シリア政府支配地、北・東シリア自治局支配地、トルコ占領地で新型コロナウイルス予防に向けた動きが続く(2020年3月17日)

ニザール・ヤーズジー保健大臣は報道向け声明を出し、省内での会合で、全国の市民サービス・センター、公園、映画館、劇場、クラブ、式場などの公営施設の閉鎖を決定したと発表した。

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ダマスカス県は、新型コロナウイルス感染予防策として民間のインターネット・カフェ、屋内の遊び場、スポーツ・サロン、映画館、劇場、式場を閉鎖することを決定した。

また、すべての店主に対して、店舗・施設外での食品の陳列を行わないこと、またレストラン、カフェ・喫茶店の店主に対して、閉鎖された場所での水タバコの提供、家庭への提供を行わないよう要請した。

この要請に応じない店舗や施設に対しては法的措置を講じて、無期限の閉鎖処分にすると強調するとともに、この決定の遵守、あるいは違反者への処分に対する苦情がある場合は、電話(番号は127番)で申し立てを行うよう呼びかけた。

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運輸省は18日、19日に予定していたダマスカス・カイロ便、カイロ・ダマスカス便を予定通り運航すると発表した。

以上、SANA(3月17日付)が伝えた。

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ダイル・ザウル県では、ユーフラテス・ポスト(3月17日付)が、シリア政府が新型コロナウイルス感染予防策としてブーカマール国境通行所の閉鎖を決定しているにもかかわらず、人と物の往来が続いていると伝えた。

同サイトによると、シリア政府支配地域と北・東シリア自治局支配地域を結ぶダイル・ザウル市近郊のサーリヒーヤ村の通行所も依然として開放されたままだという。

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北・東シリア自治局ジャズィーラ地方の危機対策室は声明を出し、新型コロナウイルス感染予防策として、公共施設での殺菌作業に加えて、旅客車輌の消毒作業の実施、カフェ、集会所、飲食店、インターネット・カフェ、スポーツ・サロン、娯楽施設の閉鎖、レストラン内の閉鎖敵な空間での飲食の禁止、公営・民間病院への見舞いの禁止、公道や屋外市場での消毒作業の実施を新たに決定したと発表した。

ANHA(3月17日付)が伝えた。

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ドゥラル・シャーミーヤ(3月17日付)は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ県とトルコ占領下のアレッポ県北西部を結ぶ街道上の複数カ所に、新型コロナウイルス感染を検査するための医療チェックポイントが設置されたと伝えた。

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トルコのガジアンテップ市で活動する暫定内閣(シリア革命反体制勢力国民連立(シリア国民連合)の傘下組織)のムンズィル・ハリール保健大臣は声明を出し、16日現在、「解放区」において新型コロナウイルス感染者は確認されていないと発表した。

AFP, March 17, 2020、ANHA, March 17, 2020、AP, March 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2020、Euphrates Post, March 17, 2020、Reuters, March 17, 2020、SANA, March 17, 2020、SOHR, March 17, 2020、UPI, March 17, 2020などをもとに作成。

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シャーム解放機構はM4高速道路への接近と通行を阻止するため、沿線に土嚢と堀を設置(2020年3月17日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効してから12日目となる3月17日、シリア・ロシア軍、トルコ軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍、「決戦」作戦司令室による若干の停戦違反が確認された。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が停戦合意に違反し、ファッティーラ村一帯への進軍を試みたが、「決戦」作戦司令室の応戦を受け、シリア軍兵士4人が死亡、2人が負傷した。

「決戦」作戦司令室側も1人が死亡、4人が負傷した。

これに対し、SANA(3月17日付)は、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が停戦合意に違反し、カフルナブル市、ハザーリーン村のシリア軍拠点に対して砲撃を行い、シリア軍がただちに応戦したと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構は、ラタキア市とアレッポ市を結ぶM4高速道路でのロシア・トルコ軍の合同パトロールを阻止するため、ナイラブ村からアリーハー市にいたる30キロ今日の区間にM4高速道路上に土嚢を積み上げた。
ハバル24(3月17日付)によると、シャーム解放機構はナイラブ村・アリーハー市間のM4高速道路の両側に土嚢を積み上げるとともに、堀を掘削し、道路への接近を阻止しようとしているという。

SANAもまた、シャーム解放機構がナイラブ村近郊のM4高速道路上に巨大な穴を掘り、道路を寸断したと伝えた。

この他、シリア人権監視団によると、トルコ軍が戦車、装甲車など50輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に進入させた。

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スワイダー県では、シリア人権監視団によると、地元住民(ドゥルーズ派)によって構成されるシャイフ・カラーマ軍団が声明を出し、ヒズブッラーのメンバー2人を拘束したと発表、シリア軍によって拘束されているメンバー1人の釈放を要求した。

シャイフ・カラーマ軍団は、メンバーが釈放されれば、ヒズブッラーのメンバーも解放するとしている。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町で「シリア革命」9周年に合わせて、住民が書いたと思われる落書きが発見された。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を5件(イドリブ県0件、ラタキア県0件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。

AFP, March 17, 2020、ANHA, March 17, 2020、AP, March 17, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 17, 2020、Xeber 24, March 17, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2020、Reuters, March 17, 2020、SANA, March 17, 2020、SOHR, March 17, 2020、UPI, March 17, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:新型コロナウイルス感染拡大を受け難民・国内避難民(IDPs)の帰還なし(2020年3月17日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月17日付)を公開し、3月16日に帰還した難民はいなかったと発表した。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,144人。

内訳は、レバノンからの帰国者181,896人(うち女性54,966人、子ども93,064人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,581,051人(うち女性1,974,315人、子供3,356,336人)。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は806,424人(うち女性242,242人、子供411,555人)。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 17, 2020をもとに作成。

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アル=カーイダ系組織のアンサール・ディーン戦線がシリア軍と捕虜交換(2020年3月16日)

シリア北西部で活動する新興のアル=カーイダ系組織の一つアンサール・ディーン戦線は、シリア軍との捕虜交換の内幕を暴露した。

アンサール・ディーン戦線の捕虜逮捕者問題責任者のハーズィム・アブー・ファーリクを名乗るメンバーは、ドゥラル・シャーミーヤ(3月16日付)の取材に対して、「アッラーのおかげで2年前にヌサイリー派に捕捉されたジハード戦士の兄弟1人の解放に成功した」と述べた。

アブー・ファーリク氏によると、捕虜の解放は「約7何前のアレッポ市東のキシーシュ航空基地での戦いでアンサール・ディーン戦線が捕捉していたヌサイリー派の大尉を解放したことの見返り」だいう。

アブー・ファーリク氏はまた、「我々は誰からも金銭を受け取っていない」と付言、シリア軍に身代金を渡したとの見方を否定した。

なお、キシーシュ航空基地(別名ジャッラーフ航空基地)は2013年2月に自由シリア軍が制圧、2017年にシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を奪還していた。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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シリア軍とトルコの支援を受ける国民軍が捕虜交換(2020年3月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領地(「ユーフラテスの盾」地域)と、北・東シリア自治局とシリア政府支配地が接するバーブ市近郊のアブー・ザンディーン村に設置されている通行所で、シリア軍と国民軍が捕虜交換を行った。

捕虜交換では、国民軍がシリア軍の大尉を解放、シリア軍側はイドリブ県サラーキブ市出身の男性1人を釈放し、身柄を交換した。

なお、アブー・ザンディーン村の通行所は、新型コロナウイルス感染を予防するため、住民の往来は禁止されている。


AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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ロシア外務省「シャーム解放機構やフッラース・ディーン機構などは停戦に乗じて再武装し、攻撃を激化させている」(2020年3月16日)

ロシア外務省は声明を出し、緊張緩和地区に指定されているイドリブ県で、シャーム解放機構やフッラース・ディーン機構を含むイスラーム主義組織が、アル=カーイダのイデオロギーやテロに訴え、ロシアとトルコの停戦合意を拒否していると非難した。

声明では、これらの過激派のなかにはダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員も多数含まれると断じるとともに、停戦合意によって戦闘が収束しているなかで、外国の支援を受けて再武装を行い、攻撃を激化させていると指摘した。

そのうえで、「暴力やテロに訴える者は、その国籍にかかわらず、犯した罪に対して処罰を下す必要がある。選択肢は二つしかない。テロ撲滅か、法律に基づく刑事処罰かだ」と締めくくった。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県北部で国民軍の戦闘員がトルコ軍による給与未払いに抗議するデモを行う(2020年3月16日)

ラッカ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ占領下のタッル・アブヤド市近郊のヤービサ村で国民軍の戦闘員が、トルコ軍による給与未払いに抗議するデモを行った。

給与支払いは2ヶ月にわたって停止しており、デモに参加した戦闘員は発砲するとともに、タイヤを燃やすなどして道路を封鎖した。

これに対して、トルコ軍は厳戒態勢を敷き、事態収拾にあたったという。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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ダイル・ザウル24:シリア政府支配下のマヤーディーン市でイラク人4人とイラン人2人の新型コロナウイルスの感染確認(2020年3月16日)

ダイル・ザウル24(3月16日付)は複数の情報筋の話として、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸のマヤーディーン市内の病院で6人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝えた。

6人のうち4人はイラク人、2人はイラン人で、市内にある「イランの民兵」専用の病院に隔離されているという。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、Dayr al-Zawr 24, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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保健省:新型コロナウイルスの感染が疑われる103人全員の検査結果は陰性(2020年3月16日)

保健省は声明を出し、新型コロナウイルスに感染した疑いがあるとして国内各地の病院で検査を受けた103人全員の結果が陰性だったと発表した。

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運輸省は声明を出し、17日のUAEシャルジャ・ダマスカス旅客便を予定通り運航すると発表した。

シャルジャ・ダマスカス旅客便は、15、16日にも運航、ダマスカス国際空港で新型コロナウイルス感染の有無を検査するなど対策を講じているという。

運輸省はまた、報道向け声明を出し、ダマスカス国際空港を離発着する旅客機や空港内施設の消毒作業を行ったと発表した。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配地域各所で新型コロナウイルス感染予防策実施(2020年3月16日)

北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるハサカ県ハサカ市やアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市、マンビジュ市で、北・東シリア自治局各地域の保健委員会(保健省に相当)が各自治体の関係機関とともに、新型コロナウイルス感染予防策を開始し、行政機関、教育機関、病院などの施設での消毒作業を行うとともに、住民に当局の感染防止策に従うよう呼びかけた。

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また、ハサカ市の西約12キロの距離に位置するワーシューカーニー国内避難民(IDPs)キャンプでも、キャンプ運営局とクルド赤新月社が新型コロナウイルス感染予防策を実施した。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊を砲撃し、住民1人とシリア軍兵士1人負傷、変電所が利用不能に(2020年3月16日)

ハサカ県では、ANHA(3月16日付)やSANA(3月16日付)によると、トルコ軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村、タウィーラ村を砲撃し、住民1人とシリア軍兵士1人が負傷、ウンム・カイフ村の変電所が利用不能となった。


一方、ANHA(3月16日付)によると、ロシア軍憲兵隊とトルコ軍がダルバースィーヤ市、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町近郊の国境地帯で合同パトロールを実施した。

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ラッカ県では、ANHA(3月16日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のバイルーン村、カズアリー村を砲撃した。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局支配下のハサカ県シャッダーディー市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人死亡(2020年3月16日)

ハサカ県では、ANHA(3月16日付)やSANA(3月16日付)によると、北・東シリア自治局支配下のシャッダーディー市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が爆発し、住民1人が死亡、4人が負傷した。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍はM4高速道路沿線でのロシア・トルコ軍合同パトロールに反対する座り込み現場近くに新たな拠点を設置(2020年3月16日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(5日深夜)してから11日目となる3月16日、シリア・ロシア軍、トルコ軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍、「決戦」作戦司令室による若干の停戦違反が確認された。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を7件(イドリブ県2件、ラタキア県2件、アレッポ県3件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を5件(イドリブ県5件、ラタキア県0件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハザーリーン村一帯を砲撃した。

また、シリア軍と「イランの民兵」の増援部隊がザーウィヤ山に到着した。

一方、トルコ軍は戦車や装甲車など約60輌からなる車列を、カフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に進入させるとともに、カフル・ヌーラーン村に新たな軍事拠点を設置した。

ドゥラル・シャーミーヤ(3月16日付)によると、トルコ軍はまた、ロシア・トルコ軍のM4高速道路沿線での合同パトロールに反対する「尊厳の座り込み」デモが行われているナイラブ市の近くにも拠点を新設した。

このほか、トルコ軍憲兵隊が越境してハタイ県に入ろうとしたダルクーシュ町出身の男性1人を射殺した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカッバーナ村一帯を砲撃した。

AFP, March 16, 2020、ANHA, March 16, 2020、AP, March 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 16, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 16, 2020、Reuters, March 16, 2020、SANA, March 16, 2020、SOHR, March 16, 2020、UPI, March 16, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:新型コロナウイルス感染拡大を受け難民の帰還止まる(2020年3月16日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月16日付)を公開し、3月15日に帰還した難民はいなかったと発表した。

レバノン政府が新型コロナウイルス感染防止策としてシリアからの出入国を規制したことなどが理由。

2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,144人。

内訳は、レバノンからの帰国者181,896人(うち女性54,966人、子ども93,064人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,581,051人(うち女性1,974,315人、子供3,356,336人)。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は806,424人(うち女性242,242人、子供411,555人)。

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一方、国内避難民15人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは15人(うち女性8人、子ども5人)、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所を経由して帰還した5人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,697人(うち女性22,948人、子供27,000人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,293人(うち女性405,507人、子供670,766人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 16, 2020をもとに作成。

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トルコの支援を受ける国民解放戦線総司令官が辞任、ロシア・トルコ軍の合同パトロールへの反対が理由でないと強調(2020年3月15日)

ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)は、複数の情報筋の話として、トルコの支援を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)のファドルッラー・ハッジー総司令官が辞任したと伝えた。

ハッジー総司令官はシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団の司令官でもあるが、同軍団司令官職にはとどまるという。

ハッジー総司令官の辞任は、3月13日のトルコと戦線所属組織との合同会合の場で「イドリブ県での最近の戦闘での戦果」を踏まえて決定された事実上の解任で、ロシア・トルコ軍の合同パトロールに反対したことが理由ではないことが強調された。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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イドリブ県各所で「シリア革命」9周辺を祝う集会(2020年3月15日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「シリア革命」開始(2011年3月15日)9周年を祝う集会がマアッラトミスリーン市、カッリー町などで行われた。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ県マンビジュ市郊外のキャンプにイドリブ県からの避難民が入居(2020年3月15日)

アレッポ県では、ANHA(3月15日付)によると、北・東シリア自治局傘下のマンビジュ民政評議会がイドリブ県からの国内避難民(IDPs)を収容するためにマンビジュ市の南約26キロの場所に建設していたジュダイダト・ハムル・キャンプに、第1陣となる25世帯が入居した。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局は「シリア革命」9周年に合わせて声明を出し、シリア政府と反体制派が悲劇を長引かせていると非難(2020年3月15日)

北・東シリア自治局は「シリア革命」開始(2011年3月15日)9周年に合わせて声明を出し、シリア国内の悲劇を終わらせ、安定と民主主義の実現に貢献するため、「道徳的・愛国的責任を果たす」と表明した。

同局はまた「シリアの諸集団が望む革命の西進を維持」すると強調、シリア政府と外国のアジェンダにかかわる反体制派がシリアの悲劇を長引かせていると非難した。

そのうえで、すべての政治勢力に問題解決と安定の実現を支援するよう呼びかけるとともに、国際社会に対しては、国連安保理決議第2254号に準じ、紛争解決において役割を果たすよう訴えた。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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トルコ軍と国民軍がハサカ県、アレッポ県、ラッカ県を砲撃(2020年3月15日)

ハサカ県では、ANHA(3月15日付)、SANA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、タッル・タムル町近郊のタッル・タウィーラ村(タウィーラト・ウィカーア村)を砲撃した。


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アレッポ県では、ANHA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村を砲撃した。

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ラッカ県では、ANHA(3月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアイン・イーサー市近郊のフーシャーン村を砲撃した。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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米軍の貨物車輌62輌が軍用車両11輌とともにイラクからシリア領内に新たに進入(2020年3月15日)

ハサカ県では、SANA(3月15日付)によると、米軍の貨物車輌62輌が軍用車両11輌とともにイラク国境のワリード国境通行所からシリア領内に進入した。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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北・東シリア自治局もモスクでの集団礼拝を禁止するなど新型コロナウイルス感染予防策を続ける(2020年3月15日)

北・東シリア自治局は決定第28号を施行、新型コロナウイルス感染予防策として、16日から19日までの4日間、自治局内のすべての公共機関を閉鎖することを決定した。

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北・東シリア自治局傘下のイスラーム民主社会大会は、14日の決定第23号施行を受けて、自治局支配地域内のモスクでの金曜日午後の集団礼拝を中止することを決定した。

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北・東シリア自治局ジャズィーラ地域の保健委員会(保健省に相当)はハサカ県カーミシュリー市で記者会見を開き、新型コロナウイルス感染予防策として関係機関施設内での消毒作業を開始したと発表した。


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北・東シリア自治局とシリア政府の共同支配下にあるアレッポ市シャイム・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で、北・東シリア自治局保健委員会が新型コロナウイルス感染予防策として、両地区に入る住民の健康状態のチェックを開始した。
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ANHA(3月15日付)が伝えた。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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シリア政府による新型コロナウイルス感染予防策続く(2020年3月15日)

保健省は声明を出し、イラクから空路で帰国し、新型コロナウイルスの感染が疑われていたシリア人男性1人の検査結果が陰性だったと発表した。

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イマード・ハミース内閣は前日に続いて閣議を開き、新型コロナウイルス感染防止対策を実施するために各省に具体的な指示を与えた。

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文化省は、閣議決定を受けて、新型コロナウイルス感染防止対策として、同省が所轄していた文盲撲滅活動、祭典、展示・展覧会、ブックフェア、講演会、セミナー、演劇・音楽・映画上演、博物館展示、文化関連の集会を開催しないことを決定した。

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宗教関係省は、3月15日から4月4日まで金曜日午後の集団礼拝および説教を中止することを決定した。

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アレッポ県では、前日の閣議決定を受けて、新型コロナウイルス感染防止対策として、アレッポ大学の大学寮、アレッポ市内の公共交通機関(旅客バス)で消毒作業が行われた。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル市議会が、新型コロナウイルス感染防止対策として、長距離旅客バスの消毒作業を実施した。

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SANA(3月15日付)が伝えた。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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シリア赤新月社はシャーム解放機構が自治を委託するシリア救国内閣によるイドリブ市とアリーハー市の事務所閉鎖と設備・医薬品没収を非難(2020年3月15日)

シリア赤新月社は声明を出し、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構によって自治を委託されているシリア救国内閣の検察総局が、イドリブ市、アリーハー市でのシリア赤新月社の事務所を閉鎖し、設備や医薬品を没収したことを受け、「テロ集団」がアリーハー市の事務所を襲撃、略奪が行われたと非難した。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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M4高速道路でのロシア・トルコ軍合同パトロールが住民とシャーム解放機構の妨害で中断を余儀なくされる(2020年3月15日)

イドリブ県では、ロシアのヴラジミール・プーチン大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領の5日の首脳会談での停戦合意に従い、ラタキア市とアレッポ市を結ぶM4高速道路での両国軍による合同パトロールが開始された。

RT(3月15日付)によると、合同パトロール部隊は、サラーキブ市の西約2キロの距離に位置するタルナバ村を出発、ジスル・シュグール市西のアイン・フールに向かった。

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しかし、ロシア国防省は声明を出し、「テロ組織による挑発」を受けて、実施範囲が制限されたと発表した。

シリア人権監視団によると、合同パトロール部隊は、ナイラブ村まで到着したが、「ジハード主義グループ」の妨害と住民の座り込みデモに遭い、引き返したという。

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シリア人権監視団やドゥラル・シャーミーヤによると、M4高速道路沿線では13日からアリーハー市近郊(アリーハー橋)で、「尊厳の座り込み」と銘打った座り込みデモが行われ、住民がタイヤを燃やすなどして道路を封鎖、合同パトロールに反対していた。

これに関して、SANA(3月15日付)は、「トルコ政府の支援を受けるテロ集団」がM4高速道路を封鎖し、通行妨害したと伝えた。

SANAの特派員が伝えたところによると、この「テロ集団」はアリーハー市近郊で、市民数十人を「人間の盾」として利用し、路上でタイヤを焼くなどして、ロシア軍がトルコ軍とともに15日から開始することを決定していたパトロールに抗議したという。

一方、ドゥラル・シャーミーヤ(3月15日付)は、「民衆の大規模な反対」のなか合同パトロールが実施されたと伝えた。

シャーム解放機構に近いイバー・ネット(3月15日付)も、ロシア国防省の声明に関して、「座り込みデモ参加者をテロリスト呼ばわりした」と報じた。

しかし、シリア人権監視団は、「ジハード主義諸派」が、ロシア・トルコ軍の合同パトロール実施に先立って、M4高速道路沿線の部隊を強化するとともに、街道に架かる橋1本を爆破したと発表した。

SANA(3月16日付)によると、破壊されたのはアリーハー市西のムハムバル村の橋。

シリア人権監視団によると、「ジハード主義諸派」は、市民とともに路上でタイヤを燃やすなどして、街道を封鎖したという。

また、シャーム解放機構支持者が、ロシア・トルコ軍の合同パトロールに同行取材するロシア人の記者らを殺害したら、多額の報酬を与えると呼びかけるとともに、シャーム解放機構とシリア救国内閣が、座り込みに参加する住民に対して、交通費を負担、参加者に宿泊用のテント、食糧や飲み物を配給した。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、March 16, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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シリア軍はロシア・トルコ軍のM4高速道路沿線での合同パトロールが中断したのを受けて砲撃を実施(2020年3月15日)

英国を拠点に活動する反体制派系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効(5日深夜)してから10日目となる3月15日、シリア・ロシア軍、トルコ軍は爆撃を実施しなかったが、シリア軍、「決戦」作戦司令室による若干の停戦違反が確認された。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を6件(イドリブ県3件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県0件)確認したと発表した。

トルコ側の監視チームは停戦違反を確認なかった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・トルコ軍の合同パトロールが中断したのを受けるかたちでシリア軍がカンスフラ村などザーウィヤ山一帯を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサルマーニーヤ村一帯を砲撃した。

AFP, March 15, 2020、ANHA, March 15, 2020、AP, March 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 15, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2020、Reuters, March 15, 2020、SANA, March 15, 2020、SOHR, March 15, 2020、UPI, March 15, 2020などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民956人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は577,144人に(2020年3月15日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(3月15日付)を公開し、3月14日に難民956人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは127人(うち女性38人、子供65人)、ヨルダンから帰国したのは829人(うち女性249人、子供423人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は577,144人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者181,896人(うち女性54,966人、子ども93,064人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,581,051人(うち女性1,974,315人、子供3,356,336人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は806,424人(うち女性242,242人、子供411,555人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, March 15, 2020をもとに作成。

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レバノンの当局が新型コロナウイルス感染防止対策として、3月15日からシリアとの国境を閉鎖(2020年3月14日)

『シャルク・アウサト』(3月14日付)は、レバノンの複数の政治筋の話として、レバノンの当局が新型コロナウイルス感染防止対策として、3月15日からシリアとの国境を閉鎖すると伝えた。

AFP, March 14, 2020、ANHA, March 14, 2020、AP, March 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2020、Reuters, March 14, 2020、SANA, March 14, 2020、al-Sharq al-Awsat, March 14, 2020、SOHR, March 14, 2020、UPI, March 14, 2020などをもとに作成。

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トルコ占領下のラッカ県での爆発でトルコ軍兵士2人を含む8人死亡(2020年3月14日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のラアス・アイン市近郊のドゥワイラ村で、トルコの支援を受ける国民軍の拠点に仕掛けられていた爆弾が爆発し、3人が死亡した。

爆弾が仕掛けられていた拠点は、略奪品の倉庫で、死亡した3人は倉庫の守衛だという。

同じく、ラアス・アイン市近郊のナースィリーヤ村の交差点でも、トルコ軍と国民軍の車輌3台に仕掛けられていた爆弾が爆発し、トルコ軍兵士2人と国民軍戦闘員3人が死亡、複数た負傷した。

一方、ANHA(3月14日付)によると、トルコ軍と国民軍がタッル・アブヤド市近郊のカズアリー村、カズアリー穀物サイロ、ハッラーブ・サールーンジュ村、シュルバーニースク村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(3月14日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・タムル町近郊のウンム・カイフ村を砲撃した。

AFP, March 14, 2020、ANHA, March 14, 2020、AP, March 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2020、Reuters, March 14, 2020、SANA, March 14, 2020、SOHR, March 14, 2020、UPI, March 14, 2020などをもとに作成。

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シリア人権監視団:シリア政府支配地で新型コロナウイルスの感染を疑われ113人が隔離(2020年3月14日)

英国を拠点とする反体制派系NGOのシリア人権監視団は、シリア政府支配地内の複数の医療筋から得た情報として、ダマスカス県、タルトゥース県、ラタキア県、ヒムス県で新型コロナウイルスの感染が疑われ、隔離されている患者が113人にのぼっていると発表した。

このうち35人は検査結果が陰性だったとして退院したが、78人は依然として隔離状態だという。

シリア人権監視団はまた、ダイル・ザウル県のマヤーディーン市でも「イランの民兵」の間で新型コロナウイルスの感染の脅威が拡大しており、イラン人6人とイラク人2人が市内のザフラー病院に隔離されていると付言した。

AFP, March 14, 2020、ANHA, March 14, 2020、AP, March 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2020、Reuters, March 14, 2020、SANA, March 14, 2020、SOHR, March 14, 2020、UPI, March 14, 2020などをもとに作成。

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M4高速道路でのロシア・トルコ軍の合同パトロール実施に反対する座り込みデモ続く(2020年3月14日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談での停戦合意に従い、M4高速道路沿線での両国軍による合同パトロール実施に向けた準備が進むなか、アリーハー市近郊(アリーハー橋)で、前日に引き続いて「尊厳の座り込み」と銘打ってこれに反対する座り込みデモが行われた。

デモ参加者は街道上でタイヤを焼くなどして抗議の意思を示した。

https://www.facebook.com/syriahro/posts/10158694829928115

 

AFP, March 14, 2020、ANHA, March 14, 2020、AP, March 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 14, 2020、Reuters, March 14, 2020、SANA, March 14, 2020、SOHR, March 14, 2020、UPI, March 14, 2020などをもとに作成。

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