米軍主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年3月7日)

米中央軍(CENTCOM)は、3月7日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、アイン・イーサー市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)、マーリア市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, March 8, 2016などをもとに作成。

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貧困層と思われる女性のコーヒーに砂糖を入れるアスマー大統領夫人の写真がネット上で拡散(2016年3月7日)

衛星テレビ局のアラビーヤ(3月7日付)は、シリア政府支持者がSNSなどを通じて、アスマー・アサド大統領夫人が、貧困層と思われるの女性のコーヒー・カップに砂糖を入れている写真が回付・拡散されていると伝えた。

写真は首都ダマスカスの郊外で撮影されたものと思われるが、場所は特定されていない。

Alarabia.net, March 7, 2016
Alarabia.net, March 7, 2016

http://vid.alarabiya.net/images/2016/03/08/2d9ecdce-f6db-4491-b63c-4c9a562f45b6/2d9ecdce-f6db-4491-b63c-4c9a562f45b6_16x9_600x338.jpg

AFP, March 7, 2016、Alarabia, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍がアレッポ県北西部のタッル・リフアト市を越境砲撃(2016年3月7日)

アレッポ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊のライドゥール・ハリール報道官はロイター通信(3月7日付)に対して、トルコ軍がアアザーズ市南部に位置するタッル・リフアト市を砲撃し、隊員複数名が負傷したことを明らかにした。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ヌスラ戦線とジュンド・アクサー機構がアレッポ市南部アイス村に近い丘を制圧(2016年3月7日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(3月7日付)によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線と、ダーイシュ(イスラーム国)との連携が取りざたされているジュンド・アクサー機構が、アレッポ市南部郊外のアイス村一帯でシリア軍と交戦し、同村に近い丘2カ所を制圧した。

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区で活動するという「シャーム革命家大隊」を名乗る武装集団が、ビデオ声明を出し、手製の迫撃砲で攻撃を加えると脅迫した。

同地では、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、「穏健な反体制派」の第16師団、チェチェン人のサラーフッディーン・シーシャーニーを名乗る人物が指導するチェチェン人武装集団が砲撃を繰り返しており、同監視団によると、6日深夜から7日早朝にかけて23発の迫撃砲弾が、また7日の日中には15発の迫撃砲弾が着弾したという。

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イドリブ県では、ARA News(3月7日付)によると、ロシア軍戦闘機がアブー・ズフール町を空爆し、民間人11人が死亡した。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ハサカ県、ヒムス県でYPG主体のシリア民主軍、シリア軍がダーイシュと交戦(2016年3月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が県南部のマルカダ町一帯、ハサカ市南西部のマクマン村、ヒルバト・マーリフ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、カーミシュリー市中心街ウスター地区のクーワートリー通りで爆弾が爆発し、住民5人が負傷した。

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ヒムス県では、SANA(3月7日付)によると、シリア軍がカルヤタイン市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、第946地点、第949地点、第1201地点を制圧した。

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アレッポ県では、SANA(3月7日付)によると、アレッポ市シャイフ・マクスード地区を「テロ組織」が迫撃砲で攻撃を加え、5人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(3月7日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市ジャウラ地区、クスール地区を迫撃砲で攻撃し、子供2人を含む8人が死亡した。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、March 8, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ロシア国防省は7日に停戦違反が8件発生する一方、ダマスカス郊外県で反体制武装集団5組織が新たに停戦を受諾した発表(2016年3月7日)

ロシア国防省は、米・ロシアによる敵対行為停止合意発効から10日が経ったのに合わせて、シリアでの停戦および人道支援の状況について発表、「停戦は総じて遵守されている」としたうえで、「民間人の安全な帰宅と人道支援物資の配給が急務となっている」と強調した。

国防省によると、ロシアはハマー県、ヒムス県、ラタキア県、ダルアー県、ダイル・ザウル県、アレッポ県、ダマスカス県・ダマスカス郊外県に人道支援物資620トンを配給、また当事者和解調整センターが地元当局なロシアが独自に収集したデータをもとに緊急支援リストを作成し、国連に提出したという。

また、合意発効後、ロシア軍が空爆を実施しているのは、ラッカ県、ダイル・ザウル県、ヒムス県タドムル市近郊のダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線だけであることを改めて強調した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月6日に8件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

このうち3件がアレッポ県、3件がイドリブ県、2件がハマー県で発生したという。

また、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員がハサカ県カーミシュリー市を攻撃するため、6日にトルコ領内に集結したことが確認されたという。

なお、ロシア軍は、米・ロシアによる敵対行為禁止合意の対象地域内での空爆は実施せず、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線に対する空爆地点は、米・ロシア両国の当事者和解調整センターに通告済みだという。

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一方、ダマスカス郊外県で反体制武装集団5組織が米・ロシアによる敵対行為停止合意を受諾、ロシアの当事者和解調整センターに合意受諾を申し出た反体制武装集団の数は35組織となった。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ドイツのシュタインマイヤー外務大臣はアブダビ皇太子と会談し、シリアでの停戦維持の必要を確認(2016年3月7日)

ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣はUAEを訪問し、アブダビ首長国のムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン皇太子と会談し、シリア、イラク、リビア、イエメン情勢などについて意見を交わした。

会談後の記者会見で両氏は、米・ロシアによるシリアでの敵対行為停止合意の維持と、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表による和平協議(ジュネーブ3会議)再開・継続に向けた取り組みが重要だと述べた。

『ハヤート』(3月8日付)が伝えた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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イランのアブドゥッラフヤーン外務副大臣は、クルド人の自治に前向きな姿勢を示す米・ロシア主導の敵対行為停止合意に不満を表明(2016年3月7日)

ロシアのミハイル・ボグダノフ外務副大臣はイランを訪問し、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)と会談し、シリアでの米・ロシアによる敵対行為停止合意の履行状況などについて意見を交わした。

『ハヤート』(3月8日付)によると、会談でアブドゥッラフヤーン外務副大臣は、米・ロシアが共同議長を務めるISSG(国際シリア支援グループ)の停戦作業チームに関して、イランの主張が考慮されていないように見受けられるとし、イラン政府が敵対行為停止合意に必ずしも「満足していない」と述べたという。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣の発言は、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務副大臣が2月29日にシリアの将来の政治体制に関して、「連邦制のモデルに基づく体制は、シリアを統一的で世俗的な独立主権国家として維持することに資するだろう」と述べ、米国とともに支援を強化している西クルディスタン移行期民政局の存在に理解を示したことを受けたものと思われる。

なお、ハサン・ロウハーニー大統領は、トルコのアフメト・ダウトオール首相との会談(6日)で、「諸国の主権を尊重する必要があるとの点で、両国には意見の相違はない。各国国民が自らの国の行方を決定する」と述べ、「シリアの分割阻止」を訴え、西クルディスタン移行期民政局の台頭への警戒感をあらわにするダウトオール首相に一定の理解を示していた。

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ロシアのヴラジミール・プーチン大統領はエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領と電話会談を行い、シリア情勢について協議し、シリア国内での停戦を維持する必要を確認した。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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バイデン米副大統領「我々は今、アサドと反体制派を再び交渉のテーブルに着かせるため行動している」(2016年3月7日)

中東諸国歴訪中のジョー・バイデン米副大統領は、UAEのアブダビで、シリアのアサド政権に関して「正統性を失っており、もはやシリアを統一することも、指導することもできない…。我々は今、アサドと反体制派を再び交渉のテーブルに着かせるために行動している…。すべての当事者間の政治的合意…という目的は変わっていない」と述べた。

まだダーイシュ(イスラーム国)との戦いに関しては「戦闘は時間を要するだろうが、我々はこの悪を殲滅するまで専念する」と述べた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ダルアー市で反体制デモ発生(2016年3月7日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)によると、ダルアー市ダルアー・バラド地区のシャッラーラ広場(反体制武装集団支配地域)で、「自由シリア軍」の統合、「シリア革命」の継続、体制打倒を求めるデモが組織された。image001 

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、March 8, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ市の「執行部隊」がアサド政権に対する反体制デモを弾圧、ヌスラ戦線幹部はデモ弾圧を批判、シャーム自由人イスラーム運動は弾圧への関与を否定(2016年3月7日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(3月8日付)、ARA News(3月7日付)などによると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が主導するファトフ軍の支配下にあるイドリブ市内で活動家が組織した反体制デモを同市の「執行部隊」が強制排除した。

複数の活動家によると、イドリブ市で発生した反体制デモは、同市の「執行部隊」によって強制排除され、その際、デモに参加した活動家が暴行を受け、拘束されたほか、通信機器などを破壊されたという。

ARA News(3月7日付)によると、デモを弾圧したのは、ヌスラ戦線治安委員会。

ARA News, March 7, 2016
ARA News, March 7, 2016

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これを受け、活動家らは声明を出し、ファトフ軍に対してデモ弾圧の理由を明らかにするよう求めるとともに、弾圧の責任者の処罰、逮捕者の釈放、デモ参加者への謝罪を要求した。

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一方、ヌスラ戦線の広報局報道官を務めるアブー・アンマール・シャーミー氏は、イドリブ市で発生した反体制デモに関して、自身のツイッターのアカウントを通じて、ファトフ軍の全部隊に反体制デモを保護する責任があると述べた。

シャーミー氏は「我々はここで、イドリブ市が多くの部隊が属すファトフ軍の管理下にあること、そしてすべての部隊が今日起きたこと(イドリブ市内での反体制デモ)に責任を負っていることを明らかにしたい」、「2011年末以来、デモを保護してきたヌスラ戦線の路線とは、我々の民を保護し、守ることによってのみ成り立つ」と綴った。

またファトフ軍を指導するサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏(ジハード布教者センター代表)は自身のツイッターのアカウントで、イドリブ市での反体制デモの弾圧を「過ち」だと批判し、「人々が独裁者に立ち向かうことを阻止するべきでないと綴った。

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ヌスラ戦線とともにファトフ軍を主導するアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動は8日付で声明を出し、イドリブ市での反体制デモの弾圧を行った「執行部隊」にメンバーは参加していないと発表、関与を否定した。

Kull-na Shuraka', March 8, 2016
Kull-na Shuraka’, March 8, 2016

 

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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「新シリア軍」のタラーア中佐はあくまでもタンフ国境通行所を制圧したと主張(2016年3月7日)

「新シリア軍」の司令官の一人ムハンマド・タラーア中佐は、ヒムス県の対イラク国境に位置するタンフ国境通行所一帯での戦闘に関して、クッルナー・シュラカー(3月7日付)にその詳細を明かした。

それによると、新シリア軍は「ヨルダン・シリア国境での訓練を経て、8ヶ月前に有志連合の航空支援を受けて、タンフ国境通行所を迫撃砲で砲撃したが、通行所一帯に地雷が敷設されており、進軍できなかった…。だが、有志連合の航空偵察、新シリア軍偵察部隊による地上での偵察活動を行った後、有志連合との連携のもとに砲撃を開始、地雷原を突破し…、ダーイシュとの交戦の末、タンフ国境通行所のイラク側、シリア側の双方を制圧した」という。

タラーア中佐によると、この戦闘で「新シリア軍」はまた、ダーイシュ戦闘員10人を捕捉したという。

今後の活動に関して、タラーア中佐は、「我々の目標はダイル・ザウル県の解放であり、そこにとどまることはなく、我々の前にはラッカ、ハサカ、ヒムス砂漠、そして独裁者が支配するシリア各地がある」と述べた。

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)はビデオ声明で「新シリア軍」によるタンフ国境通行所制圧を「真っ赤なウソ」と否定(2016年3月7日)

ダーイシュ(イスラーム国)の通信部門アアマーク通信はビデオ声明(https://www.youtube.com/watch?v=K5Ezh6_M5hs)を出し、そのなかで「新シリア軍」が制圧したと主張するヒムス県の対イラク国境に位置するタンフ国境通行所を制圧したと発表した。

ビデオ声明には、タンフ国境通行所の前にダーイシュの戦闘員複数人が立ち並び、「新シリア軍に代表される反体制派武装集団が(タンフ国境通行所を)制圧したというのは真っ赤なウソだ…。サイクス・ピコの国境は掌握されており、決して渡さない…。我々はここにとどまって抵抗し、戦い、要撃し、爆破し、破壊を続ける。我々の体を誰も乗り越えることなしには入ってくることはできない」と述べた。

Youtube, March 7, 2016
Youtube, March 7, 2016

AFP, March 7, 2016、AP, March 7, 2016、ARA News, March 7, 2016、Champress, March 7, 2016、al-Hayat, March 8, 2016、Iraqi News, March 7, 2016、Kull-na Shuraka’, March 7, 2016、al-Mada Press, March 7, 2016、Naharnet, March 7, 2016、NNA, March 7, 2016、Reuters, March 7, 2016、SANA, March 7, 2016、UPI, March 7, 2016などをもとに作成。

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