ロシア軍戦闘機複数期が「決戦」作戦司令室の支配下にあるラタキア県北部のクルド山地方のカッバーナ村一帯を5回にわたって爆撃(2021年1月21日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数期が、「決戦」作戦司令室の支配下にある県北部のクルド山地方のカッバーナ村一帯を5回にわたって爆撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市を砲撃、シリア軍も「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のカーヒラ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるバーラ村で、ロシアの支援を受けるパレスチナ人民兵のクドス旅団の車を、「決戦」作戦司令室が対戦車ミサイルで攻撃し、乗っていた司令官1人と護衛1人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町で、シリア政府との交渉を担当していた「中央委員会」のメンバーが、正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県6件、ラタキア県2件、アレッポ県2件、ハマー県5件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を5件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 21, 2021、ANHA, January 21, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 21, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2021、Reuters, January 21, 2021、SANA, January 21, 2021、SOHR, January 21, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民54人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,090人に(2021年1月21日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月21日付)を公開し、1月20日に難民54人(うち女性17人、子供27人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民54人(うち女性17人、子供27人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,090人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者251,842人(うち女性75,703人、子ども128,170人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,726,915人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,370人(うち女性262,979人、子供446,661人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 21, 2021をもとに作成。

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ハンター米国連代表部政治担当顧問はバイデン米大統領就任に合わせて「シリア政府が政治解決に完全に応じるまで、復興支援を行うことはない」と表明(2021年1月20日)

ロードニー・ハンター米国連代表部政治担当顧問は、ジョー・バイデン新大統領が正式に就任した1月20日に国連安保理で行われたシリア情勢への対応をめぐる会合で、「シリアの紛争は終わっていない。シリア政府が政治解決に完全に応じるまで、復興支援を行うことはない」と述べた。

ハンター氏はまた、「シリア国民を飢えさせ、必要としている人に支援が行きわたるのを阻止しているのは、アサド政権の振る舞いであって、国際社会における一方的制裁なるものなどではない」と非難した。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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バイデン米大統領就任に合わせて、外務在外居住者省は国連宛書簡でシリア北東部での米軍の侵略行為を非難、部隊撤退を求める(2021年1月20日)

外務在外居住者省は、ジョー・バイデン大統領の正式就任(1月20日)に合わせて、国連事務総長と安保理議長宛に書簡を送り、米軍が、ユーフラテス川以東のいわゆるジャズィーラ地方でほぼ毎日侵略行為を繰り返し、シリアの主権、領土の統一性と安全をあからさまに侵害し、国際法に違反していると厳しく非難、シリア領内に違法に駐留を続ける部隊を即時撤退させるよう改めて求めた。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約40輌が兵站物資などを積んでイラクからシリア領内に新たに進入(2021年1月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約40輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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アラビーヤ:政治評論家のアブドゥンヌール氏はアサド大統領からアスマー夫人への大統領の交代が受け入れられない場合の「プランC」が浮上していると主張(2021年1月20日)

All4syriaを運営するジャーナリストで政治評論家のアイマン・アブドゥンヌール氏は、アラビーヤ・チャンネル(1月20日付)の電話取材に応じ、そのなかで、同氏がプラン2、ないしはプランBと呼ぶアサド大統領からアスマー・アフラス大統領夫人への大統領の交代によっても、欧米諸国によって受けいられない場合に備えて、第3のシナリオ、ないしはプランCが浮上していると主張した。

第3のシナリオ、ないしはプランCとは、シリアの宗教・宗派構成において、多数派を占めるイスラーム教スンナ派の「人物」をアサド大統領の後任に据えるというもの。

この「人物」は、軍関連の機関に所属する元少将、あるいは元准将で、「革命期においてアサド軍が関与した殺戮に参加してしてない」人物になる可能性が高いという。

AFP, January 20, 2021、Alarabia, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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アスマー・アフラス大統領夫人が2021年科学オリンピックのシリア代表チームらと面談、インターネット教育を強く推奨(2021年1月20日)

アスマー・アフラス大統領夫人は、首都ダマスカスにある優秀創造機構を訪問し、2021年科学オリンピックに出場するシリア代表チームの参加学生、過去の代表メンバー、指導にあたる同機構教育委員会および運営委員会のスタッフと面談した。

アスマー夫人は、国の復興は教育と知識なくしては実現せず、それらがより良い未来へと導くものであると述べる一方、インターネット教育は今や副教材ではなく、教育の基礎なし、ポスト・コロナの時代において不可欠なものとなっていると強調した。

https://www.facebook.com/SyrianPresidency/posts/3882428028467667%20https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/140326190_3882423181801485_3817503530898964126_o.jpg?_nc_cat=1&ccb=2&_nc_sid=730e14&_nc_ohc=klRJAUf_XSAAX_NhSCx&_nc_ht=scontent-nrt1-1.xx&oh=c9e453192ca04c1e9a041ca9a443443d&oe=602EFDF5








https://youtu.be/T1pmTezW3Qs

SANA(1月20日付)が伝えた。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県のハサカ市、カーミシュリー市、アレッポ県タッル・リフアト市、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区へのシリア軍とシリア民主軍の封鎖合戦がロシアの仲介で解消か?(2021年1月20日)

ハサカ県では、シリア人権監視団が複数筋の情報をもとに発表したところによると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市のそれぞれの市内にあるシリア政府支配地域(いわゆる治安厳戒地区)に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の封鎖を解除するための会合が、ロシアの仲介のもとシリア軍と内務治安部隊(アサーイシュ)の間で行われたが、アサーイシュ側は包囲解除に同意せず、決裂した。

会合ではまた、アサーイシュ側が、アレッポ県タッル・リフアト市一帯(いわゆるシャフバー地区)、アレッポ市アシュラフィーヤ地区、シャイフ・マクスード地区に対するシリア軍の包囲解除を要求したが、シリア軍もこれを拒否した。

一方、ハサカ市のハヤート病院前では、アサーイシュのメンバーどうしが口論となり、撃ち合いに発展、シリア軍とシリア民主軍の戦闘と勘違いした住民が一時避難する騒ぎが発生した。

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これに対して、ジスル・プレス(1月20日付)は、ロシアの仲介でシリア軍とシリア民主軍が互いの封鎖を解除することを合意したと伝えた。

同サイトによると、合意は、以下の項目を骨子とする。

①シリア民主軍はハサカ市、カーミシュリー市内でシリア政府の支配が維持されている支配地治安厳戒地区への封鎖を解除する。
②シリア軍は、北・東シリア自治局の勢力下にあるタッル・リフアト市、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区への封鎖を解除する。
③シリア民主軍は、トルコの占領下にあるハサカ県ラアス・アイン市への電力供給を1日10時間再開する。
④トルコは、ハサカ県アルーク村の揚水所を再稼働させ、ハサカ市への水道水供給を再開させる。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Jesr Press, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍、第5軍団、クドス旅団による砂漠地帯でのダーイシュ掃討作戦続く(2021年1月20日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機が、アレッポ県、ラッカ県、ハマー県の県境の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して20回以上の爆撃を実施した。

また、ダイル・ザウル県西部からヒムス県東部に至る砂漠地帯では、ロシア軍の支援を受けるシリア軍第5軍団やパレスチナ人民兵のクドス旅団が、交通の安全を確保するため、ダーイシュに対する掃討作戦を継続した。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍のアレッポ県アフリーン郡への侵攻から2年が経ったのに合わせて、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県、ハサカ県、ラッカ県各所で大規模抗議デモ(2021年1月20日)

ANHA(1月20日付)やシリア人権監視団によると、トルコ軍のアレッポ県アフリーン郡に対する「オリーブの枝」作戦開始(1998年1月20日)から2年が経ったのに合わせて、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県マンビジュ市、アレッポ市シャイフ・マクスード地区、アシュラフィーヤ地区、ハサカ県ダルバースィーヤ市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、アームーダー市、ハサカ市、カーミシュリー市、マアバダ(カルキールキー)町、カフターニーヤ(ディルベ・スピーイェ)市、タッル・ハミース市、タッル・ブラーク町、ヤアルビーヤ(タッル・クージャル)町、ワーシューカーニー・キャンプ、ラッカ県ラッカ市などで、トルコ軍の占領に抗議するデモが行われ、民主統一党(PYD)、人民防衛隊(YPG)のメンバーや支持者、アフリーン郡からの国内避難民(IDPs)、住民ら多数数が参加した。

「我々は必ず戻る」と銘打って行われたデモでは、クルディスタン労働者党(PKK)のアブドゥッラ・オジャラン指導者の写真、戦死者の遺影、プラカード、横断幕などが掲げられ、トルコの侵攻と占領を非難するとともに、その撤退を要求した。



AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍が国民軍とともにアレッポ県タッル・リフアト市などを砲撃する一方、ハサカ県に狂犬30匹を放つ(2021年1月20日)

アレッポ県では、ANHA(1月20日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市、マルアナーズ村、アルカミーヤ村、マーリキーヤ村、シャワーリガ村、シャワーリガ砦、バイニー村、スーガーニカ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市では、正体不明の武装集団が弁護士を銃で撃ち、殺害した。

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ANHA(1月20日付)は、ラッカ県タッル・アブヤド市一帯からハサカ県ラアス・アイン市一帯にいたる地域(いわゆる「平和の泉」地域)を占領しているトルコが、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県ダルバースィーヤ市近郊に位置するハズラ村北の国境に設置されたゲートから「危険な病気」に感染していると思われる狂犬約30匹を放ったと伝えた。

トルコ軍がシリア領内に狂犬を放つのが目撃されたのは、これが4度目だという。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で89人、北・東シリア自治局支配地域で27人:北・東シリア自治局は部分外出規制を2月3日まで延長(2021年1月20日)

保健省は政府支配地域で新たに89人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者77人が完治し、8人が死亡したと発表した。

これにより、1月20日現在の同地での感染者数は計13,313人、うち死亡したのは858人、回復したのは6,773人となった。

SANA(1月20日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに27人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治し、2人が死亡したと発表した。

これにより、1月20日現在の同地での感染者数は計8,390人、うち死亡したのは286人、回復したのは1,188人となった。

地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市3人、カーミシュリー市6人、マーリキーヤ(ダイリーク)市2人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村3人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、ラッカ県のラッカ市2人、タブカ市8人。

ANHA(1月20日付)が伝えた。

一方、北・東シリア自治局の執行評議会は決定第14号を発出し、支配地域内の部分外出規制を2月3日まで延長すると発表した。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県ダルバースィーヤ市で政府指定のカリキュラムに沿って授業を行っていた教師7人を逮捕したアサーイシュへの抗議デモが発生するも、シリア民主軍が強制排除(2021年1月20日)

ハサカ県では、SANA(1月20日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるダルバースィーヤ市で、内務治安部隊(アサーイシュ)が1月19日に政府指定のカリキュラムに沿って授業を行っていた教師7人を逮捕したことに抗議するデモが発生し、参加した住民らは、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の犯罪行為を非難、教師の釈放を求めた。

これに対して、シリア民主軍はデモ参加者に暴行を加えて強制排除、銃を無差別に発砲して住民を威嚇した。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室支配下のイドリブ県を砲撃(2021年1月20日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、ファッティーラ村、バイニーン村、カンスフラ村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を15件(イドリブ県9件、ラタキア県2件、アレッポ県1件、ハマー県3件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は14件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 20, 2021、ANHA, January 20, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 20, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2021、Reuters, January 20, 2021、SANA, January 20, 2021、SOHR, January 20, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民88人が新たに帰還、2018年半ば以降帰還した難民は647,036人に(2021年1月20日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月20日付)を公開し、1月19日に難民88人(うち女性27人、子供45人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民88人(うち女性27人、子供45人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は647,036人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者251,788人(うち女性75,686人、子ども128,143人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,726,915人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,316人(うち女性262,962人、子供446,634人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 20, 2021をもとに作成。

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米主導の有志連合の車輌約40輌が兵站物資などを積んで、イラクから入国、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かう(2021年1月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合の車輌約40輌からなる車列が兵站物資などを積んで、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に新たに進入し、ハサカ県の各所に設置されている基地に向かった。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア軍戦闘機複数機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境でダーイシュに対して40回あまりの爆撃を実施(2021年1月19日)

シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機複数機がアレッポ県、ハマー県、ラッカ県の県境でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して40回あまりの爆撃を実施した。

また、国防隊とロシアの支援を受けるパレスチナ人民兵のクドス旅団も、ダイル・ザウル県とヒムス県の県境に位置する砂漠地帯を通る幹線道路の交通の安全を確保するため、ダーイシュに対する掃討作戦を継続した。

一方、ダイル・ザウル市とヒムス県スフナ市を結ぶ街道では、ロシア軍の支援を受けるシリア軍第5軍団のパトロール部隊にオートバイに乗った2人組が手榴弾を投げつけ、爆発により兵士2人が死亡、3人が負傷した。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県では北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)が、政府所轄下の水利局や裁判所を封鎖、政府指定のカリキュラムに従って授業をしていた教員7人逮捕(2021年1月19日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町で、内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア政府が所轄する水利局や裁判所などを封鎖し、職員の出入りを禁じた。

また、ダルバースィーヤ市では、内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア政府が定めるカリキュラムに沿って授業を行っていたとする教師7人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市にあるシリア・クルド国民評議会の本部に何者かが機関銃を発砲、手榴弾を投げ込んだ。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2021年1月19日)

アレッポ県では、ANHA(1月19日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のマルアナーズ村、アルカミーヤ村、シャフバー・ダム、スムーカ村を砲撃した。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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ハサカ県とダイル・ザウル県でシリア民主軍が狙われ、少なくとも2人死亡(2021年1月19日)

ハサカ県では、SANA(1月19日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県のパノラマ地区で人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌を狙って爆弾が爆発する一方、同市南のアジャージャ村で、シリア民主軍兵士1人がオートバイに乗った2人組の発砲を受けて死亡した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(1月19日付)によると、北・東シリア自治局の支配下にあるスブハ村でシリア民主軍兵士1人が正体不明の武装集団の発砲を受けて死亡、ジュダイド・アカイダート村でもシリア民主軍兵士1人が発砲を受けて負傷した。

さらに、シュハイル村では、正体不明の武装集団がシリア民主軍の拠点を迫撃砲で攻撃し、兵士複数人が死傷した。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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アサド大統領は最高司法評議会の決定に基づき判事2名を罷免(2021年1月19日)

アサド大統領は2021年法令第13号と第14号を施行し、最高司法評議会の決定に基づき判事2名を罷免した。

最高司法評議会は、2021年1月11日付決定第4/4号により、ラタキア裁判所ジャブラ第1民事破棄院顧問を務めていたムハマド・アリー・ユースフ判事を罷免することを、また2021年1月4日付決定1/1号により、アレッポ裁判所第4刑事破棄院顧問を務めていたルカーン・ムハンマド・ワヒーバ顧問を罷免することを決定した。

2021年法令第13号は、最高司法評議会2021年1月11日付決定第4/4号、第14号は決定第1/1号を執行したもの。

SANA(1月19日付)が伝えた。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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シリア石油輸送社内で真空タンク・トレーラーが爆発、大規模火災が発生:国内通商消費者保護省は1月20日からガソリンの価格を引き上げると発表(2021年1月19日)

ヒムス県では、SANA(1月19日付)によると、ヒムス市郊外のシリア石油輸送社(SCOT)内で真空タンク複数基から原油を抜き取ろうとしていた際に爆発が起こり、大規模火災に発展、消防隊と民間防衛隊(ホワイト・ヘルメットではない正規の組織)が消火活動にあたり、これを鎮火した。

バッサーム・トゥウマ石油鉱物資源大臣によると、爆発は、ヒムス精製所に原油を運ぼうとしていた真空タンク・トレーラー1台で発生し、周りのトレーラー複数台に引火したが、人的被害はなかったという。

爆発の原因については現在調査中だという。

一方、シリア人権監視団によると、真空タンク・トレーラー10台以上が爆発した。

そのなかには、北・東シリア自治局の支配地域で生産された原油を移送していたカーティルジー・インターナショナル・グループ社所有の真空タンク・トレーラー3台も含まれていたという。

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こうしたなか、国内通商消費者保護省は、1月20日にプレミアム・ガソリンの価格を1リットルあたり、475シリア/ポンド、レギュラー・ガソリンの価格を1リットルあたり675シリア・ポンド引き上げると発表した。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で92人、北・東シリア自治局支配地域で23人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で12人(2021年1月19日)

保健省は政府支配地域で新たに92人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者72人が完治し、9人が死亡したと発表した。

これにより、1月19日現在の同地での感染者数は計13,224人、うち死亡したのは850人、回復したのは6,696人となった。

SANA(1月19日付)が伝えた。

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北・東シリア自治局の保健委員会(保健省に相当)は、支配地域で新たに23人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者7人が完治したと発表した。

これにより、1月19日現在の同地での感染者数は計8,363人、うち死亡したのは284人、回復したのは1,182人となった。

新規感染者の性別の内訳は、男性9人、女性14人。

また地域の内訳は、ハサカ県のハサカ市2人、カーミシュリー市3人、マーリキーヤ(ダイリーク)市1人、マアバダ(カルキールキー)町2人、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村1人、アレッポ県のアイン・アラブ(コバネ)市1人、マンビジュ市3人、シャフバー地区(タッル・リフアト市)2人、ラッカ県のラッカ市5人、タブカ市3人。

ANHA(1月19日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で1月19日に新たに12人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、184人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡4人、イドリブ郡0人、ハーリム郡4人、アリーハー郡1人、アレッポ県スィムアーン山郡0人、ジャラーブルス郡0人、バーブ郡0人、アフリーン郡2人、アアザーズ郡1人。

これにより、同地での感染者数は計20,879人、うち回復したのは15,674人、死亡したのは379人となった。

https://www.facebook.com/ACUSyria/photos/1494737110731175/

AFP, January 19, 2021、ACU, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県でシリア軍と「決戦」作戦司令室の交戦続く(2021年1月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるルワイハ村一帯への潜入を試み、両者の間で戦闘が発生した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまた「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のフライフィル村、バイニーン村、バーラ村、ファッティーラ村を砲撃した。

一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約30輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原各所を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるムザイリーブ町で何者かが軍事治安局のメンバーを銃で撃ち、殺害した。

また、ナワー市西の街道で、シリア軍第4師団の検問所が正体不明の武装集団の襲撃を受け、兵士2人が死亡した。

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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を17件(イドリブ県9件、ラタキア県3件、アレッポ県4件、ハマー県1件)確認したと発表した。

シリア政府によると、停戦違反は15件。

一方、トルコ側の監視チームは、停戦違反を7件確認したと発表した(ただし、ロシア側はこれらの違反を確認していない)。

AFP, January 19, 2021、ANHA, January 19, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2021、Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2021、Reuters, January 19, 2021、SANA, January 19, 2021、SOHR, January 19, 2021などをもとに作成。

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ロシア難民受入移送居住センター:難民70人と国内避難民(IDPs)38人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は646,948人、2019年以降帰還したIDPsは67,284人に(2021年1月18日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月19日付)を公開し、1月18日に難民70人(うち女性21人、子供35人)が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは難民70人(うち女性21人、子供35人)、ヨルダンから帰国したのは0人。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は646,948人となった。

内訳は、レバノンからの帰還者251,700人(うち女性75,659人、子ども128,098人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

43カ国で難民登録したシリア人の数は6,726,915人。

なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は876,228人(うち女性262,935人、子供446,589人)となった。

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一方、国内避難民38人が新たに帰宅した。

ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由して帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは9人、イドリブ県の「緊張緩和地帯」から帰宅したのは0人だった。

グラーブ山通行所経由の帰還者のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は9人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は67,284人(うち女性23,495人、子供27,570人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,880人(うち女性406,054人、子供671,336人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, January 19, 2021をもとに作成。

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ラッカ県アイン・イーサー市近郊ではシリア軍とシリア民主軍の会合後、ロシア軍とトルコ軍も会合(2021年1月18日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の代表が、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊の第93師団基地で会合、またその直後にロシア軍とトルコ軍の代表が、同市近郊のシャルカラーク村の穀物サイロで会合を開いた。

一方、トルコ軍の支援を受ける国民軍は、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市東のマアラク村一帯への潜入を試み、シリア民主軍が迎撃、激しい戦闘となった。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021などをもとに作成。

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トルコ軍とロシア軍がイドリブ県サラーキブ市近郊に新たな拠点を設置、シリア国内の両国の拠点数はそれぞれ114、84カ所に(2021年1月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市西のイドリブ・サラーキブ街道沿線に新たな拠点を設置した。

トルコ軍が「決戦」作戦司令室の支配地域に新たな基地を設置したのに合わせて、ロシア軍もこれに対峙するかたちで、イドリブ・サラーキブ街道のシリア政府支配地域側に拠点を設置した。

両軍による拠点設置に際して、トルコ軍は「決戦」作戦司令室を、ロシア軍はシリア軍をそれぞれ設置現場一帯から退去させた。

トルコ軍はまた、「決戦」作戦司令室の支配下にあるハマー県ガーブ平原のカストゥーン村に新たな拠点を設置した。

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これにより、シリア領内(緊張緩和地帯第1ゾーン)にあるトルコ軍監視所・拠点は73カ所、撤去済みとなった監視所・拠点は13カ所となった。

トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルワ村(第1監視所)、ジスル・シュグール市(イシュタブリク村)(第11監視所)
アレッポ県:登塔者聖シメオン教会跡(第2監視所)
ラタキア県:ザイトゥーナ村(第12監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(2カ所)、タルナバ村、ナイラブ村、クマイナース村、サルミーン市、タフタナーズ航空基地、マアーッラト・ナアサーン村(2カ所)、マアッラトミスリーン市、マストゥーマ村(バアス前衛キャンプ)、タルマーニーン村、バルダクリー村、ナフラヤー村、ムウタリム村、ブサンクール村(3カ所)、ナビー・アイユーブ丘、バザーブール村、ラーム・ハムダーン村、アブザムー町、ムシャイリファ村、タッル・ハッターブ村、ビダーマー町(2カ所)、ナージヤ村、ズアイニーヤ村(2カ所)、ガッサーニーヤ村、クファイル村、バクサルヤー村、フライカ村、バルナース村、アリーハー市、ジャンナト・クラー村、バサーミス村、カイヤーサート村、マルイヤーン村、マアッラータ村、タフタナーズ市、マンタフ村、ムハムバル村(2カ所)、ラーキム丘、バイルーン村、クークフィーン村、ダイル・サンバル村・イフスィム町間、バーラ村、バイルーン村、マルカブ丘、バドラーン丘、バーラ村、カドゥーラ村、アーフィス村、サラーキブ市西(イドリブ・サラーキブ街道)
アレッポ県:アナダーン市、ジーナ村(2カ所)、カフル・カルミーン村、タワーマ村、第111中隊基地、アターリブ市、ダーラ・イッザ市、カフル・ヌーラーン村、ワサータ村、バータブー村、バータブー村
ハマー県:ムガイル村、カストゥーン村

また撤退が完了した監視所・拠点は以下の通り:

監視所

イドリブ県:サルマーン村(第7監視所)、タッル・トゥーカーン村(第8監視所)
アレッポ県:アナダーン山(第3監視所)、シャイフ・アキール山(第4監視所)、アレッポ市ラーシディーン地区(南)(第5監視所)、アイス村(アイス丘)(第6監視所)
ハマー県:ムーリク市(第9監視所)、シール・マガール村(第10監視所)

拠点

イドリブ県:サラーキブ市(1カ所)、マアッル・ハッタート村
アレッポ県:アレッポ市ラーシディーン地区、ハーン・トゥーマーン村、ズィルバ村(クーラーニー工場)

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なお、トルコのガジアンテップ市で活動する「独立系シンクタンク」を名乗るジュスール研究センターによると、シリア国内にあるロシア、トルコ、米国(有志連合)、イラン(「イランの民兵」)、レバノンのヒズブッラーの基地、監視所、拠点の数は2021年1月5日現在時点で477カ所。

内訳は、トルコが114カ所、ロシアが83カ所、イラン(「イランの民兵」)が131カ所、レバノンのヒズブッラーが116カ所、米国(有志連合)が33カ所。

トルコ軍の拠点は、アレッポ県が55カ所、イドリブ県が43カ所、ラッカ県が9カ所、ハサカ県が4カ所、ラタキア県が2カ所。

ロシア軍の拠点は、ハマー県が23カ所、ハサカ県が11カ所、アレッポ県が10カ所、ダイル・ザウル県が7カ所、ラッカ県が6カ所、スワイダー県が5カ所、イドリブ県が5カ所、ヒムス県が5カ所、ダマスカス県およびダマスカス郊外県が4カ所、ラタキア県が3カ所、クナイトラ県が2カ所、タルトゥース県が1カ所。

イラン(「イランの民兵」)の拠点は、ダルアー県が38カ所、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が27カ所、アレッポ県が15カ所、ダイル・ザウル県が13カ所、ヒムス県が12カ所、ハマー県が6カ所、ラタキア県が6カ所、スワイダー県が5カ所、クナイトラ県が5カ所、イドリブ県が4カ所。

ヒズブッラーの拠点は、アレッポ県が38カ所、イドリブ県が13カ所、ヒムス県が11カ所、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が12カ所、ダルアー県が21カ所、ダイル・ザウル県が7カ所、クナイトラ県が7カ所、スワイダー県が3カ所、ハマー県が4カ所。

米主導の有志連合の拠点は、ハサカ県が19カ所、ダイル・ザウル県10カ所、ラッカ県2カ所、ダマスカス郊外県(ヒムス県の誤り)が2カ所。

この数値に従うと、トルコ軍の拠は、1月5日以降(11、16、18日)に3カ所新設されたため、114カ所、ロシア軍の拠点は18日に1カ所新設されたため84カ所となる。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021などをもとに作成。

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イドリブ市の武器市場で爆発が発生し、オランダ人戦闘員、ウズベキスタン人戦闘員、シリア人戦闘員の3人が死亡(2021年1月18日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を掌握するイドリブ市の武器市場で爆発が発生し、オランダ人戦闘員、ウズベキスタン人戦闘員、シリア人戦闘員の3人が死亡、5人が負傷した。

また、シリア軍は「決戦」作戦司令室の支配下であるザーウィヤ山地方のダイル・サンバル村、バーラ村、カンスフラ村、ファッティーラ村、フライフィル村、バイニーン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるダルアー市のシヤーフ地区で、シリア政府との和解後に軍事情報局に勤務していた反体制武装集団の元メンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

また、サフム・ジャウラーン村では、シリア政府との和解に応じてシリア軍第4師団に従軍していた反体制武装集団の元メンバーが何者かによって殺害された。

さらに、ナーフタ町では、シリア軍の協力者が何者かの発砲を受けて死亡した。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021などをもとに作成。

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ハサカ市でトルコ軍と国民軍によるアラーク村の揚水所からの水道水供給遮断に抗議するデモ(2021年1月18日)

ハサカ県では、SANA(1月18日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ市で、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍によるアラーク村の揚水所からの水道水供給遮断に抗議するデモが行われ、住民らが参加した。

トルコ軍と国民軍は1月17日、トルコ占領下にあるアラーク村の揚水所の稼働を停止し、水道級の供給を停止している。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021などをもとに作成。

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トルコで活動する「独立系シンクタンク」を名乗るジュスール研究センターはアサド大統領がロシアの仲介でイスラエル軍高官と秘密裏に会談したと発表(2021年1月18日)

トルコのガジアンテップ市で活動する「独立系シンクタンク」を名乗るジュスール研究センターはアサド大統領が、ロシアの仲介で、ラタキア県のフマイミーム航空基地で、イスラエル軍高官と秘密裏に階段を行ったとするレポートを発表した。

レポートはジュスール研究センターの代表を務めるムハンマド・サルミーニー氏によるもの。

同センターによると、秘密会合は2020年12月に行われ、シリア側はアサド大統領の他、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長、バッサーム・ハサン治安戦略問題担当大統領顧問が、イスラエル側は、イスラエル軍のガディ・エイゼンコット前参謀総長、元モサド・スタッフで実業家のアリ・ベン=メナシェ氏が、ロシアからはアレクサンドル・チャイコフ准将(司令官)司令官が参加したという。

会合で、アサド大統領は、アラブ連盟への支援、イランの資金流入阻止と排除に向けた支援、経済支援、アラブの「スンナ派諸国」との関係改善、シーザー・シリア市民保護法などの制裁解除に向けた支援を要請したという。

これに対して、イスラエル側は、いわゆる「抵抗枢軸」の解体、イランとその民兵のシリアからの排除、反体制派も対等に参加したかたちでの内閣の発足、治安・軍事機関の枠組み再編、米国・ロシア・イスラエルを保証国とした離反士官の復帰を要求したという。

会合では何らの合意もなされなかったが、同センターによると、イスラエルとの関係強化を通じてアサド政権を延命させようとするロシア主導のプロセスが始まったと指摘している。

その一方、イランは、このプロセスを妨害、ないしは頓挫させようとする一方、アサド政権は国際社会の復帰、ないしはロシアとイランの保護を脱却しようとしているという。

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外務在外居住者省の公式筋は報道声明を出し、秘密会合を強く否定し、「イスラエルの占領に対するシリアの原則的且つ確固たる姿勢に疑念を与えようとする一部メディアへの出資者の無駄な試み」と非難した。

また「シリアはこれまでも、そしてこれからもその政策において、国益、そしてパレス治安問題、ゴラン高原をはじめとするアラブの被占領地の解放といったアラブ民族の大義に、関連する国際的な決定に従って奉仕する政策をとり続ける」と強調した。

SANA(1月18日付)が伝えた。

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シリア人権監視団も1月19日、複数の情報筋の話として、秘密会合が行われた事実はないと発表した。

AFP, January 18, 2021、ANHA, January 18, 2021、al-Durar al-Shamiya, January 18, 2021、Markaz Jusur li-l-Dirasat, January 18, 2021、Reuters, January 18, 2021、SANA, January 18, 2021、SOHR, January 18, 2021、January 19, 2021などをもとに作成。

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