ダマスカス旧市街での電気火災に関して、「活動家」はイラン人の不動産買収に利すると批判(2016年4月23日)

ダマスカス県では、『ハヤート』(4月24日付)などによると、旧市街のアスルーニーヤ地区で大規模火災が発生した。

消火作業にあたった消防隊高官によると、火災はアスルーニーヤ地区内の市場にある店舗から午前6時頃出火、周辺の商店、倉庫約50店舗に燃え広がった。

SANA(4月23日付)は、ダマスカス県消防署のジハード・ムーサー署長の話として、出火原因は電気の接触不良によるだったと伝えた。

出火元となった商店の店主は頭や手に大やけどを負い、病院に搬送された。

しかし、ダマスカス出身の活動家を名乗る人物が、クッルナー・シュラカー(4月23日付)に対して、この火災でもっとも得をするのはイラン人だとしたうえで、ダマスカス旧市街にあるサイイダ・ルカイヤ地区一帯の商店を買収しようとするイラン人に反対してきた住民らが、火災で被害を受けた物件を安値で売却することを迫られていると主張した。

ただし、火災が発生した現場はサイイア・ルカイヤ地区からは300メートルほど離れている。

al-Hayat, April 24, 2016
al-Hayat, April 24, 2016

 

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表も停戦が「深刻な危機」に瀕していると警鐘、紛争での死者数が40人に達しようとしていると指摘(2016年4月23日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表は、ジュネーブの国連本部で記者会見を開き、ジュネーブ3会議第3ラウンドの協議を4月27日まで継続すると発表する一方、シリア国内でのシリア軍と反体制派の戦闘激化によって、2月27日に発効した停戦合意が「深刻な危機」に瀕していると警鐘を鳴らし、米・ロシアが主導する国際シリア支援グループ(ISSG)17カ国に対して、緊急閣僚会議を開催するよう要請した。

デミストゥラ国連特別代表はまた、シリアでの紛争による死者数が国連の推計で40万人に達しようとしていることを明らかにした。

デミストゥラ国連特別代表はまた、シリア国内で15の地域がシリア軍によって、また3地域が、「反体制派」ないしはダーイシュ(イスラーム国)の包囲を受け、孤立していると付言した。

なお、シリアでの紛争の死者数は、シリア人権監視団が2月23日に27万人強と発表する一方、シリア政策研究センター(SCPR)が2016年2月に公表した報告書では、2015年末の段階で47万人に達したと発表している。

デミストゥラ国連特別代表はこの日、シリア政府代表団およびシリア国内で活動する反体制派・野党の使節団と会談した。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、April 24, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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オバマ米大統領はシリア国内での停戦崩壊の危機に懸念を表明(2016年4月23日)

バラク・オバマ大統領は訪問先の英国ロンドンで、デヴィッド・キャメロン英国首相と会談後、記者会見を開き、シリア情勢に関して「停戦が持ちこたえるか…大いに懸念している…。敵対行為停止合意が崩壊すれば、良いオプションなどない」と述べた。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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ドイツのメルケル首相がトルコ南部のガジアンテップ市を訪問、シリア国境に近い難民キャンプなどを視察(2016年4月23日)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は23日、EUのドナルド・トゥスク欧州理事会常任議長とともにトルコのガジアンテップ市郊外ニズィップ村にあるシリア人難民キャンプなどを視察訪問していた。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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トルコのエルドアン政権とシリアのアサド政権はアルジェリアを介して「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」への対応を協議か?(2016年4月23日)

リビアの日刊紙『ワサト』(4月23日付)は、アルジェリアの複数の外交筋の話として、アルジェリア政府が、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の要請を受け、トルコ政府とシリア政府を仲介し、両国が「クルド・ファイル」、とりわけ西クルディスタン移行期民政局の主導のもとに樹立宣言が出された「ロジャヴァ・北シリア民主連邦」への対応について再検討を行っている、と伝えた。

同消息筋によると、アルジェリア政府は、シリア・トルコ間の外交チャンネルを仲介しているという。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、UPI, April 23, 2016、al-Wasat, April 23, 2016などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合はシリア領内で10回の爆撃を実施(2016年4月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月22日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して30回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は10回で、ブーカマール市近郊(1回)、フール町近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マンビジュ市近郊(4回)、マーリア市近郊(1回)、ワフスィーヤ村近郊(1回)に対して攻撃が行われた。

CENTCOM, April 25, 2016などをもとに作成。

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イスラーム「過激派」の25%はムスリム同胞団など「穏健派」から輩出(2016年4月22日)

英国のシンクタンク「宗教地政学センター」(the Centre on Religion and Geopolitics)は、ジハード主義者(いわゆるイスラーム過激派)の約25%が、穏健なイスラーム主義組織のムスリム同胞団によって勧誘されているとする研究結果を発表した。

宗教地政学センターはダーイシュの離反者などから入手したデーターの分析を行うシンクタンク。

「Milestones to Militancy」と題された報告書(http://tonyblairfaithfoundation.org/sites/default/files/Milestones-to-Militancy.pdf)のなかで、同センターは、1980年代にアフガニスタンでの戦闘に参加したムジャーヒディーンや、シリア国内でシャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)に参加した戦闘員のなかから100人をサンプルとして選び、ジハード主義者となった動機や移動経路などを分析、アル=カーイダの前指導者のウサーマ・ビン・ラーディン氏をはじめとするそのほとんどがシャリーアについての十分な知識を持たないまま、戦闘地域に潜入していたとが判明したと発表した。

また戦闘員の51%が、戦地に潜入する以前はムスリム同胞団をはじめとする穏健なイスラーム主義組織に所属しており、同胞団から輩出されたジハード主義者のだけで調査対象者の25%に達していることを明らかにした。

AFP, April 23, 2016、AP, April 23, 2016、ARA News, April 23, 2016、Champress, April 23, 2016、al-Hayat, April 24, 2016、Iraqi News, April 23, 2016、Kull-na Shuraka’, April 23, 2016、al-Mada Press, April 23, 2016、Naharnet, April 23, 2016、NNA, April 23, 2016、Reuters, April 23, 2016、SANA, April 23, 2016、Telegraph, April 22, 2016、UPI, April 23, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県北西部のトルコ国境地帯でのハワール・キリス作戦司令室との戦闘でダーイシュのマンビジュ市のアミール(サウジアラビア人)が戦死(2016年4月22日)

アレッポ県では、ARA News(4月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)のマンビジュ市のアミール、アブー・サラーフ・マッキー氏(サウジアラビア人)が県北西部のトルコ国境に位置する反体制派の拠点の一つマーリア市をめぐる攻防戦で戦死した。

また、シャーム軍団、スルターン・ムラード旅団からなるハワール・キリス作戦司令室は、ダーイシュとの戦闘の末、バラーギーダ村、タッル・フサイン村を制圧した。


AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはヌスラ戦線との戦闘の末、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ(ダマスカス県)ほぼ完全制圧、ダルアー県でもヌスラ戦線らに奪われていた拠点を奪還(2016年4月22日)

PLO(パレスチナ解放機構)のアンワル・アブドゥルハーディー政治局長は、ダマスカス県ヤルムーク区(パレスチナ難民キャンプ)で続いていたダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線との戦闘に関して、ダーイシュがヌスラ戦線を放逐し、同区のほぼ完全に掌握したと述べた。

この戦闘で、民間人5人が死亡、20人が負傷したという。

『ハヤート』(4月23日付)が伝えた。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サフム・ジャウラーン・ダム一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団がシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

クッルナー・シュラカー(4月22日付)などによると、この戦闘でヤルムーク殉教者旅団は、サフム・ジャウラーン・ダム一帯地域を奪還した。


AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ市内の反体制派支配地域を激しく爆撃(2016年4月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(クッルナー・シュラカー(4月22日付)などによるとシリア軍戦闘機)がアレッポ市アンサーリー地区、ブスターン・カスル地区、スッカリー地区、サーリヒーン地区、バーブ・ナイラブ地区、マシュハド地区、ハイダリーヤ地区など反体制武装集団支配地域を空爆し、19人が死亡した。

シリア軍はまた、アナダーン市やアレッポ市南部郊外一帯を「樽爆弾」などで空爆した。

これに対して、ジハード主義武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊、外国人戦闘員が、カッバーニー村一帯で、第一沿岸師団、シャーム自由人イスラーム運動、アンサール・シャーム、第二沿岸師団、トルキスターン・イスラーム党、シャームの民のヌスラ戦線などと交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、マルジュ・スルターン村一帯を13回にわたり空爆、バーラー村一帯でシリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がウカイリバート町、ハマーダト・ウマル村、カンバル村、カスタル村、ジャンディーヤ村、ジュッブ・アブヤド村、ムライジブ村などを空爆する一方、ジハード主義武装集団によるシャトハ町(シリア政府支配地域)への砲撃で子供1人が死亡した。

一方、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がタマーニア町、スカイク村、アトシャーン村一帯でジュンド・アクサー機構と交戦し、戦闘員28人を殲滅した。

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イドリブ県では、ARA News(4月22日付)によると、シリア軍がアブーラフース村を空爆し、同地で避難生活を送るアレッポ県郊外の住民4人が死亡した。

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ダルアー県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がダルアー市内のアッバースィーヤ地区、カラク地区などでシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、4月21日に7件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はラタキア県、アレッポ市サラーフッディーン地区で発生、違反のほとんどはリヤド最高交渉委員会を脱会したアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動によるものだという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は413件。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはダマスカス郊外県でシリア軍戦闘機を撃墜か?(2016年4月22日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍とダーイシュ(イスラーム国)の戦闘が続く、ダクワ丘一帯で戦闘機(所属明示せず)1機が墜落した。

ダーイシュによって撃墜されたのか、技術的トラブルで墜落したのかは不明だが、パイロットは行方不明のままだという。
これに関して、ダーイシュの広報機関アアマーク通信は、ダクワ丘30キロの地点でシリア軍航空機を撃墜、そのパイロットを捕捉したと伝えた。

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ヒムス県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍が県東部(806.5地点以東)のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

また人民防衛諸集団がジュッブ・ジャッラーブ村方面から、マクサル・ヒサーン村方面に進軍したダーイシュと交戦し、これを撃退した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(4月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、労働者住宅地区でダーイシュ(イスラーム国)に対して特殊作戦を行った。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、April 23, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)でのシリア軍・国防隊と西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊・アサーイシュの戦闘停止に向け、両者高官が会談し、停戦が発効(2016年4月22日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市内で、西クルディスタン移行期民政局の人民防衛隊、アサーイシュ、対テロ部隊が、シリア軍、国防隊と激しく交戦した。

同監視団によると、21日以降の戦闘で、シリア軍は複数カ所で進軍、また西クルディスタン移行期民政局の支配下にある地区がシリア軍の砲撃を受けた。

この砲撃で、女性1人と子供1人を含む5人が死亡、子供2人と女性5人を含む22人が負傷した。

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一方、『ハヤート』(4月23日付)によると、3日目となるカーミシュリー市内での戦闘を収束させるため、カーミシュリー国際空港で、シリア政府高官と西クルディスタン移行期民政局高官会合を開き、対応を協議した。

クルド側の高官によると、会合は首都ダマスカスから派遣されたシリア政府および治安機関の高官と西クルディスタン移行期民政局高官の間で開かれ、カーミシュリー市での戦闘停止と事態沈静化(停戦)の方途をめぐって意見が交わされたという。

クッルナー・シュラカー(4月23日付)によると、この会合を受けるかたちで、アサーイシュ総司令部は声明を出し、カーミシュリー市内でシリア軍との戦闘を停止し、停戦合意したと発表した。

また、戦闘が激しかった地区の名士と部族長が共同声明を出し、15:30に停戦を発効すると発表、シリア軍側、西クルディスタン移行期民政局側の双方に戦闘停止を呼びかけた。

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『ハヤート』(4月23日付)は、クルド消息筋の話として、3日間におよぶ戦闘ではシリア軍兵士15人を含む25人が死亡、アサーイシュによると、戦闘ではシリア軍兵士31人が死亡、102人が捕捉されたという。

また西クルディスタン移行期民政局の保健局(保健省に相当)のスライマーン・アフマド副局長によると、3日におよぶ両者の戦闘で、民間人23人が死亡、68人が負傷した。


AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はリヤド最高交渉委員会からの「テロ組織」の離反を歓迎(2016年4月22日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、イスラーム軍やシャーム自由人イスラーム運動が米露による戦闘停止合意(2月27日発効)を破棄したことに関して、ジュネーブ3会議での「交渉プロセスの復活」を意味すると高く評価した。

イスラーム軍とシャーム自由人イスラーム運動は、リヤド最高交渉委員会に所属していたが、前者はシリア軍への抗戦を主唱、またシャーム自由人イスラーム運動は脱会を宣言している。

ラブロフ外務大臣はこの二つの組織を「テロ組織」に指定することを求めてきたとしたうえで、「イスラーム軍とシャーム自由人イスラーム運動の戦闘員はダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が採用しているような反人道主義的な敵対姿勢を持っている」と改めて断じた。

そのうえで「国連安保理で承認され、シリア人自身による対話を通じた問題解決を確認している戦略の受諾を拒否するこうした組織が去ったことは、彼ら以外の誰にも損失とはならない」と述べる一方、「リヤド最高交渉委員会を離反したメンバー(民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム氏らを意図)が無所属として交渉に参加することを支持する」と表明した。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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シリア政府代表団はデミストゥラ国連特別代表との協議を継続(2016年4月22日)

シリア政府代表団はジュネーブの国連本部で、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談した。

代表団長を務めるバッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は会談後の記者会見で、国連安保理決議第2254号においても言及がなされているシリア国内の人道状況について協議したと述べる一方、25日に予定されている次回会合では、デミストゥラ国連特別代表による12項目の質問状に対して、シリア政府代表団が18日に提出した8項目文書における修正提案についての協議が行われることを明らかにした。

AFP, April 22, 2016、AP, April 22, 2016、ARA News, April 22, 2016、Champress, April 22, 2016、al-Hayat, April 23, 2016、Iraqi News, April 22, 2016、Kull-na Shuraka’, April 22, 2016、al-Mada Press, April 22, 2016、Naharnet, April 22, 2016、NNA, April 22, 2016、Reuters, April 22, 2016、SANA, April 22, 2016、UPI, April 22, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は2015 年9月から2016年2月にかけてのシリア領内での爆撃で民間人3人が死亡していたと発表(2016年4月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、有志連合が2015 年9月10日から2016年2月2日までの5ヶ月間にイラクとシリア領内で行われたダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とした空爆で、民間人20人が死亡、11人が負傷していたことを確認したと発表した。

シリア領内では、2015年12月10日のラッカ市近郊に対する空爆で民間人1人が、12月24日にマンビジュ市近郊に対する空爆で民間人1人が、2016年2月2日のアイン・イーサー市近郊に対する空爆で民間人1人が死亡したという。

CENTCOM, April 22, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で7回の爆撃を実施(2016年4月21日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月21日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は7回で、ブーカマール市近郊(2回)、マンビジュ市近郊(2回)、マーリア市近郊(3回)に対して攻撃が行われた。


CENTCOM, April 22, 2016などをもとに作成。

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ハワール・キリス作戦司令室はトルコ国境のカフルシューシュ村をダーイシュから奪還(2016年4月21日)

アレッポ県では、ARA News(4月21日付)によると、県北西部のトルコ国境に近いカフルシューシュ村一帯で、ハワール・キリス作戦司令室がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、同地を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(4月21日付)によると、シリア軍がビイル・カスブ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、戦闘員20人を殲滅した。

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ヒムス県では、SANA(4月21日付)によると、シリア軍がタドムル市北部および東部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点、装備などに対して空爆を行った。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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ハマー県、アレッポ県、ダルアー県などでシリア軍と反体制派の戦闘続く(2016年4月21日)

ハマー県では、ARA News(4月21日付)によると、シリア軍がタマーニア町にあるナスル具員、ジュンド・アクサー機構などの反体制武装集団の拠点を攻撃した。

シリア軍はまた、アトシャーン村、フワイズ村、フワイジャ村、スーラーン市を空爆した。

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アレッポ県では、SANA(4月21日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部のハーン・トゥーマーン村、ハーディル村、タッル・ハディーヤ村、アブー・サリーム村、ハドラー高地一帯、アレッポ市西部のマンスーラ村、ハズマル村、カフルハムラ村アレッポ市北部のファーフィーン村、そしてアレッポ市ラーシディーン地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、ARA News(4月21日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区で人民防衛隊主体のシリア民主軍と反体制派が交戦した。

一方、アレッポ県で活動する「穏健な反体制派」の一つヌールッディーン・ザンキー運動はズィー・ヌーライン大隊を統合した。

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ダルアー県では、SANA(4月21日付)によると、シリア軍がダルアー市・ヒルバト・ガザーラ町街道近郊、ダルアー市マンシヤ地区でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。


AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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ヒムス県ラスタン市に国連、シリア籍新月社のチームが初めて人道支援物資を搬入(2016年4月21日)

ヒムス県では、『ハヤート』(4月22日付)などによると、反体制派の拠点都市の一つラスタン市に国連、シリア赤新月社のチームが人道支援物資の搬入を行った。

シリア軍の包囲下に置かれるラスタン市に人道支援物資が搬入されるのは、2011年3月の混乱発生以降ではこれが初めて。

赤十字国際委員会の報道官がAFP(4月21日付)に明らかにしたところによると、支援物資は、食糧、医療物資からなり、65輌の貨物車輌に積載されて搬入された。

ラスタン市には現在12万人が居住していると考えられており、同報道官によると、同地一帯には17の国内避難民キャンプが点在しているという。

ヒムス県では、ARA News(4月21日付)によると、シリア軍がタッルドゥー市、ティールマアッラ村を空爆し、民間人複数人が負傷した。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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西クルディスタン移行期民政局アサーイシュはカーミシュリー市(ハサカ県)でのシリア軍との戦闘の末、シリア軍が駐留していたカーミシュリー中央刑務所を制圧(2016年4月21日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市で、20日に発生した国防隊と西クルディスタン移行期民政局アサーイシュと衝突が激化、両者が激しく交戦し、住民8人が巻き添えとなって負傷した。

戦闘はアサーイシュ指定の治安厳戒地区一帯、ワフダ交差点一帯、ハリージュ地区、コルニーシュ近くなどで激しく行われ、カーミシュリー市近郊のタルタブ連隊基地に駐留するシリア軍部隊がアラーヤー地区のカーミシュリー中央刑務所一帯を砲撃、ザイトゥーナ地区、西部地区に砲弾複数発が着弾するなどの被害が出た。

治安筋によると、アサーイシュはアラーヤー地区にあるカーミシュリー中央刑務所に駐留するシリア軍に対して、午後2時までに投降するよう呼びかけ、猶予期限が過ぎたのを受け、同地を攻撃、シリア軍兵士50人が投降、刑務所はアサーイシュが制圧、ARA
News(4月21日付)によると、刑務所に収監されていた17人を釈放した。

2日間におよぶ戦闘で、民間人2人を含む19人(国防隊隊員10人、アサーイシュ隊員7人、民間人2人)が死亡した。

一方、アサーイシュが治安厳戒地区(タイイ地区)に指定しているカーミシュリー市中心街で、オートバイに仕掛けられた爆弾が爆発した。

これに関して、イスラーム国の広報部門アアマーク通信は犯行を認める声明を出した。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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リビア最高交渉委員会所属の民主的変革諸勢力国民調整委員会ムンズィル・ハッダーム報道官が脱会(2016年4月21日)

民主的変革諸勢力国民調整委員会のムンズィル・ハッダーム報道官は、Elaph(4月21日付)に対し、委員会から脱会したことを明らかにした。

ハッダーム報道官によると、脱会は、民主的変革諸勢力国民調整委員会が参加するリヤド交渉最高委員会が、ジュネーブ3会議での協議でアサド大統領の進退に終始し、本質的な問題にいたろうとしなかったことなどが理由だという


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リヤド最高交渉委員会はジュネーブを去る前に25からなる質問状をデミストゥラ国連特別代表に提示(2016年4月21日)

リヤド最高交渉委員会の最高交渉責任者でイスラーム軍幹部のムハンマド・アッルーシュ氏は、スイスのジュネーブを退去するにあたり、ジュネーブ3会議第3ラウンドでのスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表との協議で、委員会が25の質問からなる文書を提示したことを明らかにした。

『ハヤート』(4月22日付)によると、この文書は、シリア政府代表団側が「政府支持者、その他、無所属」からなる挙国一致内閣の樹立を提案したことを受けたもので、アッルーシュ氏は、シリア政府による逮捕者の釈放、「虐殺」の停止が実行されたうえで、交渉を再開し、詳細を詰めるべきだとの立場を改めて示した。

25の質問は、移行期統治機関にかかわるもので、ジュネーブ合意に従って全権を有するか否か、統治機関以外に立法機関は設置するのか、そのメンバーには個人が参加するのか、組織としての参加は認められるのか、治安機関を統轄するのは移行期統治機関かそれ以外の別の機関か、治安部会、司法部会、財務部会は独立した機関となるのか、シリア軍と反体制武装集団の統合はどのように行われるのか、統合前に両者がテロとの戦いで協力することはあるのか、移行期において2012年制定の現行憲法を停止するのか、などといった質問からなるという。

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イスラエルのネタニヤフ首相はロシアのプーチン大統領と会談(2016年4月21日)

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はロシアを訪問し、モスクワでヴラジミール・プーチン大統領と会談した。

『ハヤート』(4月22日付)によると、会談でネタニヤフ首相は、シリア領内での「偶発的事故発生」を抑止するため、引き続きロシア軍とイスラエル軍の調整が重要であることを確認するとともに、ヒズブッラーへの高性能兵器の供与がイスラエルの安全保障上の「レッドライン」だと強調した。

また1967年にイスラエルが占領したシリア領のゴラン高原が、イスラエル領の一部であり続けると主張した。


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米高官はロシア軍がアレッポ市近郊で軍備を増強していると指摘(2016年4月21日)

NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長はトルコの首都アンカラでシリア情勢に関して「ロシアは大部分の駐留部隊を撤退すると発表したにもかかららず、シリア政府を支援するために大規模部隊を残留させている」と指摘し、戦闘激化への懸念を表明、「困難は伴われるが…、停戦こそが対話に基づく平和的解決の最善の基礎をなる」と述べた。

一方、ロイター通信(4月21日付)は、米国高官の話として、ロシア軍がアレッポ市近郊など複数の地域で部隊を再び軍備を増強していると報じた。

AFP, April 21, 2016、AP, April 21, 2016、ARA News, April 21, 2016、Champress, April 21, 2016、al-Hayat, April 22, 2016、Iraqi News, April 21, 2016、Kull-na Shuraka’, April 21, 2016、al-Mada Press, April 21, 2016、Naharnet, April 21, 2016、NNA, April 21, 2016、Reuters, April 21, 2016、SANA, April 21, 2016、UPI, April 21, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合はシリア領内で3回の爆撃を実施(2016年4月20日)

米中央軍(CENTCOM)は、4月20日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して24回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、マーリア市近郊(1回)に対して攻撃が行われた。


CENTCOM, April 21, 2016などをもとに作成。

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ラタキア県で活動する第一沿岸師団総司令官のイマード・タバク氏が何者かによって暗殺(2016年4月20日)

イドリブ県では、ARA News(4月21日付)によると、ラタキア県で活動する第一沿岸師団総司令官のイマード・タバク氏(アブー・ウダイ)が、ジスル・シュグール市を訪問中、何者かに襲撃され、死亡した。

『ハヤート』(4月22日付)によると、カイロ合意グループはデミストゥラ国連特別代表が提示した29からなる質問状への回答を行った。

このなかで、カイロ合意グループは、リヤド交渉最高委員会に「正統性」を付与しないよう求めるとともに、移行期統治機関の権能や実務、国家機関の維持・運営などについて集中審議するよう提案したという。

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ダマスカス郊外県ドゥマイル市内で活動していた親ダーイシュ組織がイスラーム軍などと合意し、一部は投降、一部は退去(2016年4月20日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(4月20日付)によると、ドゥマイル市内で活動していたダーイシュ(イスラーム国)と協力関係にあるスィッディーク大隊とリジャール・マラーミフ大隊が、同市の反体制武装集団との協議の末、投降希望者は同市の法務委員会に、停戦拒否者は市外に退去することで合意した。

これにより、戦闘員75人が投降したという。

これを受け、イスラーム軍と殉教者アフマド・アブドゥー軍団は共同声明を出し、避難住民に対して、スィッディーク大隊とリジャール・マラーミフ大隊が支配していた地域への帰宅に際しては身の安全に注意を払うよう呼びかけた。

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AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュがシリア軍との戦闘の末ダイル・ザウル市スィナーア地区を完全制圧(2016年4月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市内東部で、シリア軍との戦闘の末複数の街区を制圧、ダイル・ザウル航空基地に迫った。

同監視団によると、この戦闘でダーイシュはダイル・ザウル市工業地区を完全制圧したという。

シリア軍はこれに対して、工業地区とダイル・ザウル航空基地に近いハラービシュ地区とを隔てる労働者住宅地区(タフトゥーフ地区)一帯に対して空爆を実施し、ダーイシュの進軍を阻止しようとしているという。

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市東部、ブガイリーヤ村、ダイル・ザウル市工業地区、ハウィーカ地区、ジュバイラ地区でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍が「支援部隊」とともに、タドムル市郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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アレッポ県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がクワイリス航空基地に近いアブー・ジャッバール村でダーイシュ(イスラーム国)を攻撃した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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アレッポ県などでシリア軍と反体制派の戦闘続く(2016年4月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と思われる戦闘機がアレッポ市サラーフッディーン地区を空爆し、民間人7人が死亡した。

一方、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がアウラム・スグラー村、カフルアンマ村、ズィターン村、バヤーヌーン町でシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、アレッポ市サーリヒーン地区でヌスラ戦線の拠点を攻撃した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(4月20日付)によると、シリア軍がナシャービーヤ町、バーラー村を空爆した。

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ヒムス県では、ARA News(4月20日付)によると、シリア軍がハウラ地方を空爆した。

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イドリブ県では、ARA News(4月20日付)によると、ロシア軍戦闘機がファトフ軍の支配下にあるアブー・ズフール航空基地を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(4月20日付)によると、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区に侵攻したシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)で西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ隊員2人が国防隊の攻撃を受け死亡(2016年4月20日)

ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊高官がロイター通信(4月20日付)に明らかにしたところによると、アサーイシュの隊員2人がカーミシュリー市でシリア軍に殺害された。

殺害された2人はカーミシュリー市内をパトロール中に襲撃を受け、この2人のほかにも隊員3人が負傷したという。

この襲撃に先立ち、アサーイシュは、国防隊の司令官が乗っていた車を駐車違反で摘発していた。

AFP, April 20, 2016、AP, April 20, 2016、ARA News, April 20, 2016、Champress, April 20, 2016、al-Hayat, April 21, 2016、Iraqi News, April 20, 2016、Kull-na Shuraka’, April 20, 2016、al-Mada Press, April 20, 2016、Naharnet, April 20, 2016、NNA, April 20, 2016、Reuters, April 20, 2016、SANA, April 20, 2016、UPI, April 20, 2016などをもとに作成。

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