「ハサカ県ルマイラーン町での会合を含むいかなる題目であれ、シリア・アラブ共和国の国土と国民の統一に害を及ぼそうとするあらゆる当事者に対して、連合であれ連邦であれこうした構想を提起することがシリアの領土の統一性に抵触しており、憲法…国際法に反すると警鐘を鳴らす」と述べた。
そのうえで「こうしたいかなる宣言も、法的価値はなく、すべてのシリア国民の意思を代弁市内限りは法的、政治的、社会的、経済的な影響を及ぼさないだろう」と強調した。
AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はスイスの首都ジュネーブでリヤド最高交渉委員会の代表団と2度目となる会談を行った。
デミストゥラ特別代表は会談後の記者会見で、シリアの領土の統一性の維持とシリア国民を構成するすべての(社会)集団の権利保障という点で、シリア政府とリヤド最高交渉委員会の間に共通の理解と合意が成立していると述べた。
SANA(3月17日付)が伝えた。

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ハイサム・マンナーア氏が率いるカフム潮流は声明を出し、民主統一党の主導のもとハサカ県ルマイラーン町で採択された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を無視し、シリア民主評議会に宣言の内容を押しつけることを拒否すると発表した。

カフム潮流は声明のなかで、シリア民主評議会の一部の組織がロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣の発言(2月29日)に促されるかたちで「連邦制」に向けた動きを加速させたと指摘した。
そのうえで、ジュネーブ3会議においてクルド人が排除されている状況下で、ロシアや米国による「連邦制」構想を受け入れないよう警鐘を鳴らし、シリア民主評議会の政治委員会会合で連邦制の採用が審議事項として提起されたことに反対し、会合の延期を求めていたことを明らかにした。
しかし、この要請にもかかわらず、3月16日にシリア民主評議会政治委員会はシリア北部での連邦制の樹立を強硬採決したと批判、「我々は2016年3月16~17日の(ルマイラーン町での)会合の決定とは無関係であり、シリア民主評議会にこれが現実として押しつけられることを拒否する」と表明した。
シリア民主評議会は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の政治母体で、マンナーア氏は、民主統一党の参加社会団体の民主連合運動(TEV-DEM)のイルハーム・アフマド氏とともに共同議長を務めている。
ジュネーブ3会議へは、いわゆる「ロシア・リスト」に名を連ね、2月初めの第1ラウンドには参加したが、3月14日に再開された第2ラウンドはボイコットしている。
なお、カフム潮流は、民主的変革諸勢力国民調整委員会の渉外局長を務めていたマンナーア氏が委員会を脱会後の2015年月に設立した反体制組織。
AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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ハサカ県ルマイラーン町で16日から開催されていた西クルディスタン移行期民政局支配地域(ロジャヴァ)での「連邦制」樹立に向けた準備委員会会合「共存と諸人民の友愛のもとでの民主的連邦制シリア」が2日間の日程を終え閉幕し、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言を採択、「連邦制」樹立に向け、「ロジャヴァ・北シリア民主連邦樹立評議会」を設置、共同代表にハディーヤ・ムスタファー氏、マンスール・サッルーム氏の2人を選出した。
また意思決定機関に相当する「ロジャヴァ・北シリア民主連邦樹立評議会」の組織委員会も合わせて設置し、西クルディスタン移行期民政局ジャズィーラ地区代表15人、コバネ(アイン・アラブ)地区代表14人、アフリーン地区代表5人、アレッポ市北部シャフバー地区代表4人、タッル・アブヤド地区代表3人の計31人を選出した。

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閉幕声明で発表された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」樹立宣言の骨子は以下の通り:
「全シリア人のための未来のシリアは、すべての社会集団を基礎とする民主的連邦制、ロジャヴァ・北シリア民主連邦制樹立に向けた行動、樹立評議会共同代表と31名からなる組織委員会の選出、そしてこの政体のための社会契約および包括的法的・政治的ヴィジョンを6ヶ月以内に準備することを組織委員会に付託することで実現される」。
「この評議会(樹立評議会)のもとで設置されるすべての委員会、文書は、国連によって承認される個人、団体の諸権利に基づき…、大会出席者は、樹立される政体がシリアの深層と関係を織りなすべく努力し…、同時に、平和、国民間の友愛をよりどころとする」。
「女性の権利は、民主連邦制の本質であり、女性には(男性と)平等に参加し、決定を下す権利がある。女性は、政治、社会生活のすべての分野において(男性と)平等である」。
「ロジャヴァ・北シリア民主連邦制のもとで暮らすすべての民族、社会集団は、自らがふさわしいと考える者と、政治的、経済的、社会的、文化的関係、民主的なパートナー関係を発展させることができる…。これはこの関係がシリアの民主連邦制の諸目的や利益に反しないことを条件とする」。
「テロ組織から解放された地域は、合意のもとに、ロジャヴァ・北シリア民主連邦制の一部をなす権利を有する」。
「地域レベルにおけるロジャヴァ・北シリア民主連邦制の目的は、中東における民主連邦制を実現し、中東で暮らすすべての国民の間で、政治、経済、文化、社会といった分野における民主連邦を発展させ、国境を越え、平和、友愛、安全のもとでの暮らしを実現し、シリアの領土保全を保障しつつ民主連邦制を樹立することである」。
閉幕後、サッルーム共同代表は、ロジャヴァにおける連邦制が「諸国民の友愛に基づく」としたうえで、「この連邦制は民族主義的な連邦制ではなく、民族主義国家の概念を克服するものだ。中東における諸々の民族問題への政治的解決策を提示するものであり、一部の人々が主張するようなシリア分割に向けたものではない。諸民族全体の意思を統合するためのモデルだ」と述べた。

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「共存と諸人民の友愛のもとでの民主的連邦制シリア」会合は 西クルディスタン移行期民政局が主催、ハサカ県ルマイラーン町内の旧バアス党本部で開催され、西クルディスタン移行期民政局のアフリーン地区、コバネ、ジャズィーラ地区のクルド民族主義政党・政治組織(民主統一党、シリア民主評議会、民主連合運動(TEV-DEM)など)、アラブ人組織、キリスト教(アッシリア教、シリア正教、アルメニア教会)組織、チェルケス系住民、トルクメン系住民、民政局各地の代表、アレッポ市北部のシャフバー地区代表など31団体約200人が参加していた。
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西クルディスタン移行期民政局の管理下にあるハサカ県スィーマルカー国境通行所管理局は、シリア・クルド国民評議会のイブラーヒーム・バッルー議長、スライマーン・ウースー渉外局メンバーのイラク領内からの入国を禁じた。
クッルナー・シュラカー(3月17日付)が伝えた。
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アサド大統領はダマスカス県マッザ区郊外のラーズィー農園跡地での第66建設計画定礎式に出席し、自ら礎石を設置した。
式典にはワーイル・ハルキー首相、ウマル・ガラーワンジー福祉問題担当副首相兼地方自治大臣副首相、ダマスカス県のバシャル・サッバーン知事も同席した。

AFP, March 17, 2016、AP, March 17, 2016、ARA News, March 17, 2016、Champress, March 17, 2016、al-Hayat, March 18, 2016、Iraqi News, March 17, 2016、Kull-na Shuraka’, March 17, 2016、al-Mada Press, March 17, 2016、Naharnet, March 17, 2016、NNA, March 17, 2016、Reuters, March 17, 2016、SANA, March 17, 2016、UPI, March 17, 2016などをもとに作成。
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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、シリア駐留ロシア空軍の主要部隊撤退命令を受け、ロシア領内に帰還した部隊の歓迎式典で、シリア政府への軍事、諜報両面での支援継続により「パワー・バランス」の維持をめざすと強調するとともに、「必要となれば、数時間でシリア領内の駐留部隊を増派できる」と付言した。
プーチン大統領は「シリア軍は戦略的なイニシアチブを回復し、進軍を続けている…。米国側のリストに記載されている武装集団が敵対行為停止合意に違反した場合、この組織は停戦リストから削除される」と述べた。
また「撤退後もシリアにおけるパワー・バランス」の維持に努めると強調、地対空ミサイル・システムS-400、近距離対空防御システムのパーンツィリ-S1のシリア領内の配備を継続すると述べた。
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