ハリーリー最高交渉委員会代表「アサド政権はほぼ毎日化学兵器を使用している。最近ではハムーリーヤ市で使用した」(2018年3月15日)

最高交渉委員会のナスル・ハリーリー代表はツイッターのアカウント(https://twitter.com/nasr_hariri)で、シリアのアサド政権が頻繁に化学兵器使用を繰り返しているにもかかわらず、国連はそれを食い止めることができないでいると綴った。

ハリーリー代表は「政権はほぼ毎日化学兵器を使用している。もっとも最近使用したのは東グータ地方のハムーリーヤ市でだ。だが、国連安保理はこうした虐殺を止めることができないでいる」と綴った。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ロシアとイスラーム軍が東グータ地方ドゥーマー市の処遇をめぐって、ロシア軍憲兵隊の進駐などを骨子とする非公式合意に達する(2018年3月15日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県東グータ地方のドゥーマー市の処遇をめぐって、ロシアとイスラーム軍の非公式合意に達した。

この合意は、①イスラーム軍のドゥーマー市への残留、②ロシア軍憲兵隊の進駐、③公共機関でのシリア国旗の掲揚、を骨子とし、これに基づき15日、ドゥーマー市に食糧物資が搬入されたという。

同様の停戦に向けた交渉は、ハラスター市でもシリア政府と地元名士の間で続けられているという。

『ハヤート』(3月16日付)が伝えた。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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シリア赤新月社、赤十字国際委員会、WFPの支援チームがイスラーム軍支配下の東グータ地方ドゥーマー市に食糧を搬入(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、シリア赤新月社、赤十字国際委員会、国連世界食糧機関(WFP)の支援チームが、イスラーム軍の支配下にある東グータ地方のドゥーマー市に食糧パックと穀物340トンを大型貨物トラック25台で搬入した。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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イスラーム軍の支配下にある東グータ地方ドゥーマー市からも住民数千人がシリア政府支配地域に退去(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県ではSANA(3月15日付)によると、イスラーム軍が活動を続ける東グータ地方のドゥーマー市の住民数千人が、シリア軍によって設置されたワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプの人道回廊を通じてシリア政府支配地域に退去、シリア軍およびシリア赤新月社などの関係当局がこれを保護した。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ラフマーン軍団、シャーム解放機構などが支配するハムーリーヤ市の制圧を受け、住民2万人がシリア政府支配地域に避難(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、ラフマーン軍団の支配下にあったハムーリーヤ市をシリア軍が完全制圧したのを受け、同地とシリア政府支配地域を結ぶ人道回廊がシリア軍によって開放され、住民がシリア政府支配地域に避難した。

避難した住民は、ドゥワイル村の仮設居住センターに移送された。

SANAは、避難した住民の数を数千人にのぼるとしたうえで、彼らが「テロ組織」によって退去を阻止され、「人間の盾」にされてきたと伝えた。

一方、『ハヤート』(3月16日付)は、「集団避難」した住民の数が2万人に達していると伝えた。

「集団避難」はハムーリーヤ市一帯からラフマーン軍団、シャーム解放機構が撤退したことを受けたもの。

SANA, March 15, 2018

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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シリア軍はラフマーン軍団、シャーム解放機構との戦闘の末、東グータ地方ハムーリーヤ市を完全制圧(2018年3月15日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月15日付)によると、シリア軍が東グータ地方で反体制武装集団との戦闘を続け、ラフマーン軍団の支配下にあった中部のハムーリーヤ市を完全制圧した。

『ハヤート』(3月16日付)によると、シリア軍はまた、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などが活動を続けるカフルバトナー町、アルバイン市、ハッザ町、ザマルカー町を砲撃した。

SANA, March 15, 2018
syria.liveuamap.com, March 15, 2018

なお、シリア人権監視団によると、2月18日以降のロシア・シリア両軍の東グータ地方への攻撃で、民間人1,249人(うち子供252人)が死亡しているという。

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ダマスカス県では、SANA(3月15日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が、旧市街のバーブ・トゥーマ地区、中心街のヴィクトリア橋に着弾し、住民1人が死亡、18人が負傷した。

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ダルアー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、ブスル・ハリール市、西ガーリヤ村に対するシリア軍の連日の攻撃により、住民数千人が避難を余儀なくされた。

al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018

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アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、アレッポ・シャフバー軍を名乗る武装集団が、14日晩から15日にかけて、ダマスカス郊外県東グータ地方での反体制武装集団の反抗を支援するとして、アレッポ市内の県庁近く、ザフラー協会地区、アサド軍事アカデミー近くのシリア軍拠点を襲撃した。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はアフリーン市を爆撃し、住民13人を殺害するなか、アフリーン郡からの避難民の数は3万人に(2018年3月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍との戦闘の末、アフリーン市近郊のザルカー村、ガールール村、バルカシュ山、第1102高地を制圧し、アフリーン市への包囲を強めた。

トルコ軍と反体制武装集団はまた、ブルブル町近郊のマハッビーヤ村、ジャウラーキー村、クールザリー村、クーターン村、バルカシュリー村、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のバラカ村、ジューマーザーンリー村、ハムーラージュー村、アリー・ジャールー村も制圧した。

一方、ANHA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局の拠点都市アフリーン市内各所を「無差別」に砲撃し、住民13人が死亡、23人が負傷した。

ANHA, March 15, 2018
Twitter, March 15, 2018

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シリア人権監視団によると、トルコ軍による攻撃により、アフリーン郡から避難した住民の数は3万人に達しているという。

AFP, March 15, 2018、ANHA, March 15, 2018、AP, March 15, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2018、al-Hayat, March 16, 2018、Reuters, March 15, 2018、SANA, March 15, 2018、UPI, March 15, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは13件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年3月15日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月15日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を13件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県3件、ラタキア県6件、アレッポ県4件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県)の停戦違反を確認したという。

一方、過去24時間に1カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,435市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2018をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「アフリーン市陥落ではなく包囲を希望する」(2018年3月14日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、アレッポ県北西部で続行中の「オリーブの枝」作戦に関して、「今晩にでもアフリーン市の中心部を陥落させることを希望する」と述べた。

だが、その後、大統領府は声明を出し、「大統領は、今晩にでもアフリーン市の中心部を包囲することを希望しているのであって、陥落を希望していない」と訂正した。

ロイター通信(3月14日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)などが伝えた。

al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア・トルコ外相会談:ラヴロフ外務大臣はシリアに軍事介入すると脅迫する米国を非難する一方、トルコへの早期S-400供与を確認(2018年3月14日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣はロシアを訪問、首都モスクワでセルゲイ・ラブロフ外務大臣と会談した。

会談後の共同記者会見で、ラブロフ外務大臣は、軍事技術面での協力態勢について意見を交わし、トルコへのS-400ミサイル防衛システム供与に関する合意(2017年12月)を早期に実施することを確認したことを明らかにした。

チャヴシュオール外務大臣は13日、アレッポ県北西部での「オリーブの枝」作戦において、供与予定のS-400ミサイル防衛システムを使用しない旨誓約していた。

ラブロフ外務大臣はまた、米国のシリア政策に関して「米国は、住民の苦悩や無垢の民間人の犠牲から国際社会の注意を反らそうとすることで…武力行使の口実にしようとしている…。我々はすべてのチャンネルを通じて何度も、(化学兵器使用疑惑を口実としたシリア政府への武力行使という)こうした無責任な計画を実施しないよう希望すると警告してきた」と述べた。

Reuters, March 14, 2018

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍がロジャヴァ拠点都市のアフリーン市を激しく爆撃・攻撃し、7人が死亡(2018年3月14日)

アレッポ県では、ANHA(3月14日付)によると、トルコ軍がアフリーン市を爆撃・砲撃し、子供2人を含む7人が死亡、10人以上が負傷した。

トルコ軍はまた、反体制武装集団とともに、アフリーン市近郊のタルナダ村、ムーバーター村近郊のミールカーン村を砲撃し、子供5人が負傷した。

ANHA, March 14, 2018
ANHA, March 14, 2018

このほか、シーラーワー町近郊のガズウィーヤ村、シャーディーラー村では西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がトルコ軍、反体制武装集団と交戦した。

なお、シリア民主軍広報センターによると、トルコ軍はこのほかにも、ブルブル町近郊のクーリー・クール村、シーヤ(シャイフ・ハディード)村近郊のドゥールミーシャー村、シャクファター村、マースルキー村、シャッラー村近郊のマイダーナー村、バースリヤー村、マーバーター(マアバトリー)町近郊、シーラーワー町を爆撃・砲撃し、反体制武装集団とともにシリア民主軍と交戦した。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦を続け、ジンディールス市近郊のクーラーン・シャイフ・ダイル村および同地一帯の丘陵地帯、ガザーウィーヤ村およびガザーウィヤ基地、カザーウィヤ検問所、クーラール村、シャーデイル村、マアッラータ村、ニーラ村、第717高地、ブルブル町近郊のヤービサ村、アフリーン市近郊のハリールー村、上カフルダッリー村、フールカーン村を新たに制圧した。

Twitter, March 14, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018

 

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ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、トルコ軍はシリア政府支配下のヌッブル町と西クルディスタン移行期民政局支配下のズィヤーラ村を結ぶ街道上に位置するハラシュ検問所を爆撃し、シリア政府が派遣した「人民部隊」の隊員8人が死亡、6人が負傷した。

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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ハマー県で「穏健な反体制派」とアル=カーイダ系組織が東グータでの戦闘を側方支援するために攻勢強化(2018年3月14日)

ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、イッザ軍、アフラール軍、シリア解放戦線(シャーム自由人イスラーム運動)、第二軍、シャームの民連合、救国戦線、第111連隊、第一歩兵師団、ハムザ旅団が「グータの怒り」と銘打った新たな作戦を開始し、ダマスカス郊外県東グータ地方で抗戦を続けるイスラーム軍、ラフマーン軍団、シリア解放戦線、シャーム解放機構を側方支援すべく、カルナーズ町、ハマーミーヤート村のシリア軍拠点に対する攻撃を開始した。

al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018

これに関して、SANA(3月14日付)は、シリア軍が予備部隊とともに、ハマーミーヤート村、カルナーズ町に進攻したシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を撃退したと伝えた。

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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イスラーム軍支配下の東グータ地方から女性、子供、老人、患者40人が前日に引き続きシリア政府支配地域に退去(2018年3月14日)

『ハヤート』(3月15日付)などによると、前日に引き続き、国連仲介によるイスラーム軍とロシアの合意に従うかたちで、ダマスカス郊外県東グータ地方からワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプ人道回廊を通じて、治療が必要な患者、女性、子供、老人らがシリア政府支配地域に移送された。

SANA(3月14日付)は、この移送に際して、シリア軍が退去する住民の進路の安全を確保、シリア赤新月社などからなる関係当局が退去した住民をドゥワイル市の仮設居住センターに移送したと伝えた。

イスラーム軍のヤースィル・ダルワーン政治局長によると、14日に東グータ地方を退去したのは重篤患者35人とその家族だという。

一方、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターの発表によると、このほかに49人が人道回廊を通じてシリア政府支配地域に退去、退去した住民の総数は350人以上となったという。

SANA, March 14, 2018

SANAはまた、東グータ地方から人道回廊を経由したシリア政府支配地域に退去し、仮設居住センターに収容された住民の様子について報じ、写真・映像を公開した。

SANA, March 14, 2018

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍はラフマーン軍団支配下の東グータ地方ハムーリーヤ市に進攻(2018年3月14日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍が東グータ地方のハムーリーヤ市を爆撃し、ラフマーン軍団の司令官2人を含む戦闘員12人を殺害した。

また、ドゥラル・シャーミーヤ(3月14日付)によると、シリア軍はハムーリーヤ市を激しく砲撃する一方、同地一帯に地上部隊を進攻させた。

一方、SANA(3月14日付)によると、シリア軍が東グータ地方ジスリーン町一帯に進攻し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

これに対し、反体制武装集団はジャルマーナー市を砲撃し、女児1人を含む2人が負傷したという。

なお、ドゥラル・シャーミーヤによると、ロシア・シリア両軍の爆撃・砲撃で25人が死亡したという。

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ダマスカス県では、SANA(3月14日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がカッサーア地区、ドゥワイラア地区に着弾し、子供2人と女性1人が負傷した。

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ダルアー県では、SANA(3月14日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市中心学を砲撃し、男性1人が負傷した。

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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アサド大統領はイラクのファイヤード内閣国家安全保障担当顧問と会談(2018年3月14日)

アサド大統領は、シリアを訪問中のイラクのファーリフ・ファイヤード内閣国家安全保障担当顧問と首都ダマスカスで会談し、治安部門などにおける二国間協力協調関係の強化について意見を交わした。

SANA(3月14日付)が伝えた。

SANA, March 14, 2018

AFP, March 14, 2018、ANHA, March 14, 2018、AP, March 14, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2018、al-Hayat, March 15, 2018、Reuters, March 14, 2018、SANA, March 14, 2018、UPI, March 14, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは6件の停戦違反を、トルコ側は5件の違反を確認(2018年3月14日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月14日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(ラタキア県3件、アレッポ県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも5件(イドリブ県1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件、ダルアー県3件)の停戦違反を確認したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 14, 2018をもとに作成。

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シリア・ハンガリー合同チームがUNESCO世界文化遺産のカルアト・ヒスン城(クラック・デ・シュヴァリエ)の修復作業を完了(2018年3月13日)

SANA(3月13日付)は、UNESCO世界文化遺産に指定されているヒムス県のカルアト・ヒスン城(クラック・デ・シュヴァリエ)の修復作業が完了した、と伝えた。

カルアト・ヒスン城は、2014年3月にシリア軍によって制圧されたのち、シリア・ハンガリー合同チームが、内戦で破損する前の3Dデータを作成、修復作業にあたっていた。

この合同チームは2000年からカルアト・ヒスン城、マルカブ城、アレッポ市旧市街で保全修復作業を行ってきた。

SANA, March 13, 2018

 

SANA, August 9, 2017


AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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シリア軍が首都ダマスカス南部のダーイシュ拠点への攻勢を強めるなか、戦闘員と家族1,055人がバスでイドリブ県、アレッポ県ジャラーブルス市に退去(2018年3月13日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月13日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるダマスカス県カダム区から、大型バス26台が1,055人を乗せてシリア北部に向けて出発、反体制派支配地域との境界に位置するハマー県のカルアト・マディーク町に到着したと伝え、その写真を公開した。

同サイトによると、カダム区は、ダーイシュの支配地域とされているが、実際には、アジュナード・シャーム・イスラーム連合を中心とする「自由シリア軍」の支配下にあり、ダーイシュは同地を、本部が設置されているダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市一帯を守る第一防衛線とみなしていたという。

バス26台のうち7台(203人を搬送)は、トルコの実質占領下にあるアレッポ県ジャラーブルス市に向かう予定だという。

シリア軍は、カダム区で活動を続ける戦闘員とその家族に対して、48時間以内に退去するよう最後通告を出していた。

なお、カダム区から退去した消息筋によると、シリア軍による最期通告を受けて、ダーイシュは同地で活動を続ける戦闘員に退去を拒否するよう通達、カダム区やハジャル・アスワド市一帯に部隊を動員し、警備を強化したという。

al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018
al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018

 

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一方、シリア軍は、カダム区、ハジャル・アスワド市、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内のサラースィーン通り一帯で、ダーイシュへの攻勢を強め、激しく交戦した。

シリア軍はまた、ハジャル・アスワド市にあるダーイシュの本部を爆撃した。

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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クウェート日刊紙はアサド大統領がヒズブッラーに7県からの部隊撤退を要請(2018年3月13日)

クウェート日刊紙『ラアユ』(3月13日付)は、複数の匿名消息筋の話として、アサド大統領がヒズブッラーに対して、レバノン防衛やイスラエルとの闘争と直接関係がある地域を除いて、戦闘員を撤退させるよう要請した、と伝えた。

アサド大統領が撤退を要請したのは、ハサカ県、ダイル・ザウル県、ラッカ県、アレッポ県、イドリブ県一帯、ハマー県、そしてスワイダー県で、この要請に応じた場合でも、首都ダマスカス(ダマスカス県、ダマスカス郊外県)、ヒムス県、ダルアー県、クナイトラ県におけるヒズブッラー戦闘員の駐留は続くことになるという。

al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、al-Ra’y, March 13, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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トルコのチャヴシュオール外務大臣「米国との監視に基づくYPGの撤退が失敗したら、マンビジュ市に進攻する」(2018年3月13日)

トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣は、アレッポ県東部のユーフラテス川西岸にある西クルディスタン移行期民政局の拠点都市の一つマンビジュ市からの人民防衛部隊(YPG)の撤退をめぐって米国と合意に達しなければ、同地に進攻すると述べた。

チャヴシュオール外務大臣は「トルコと米国はマンビジュ市からのYPGの撤退を監視するだろう…。両国は3月19日の会談でマンビジュ市の安全を確保する計画を策定する予定だ。だが、これが失敗したら、トルコ軍は軍事作戦を実施することになる」と述べた。

NTV Haber(3月13日付)が伝えた。

al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018

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西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のライドゥール・ハリール報道官は、これに関して「この点でトルコと米国が合意したなどということは承知していない」と述べた。

ロイター通信(3月13日付)が伝えた。

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、NTV Haber, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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ロシアのラヴロフ外務大臣「米国がシリアを新たに攻撃したら深刻な事態がもたらされるだろう」(2018年3月13日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣はモスクワでの記者会見で、12日に国連安保理会合でニッキー・ヘイリー米国連大使が、東グータ地方での停戦に関する安保理決議が採択されない場合、米国が単独でシリアに対する軍事行動を行う可能性があると述べたことに関して、「もし新たな攻撃が行われたら、深刻な事態がもたらさせるだろう…。米国主導の有志連合は何ができて、何ができないか…をよく理解しているはずだ」と述べた。

スプートニク・ニュース(3月13日付)が伝えた。

Reuters, March 13, 2018

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ロシア軍のヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、米国が首都ダマスカスにあるアサド政権の拠点複数カ所に対して新たな爆撃を計画しているとの情報を持っていると述べた。

RT(3月13日付)が伝えた。

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、RT, March 18, 2018、SANA, March 13, 2018、Sputnik News, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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SANAはシリア軍が東グータ地方のシャイフーニーヤ村で有毒化学物質実験製造施設を発見したと伝える(2018年3月13日)

SANA(3月13日付)は、シリア軍が3月初めに制圧したダマスカス郊外県東グータ地方のシャイフーニーヤ村で化学物質や有毒物質を製造するための実験製造施設を発見し、サウジアラビア製の機器や西側諸国産の物質を押収したと伝え、その写真を公開した。

シリア軍はまた、11日に制圧したイフタリース村で迫撃砲弾製造工場も合わせて発見したという。

SANA, March 13, 2018
SANA, March 13, 2018
SANA, March 13, 2018

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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イスラーム軍支配下のドゥーマー市(東グータ地方)から子供、老人、女性150人がシリア政府支配地域に退去(2018年3月13日)

ダマスカス郊外県では、SANA(3月13日付)によると、ワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに設置された人道回廊を経て、東グータ地方に留まっていた住民数十人がシリア政府支配地域に退去、シリア赤新月社によって保護され、ドゥワイル市近郊に設置された仮設居住センターに移送された。

退去したのは、子供、老人、女性で、その多くが治療が必要な疾病・怪我を負っているという。

『ハヤート』(3月14日付)によると、彼らはイスラーム軍の支配下にあるグータ市およびリーハーン農場から退去した。

またシリア人権監視団によると、退去した住民の数は150人に達し、3回に分けてシリア政府支配地域に搬送されたという。

イスラーム軍の政治委員会は12日、国連の仲介により、ダマスカス郊外県東グータ地方から負傷者を搬送することをロシアと合意したと発表していた。

SANA, March 13, 2018
SANA, March 13, 2018
SANA, March 13, 2018
SANA, March 13, 2018

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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米露が2017年7月に停戦合意したダルアー県の反体制派支配地域をシリア軍が2日連続で爆撃(2018年3月13日)

ダルアー県では、『ハヤート』(3月14日付)によると、シリア軍戦闘機が前日に引き続き、フラーク市、ブスル・ハリール市などを爆撃した。

同地は、2017年7月にロシアと米国が、シリア軍と反体制派を停戦させることで合意した地域で、米国務省は12日に爆撃が再開されたことを受けて声明を出し、「シリア南西部での事態に対処するため、ヨルダンでの緊急会合を呼びかけた」ことを明らかにした。

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ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(3月13日付)によると、シリア解放戦線(シャーム解放機構)、ラフマーン軍団、シャーム解放機構などからなる「彼らが不正を働いた」作戦司令室が、ハラスター市の前線でシリア軍と交戦した。

一方、SANA(3月13日付)によると、東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団がダーヒヤト・アサド町一帯、ジャルマーナー市に対して砲撃を加えた。

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ダマスカス県では、SANA(3月13日付)によると、ダマスカス郊外県東グータ地方で活動を続ける反体制武装集団が、ザブラターニー地区、バーブ・トゥーマー地区、カイマリーヤ地区、バーブ・シャルキー地区、アッシュ・ウルール地区を砲撃し、女性1人が死亡、3人が負傷した。

反体制武装集団はまた、ダマスカス国際空港に向かう街道沿いのタバーラ地区にある戦争遺児のための学校を砲撃し、1人が負傷した。

AFP, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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トルコ軍はロジャヴァの拠点都市アフリーン市を完全包囲したと発表、同地からの避難民の数は1万6,000人に(2018年3月13日)

トルコ軍参謀本部は、「オリーブの枝」作戦に参加するトルコ軍部隊が12日に、「自由シリア軍」とともに西クルディスタン移行期民政局の拠点都市であるアレッポ県のアフリーン市を完全包囲したと発表した。
アナトリア通信(3月13日付)が伝えた。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受ける反体制武装集団は、アフリーン市南東部の回廊地帯で東西両方向から進軍を続け、その距離を5キロまで縮めた。

一方、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターによると、トルコ軍はアフリーン市、ジンディールス市近郊のサーティーヤー村など、ブルブル町近郊のビーリー村一帯、シーヤ(シャイフ・ハディード)村一帯を爆撃・砲撃、反体制武装集団とともにシリア民主軍と交戦した。

ANHA(3月13日付)が伝えた。

Twitter, March 13, 2018

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SANA(3月13日付)は、トルコ軍と反体制武装集団の侵攻を受け、アレッポ県アフリーン郡の住民数千人がこれまでに「強制移住」(避難)を余儀なくされていると伝えた。

シリア人権監視団もまた、トルコ軍と反体制武装集団が、西クルディスタン移行期支配地域の住民を反体制派支配地域かシリア政府支配地域に退去させようとしているとの見方を示した。

同監視団によると、アフリーン郡からシリア政府支配下のヌッブル市、ザフラー町に避難した住民の数は1万6,000人に達しているという。

SANA, March 13, 2018

また『ハヤート』(3月14日付)によると、アフリーン郡の人口は約70万人。

AFP, March 13, 2018、Anadolu Ajansı, March 13, 2018、ANHA, March 13, 2018、AP, March 13, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 13, 2018、al-Hayat, March 14, 2018、Reuters, March 13, 2018、SANA, March 13, 2018、UPI, March 13, 2018などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは11件の停戦違反を、トルコ側は12件の違反を確認(2018年3月13日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(3月13日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を11件(ダマスカス県・ダマスカス郊外県2件、ラタキア県6件、アレッポ県3件)確認したと発表した。

またトルコ側の監視チームも12件(イドリブ県4件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県6件、ダルアー県2件)の停戦違反を確認したという。

一方、過去24時間にハマー県の3カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。

これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は2,434市町村、武装組織の数は234組織に達したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 13, 2018をもとに作成。

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シリア人権監視団はシリア内戦が8年目に入ろうとしているのを前に死者数を発表:51万人以上が死亡、シリア政府側がうち85%を殺害(2018年3月12日)

英国で活動する反体制系NGOのシリア人権監視団は、「アラブの春」がシリアに波及してから3月15日で8年目を入ろうとしているのを前に、2011年3月以降の「シリア内戦」での死者数(推計)とその内訳を発表した。

それによると、この7年での死者総数(推計)は51万1,000人以上にのぼり、うち85%がシリア軍およびその同盟勢力によって殺害された民間人だという。

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死者総数51万人強のうち身元が判明しているのは35万3,935人で、その内訳は以下の通り:

  • 民間人:10万6,390人(子供1万9,811人、女性1万2,513人を含む)
  • 「武装・イスラーム主義勢力、シリア民主軍、そのほかの組織」の戦闘員:5万9,424人
  • シリア軍離反兵:2,615人
  • シリア軍兵士:6万3,820人
  • 国防隊など親政権民兵:4万8,814人
  • 「イスラーム主義勢力、シリア解放戦線、ダーイシュ(イスラーム国)、トルキスタン・イスラーム党、ジュンド・アクサー機構、ジュンド・シャーム機構、ハドラー大隊、チェチェン・シャームの兵、そのほかレバノン人、イラク人、パレスチナ人、湾岸出身者、北アフリカ出身者、エジプト人、イエメン人、イラン人、アフガン人、スーダン人など」の戦闘員:6万3,360人
  • ヒズブッラー戦闘員:1,630人
  • 親政権シーア派外国人民兵:7,686人
  • 所属不明:196人。

民間人犠牲者10万人強の死因は以下の通り:

  • シリア軍の爆撃・砲撃:2万5,151人(うち男性1万6,076人、子供5,510人、女性3,565人)
  • シリア軍・親政権民兵の暴力:4万3,040人(うち男性2万6,882人、子供1万11人、女性6,147人)
  • シリア政府の拘置所での拷問など:1万4,751人(うち男性1万4,572人、子供120人、女性59人)
  • 反体制派の暴力:7,579人(うち男性5,750人、子供11,31人、女性698人)
  • ダーイシュの暴力:4,905人(うち男性4,187人、子供397人、女性321人)
  • ロシア軍の爆撃:6,891人(うち男性4,134人、子供1,702人、女性1,055人)
  • 米主導の有志連合の爆撃:2,967人(うち男性1,737人、子供707人、女性523人)
  • トルコ軍の攻撃:754人(うち男性476人、子供167人、女性111人)
  • トルコ国境警備隊の攻撃:352人(うち男性252人、子供66人、女性34人)。
SOHR, March 12, 2018

加えて、約45万人がシリア政府の拘置所での拷問で死亡、5,200人以上がダーイシュによって拉致・殺害され、4,700人以上がシリア軍や親政権民兵に捕捉・殺害され、2,000人以上が「武装勢力、イスラーム主義勢力、ダーイシュ、シャーム解放機構」によって拉致・殺害されたと推計されるという。

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一方、シリア全土のうち、シリア政府の支配下にあるのは10万6,508平方キロメートル(57.57%)、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)の支配下にあるのは4万9,653平方キロメートル(26.8%)、「武装勢力、イスラーム主義勢力、シャーム解放(戦線)」の支配下にあるのは2万3,369平方キロメートル(12.7%)、トルコ軍およびその支援をうける武装勢力の支配下にあるのは3,438平方キロメートル(1.9%)、米国の支援を受ける武装勢力の支配下にあるのは3,543平方キロメートル(1.9%)、ダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるのは5,403平方キロメートル(2.9%)、ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍の支配下にあるのは247平方キロメートル(0.13%)だという。

「武装勢力、イスラーム主義勢力、シャーム解放(戦線)」の支配下にあるのは2万3,369平方キロメートル(12.7%)のうち、「イスラーム主義勢力、シャーム解放(戦線)」の支配下にはるのは1万5,388平方キロメートル(8.9%)。

SOHR, March 12, 2018

AFP, March 12, 2018、ANHA, March 12, 2018、AP, March 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2018、al-Hayat, March 13, 2018、Reuters, March 12, 2018、SANA, March 12, 2018、UPI, March 12, 2018などをもとに作成。

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YPGはトルコ軍がアフリーン市に迫るなか、タッル・リフアト市、マンナグ航空基地などをシリア軍に移譲(2018年3月12日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月12日付)は、複数の親政権サイトの情報として、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊(YPG)がアレッポ県北部のタッル・リフアト市を含む複数カ所をシリア軍に以上した、と伝えた。

YPGがシリア軍に移譲したのは、タッル・リフアト市、キーマール村、ズィヤーラ村、ブルジュ・カース村、バーシュマラー村、バースーファーン村、ダイル・ジャマール村、マンナグ村、マンナグ航空基地。

この移譲は、「オリーブの枝」作戦を推し進めるトルコ軍がアフリーン市に迫ったことを受けたもの。

また、シリア人権監視団によると、共和国護衛隊の部隊が、ヌッブル町、ザフラー市一帯に安全ベルト地帯を設置するかたちで、アフリーン郡南部の村々に展開した。

syria.liveuamap.com, March 12, 2018

AFP, March 12, 2018、ANHA, March 12, 2018、AP, March 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2018、al-Hayat, March 13, 2018、Reuters, March 12, 2018、SANA, March 12, 2018、UPI, March 12, 2018などをもとに作成。

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アサド政権は東グータ地方で反体制派と戦ってきたパレスチナ人複数人を処刑、パレスチナ解放軍はこれに反発50人が離反(2018年3月12日)

フェイスブックのアカウント「パレスチナ・キャンプ・ネットワーク」(https://www.facebook.com/palsyr.2011/)は、アサド政権がダマスカス郊外県東グータ地方での戦闘への参加を拒否したパレスチナ人戦闘員複数人を処刑、またこれを受け、シリア軍とともに戦闘に参加していたパレスチナ解放軍の戦闘員50人が離反したと発表した。

なお同アカウントによると、東グータ地方での戦闘では、パレスチナ人戦闘員250人以上が戦死しているという。

al-Durar al-Shamiya, March 12, 2018

AFP, March 12, 2018、ANHA, March 12, 2018、AP, March 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2018、al-Hayat, March 13, 2018、Reuters, March 12, 2018、SANA, March 12, 2018、UPI, March 12, 2018などをもとに作成。

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国連安保理でシリア情勢についての審議が行われ、米国が新たな停戦決議案を開示(2018年3月12日)

国連安保理で、シリア情勢への対応を審議するための非公式会合が開かれ、アントニオ・グテーレス事務総長事務総長が国連安保理決議第2401号が定めた人道停戦の実施状況についての報告を行った。

会合ではまた、ニッキー・ヘイリー米国連大使がダマスカス郊外県東グータ地方と首都ダマスカスでのすべての当事者による即時戦闘停止、人道支援物資の搬入、負傷者らの移送を定めた新たな決議案を提出した。

ヘイリー米国連大使はまた、東グータ地方での停戦に関する安保理決議が採択されない場合、米国単独で軍事行動を行うと脅迫した。

『ハヤート』(3月13日付)などが伝えた。

AFP, March 12, 2018、ANHA, March 12, 2018、AP, March 12, 2018、al-Durar al-Shamiya, March 12, 2018、al-Hayat, March 13, 2018、Reuters, March 12, 2018、SANA, March 12, 2018、UPI, March 12, 2018などをもとに作成。

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