米軍がダイル・ザウル県とハサカ県の基地拡張を開始(2020年2月1日)

トルコのアナトリア通信(2月1日付)は、米軍がハサカ県のウマル油田とハサカ県のタッル・バイダル村に違法に設置している基地の拡張を開始したと伝えた。

複数の地元筋の話によると、基地拡張は人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が支援するなかで行われているという。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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サウジアラビアの使節団がシリア東部を訪問、シリア民主軍傘下のアラブ人民兵への資金援助と教練に同意(2020年2月1日)

反体制派系のハーブール(2月1日付)は、複数の地元筋の話として、サウジアラビアの使節団が数日前、米軍の護衛を受けて、北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ県に入ったと伝えた。

使節団の訪問は、アラブ系部族の部族長や名士と会談し、シリア東部でのイランの影響力に対抗する武装勢力の創設に資金援助を行うため。

サウジアラビアの使節団は米国の関係者とともに、シリア政府と北・東シリア自治局が共同支配するハサカ市のハーブール公園でアラブ系部族の代表と会談、使節団は、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するサナーディード軍(シャンマル部族のハミーディー・ダッハーム・ハーディー・ジャルバー部族長が指揮)、シリア民主軍と一線を画して活動するシリア・エリート部隊(アフマド・ウワイヤーン(アースィー)・ジャルバー氏が率いるシリア・ガド潮流の民兵)への資金援助と教練支援を行うことに同意したという。

教練は米国の民間軍事会社が請け負うという。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、al-Khabur, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県カッリー町とザルダナー村でシャーム解放機構に対する抗議デモ(2020年2月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カッリー町でシャーム解放機構の退去を求めるデモが発生した。

また、ザルダナー村では、シャーム解放機構が住民2人(国内避難民(IDPs))を拘束したことに抗議するデモが発生した。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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トルコがリビアに派遣したシリア人戦闘員(国民軍)は2,900人に、うち欧州に逃亡したのは64人、死亡したのは72人(2020年2月1日)

シリア人権監視団は、トルコによってリビアの首都トリポリに派遣されたシリア人戦闘員(国民軍戦闘員)の数が2,900人に達していると発表した。

トルコ占領下のアレッポ県北部に設置されている教練キャンプでは1,800人が現在もリビアへの派遣に向けた訓練を受けているという。

リビアに派遣されているのは国民軍に所属するムウタスィム旅団、スルターン・ムラード師団、北部の鷹旅団、ハムザ師団、シャーム軍団、スライマーン・シャー師団、サマルカンド旅団の戦闘員。

また、リビアに派遣された後、欧州に逃亡した戦闘員は64人に、首都トリポリ市近郊での戦闘で死亡下戦闘員は72人に達しているという。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県での戦火を逃れてきた住民220人が北・東シリア自治局支配下のマンビジュ郡に入る(2020年2月1日)

アレッポ県では、ANHA(2月1日付)によると、イドリブ県での戦火を避けて同地から避難してきた住民20世帯、220人以上が、北・東シリア自治局支配下のマンビジュ郡に入った。

国内避難民(IDPs)は、イドリブ県を去った後、トルコ占領下の県北部(「オリーブの枝」および「ユーフラテスの楯」地域)に入り、アウン・ダーダート村に設置された通行所を通って、北・東シリア自治局支配地域に入った。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍のアレッポ県西部への侵攻に対抗し、ロシア軍はハサカ県北部にトルコが設置していた国境通行所を封鎖(2020年2月1日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ県バーブ市およびターディフ市一帯での戦闘発生を受け、国境地帯に展開するロシア軍が、ダルバースィーヤ市とアームーダー市を結ぶ幹線道路沿いの上ハルザ村近郊に設置されていた国境通行所をコンクリート・ブロックで封鎖し、トルコ軍が進入できないようにした。

通行所はトルコ軍が設置し、管理していた。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民軍が突如アレッポ県北西のシリア政府支配地域に侵攻、3カ村を制圧、ロシア軍の拠点を占拠(2020年2月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(2月1日付)などによると、トルコ占領下のバーブ市に隣接するシリア政府支配下のターディフ市一帯近郊および同地西部に、トルコの支援を受ける国民軍が攻撃し、シリア軍および親政権民兵と交戦した。

攻撃に参加したのは、国民軍に所属する国民解放戦線、スルターン・ムラード師団、シャーム革命家大隊、東部自由人連合、東部軍、シャーム戦線。

攻撃開始と前後して、アレッポ市東部および北部に展開していた国民軍の部隊がバーブ市方面に転戦していた。

攻撃は、トルコからの直接の指示によるもので、「燃えさかる決意」の戦いと名づけられ、国民軍は戦闘の末にシャッアーラ村、タッル・ラッハール村、ハルバシャー村を制圧し、シリア軍兵士複数を捕捉した。

また、東部自由人連合、シャーム戦線、北部特殊任務旅団が、トルコ占領下のバーブ市の南に位置するシリア政府支配下のターディフ市近郊にあるロシア軍の拠点を占拠し、掲げられていたロシア国旗を引きずり降ろした。

戦闘ではシリア軍兵士・民兵7人(国民軍の発表によると12人)と国民軍兵士4人が死亡した。

https://www.facebook.com/syriahro/videos/1026362587741431/

戦闘発生を受けて、ロシア軍戦闘機複数機が同地上空を旋回した。

一方、北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊(シャフバー地区)では、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍(東部自由人連合、シャーム戦線)がレーダー塔を砲撃し、アフリーン解放軍団(人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍)がこれを迎撃した。

トルコ軍と国民軍はその後、再びレーダー塔を攻撃、アフリーン解放軍団とともに戦闘に参加していたシリア軍兵士7人が死亡、国民軍側もシャーム戦線の戦闘員4人が死亡した。

トルコ軍と国民軍はまたハルバル村、マルアナーズ村を砲撃した。

このほか、アフリーン解放軍団は声明を出し、1月30日にシャッラー村近郊のダイル・ワクリー村、カズルバーシャー村間の街道でシャーム軍団の車輌を攻撃し、戦闘員3人を殺害した。

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ラッカ県では、ANHA(2月1日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のハーリディーヤ村を砲撃した。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者が精鋭のアサーイブ・ハムラー部隊の「死の忠誠」式に出席する映像が公開される(2020年2月1日)

シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)に近いイバー・ネット(2月1日付)はのアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の最新映像(https://videos.ebaa.news/watch/xb7AW5vWSs6lQNY)を配信した。

映像は、シャーム解放機構の精鋭部隊のアサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)部隊で行われた「死の忠誠(バイアト・マウト)」式で撮影されたもの。

撮影の日時、詳細な場所は不明だが、映像のタイトルは「ザフラー協会突入直前のアサーイブ・ハムラーの特攻自爆戦闘員(インギマースィー)による死の忠誠」とされていることから、2月1日のアレッポ市ザフラー協会へのシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の攻撃直前に撮影されたと思われる。

映像のなかで、ジャウラーニー指導者はと同じ赤い鉢巻きを着用し、沈黙したまま、壇上で戦闘員を見つめている。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構精鋭のアサーイブ・ハムラー部隊がアレッポ市ザフラー地区に侵攻、爆弾を積んだ車3台で自爆攻撃を行うなどして、マーリーヤ交差点、大使徒モスクなどを制圧する一方、シリア軍はイドリブ県の3カ村を制圧(2020年2月1日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の精鋭部隊であるアサーイブ・ハムラー(赤鉢巻)部隊をはじめとする反体制武装集団が、アレッポ市ザフラー地区に侵攻、爆弾を積んだ車3台で自爆攻撃を行うなどして、マーリーヤ交差点、大使徒モスクなどを制圧した。

戦闘はまた、アレッポ市南のカルアジーヤ村、ハミーラ村でも発生した。

ANHA(2月1日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がアレッポ大学工学部、同建築工学部、大学寮一帯に着弾した。

ANHA、SANA(2月1日付)によると、シリア軍はシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるのカフルハムラ村、アレッポ市ダフラト・アブドゥラッブフ地区、ライラムーン地区、ハーン・トゥーマーン村一帯、ハーリディーヤ村一帯を砲撃した。
一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーン・アサル村、フール村、M5高速道路沿線、フール村にあるフダー病院が被弾し、利用不能となった。

シリア軍ヘリコプターもアレッポ市西部・南部郊外各所を「樽爆弾」で爆撃した。

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イドリブ県では、SANA(2月1日付)によると、シリア軍がシャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室との戦闘の末、ルーフ村、カムハーナ村を制圧した。

一方、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がサラーキブ市、アルバイーン山一帯を、シリア軍戦闘機がサラーキブ市およびその一帯、M5高速道路沿線、M4高速道路沿線、煉瓦工場、アルバイーン山、アリーハー市、マストゥーマ村、タフタナーズ市、ナバーリーズ丘を爆撃し、ナバーリーズ丘では住民1人が死亡した。

シリア軍ヘリコプターもサラーキブ市およびその一帯、アーフィス村を「樽爆弾」で爆撃した。

またシリア軍がサラーキブ市一帯への進攻を続け、シャーム解放機構、国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる「決戦」作戦司令室との戦闘の末、カフルバッティーフ村を制圧した。

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一連の戦闘により、2月1日の1日だけで、シリア軍兵士56人、反体制武装集団戦闘員42人が死亡した。

これにより1月24日以降の死者は、シリア軍および親政権民兵が261人、「イランの民兵」の外国人戦闘員が6人、反体制武装集団が262人となった。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を37件(イドリブ県12件、ラタキア県15件、アレッポ県0件、ハマー県10件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を24件(イドリブ県10件、ラタキア県0件、アレッポ県14件、ハマー県0件)確認した。

AFP, February 1, 2020、ANHA, February 1, 2020、AP, February 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 1, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, February 1, 2020、Reuters, February 1, 2020、SANA, February 1, 2020、SOHR, February 1, 2020、UPI, February 1, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:897人の難民が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は541,448人に(2020年2月1日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月1日付)を公開し、1月31日に難民897人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは253人(うち女性76人、子供130人)、ヨルダンから帰国したのは644人(うち女性193人、子供328人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は541,448人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者171,693人(うち女性51,902人、子ども87,859人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者369,755人(うち女性110,969人、子ども188,567人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 770,728人(うち女性231,529人、子供393,348人)となった。Ministry of Defence of the Russian Federation, February 1, 2020をもとに作成。

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