イスラエル軍がダマスカス空港一帯の「イランの民兵」拠点をミサイル攻撃(2020年2月13日)

シリア人権監視団によると、ダマスカス郊外県で、イスラエル軍のミサイル攻撃によると思われる爆発が複数回にわたって発生した。

攻撃は、貨物機(所属不明)がダマスカス国際空港に飛来したのを受けて実施され、ダマスカス国際空港・サイイダ・ザイナブ町間にある「イランの民兵」の拠点が狙われた。

シリア軍防空部隊が迎撃したが、ミサイル複数発が着弾、イラン人士官4人、士官2人を含むシリア軍兵士3人が死亡したという。

一方、SANA(2月13日付)は、シリア軍筋の話として、13日午後11時45分に占領下ゴラン高原上空から飛来したミサイルをシリア軍防空部隊が迎撃、多数を撃破したと伝えた。

 

サウト・アースィマ(2月14日付)によると、攻撃は5回にわたって行われ、ダマスカス国際空港一帯のほか、キスワ市近郊の第91旅団基地などが標的となった。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、Sawt al-‘Asima, February 14, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使「イドリブ県でトルコ軍にさらなる諜報と軍事物資を提供する」(2020年2月13日)

トルコを訪問中のジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使は、イドリブ県へのシリア・ロシア軍の攻勢に関して、「米国はNATO(北大西洋条約機構)の枠組みのなかで、イドリブ県でのトルコへの支援方法について検討している。ここでの優先事項は、トルコ軍にさらなる諜報と軍事物資を提供するだ」と述べた。

ジェフリー特使はまた、トルコ高官との会談のなかで、米軍派遣を通じたトルコへの支援については話し合われなかったとしたうえで、シリアで米国、ロシア、トルコ、イスラエルといった「大物プレーヤー」が最大限の自制を行っており、これらの国が参加したかたちでの大規模な紛争は起こらないと述べた。

一方、トルコとの関係については、イドリブ県情勢をめぐって多くの合意を交わしたしたうえで、トルコには安全保障と国境を守る権利があると強調した。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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サウジアラビアのジュバイル外務担当国務大臣はトルコによるシリア侵略を非難(2020年2月13日)

サウジアラビアのアーディル・ジュバイル外務担当国務大臣は、記者会見で、トルコによるシリアへの侵略、ソマリア、シリア、そしてリビアの民兵へのトルコの支援に反対すると述べた。

ジュバイル大臣はまた、トルコが支援するシリア人傭兵(国民軍)がリビアに派遣されていることに懸念を表明するとともに、「ハリーファ・ハフタル氏とファーイズ・スィラージュ氏に政治的解決に至る必要があると伝えた」と強調した。

イエメン情勢については、「我々はイエメンで戦争を望んではいなかった。我々はヒズブッラーとフーシー派を静止するために介入したのであって、我々は安定を望んでいるだけだ」と述べた。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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シリア人民議会は20世紀初頭にオスマン帝国でアルメニア人虐殺が行われた事実を認め、これを非難する決議を採択(2020年2月13日)

シリアの人民議会(第2期人民議会第12回通常会第10回会合)は、20世紀初頭にオスマン帝国でアルメニア人虐殺が行われた事実を認め、これを非難する決議を採択した。

決議ではまた、アルメニア人虐殺の事実を否定、ないしは歪めようとするいかなる試みを非難、この虐殺を人道に対するもっとも卑劣な犯罪と断じた。

また、アルメニア国民に同情の意を表明、アルメニア教徒、シリア正教徒、アッシリア教徒などもオスマン帝国による体系的な民族浄化と集団虐殺の犠牲者だったとしたうえで、世界各国の議会、そして世論、国際社会に、この虐殺を非難するために行動するよう呼びかけた。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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ラッカ県でシリア民主軍がトルコ軍・国民軍と交戦、国民軍戦闘員16人を殲滅(2020年2月13日)

ラッカ県では、ANHA(2月13日付)、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍傘下のシリア正教軍事評議会がタッル・アブヤド市近郊のアフマディーヤ村、アフダクー村一帯で、トルコ軍およびその支援を受ける国民軍と交戦、トルコ軍・国民軍が同地を砲撃した。

シリア民主軍はまた、シャルカラーク村の穀物サイロ一帯でトルコ軍・国民軍と交戦し、国民軍戦闘員7人を殺害、2人を捕捉した。

なお同地では、前日夜にも戦闘が発生、国民軍戦闘員9人が死亡したという。

一方、トルコの占領下にあるタッル・アブヤド市近郊のスルーク町の工業地区で爆弾が仕掛けられた車が爆発した。

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ハサカ県では、ANHA(2月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のクブール・ガラージナ村、ウンム・カイフ村を砲撃した。

一方、シリア民主軍は12日のタッル・タムル町近郊のアリーシャ村、カースィミーヤ村、ダーウーディーヤ村での戦闘で国民軍の戦闘員9人を殺害したと発表した。

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アレッポ県では、ANHA(2月13日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のハルバル村、シャイフ・イーサー村、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、スムーカ村、シャフバー・ダムを砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍憲兵隊がアイン・アラブ市一帯の国境地帯でのパトロールを単独で実施した。

トルコ軍は参加を拒否した。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県カフルジューム村、アレッポ市ムハンディスィーン第1および第2地区を新たに制圧、トルコ軍の砲撃とロシア軍の爆撃続く(2020年2月13日)

アレッポ県では、SANA(2月13日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、カフルジューム村、アレッポ市西部郊外のムハンディスィーン第1および第2地区を制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、アレッポ市郊外のザフラト・マダーイン地区、CHEMCO地区を制圧した。

SANA、シリア人権監視団などによると、シリア軍はアウラム・クブラー町、アウラム・スグラー村一帯で反体制武装集団と戦闘を続けた。

一方ロシア軍戦闘機は、トルコ軍の拠点が新たに設置された第46中隊基地一帯、トルコ軍監視所が設置されているシャイフ・アキール山に近いカブターン・ジャバル村、カフルナーハー村、イッビーン村を爆撃し、カブターン・ジャバル村では住民が負傷した。

シリア軍も第46中隊基地一帯に進軍し、同地を砲撃した。

ロシア・シリア軍の攻勢に対して、第46中隊基地に展開するトルコ軍はカフル・ハラブ村、ミズナーズ村、シャイフ・アリー村にあるシリア軍拠点を砲撃した。

トルコ軍はまた、ジーナ村に新たな拠点を設置した。

シャーム解放機構などからなる反体制武装集団も、トルコ軍の砲撃支援を受けて、シリア軍に反撃、ムハンディスィーン第2地区とアウラム・スグラー村の複数カ所を奪還した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市一帯に展開するトルコ軍が同地のシリア軍拠点を砲撃した。

また、トルコ軍がマアッラトミスリーン市東部に新たな拠点を設置した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を24件(イドリブ県4件、ラタキア県8件、アレッポ県3件、ハマー県4件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県1件、ラタキア県0件、アレッポ県1件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民844人と国内避難民(IDPs)1,383人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は551,108人、2019年以降帰還したIDPsは51,345人に(2020年2月13日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月13日付)を公開し、2月12日に難民844人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは251人(うち女性75人、子供128人)、ヨルダンから帰国したのは593人(うち女性178人、子供302人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は551,108人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者174,095人(うち女性52,622人、子ども89,084人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者377,013人(うち女性113,148人、子ども192,268人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 780,388人(うち女性234,428人、子供398,274人)となった。

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一方、国内避難民1,383人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは1,383人(うち女性502人、子ども471人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は51,345人(うち女性16,785人、子供22,137人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,319,941人(うち女性399,344人、子供665,903人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 13, 2020をもとに作成。

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ストルテンベルグNATO事務総長「イドリブ県でトルコを支援する証として防空体制を強化する」(2020年2月12日)

NATO(北大西洋条約機構)のヤンス・ストルテンベルグ事務総長は加盟国国防大臣会合後の記者会見で、シリア軍がイドリブ県で市民に対して無差別爆撃を行っていると非難、トルコを支援する証として防空体制を強化すると表明した。

AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。

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ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が電話会談でソチでの合意を履行する必要を確認(2020年2月12日)

ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が電話会談を行った。

ロシア大統領府の発表によると、両首脳はシリア危機、とりわけイドリブ県の緊張緩和地帯での事態悪化への対応について協議、2018年9月17日にソチで交わされた合意(非武装地帯設置合意)を履行する必要があることを確認した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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シリアの外務在外居住者省はエルドアン大統領の演説を「現実から乖離した空虚な発言」と一蹴(2020年2月12日)

シリアの外務在外居住者省筋は、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の大国民議会(国会)での演説に関して「現実から乖離し、事態を何ら理解していないた者以外の誰も発することのない、無知に彩られた空虚な発言」と非難した。

SANA(2月12日付)が伝えた。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「トルコ軍がどんな些細な被害を受けようとも、シリア軍に打撃を与える。ソチでの覚書には縛られない」(2020年2月12日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は大国民議会(国会)で演説し、シリア・ロシア軍の攻勢が続くイドリブ県での今後の対応策について明らかにした。

エルドアン大統領は次のように述べた。

「現段階において、本日よりここに宣言したい。(シリア領内の)監視所、あるいはそれ以外の場所で我が軍の兵士がどんな些細な被害を受けたとしても、我々はあらゆる場所で政権軍に打撃を与える。それはイドリブ県境に制限されることも、ソチでの覚書に縛られることもない」。

「体制(シリア軍)がシリア北部に駐留する我が軍を標的とすることで、14人が死亡、41人が負傷した…。我が軍兵士の血が流されたいかなる場所においても、誰も安全ではいられない。自分のことを偉大なと考えていてもだ」。

「シリアの体制の航空機は今後、イドリブ県上空を好きに航行することはない…・体制の爆撃は、イドリブ県をたやすく占領するため、住民を我が国国境へと移動させ、この地域を完全に無人化するのが狙いだ」。

「トルコはイドリブ県で起きていることに沈黙はしない。みながそこで起きている悲劇を無視しようともだ」。

「我々はシリア国民の自由のための闘争が8,300万のトルコ市民の闘争であることを忘れてはならない。シリア国民には自国内にとどまる権利があり、そうさせることが我々の責任だ」。

「我々がシリアの体制、そしてこれを支援する体制に主導権を与えてしまったら、我々はトルコで安寧になどしていられない…。我々はシリア国民が領内にとどまるために犠牲を払う用意がある」。

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トルコのフルシ・アカル国防大臣は、トルコ政府がNATO(北大西洋条約機構)加盟国に、イドリブ県でのシリア軍の攻撃を停止させ、新たな難民流入の波を食い止めるために具体的な措置を講じることを期待していると述べた。

アナトリア通信(2月12日付)が伝えた。

AFP, February 12, 2020、Anadolu Ajansı, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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オブライエン米国家安全保障問題担当大統領補佐官「米国はイドリブ県でのアサド政権とイランの悪行を止める立場にはない」(2020年2月12日)

ロバート・オブライエン米国家安全保障問題担当大統領補佐官はワシントンDCでのシンポジウムでイドリブ県への米軍の介入の可能性を否定した。

オブライアンは補佐官こう述べた。

「アサド体制はトルコ軍および同軍とともに活動する勢力を爆撃した。我々が世界の警察官としての役割を果たし、イドリブに降下し、すべての当事者に戦闘停止を求めることを期待されているのだろうか?」

「米国が何かしなければならないという発想が、本当の言い訳になるとは考えていない。ロシア、イラン、そしてシリアの部隊がトルコ軍のほかにもおり、我々がすべきはそうしたことをしないことだ」。

「イドリブ県の情勢はきわめて悪い。アサドは非常に悪いプレーヤーだ。イランもだ。トルコとロシアがすべき措置は、そこでの現状を改善することに資していない」。

「米政府はシリアの体制とイランの悪行を止めなければならない立場にはなく、イドリブ県の状況を終わらせるための魔法の解決策もない」。

「我々は民間人に対するいかなる攻撃に対しても反対する。恐ろしい内戦だが、我々がイドリブ県に軍事的に介入し、この悪い状況をただそうとするべきだとは考えていない」。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア外務省報道官「イドリブ県での混乱はソチでの合意をトルコが遵守していないのが原因」(2020年2月12日)

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官はモスクワでの記者会見で「(イドリブ県での)現下の混乱の原因は、2018年9月17日に発効したソチでの覚書が定める誓約をトルコが遵守していないことにある」と批判した。

ザハロワ報道官はしかし、「ロシアは今もアスタナ・プロセスの一環として交わされた合意に従うつもりで、これを完全なかたちで実施するため、(トルコと)共同で取り組み続けるつもりである」と付言したうえで、「現状において基本的な任務は、現地での暴力のレベルを軽減し、緊張緩和地帯内外に駐留する(アスタナ・プロセスの)保証国の軍人の保護を確実なものとし、軽率な軍事作戦によって炎上している対立を抑えることであり…、ロシア・トルコ首脳がイドリブ県の問題を包括的に解決するために今後行動することを期待している」と強調した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県タッル・タムル町・アブー・ラースィーン町間に展開していたトルコ軍部隊が撤退(2020年2月12日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(2月12日付)やシリア人権監視団によると、タッル・タムル町・アブー・ラースィーン(ザルカーン)町間の村々に展開していたトルコ軍が部隊を撤退させた。

RT(2月12日付)によると、撤退は、同地で国家情報機関(MIT)のメンバー1人が殺害されたのを受けたものだという。

一方、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊の村々を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(2月12日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村、マルアナーズ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるバーブ市で、トルコの支援を受ける武装集団どうしが交戦した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、RT, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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ハサカ県カーミシュリー市郊外で米軍と住民が衝突、有志連合が同地を爆撃、米軍車輌4輌が破壊され、住民1人死亡(2020年2月12日)

ハサカ県では、SANA(2月12日付)によると、シリア北東部に違法に駐留を続ける米軍部隊が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるカーミシュリー市の東に位置するヒルバト・アンムー村、ハームー村で住民に向かって発砲、1人が死亡、1人が負傷した。

住民は、ヒルバト・アンムー村、ハームー村に設置されているシリア軍の検問所前に集まり、米軍車輌4輌の通行を阻止しようとしたが、米軍が実弾や発煙弾を発射した。

両検問所前には数百人の住民が集まっていたという。

発砲を受けた住民は、軽火器などで応戦し、車輌4輌を破壊、米軍も戦闘機を派遣し、ヒルバト・アンムー村の農地を3回にわたって爆撃した。

なお、米軍兵士と破壊された車輌は、衝突の数時間後に現場に派遣された車輌5輌からなる米軍の別の部隊によって回収された。

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米主導の有志連合のマイルズ・コギンズ(Myles Caggins)報道官(米軍大佐)は事件に関して、ツイッターのアカウント(https://twitter.com/oirspox)を通じて以下のような声明を出した。

「2月12日、シリアのカーミシュリー市近郊でパトロールを行っていた有志連合は、親シリア体制部隊によって占領されたチェックポイントに遭遇した。有志連合は一連の警告と緊張緩和の試みを行ったものの、パトロール部隊は何者かから軽火器での発砲を受けた。自衛のため、有志連合は応戦した。事態は緩和し、調査が行われている。有志連合は基地に帰還した。

コギンズ報道官によると、この衝突で米軍兵士1人がかすり傷を負ったという。

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一方、北・東シリア自治局に近いANHA(2月12日付)は、事件に関して、シリア軍と国防隊がヒルバト・アンムー村でメディア関係者と米軍に対して発砲したと伝えた。

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また、シリア人権監視団は、米軍と交戦したのが「地元住民と体制軍寄りの地元武装集団」だとしたうえで、 米軍の爆撃が威嚇の目的としていたと発表した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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シリア軍がアレッポ県の3カ村を新たに制圧、ロシア軍の爆撃で住民7人が死亡(2020年2月12日)

アレッポ県では、SANA(2月12日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、M5高速道路の西側に位置するシャイフ・アリー村、アッラーダ村、アルナーズ村を制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまた、戦車、軍用車輌約100輌からなる増援部隊を、アレッポ市ラーシディーン地区、ハラブ・ジャディーダ地区、M5高速道路沿線に派遣した。

一方、同監視団によると、ロシア軍がイッビーン村、カフル・アンマ村を爆撃し、イッビーン村で住民3人が、カフル・アンマ村で4人が死亡した。

ロシア軍はまた、シャイフ・アリー村、アウラム・クブラー町、カフルナーハー村、カフルタアール村、アスウース村、ジーナ村、アターリブ市、カフル・ヌーラーン村、アレッポ市ムハンディスィーン第1および第2地区、第46中隊基地一帯を爆撃した。

これに対して、反体制武装集団側は、シャーム解放機構がシャイフ・アリー村近郊でシリア軍の拠点に対して爆弾を積んだ車で自爆攻撃を行った。

また、カフル・ハラブ村、ミズナーズ村一帯でシリア軍への反撃を行った。

なお、シリア人権監視団によると、シリア・ロシア軍の攻勢を受けて、過去24時間の間に住民7万人以上が避難した。

これにより、2019年12月初め以降に発生した国内避難民(IDPs)の数は95万人を記録した。

このうちの52万人が1月半ば以降、さらに35万人が1月24日以降に避難を余儀なくされたという。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がマアーッラト・ナアサーン村、アレッポ市とバーブ・ハワー国境通行所を結ぶ街道の沿線一帯を爆撃した。

また、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が、トルコ軍の砲撃支援を受けて、マアーッラト・ナアサーン村一帯でシリア軍と交戦した。

一方、トルコ軍の戦車、装甲車など約350輌からなる増援部隊および特殊部隊がカフルルースィーン村に設置されている国境通行所からシリア国内に数回に分けて入った。

トルコ軍はまた、イドリブ県北のビンニシュ市・トゥウーム村間に新たな拠点を設置した。

これに対して、シリア軍も、戦車、軍用車輌など約100輌からなる増援部隊が県南部に派遣した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を22件(イドリブ県8件、ラタキア県9件、アレッポ県3件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(イドリブ県3件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民695人と国内避難民(IDPs)2人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は550,264人、2019年以降帰還したIDPsは49,962人に(2020年2月12日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月12日付)を公開し、2月11日に難民695人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは307人(うち女性92人、子供157人)、ヨルダンから帰国したのは388人(うち女性116人、子供198人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は550,264人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者173,844人(うち女性52,547人、子ども88,956人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者376,420人(うち女性112,970人、子ども191,966人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 779,544人(うち女性234,175人、子供397,844人)となった。

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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は49,962人(うち女性16,283人、子供21,666人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,318,558人(うち女性398,842人、子供665,432人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 12, 2020をもとに作成。

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トルコのエルドアン大統領「明日、イドリブ県で我々がとるであろうステップを発表する」(2020年2月11日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、フアド・エクタイ副首相、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣、フルシ・アカル国防大臣、ヤシャル・ギュレル参謀総長、ハカン・フィダン国家諜報機構(MİT)長官と首都アンカラで安全保障会議を開き、イドリブ県での戦況への対応について協議した。

アナトリア通信(2月11日付)などが伝えたところによると、会合ではイドリブ県、アレッポ県に展開するトルコ軍に対するシリア軍の攻撃が繰り返された場合、断固として対抗するとともに、緊張緩和地帯での戦闘阻止、国境地帯の安全確保、難民流入と人道危機発生阻止のためにシリア領内での部隊駐留を継続することが確認された。

エルドアン大統領は「シリア政府はイドリブ県でトルコ軍兵士を攻撃したことの大きな代償を支払うことになる…。我々はシリア側に最大級の報復を実行した。イドリブ県でも同じく実行した。だが、これで充分だとは思っていない。我々は報復を継続する」としたうえで、「明日、我々がとるであろうステップを発表する」と述べた。

AFP, February 11, 2020、Anadolu Ajansı, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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ジェフリー米国務省シリア問題担当特使がイドリブ県の戦況への対応を協議するためトルコに派遣される(2020年2月11日)

アナトリア通信(2月11日付)によると、ジェームズ・ジェフリー米国務省シリア問題担当特使が、イドリブ県の戦況への対応についてトルコ側と協議するため、トルコの首都アンカラに派遣された。

アンカラに到着したジェフリー特使は、シリア軍の攻撃を厳しく非難するとともに、同盟国であるトルコと密に連絡を取り続けると強調、「私はトルコ政府とともに現状を評価するためにアンカラにやって来た。我々はトルコを最大限支援したい。なぜなら、トルコ軍は米国の同盟者であり、イドリブ県で体制(シリア)とロシアがもたらす危機に直面しているからだ」と述べた。

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マイク・ポンペオ米国務長官は報道向け声明を出し、イドリブ県でのシリア軍の攻撃で死亡したトルコ軍兵士の遺族に弔意を示した。

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NATO(北大西洋条約機構)のヤンス・ストルテンベルグ事務総長はブリュッセルで予定されている加盟国国防大臣会合に先立って、シリア情勢について言及、「イドリブ県での攻撃を非難する。アサド体制とロシアに攻撃を停止するよう至急呼びかけたい」と述べた。

一方、ケイ・ベイリー・ハッチソン米NATO常駐代表は「我々はトルコがシリアで行っている措置すべてに同意はしていないが、ロシアによって支援されたシリアによるこの攻撃は限度を超えている」と非難、「我々はこの事態においてトルコを支援することを断固たる意志をもって検討している・我々はロシアにアサドへの支援を止め、シリアでの和平合意に向けて前進する可能性を創り出すよう求める」と述べた。

AFP, February 11, 2020、Anadolu Ajansı, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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ダルアー県とクナイトラ県でシリア・ロシア軍によるイドリブ県への攻撃の停止や体制打倒を訴えるビラが貼られる(2020年2月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーフタ町、ヤードゥーダ村、タスィール町、ラジャート高原、ウンム・ワラド村、カラク村で、シリア・ロシア軍によるイドリブ県への攻撃の停止を訴えるビラが商店のシャッターや壁に貼られているのが発見された。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、サイダー・ハーヌート村、マクラズ村で「アサトは倒れ、革命は続く…。我々は逮捕者(釈放)を欲する…、クナイトラは自由だ…。イランは出て行け」などとかかれたビラが商店のシャッターや壁に貼られているのが発見された。

AFP, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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シリアの外務在外居住者省と軍武装部隊総司令部はそれぞれ声明を出し、トルコの敵対行為はテロ組織を再生させず、シリア軍はこれを殲滅すると発表(2020年2月11日)

外務在外居住者省の公式筋は、イドリブ県に展開するトルコ軍がシリア軍ヘリコプターを撃墜したことを受けて声明を出し、トルコがシリアの主権を侵害し、イドリブ県およびアレッポ県に部隊を展開させ、民間人やシリア軍の拠点に対して攻撃を行っていると非難、こうした敵対行為によってもテロ組織は再生できず、シリア軍は「テロとの戦い」を継続し、これらの組織を殲滅、シリアの全国土を回復すると強調した。

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軍武装部隊総司令部も声明を出し、トルコ軍の敵対行為が、武装したタクフィール主義テロを守り切ることはできず、シリア軍はイドリブ県、アレッポ県での戦闘を継続し、様々な組織名をなのるテロリストを根絶し、シリア全土に治安と安定を回復すると強調した。

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SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍はハサカ県タッル・タムル町近郊を激しく砲撃(2020年2月11日)

ハサカ県では、SANA(2月11日付)、ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がマーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のスッカリーヤ村に反体制武装集団メンバー数十人を移送、タッル・タムル町近郊のルバイア村、ムジャイビラト・シャッラービーン村、ウンム・ハイル村、トゥワイラ村、ダルダーラ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(2月11日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村を砲撃した。

AFP, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はイドリブ県でシリア軍ヘリコプターを撃墜、アル=カーイダを砲撃支援、対するシリア軍はM5高速道路全線を掌握、イドリブ県バーブ・ハワー国境通行所に至る街道を寸断、ロシア軍もトルコ軍部隊を爆撃(2020年2月11日)

イドリブ県では、SANA(2月11日付)によると、シリア軍ヘリコプター1機が午前11時30分頃、ナイラブ村およびクマイナース村上空で地対空ミサイルを被弾し墜落、乗組員1人が死亡した。

https://youtu.be/uPsvsB0QFJQ

シリア軍ヘリコプターを撃墜したのはトルコ軍で、シリア人権監視団によると、死者は操縦士2人(大佐と大尉)、「樽爆弾」を投下する爆撃手1人の合わせて3人。

また、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構、トルコが後援する国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室が、トルコ軍の砲撃支援を受けて、M4高速道路沿線に位置するナイラブ村に侵攻、シリア軍との戦闘の末、11日午後に同地を制圧した。

これに対して、シリア軍は反撃し、これを奪還した。

一方、シリア軍は早朝にシャイフ・ダーミス村に進攻し、「決戦」作戦司令室との戦闘の末に同地を一時制圧したが、「決戦」作戦司令室はほどなくこれを奪還、シリア軍兵士1人を捕捉した。

また、ロシア軍戦闘機は、トルコ軍と「決戦」作戦司令室が攻勢を強めるナイラブ村一帯やトルコ軍が展開するクマイナース村などM4高速道路沿線一帯を爆撃した。

この爆撃でが死傷が出て、トルコ軍ヘリコプターが負傷者を搬送した。

死傷者がトルコ軍兵士なのか、「決戦」作戦司令室の戦闘員なのかは不明。

シリア軍戦闘機もカフルナブル市、クマイナース村一帯、ビンニシュ市、カファルヤー町、フーア市、イドリブ市、サルミーン市を爆撃、ヘリコプターも同地などに「樽爆弾」を投下した。

このうち、イドリブ市に対する爆撃は、工業地区、ジャラー地区に対して行われ、子ども6人を含む12人が死亡、少なくとも32人が負傷した。

なお、トルコ国防省はイドリブ県での戦闘に関して声明を出し、シリア軍兵士51人、戦車2輌、対空砲1基、武器庫1棟を無力化したと発表した。

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アレッポ県では、SANA(2月11日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団に対する攻撃の末、ハーン・アサル村、アレッポ市西部郊外のラーシディーン第4地区を制圧した。

これに関して、シリア人権監視団は、シリア軍が2012年以来初めて、M5高速道路全線を奪還したと発表した。

同監視団によると、シリア軍はまた、アレッポ市とイドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所を結ぶ街道を寸断することに成功した。

バーブ・ハワー国境通行所は、国連安保理決議第2504号(2020年1月11日)でバーブ・サラーマ国境通行所とともに、クロスボーダーでの人道支援が認められている通行所。

一方、ロシア軍戦闘機は、イッビーン村方面に向かおうとしていたトルコ軍の車列を爆撃した。

ロシア軍戦闘機はまた、トルコ軍が拠点を設置したアレッポ市西部郊外にある第46中隊基地、アターリブ市、アブザムー町、アウラム・クブラー町、マンスーラ村、カフルハムラ村、カフル・ヌーラーン村一帯に対しても爆撃を加えた。

これに対して、トルコ軍部隊は、アターリブ市とジーナ村を結ぶ街道に新たな拠点を設置した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がクルド山を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、トルコ軍の戦車、大型トレーラーなど200輌以上からなる増援部隊がイドリブ県カフルルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに入り、M4高速道路沿線やアレッポ県イッビーン村方面に向かった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を27件(イドリブ県15件、ラタキア県8件、アレッポ県2件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を2件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県2件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 11, 2020、ANHA, February 11, 2020、AP, February 11, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 11, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 11, 2020、Reuters, February 11, 2020、SANA, February 11, 2020、SOHR, February 11, 2020、UPI, February 11, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民634人と国内避難民(IDPs)3人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は549,569人、2019年以降帰還したIDPsは49,960人に(2020年2月11日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月11日付)を公開し、2月10日に難民836人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは202人(うち女性60人、子供103人)、ヨルダンから帰国したのは634人(うち女性190人、子供323人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は549,569人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者173,537人(うち女性52,455人、子ども88,799人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者376,032人(うち女性112,854人、子ども191,768人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 778,849人(うち女性233,967人、子供397,489人)となった。

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一方、国内避難民3人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは3人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した3人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は49,960人(うち女性16,283人、子供21,666人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,318,556人(うち女性398,842人、子供665,432人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 11, 2020をもとに作成。

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首都ダマスカスで車に仕掛けられた爆弾が爆発し、住民1人が負傷(2020年2月10日)

ダマスカス県では、SANA(2月10日付)によると、マッザ区で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、住民1人が負傷した。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のアフリーン市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民3人死亡(2020年2月10日)

アレッポ県では、SANA(2月10日付)によると、トルコ占領下のアフリーン市で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民3人が死亡した。

一方、ANHA(2月10日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・マラーシュ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、マルアナーズ村、マーリキーヤ村、イルシャーディーヤ村、アルカミーヤ村、カフル・アントワーン村、ファイサル穀物粉砕工場、ハルバル村を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がダルバースィーヤ市一帯の国境地帯でパトロールを実施した。

トルコ軍は参加しなかった。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県タフタナーズ航空基地へのシリア軍の砲撃でトルコ軍兵士5人死亡、アレッポ県アターリブ市近郊での車列に対する爆撃でトルコ軍兵士多数負傷、トルコ軍はイドリブ県に対する軍事作戦を準備するも延期(2020年2月10日)

トルコ国防省は、トルコ軍部隊が新たに拠点を設置したイドリブ県タフタナーズ航空基地およびその一帯がシリア軍の砲撃を受け、兵士5人が死亡したと発表した。

シリア軍の砲撃に対して、トルコ軍は応戦し、政権側の標的115カ所を攻撃、戦車などを破壊し101人を殺害したと主張した。

ロイター通信(2月10日付)が伝えた。

シリア人権監視団によると、トルコ軍兵士の死者は6人。そのほか反体制武装集団戦闘員4人も死亡したという。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアターリブ市近郊を移動中のトルコ軍の車列を爆撃し、トルコ軍兵士多数が負傷した。

トルコ軍がアレッポ市西部郊外の第46中隊基地に新たに展開した。

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スプートニク・ニュース(2月10日付)は、トルコ国防省の軍事筋から得た情報だとして、トルコ軍がイドリブ県内でシリア軍に対する軍事作戦を準備していると伝えた。

しかし、作戦実施の最終決定は下されていないという。

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一方、ドゥラル・シャーミーヤ(2月10日付)は、トルコ軍司令部が、イドリブ県での軍事作戦の延期を決定したと伝えた。

同サイトによると、作戦は「平和の支え」と名づけられ、緊張緩和地帯内のシリア政府支配地域に対して実施される予定だったが、8日のアンカラで行われたセルゲイ・ヴェルシネン外務副大臣を代表とするロシアの軍・諜報機関高官からなる使節団とセダト・オナル外務副大臣を代表とするトルコの軍・治安機関高官の会談を受けて、延期が決定されたという。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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アレッポ県・イドリブ県へのシリア・ロシア軍の爆撃で住民16人市死亡、シリア軍はアレッポ県の複数カ村を新たに制圧(2020年2月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍がイッビーン村、アターリブ市を爆撃し、イッビーン村では子ども6人と女性2人を含む9人が、アターリブ市では子ども1人を含む3人が死亡した。

また、シリア軍ヘリコプターがイッビーン村を「樽爆弾」で爆撃し、住民3人が死亡した。

さらにシリア軍戦闘機が、カフル・ハラブ村、カフル・ヌーラーン村、M5高速道路沿線一帯を爆撃した。

これに対し、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団はミーズナーズ村近郊のシリア軍拠点に対して、爆弾を積んだ車で攻撃を行い、シリア軍兵士7人を殺害した。

一方、SANA(2月10日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘の末、カフル・ハラブ村、カナーティル村、カマーリー村を新たに制圧した。

シリア人権監視団によると、シリア軍はまたカフル・ヌーラーン村、ヒルバト・ジャルラーヤー村を制圧した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカフル・アルーク村にある国内避難民(IDPs)キャンプを爆撃し、子ども1人が死亡した。

ロシア軍戦闘機はこのほかにも、イドリブ市西部一帯、サルミーン市一帯、カフルナブル市を爆撃した。

またシリア軍戦闘機も、マアーッラト・ナアサーン村、シャラフ村を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、一連の戦闘でシリア軍兵士19人、反体制武装集団戦闘員18人が死亡した。

これにより、1月24日以降の戦闘による死者数はシリア軍兵士445人、反体制武装集団493人となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を21件(イドリブ県6件、ラタキア県12件、アレッポ県1件、ハマー県2件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を11件(イドリブ県8件、ラタキア県0件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 10, 2020、ANHA, February 10, 2020、AP, February 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 10, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2020、Reuters, February 10, 2020、SANA, February 10, 2020、SOHR, February 10, 2020、UPI, February 10, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民622人と国内避難民(IDPs)1,448人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は548,733人、2019年以降帰還したIDPsは49,957人に(2020年2月10日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月10日付)を公開し、2月9日に難民622人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは157人(うち女性47人、子供80人)、ヨルダンから帰国したのは465人(うち女性140人、子供237人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は548,733人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者173,335人(うち女性52,395人、子ども88,696人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者375,398人(うち女性112,664人、子ども191,445人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 778,013人(うち女性233,717人、子供397,063人)となった。

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一方、国内避難民1,448人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは1,448人(うち女性543人、子ども586人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は49,957人(うち女性16,283人、子供21,666人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,318,553人(うち女性398,842人、子供665,432人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 10, 2020をもとに作成。

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新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、ダルアー県衛生局がヨルダン国境に位置するナスィーブ国境通行所に移動式クリニックや救急車輌を派遣(2020年2月9日)

SANA(2月9日付)は、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するため、ダルアー県衛生局がヨルダン国境に位置するナスィーブ国境通行所に移動式クリニックや救急車輌を派遣したと伝えた。

ダルアー県衛生局のアシュラフ・バルムー局長によると、今のところ新型コロナウイルス感染者は確認されていないという。

AFP, February 9, 2020、ANHA, February 9, 2020、AP, February 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 9, 2020、Reuters, February 9, 2020、SANA, February 9, 2020、SOHR, February 9, 2020、UPI, February 9, 2020などをもとに作成。

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