反体制派支配地域で救援活動を行う民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)がスウェーデンのライト・ライブリフッド賞を受賞(2016年9月22日)

シリア国内の「反体制派」支配地域で救援活動する民間防衛隊(通称「ホワイト・ヘルメット」)が、エジプトの女性人権活動家ムズン・ハサン氏、ロシアで移民難民の支援活動を行っているスヴェトラーナ・ガヌシュキナ氏、トルコの日刊紙『ジュムフリイェト』とともに、スウェーデンの2016年ライト・ライブリフッド賞を受賞した。

ロイター通信(9月22日付)が伝えた。

民間防衛隊に関しては、欧米諸国の諜報機関の支援を受け、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などと表裏一体の関係にあるといった指摘(例えばhttps://www.youtube.com/watch?v=DOAlOdA_CKk)もある。

Youtube, August 19, 2016
Youtube, August 19, 2016

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはトルコ領内(キリス市)を越境砲撃する一方、トルコ軍はタッル・アブヤド市のYPGを砲撃(2016年9月22日)

NTV Haber(9月22日付)が伝えたところによると、アレッポ県北部のダーイシュ(イスラーム国)支配地域から発射されたと思われるロケット砲弾1発がトルコ領内のキリス市に着弾し、少なくとも2人が負傷した。

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ラッカ県では、ARA News(9月22日付)によると、トルコ軍はタッル・アブヤド市内に設置されている西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点複数カ所を重火器で砲撃した。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、NTV Haber, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュはトルコ軍の支援を受ける反体制武装集団からアレッポ県北部の3カ村を奪還(2016年9月22日)

アレッポ県では、ARA News(9月22日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)は県北部のシャマーリフ村の北部入口にある反体制武装集団の拠点に対して、爆弾を仕掛けた車で攻撃を行った。

ダーイシュはまた、西タッルアール村、東タッルアール村、サンダラ村を反体制武装集団から奪還した。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラーが包囲するムウダミーヤト・シャーム市に人道支援物資が搬入(2016年9月22日)

ダマスカス郊外県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が包囲を続けるムウダミーヤト・シャーム市に、シリア赤新月社、国連の支援チームが人道支援物資(貨物トラック23輌分)を搬入した。

SANA, September 22, 2016
SANA, September 22, 2016

 

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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ヒムス市ワアル地区で籠城していた反体制武装集団メンバーら123人がファトフ軍支配下のイドリブ県に退去(2016年9月22日)

ヒムス県では、SANA(9月22日付)によると、9月5日に発効した停戦合意に基づき、ヒムス市ワアル地区で籠城を続けてきた反体制武装集団戦闘員とその家族の2回目となる退去が開始され、123人が、シリア赤新月社、国連、シリア政府が用意したバスに分乗し、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)が主導するファトフ軍支配下のイドリブ県に向かった。

SANA, September 22, 2016
SANA, September 22, 2016

 

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がダイル・ザウル県、ヒムス県でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年9月22日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市工業地区、ハウィーカ地区を砲撃し、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦、また戦闘機(所属明示せず)も両地区、サルダ山一帯を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がスフナ市郊外、サティーフ山、クーム村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、またシリア軍がタドムル市東部郊外の穀物サイロ地区でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がタドムル市東部郊外、サワーナ町、ウルヤーニーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。


AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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ダルアー県でダーイシュがシリア国民連合幹部を爆殺(2016年9月22日)

また、『ハヤート』(9月23日付)によると、シリア革命反体制勢力国民連立所轄の暫定政府がインヒル市で開催していた地元警察署開設祝典で爆発が起こり、ヤアクーブ・アンマール暫定政府地方自治大臣ら12人が死亡した。

この爆破事件に関して、ダーイシュ(イスラーム国)ダマスカス州広報局は声明で「背教者の長ども」を狙ったと発表、犯行を認めた。

また、クッルナー・シュラカー(9月24日付)によると、ダーイシュによる攻撃(自爆攻撃)でハムザ師団の司令官9人が死亡した。

ARA News, September 22, 2016
ARA News, September 22, 2016

 

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また、ARA News(9月22日付)によると、ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、アイン・ズィクル村に進攻した。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、September 24, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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反体制派の支配下にあるアレッポ市東部に対してシリア軍が軍事作戦を開始、ロシア軍、シリア軍の爆撃が激化するなか、同地で大規模火災発生(2016年9月22日)

アレッポ県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍アレッポ県作戦司令室が、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部に対する軍事作戦を開始したと発表し、同地にとどまる住民に対して「武装テロ集団」の拠点近くから退避するよう呼びかけた。

アレッポ県作戦司令室はまた、シリア軍拠点に避難・投降した同地区住民に対しては尋問、拘束は行わないと強調、住民受け入れに向けてあらゆる措置を講じると表明した。

シリア人権監視団によると、これを受け、戦闘機(所属明示せず)が21日深夜から23日未明にかけて、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部(マシュハド地区、スッカリー地区、ジスル・ハッジ地区、ブスターン・カスル地区、カッラーサ地区、アーミリーヤ地区、シャイフ・サイード地区)を50回以上にわたり空爆、またシリア軍が同地に重点的に砲撃を加え、「命じられるまま進め」連合の司令官や住民10人以上が死亡、多数が負傷、またブスターン・カスル地区では大規模な火災が発生した。

空爆のほとんどはロシア軍によるとみられ、シリア軍も「樽爆弾」を投下したという。

これに対して、ジハード主義武装集団側はシリア政府支配下のアレッポ市ハマーディーヤ地区を砲撃し、子供2人が負傷した。

またアレッポ市南西部のラームーサ地区一帯では、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員などが、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなるファトフ軍と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフ市を空爆し、女性4人、子供1人、そしてファトフ軍戦闘員13人の合わせて18人が死亡した。

シリア軍はまたジスル・シュグール市郊外、ビダーマー町一帯を激しく砲撃した。

これに対して、ジュンド・アクサー機構はタッル・マンス村・ジャルジャナーズ町間の街道で爆弾を仕掛けた車を爆破し、多数が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がキンサッバー町一帯を空爆、シリア軍も同地で反体制武装集団と交戦し、戦闘員2人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、AFP(9月22日付)によると、戦闘機(所属明示せず)が東グータ地方一帯を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタファフ市の病院一帯を砲撃した。

一方、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がヒルバト・サマル村・ジュビーブ村(スワイダー県)街道、ブスラー・シャーム市東部のコルニーシュ地区でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がマアルダス村およびその周辺、スーラーン市およびその周辺、タイバト・イマーム市およびその南部、バッティーシュ村、ズラーキーヤート村、ドゥワイル丘、アトシャーン村、マアーン村北部、スカイク村で反体制武装集団(ジュンド・アクサー機構など)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(9月22日付)によると、シリア軍がティールマアッラ村、タルビーサ市、ラスタン市、キースィーン村でシャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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ラヴロフ露外相とケリー米国務長官が電話会談でシリアでの停戦に向けた取り組み継続を確認(2016年9月22日)

ロシア外務省は、国連総会出席のため米ニューヨークを訪問中のセルゲイ・ラブロフ外務大臣とジョン・ケリー国務長官が電話会談を行い、シリア情勢への対応について協議した。

両外相は、シリア国内での停戦に向けた取り組みを続けることを改めて確認したという。

『ハヤート』(9月23日付)などが伝えた。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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国連総会参加のため訪米中のムアッリム外相がパレスチナのアッバース大統領と会談(2016年9月22日)

国連総会に出席するために米ニューヨークを訪問中のワリード・ムアッリム外務在外居住者大臣(兼副首相)は、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバース大統領、チェコ(チェキア)のルボミール・ザオラーレク外務大臣と会談した。

会談には、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表らも同席した。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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アサド大統領がAPのインタビューに応じる「ヌスラ戦線やダーイシュを攻撃してしまえば、米国は重要なカードを失うことになる。だから、米国がロシアとともに「テロとの戦い」を行うとは思えない」(2016年9月22日)

アサド大統領はAPのインタビューに応じ、シリア大統領府がその映像をYoutube(https://youtu.be/tTIXZGSPl4c)を通じて配信、またSANAが英語全文(http://sana.sy/en/?p=88686)とアラビア語全訳(http://www.sana.sy/?p=433246)を掲載した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

SANA, September 22, 2016
SANA, September 22, 2016

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「我々はすべての作戦停止を遵守する準備があると宣言した…。(停戦の遵守は)シリアやロシアの問題ではなく、米国、そしてダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、アル=カーイダ、米国、トルコ、サウジアラビアに帰属するテロ組織の問題だ。彼らは正式に(停戦を遵守すると)宣言したが、遵守していない…。米国は本気でシリアの暴力を停止させようとしていないと思う」。

「米国はヌスラ戦線、さらにはダーイシュにさえ対抗しようとする意思を持っていない。なぜなら、米国はこれらの組織が自分たちのアジェンダに利用できるカードだと考えているからだ。ヌスラ戦線やダーイシュを攻撃してしまえば、シリア情勢に関する重要なカードを失うことになる。だから、私は、米国がシリアでのテロとの戦いでロシアに与する用意があるとは考えていない」。

「(ダイル・ザウル県サルダ山のシリア軍拠点に対する有志連合の誤爆に関して)事故だとは思っていない…。4機もの戦闘機がシリア軍の拠点を1時間教も攻撃し続けたのだ…。これが第1点。また第2に、彼らは一区画の一棟を狙ったのではなく、複数の丘陵からなる広大な地域を攻撃した。そこにはシリア軍と対峙するテロリストなどいなかった。しかも同時に、ダーイシュが米軍の空爆直後に攻撃してきたのだ。ダーイシュはどうやって米軍が攻撃することを知り得たのだ…。米国は意図していないと言っているが、明らかに意図的だった」。

「(アレッポ市郊外でのシリア赤新月社と国連の支援チームの車列への攻撃に関して)数年前から各地に世界中のさまざまな機関が数十の車列を派遣してきたが、ロシア軍によるものであれ、シリア軍によるものであれ、こうした事件は過去には起こらなかった…。米国高官がシリアでの紛争について何を言おうと、そこに信憑性はない…。ただの嘘、空想であり、何の根拠もない」。

「車列はテロリストの支配地域にいた…。この車列の安全に責任を負っていたこの地域にいる人々、ないしは武装集団、そしてテロリストがまず非難されるべきだ。しかし、我々は何が起きたのかはまったく承知していない。我々はビデオ映像で、車が炎上し、トラックが破壊された光景したのを見せられただけだからだ」。

「(攻撃は反体制派によるものだとしたうえで)国連さえも車列に対して空爆は行われなかったと言っている…。また、事件と時を同じくして、テロリストがシリア軍をミサイル攻撃している…。さらに、(空爆だとする)判断や非難を下す目撃者は信用できるのか。我々にはそれを知る由もない」。

「(ホワイト・ヘルメットなどの)証言はシリア軍やロシア軍を非難するときにだけ表れる。しかし、テロリストが犯罪や虐殺などを行うときには、こうした証言は出てこないし、ホワイト・ヘルメットの活動について耳にすることもない。つまり完全に一致している。しかも、我々にはそうしたことをすることに何の利益も得ることはできない。その理由はたった一つだ。我々が車列を攻撃すれば…、我々はテロリストを利することになるからだ」。

「(化学兵器の使用に関して)我々はどの事件においても、国連に対して調査団の派遣を要請しており、今もこの立場を貫いている…。しかし米国はこれに反対している…。なぜなら調査が行われれば、シリア軍ではなく、テロリストが有毒ガスを使用したことが発覚するからだ」。

「樽爆弾」とは…人々を無差別に殺戮しているという悪事を行っているように見せるために使われている言葉に過ぎない…。しかし、そのほかの爆弾と何が違うというのか。すべての爆弾は人を殺すためのもので、問題はどう使われるかだ。兵器を使用するのであれば、市民を守り、テロリストを殺すために使うべきだ…。我々は市民を殺すことはない…。なぜなら、彼らは我が国民であり、我々を支持しているからだ…。我々は間違いを犯していないなどとは言わない。我々はそれ(「樽爆弾」と言われる無差別殺傷兵器)は使用していない。個々人が間違えることは多々あるが、こうした間違いと…政府が実施する政策としての犯罪は同じではなく、我々はそうした政策は打っていない」。

「政府から難民・批判民が逃げているというのは正しくない。テロリスト、とりわけアル=カーイダ、ヌスラ戦線、そしてアル=カーイダとつながりのある組織が市民を守り、政府が国民を殺しているなどという非難を誰も信じることはできない」。

「(シリア軍がアレッポ市など包囲中の地域に飢餓作戦を行っているのではとの指摘に対して)アレッポ市が本当に包囲されているとすれば、今にも住民は死んでしまうだろう…。また、より重要なこととして、彼ら(反体制派)は隣接する地域やシリア軍の拠点を何年も砲撃し続けているのに、迫撃砲や爆弾が尽きることはない。兵器を得続けながら、どうして彼らが餓死するというのか。包囲されている地域への食糧・医療支援を我々が阻止しているとして、なぜこれらの地域への兵器の流れが止められないというのか。こうした見方はまったく論理的でない」。

「シリアを去ったシリア人の大多数が、治安と生活が正常化し、必要最小限の生活の糧が保障されるようになったら戻ってくると確信している。そのことについて心配はしていない…。シリアの国内的要因を見た場合、数ヶ月でこうした状況が整うだろうと言える…。しかし、現状は地球規模の紛争、地域紛争であり、制御できない多くの外的要因がある…。テロリストを直接支援する国、政府、首脳がテロリストへの支援を辞めれば、シリア情勢は何の障害もなく解決へと向かう…。しかし、エルドアンや米国の政権、そして欧米諸国政府、そしてもちろん、サウジアラビア、カタールがテロリストへの支援を数ヶ月中に止めるなどとは信じられない」。

「(シリア分割はあり得るかとの問いに対して)我々はそうしたことは決して考えたことはない。シリア人の大多数もそうは考えていない。私自身も、現状がこうした分割の雰囲気を醸成しているとも思っていない…。多くのシリア人は、自分たちの国を繁栄させる唯一の道が、共存ではなく統合であると理解するようになっている…。私はシリア人がこれまで以上に統合されると確信している。つまり、現下の唯一の問題は分割ではなく、テロなのだ」。

「何度も行っているが、我々はいかなる病院も攻撃していない…。もし我々が病院、学校などを攻撃すれば、それはテロリストを助けることになってしまう」。

「(ホワイト・ヘルメットのライト・ライブリフッド賞受賞を支持するかとの問いに関して)ホワイト・ヘルメットが信用できるかどうかが問題なのではない…。しかし、一部の政治化した組織は、人道主義者のマスクを使い分けて…特定のアジェンダを実効しようとしている…。ホワイト・ヘルメットがシリアで何を達成したというのか」。

「(米国の大統領選挙に関して)彼ら(大統領候補)は概して、選挙期間中に言ったことと逆のことを選挙後にする。米国の高官らは朝に行ったことと逆のことを夜にしているのを見てきた。だから、彼らが言っていることで判断することはできない…。我々は候補者が大統領になるまで待たねばならないし、そのうえで政策、行動、振る舞いに目を向けねばならない。しかし多くを期待してはいない」。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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米主導の有志連合は21日にシリア領内で16回の爆撃を実施(2016年9月22日)

米中央軍(CENTCOM)は、9月21日のシリア、イラク両国での有志連合の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して29回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は16回で、ブーカマール市近郊(1回)、シャッダーディー市近郊(1回)、ラッカ市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(4回)に対して攻撃が行われた。

AFP, September 22, 2016、AP, September 22, 2016、ARA News, September 22, 2016、Champress, September 22, 2016、al-Hayat, September 23, 2016、Iraqi News, September 22, 2016、Kull-na Shuraka’, September 22, 2016、al-Mada Press, September 22, 2016、Naharnet, September 22, 2016、NNA, September 22, 2016、Reuters, September 22, 2016、SANA, September 22, 2016、UPI, September 22, 2016などをもとに作成。

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